魔術師が最強と謳われる国で、魔力ゼロの騎士団長の妻になりました。
とある山間地帯に位置する、辺境の小国マルレスタ。この国は、古くから数多の魔術師の力によって発展してきた。無から有を生み出し、あらゆる奇跡を現実にする力を持つ者たち。この国では、彼らこそが何より価値ある存在として扱われる。
そして、そんな国で生まれ育った貧乏貴族の娘ユリナ。彼女が家のために嫁いだ相手は、なんと一切の魔力を持たない騎士団の長だった。
ある晩開かれた王宮の夜会で、ユリナの夫は国王にとんでもない提案を持ちかけられる。それは「最強の魔術師と戦って騎士団の威光を示せ」という内容で……
そして、そんな国で生まれ育った貧乏貴族の娘ユリナ。彼女が家のために嫁いだ相手は、なんと一切の魔力を持たない騎士団の長だった。
ある晩開かれた王宮の夜会で、ユリナの夫は国王にとんでもない提案を持ちかけられる。それは「最強の魔術師と戦って騎士団の威光を示せ」という内容で……
序章
第一章 思い出と魔導具
第二章 青色の魔法
最終章 輝く花にくちづけを
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