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Sparks
2:偽伝2
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少年は皇都の貧民街を駆けていた。少年の名前はセイルズ、皇国の下位貴族の三男。その顔には焦燥が浮かんでいる。セイルズが探しているのは緑髪の青年、信望する神の御使いたる12家門の当主が1人にて奇蹟の体現者、そして貴種と呼ばれる者。
「早く、見つけないと」
荒れた息を整えるために、歩みを緩める。貴族然としたセイルズを見て、貧民街の住人達は珍しいものを見るような視線を向けてくる。固めたはずの決意が僅かに揺らぐ。
『貴族の家に生まれただけの餓鬼か』
まるでそうとでも言われているかのように思う。父が上位貴族なら自分の抱えるこの思いもまた変わっただろうか。考えても仕方が無い事が脳裏によぎる。歩みを緩めたセイルズに、襤褸を着た兄妹が近付いてくる。
「お恵みを」
妹がやせ細った腕をセイルズに伸ばす。兄はその様子を目でだけ追っている。兄の右目には黒い眼窩だけが覗いている。懐に手を伸ばすと軽い硬貨袋、たいした持ち合わせは無いが銅貨の1枚でもと考えてしまう。
「止めときな」
肌の露出の多い女がその手を止める。満足な水浴びも出来ていないのか、異臭を隠す安物の香油の濃い臭いに気持ち悪さを感じる。
「対価なしの施しは、誰のためにもなりゃしない」
一時の自己満足なら止めておけ、まるでそう言われているかのようにも聞こえる。
「貴女は」
「どう見てもただの娼婦だろ」
腕を組み豊満な胸を強調する。娼婦、そういう事を生業としている女性がいる事は知っているが、実物を見たのは初めてだった。
「なんだい、不思議なものを見るような目をして。まだ未経験かい?」
女の視線が不躾に下半身に移り、思わずセイルズは腰が引けてしまう。女から視線を外すと、妹が手を伸ばしたまま、こちらを見ている。
「あんたもだよ、どうせやるなら乞食じゃなくて働きな、そこの片目もな」
兄妹の視線が女を見上げる。兄の黒い眼窩を女は何の感慨も無く見下ろしている。
「しかし、その兄妹はまだ幼く、兄の方は片目さえない」
「じゃあ、あんたはずっとこの兄妹を養えるのかい」
お節介な女だと思う。人の偽善ぐらい黙ってみておいてくれれば良いものを。自身で驚くほど内から出た偽善の単語は酷く自然に思える。上位貴族ならともかく、領地も無い騎士爵の三男坊、人に施しをするどころか養子先が見つからなければ己とて食うに困る未来さえ十分に見えている。
「無理だな」
セイルズの答えに満足そうに、女が頷く。
「こんな所に迷い込んだただの馬鹿貴族かと思ったら、多少はまともな頭はついてるみたいだね。どうしたんだいこんな所にまで来て」
貧民街を訪れる貴族は少なくは無い。収入の少ない下位貴族ならば、平民に扮して安酒を煽り、商売女を抱く事は日常茶飯事だ。だが、女が見るにセイルズは酒や女に溺れるには若すぎた。
「人を探している」
遠巻きにセイルズ達を見る住人達の視線が厳しくなる。脛に傷持つもの、厄介ごとに関わりたくない者は足早にその場を立ち去っていく。女は小さく溜息をつく。
「女かい?」
悪戯染みた笑み。
「違う、私が探しているのは」
女が豊満な胸で、物理的にセイルズの発言を止める。
「なにを」
「本当に人探しをしたいなら、声はもう少し下げな」
笑みに反して、視線は鋭い。視線だけで横にいる兄妹は縮こまってしてまっている。
「申し訳ない、しかし、探すのを手伝ってくれるのか」
顔を僅かに赤く染め、セイルズが女を見返す。
「御貴族様がこの辺りで行方不明になったら、商売あがったりなんだよ。わかるかい?」
女が暗に肯定する。呆れ顔が浮かんでいるのは気のせいではないだろう。
「感謝する」
セイルズが探し人の特徴を告げると、女の表情が変わる。
「ああ、ソイツね」
組んだ腕を指先でトントントンと叩きながら、女は思案する。浮かぶのは彼女の仕事場に紛れ込んだ異物の姿。
「知っているのか」
妹が2人の言葉の度に視線を左右に揺らし、兄はただ地面を見つめている。
「御代次第だね、ああ、そんなには要らないよ、銅貨の1枚もありゃ十分さ」
女の言葉に硬貨袋から銅貨1枚を手渡す。銅貨1枚あれば安い食事なら1食は食べれる。今日の昼を抜けば十分帳尻は合う。
「では、あの御方は何処に?」
顔を近づけ再び問うと、女は近い近いと手を振って距離を取る。
「口で言うのも面倒だね、そこの兄妹」
妹の視線が女を見上げる。
「あんたら、翼の蛇亭って知ってるかい」
妹が首をかしげ、兄が首肯する。その名前は貧民街の男達には有名な名前だった、お忍びで本物の上位貴族も時折利用するという噂のある娼館。筆卸をその店ですることが出来れば、仲間内でもて囃されるほどだ。
「じゃ、あんた達、この御貴族様を案内してあげな、これはその仕事料だよ」
セイルズから受け取った銅貨をそのまま兄の手に握らせる。
「いいの?」
妹が目を開き尋ねる。
「あんた達に仕事を頼むんだ、『対価』は必要だろ。あんたもそう思わないかい?」
その言葉にセイルズは頷き返す。
「では、早速2人とも案内を頼めるか」
兄が無言で首肯し、妹が慌ててそれに倣う。
「あ、ごめんなさい。兄は言葉が喋れなくて」
無言の兄を庇う妹の言葉にセイルズは笑みで応える。兄が後ろを時折振り返りつつ進む後を妹とセイルズが歩みだす。
「あ、そうだ、そこの兄妹、翼の蛇亭についたらマスターにリシエラの紹介だって言えば良い、銅貨1枚でも腹いっぱい食べさせてもらえるかもしれないよ」
女の言葉に、妹の顔がぱっと明るくなる。後ろを振り返り大きく頭を下げるとそれと同時に妹のお腹の音が大きく鳴った。
皇都の東、公国との国境付近のゼルミア砦では2つの軍が小競り合いを続けていた。砦にはためく旗は、黄色地に白百合、公国の12家門ハーレギ家の紋章。散発的に放たれる互いの魔法や弓矢、城壁の中に小さな町を内包するゼルミア砦には多くの糧食常備されており、皇国本軍が来る前に運び込まれた潤沢な食料と合せれば篭城したとしても、数ヶ月は食料がもつだろう。
「弓隊、放て」
皇国皇子ハルファスの言葉とともに、一列に並んだ弓隊から無数の火矢が砦に放たれる。
「魔法隊」
タイミングを見計らい、右腕を上げる。盾を構えた重装備の兵の後ろに控えていた魔法使い達が、一歩前に出る。
『炎、降れ』
火矢の炎を触媒として、炎の雨がゼルミア砦の上空に降り注ぐ。
『風よ舞え』
砦の城壁に立つ、エイザルの言葉に応える様に横凪の風が上空で吹き炎が掻き消える。エイザルの得意とする風の魔法だ。
「こんなものか、皇国の魔法というやつは」
男装の麗人、第三師団の副官エイザルの声に、砦の兵士の士気が上がる。数十人の魔法使いと、その倍する弓兵の攻撃が1人の魔法使いによって防がれる、それは性質の悪い冗談のようにも思える。
「ま、実際はたかだか数十人の一般の魔法使いに12家門が出張ってる段階でよく出来た戦法だよね」
兵士に見えないように、座り込んで欠伸をしているのはエイザルの上司であるアルマである。戦闘中でも常に眠そうな顔をしている。
「普通の魔法使いなら、炎の生成から放出、雨状に変化まで全部魔法使いがやっちゃうからどうしてもコストが高いんだけど、巧く分業してるね」
「ええ、魔法使いの増員は難しいですが、弓使いなら訓練でどうとでもなります。厄介な話です」
砦に詰めている第三軍には、師団長と副長の2人しか魔法使いはいない。建国神話に語られる神話の時代の直後、12家門が揃っていた時代ならともかく今の時代に魔法使いの数をそろえる事は難しい。
「うちの師団でもあれ出来たら、楽になると思う?」
本人のあずかり知らぬ所でトレードマークになっている金色の鎧を背もたれにしつつ、再びアルマは大きく欠伸をする。第三師団の虎の子の魔法使い達は公国に置いてきている。その魔法使い達で同じ事が出来れば楽が出来るかもしれない。
「出来れば、ですね」
小さな石の塊のようなものをアルマに投げる。
「何これ、矢尻?」
「皇国の矢尻です」
指先で矢尻を弄び、大きく溜息をつく。よく見ると僅かに光を通す素材で出来ているのが分かる。
「これって、大分質が悪いけど報告にあった複製品って奴じゃない?」
「失敗作の再利用かもしれませんね」
情報によると、複製品というものはもっと透明度の高い、水晶のようなものと聞いている。
「ふーん」
指先の矢尻に、少し力を流す。石の様な矢尻は魔法の力に反応して淡い輝きを放ち、甲高い金属音を放って砕け散る。
「確かに、質は悪いみたいね。本物ならとてもじゃないけど壊せないもの」
本物を壊そうとした事があるのか、その問いを賢明な副官はそっと胸にしまった。
「早く、見つけないと」
荒れた息を整えるために、歩みを緩める。貴族然としたセイルズを見て、貧民街の住人達は珍しいものを見るような視線を向けてくる。固めたはずの決意が僅かに揺らぐ。
『貴族の家に生まれただけの餓鬼か』
まるでそうとでも言われているかのように思う。父が上位貴族なら自分の抱えるこの思いもまた変わっただろうか。考えても仕方が無い事が脳裏によぎる。歩みを緩めたセイルズに、襤褸を着た兄妹が近付いてくる。
「お恵みを」
妹がやせ細った腕をセイルズに伸ばす。兄はその様子を目でだけ追っている。兄の右目には黒い眼窩だけが覗いている。懐に手を伸ばすと軽い硬貨袋、たいした持ち合わせは無いが銅貨の1枚でもと考えてしまう。
「止めときな」
肌の露出の多い女がその手を止める。満足な水浴びも出来ていないのか、異臭を隠す安物の香油の濃い臭いに気持ち悪さを感じる。
「対価なしの施しは、誰のためにもなりゃしない」
一時の自己満足なら止めておけ、まるでそう言われているかのようにも聞こえる。
「貴女は」
「どう見てもただの娼婦だろ」
腕を組み豊満な胸を強調する。娼婦、そういう事を生業としている女性がいる事は知っているが、実物を見たのは初めてだった。
「なんだい、不思議なものを見るような目をして。まだ未経験かい?」
女の視線が不躾に下半身に移り、思わずセイルズは腰が引けてしまう。女から視線を外すと、妹が手を伸ばしたまま、こちらを見ている。
「あんたもだよ、どうせやるなら乞食じゃなくて働きな、そこの片目もな」
兄妹の視線が女を見上げる。兄の黒い眼窩を女は何の感慨も無く見下ろしている。
「しかし、その兄妹はまだ幼く、兄の方は片目さえない」
「じゃあ、あんたはずっとこの兄妹を養えるのかい」
お節介な女だと思う。人の偽善ぐらい黙ってみておいてくれれば良いものを。自身で驚くほど内から出た偽善の単語は酷く自然に思える。上位貴族ならともかく、領地も無い騎士爵の三男坊、人に施しをするどころか養子先が見つからなければ己とて食うに困る未来さえ十分に見えている。
「無理だな」
セイルズの答えに満足そうに、女が頷く。
「こんな所に迷い込んだただの馬鹿貴族かと思ったら、多少はまともな頭はついてるみたいだね。どうしたんだいこんな所にまで来て」
貧民街を訪れる貴族は少なくは無い。収入の少ない下位貴族ならば、平民に扮して安酒を煽り、商売女を抱く事は日常茶飯事だ。だが、女が見るにセイルズは酒や女に溺れるには若すぎた。
「人を探している」
遠巻きにセイルズ達を見る住人達の視線が厳しくなる。脛に傷持つもの、厄介ごとに関わりたくない者は足早にその場を立ち去っていく。女は小さく溜息をつく。
「女かい?」
悪戯染みた笑み。
「違う、私が探しているのは」
女が豊満な胸で、物理的にセイルズの発言を止める。
「なにを」
「本当に人探しをしたいなら、声はもう少し下げな」
笑みに反して、視線は鋭い。視線だけで横にいる兄妹は縮こまってしてまっている。
「申し訳ない、しかし、探すのを手伝ってくれるのか」
顔を僅かに赤く染め、セイルズが女を見返す。
「御貴族様がこの辺りで行方不明になったら、商売あがったりなんだよ。わかるかい?」
女が暗に肯定する。呆れ顔が浮かんでいるのは気のせいではないだろう。
「感謝する」
セイルズが探し人の特徴を告げると、女の表情が変わる。
「ああ、ソイツね」
組んだ腕を指先でトントントンと叩きながら、女は思案する。浮かぶのは彼女の仕事場に紛れ込んだ異物の姿。
「知っているのか」
妹が2人の言葉の度に視線を左右に揺らし、兄はただ地面を見つめている。
「御代次第だね、ああ、そんなには要らないよ、銅貨の1枚もありゃ十分さ」
女の言葉に硬貨袋から銅貨1枚を手渡す。銅貨1枚あれば安い食事なら1食は食べれる。今日の昼を抜けば十分帳尻は合う。
「では、あの御方は何処に?」
顔を近づけ再び問うと、女は近い近いと手を振って距離を取る。
「口で言うのも面倒だね、そこの兄妹」
妹の視線が女を見上げる。
「あんたら、翼の蛇亭って知ってるかい」
妹が首をかしげ、兄が首肯する。その名前は貧民街の男達には有名な名前だった、お忍びで本物の上位貴族も時折利用するという噂のある娼館。筆卸をその店ですることが出来れば、仲間内でもて囃されるほどだ。
「じゃ、あんた達、この御貴族様を案内してあげな、これはその仕事料だよ」
セイルズから受け取った銅貨をそのまま兄の手に握らせる。
「いいの?」
妹が目を開き尋ねる。
「あんた達に仕事を頼むんだ、『対価』は必要だろ。あんたもそう思わないかい?」
その言葉にセイルズは頷き返す。
「では、早速2人とも案内を頼めるか」
兄が無言で首肯し、妹が慌ててそれに倣う。
「あ、ごめんなさい。兄は言葉が喋れなくて」
無言の兄を庇う妹の言葉にセイルズは笑みで応える。兄が後ろを時折振り返りつつ進む後を妹とセイルズが歩みだす。
「あ、そうだ、そこの兄妹、翼の蛇亭についたらマスターにリシエラの紹介だって言えば良い、銅貨1枚でも腹いっぱい食べさせてもらえるかもしれないよ」
女の言葉に、妹の顔がぱっと明るくなる。後ろを振り返り大きく頭を下げるとそれと同時に妹のお腹の音が大きく鳴った。
皇都の東、公国との国境付近のゼルミア砦では2つの軍が小競り合いを続けていた。砦にはためく旗は、黄色地に白百合、公国の12家門ハーレギ家の紋章。散発的に放たれる互いの魔法や弓矢、城壁の中に小さな町を内包するゼルミア砦には多くの糧食常備されており、皇国本軍が来る前に運び込まれた潤沢な食料と合せれば篭城したとしても、数ヶ月は食料がもつだろう。
「弓隊、放て」
皇国皇子ハルファスの言葉とともに、一列に並んだ弓隊から無数の火矢が砦に放たれる。
「魔法隊」
タイミングを見計らい、右腕を上げる。盾を構えた重装備の兵の後ろに控えていた魔法使い達が、一歩前に出る。
『炎、降れ』
火矢の炎を触媒として、炎の雨がゼルミア砦の上空に降り注ぐ。
『風よ舞え』
砦の城壁に立つ、エイザルの言葉に応える様に横凪の風が上空で吹き炎が掻き消える。エイザルの得意とする風の魔法だ。
「こんなものか、皇国の魔法というやつは」
男装の麗人、第三師団の副官エイザルの声に、砦の兵士の士気が上がる。数十人の魔法使いと、その倍する弓兵の攻撃が1人の魔法使いによって防がれる、それは性質の悪い冗談のようにも思える。
「ま、実際はたかだか数十人の一般の魔法使いに12家門が出張ってる段階でよく出来た戦法だよね」
兵士に見えないように、座り込んで欠伸をしているのはエイザルの上司であるアルマである。戦闘中でも常に眠そうな顔をしている。
「普通の魔法使いなら、炎の生成から放出、雨状に変化まで全部魔法使いがやっちゃうからどうしてもコストが高いんだけど、巧く分業してるね」
「ええ、魔法使いの増員は難しいですが、弓使いなら訓練でどうとでもなります。厄介な話です」
砦に詰めている第三軍には、師団長と副長の2人しか魔法使いはいない。建国神話に語られる神話の時代の直後、12家門が揃っていた時代ならともかく今の時代に魔法使いの数をそろえる事は難しい。
「うちの師団でもあれ出来たら、楽になると思う?」
本人のあずかり知らぬ所でトレードマークになっている金色の鎧を背もたれにしつつ、再びアルマは大きく欠伸をする。第三師団の虎の子の魔法使い達は公国に置いてきている。その魔法使い達で同じ事が出来れば楽が出来るかもしれない。
「出来れば、ですね」
小さな石の塊のようなものをアルマに投げる。
「何これ、矢尻?」
「皇国の矢尻です」
指先で矢尻を弄び、大きく溜息をつく。よく見ると僅かに光を通す素材で出来ているのが分かる。
「これって、大分質が悪いけど報告にあった複製品って奴じゃない?」
「失敗作の再利用かもしれませんね」
情報によると、複製品というものはもっと透明度の高い、水晶のようなものと聞いている。
「ふーん」
指先の矢尻に、少し力を流す。石の様な矢尻は魔法の力に反応して淡い輝きを放ち、甲高い金属音を放って砕け散る。
「確かに、質は悪いみたいね。本物ならとてもじゃないけど壊せないもの」
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