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エピローグ
明日
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建付けの悪い窓を無理矢理こじ開けて、埃っぽい事務所の空気を外に追い出す。窓の外は相変わらずの曇り空だが、今となっては慣れたものだ。現状、心配なことと言えば、故郷の農家がこの天候に打撃を受けていないか、ということくらいである。
そうだ。そろそろ故郷に手紙でも出してみようか。報告してくてはいけないことが、たくさんあるのだから。
今から一週間前。ゼスに事情を説明し終えて解放されたサクとルタを迎えてくれたのは、夜も明けきらない時間だというのに、事務所で待ち構えていたペルだった。
ペルは、返り血で真っ赤に染まった二人の服を見て悲鳴をあげ、怪我はないのかと何度も何度も確認して、勝手なことをするなと散々叱ったあとで、二人一緒に強く強く、抱き締めてくれた。
その後、朝になって出勤してきたセイとアギや、話を聞いて駆けつけてくれたガラにも、それぞれ心配されたり呆れられたり、怒られたり。
夜の間に何があったのか、詳しい事情も当然聞かれたけれど、サクもルタも、魔王の復活に関わる話だけはしなかった。というより、できなかった。セイだけは何か察している様子だったが、それでも何も聞かずにいてくれたことに、今も甘える形になっている。
そして、今日。あんなことがあった後でも時間は止まってはくれないし、日々はひたすらに流れていく。サクもルタも、何も無かったかのように、いつもの仕事に戻っていた。少なくとも表向きは。
「ふう……」
事務所の片付けを終えて、小さく息をついたところで、タイミングよく扉をノックする音が響いた。
「おはようございます」
「あ、ガラさん!おはようございます」
扉から入ってきたのはガラだった。何度かお見舞いに行って顔は見ていたものの、事務所で会うのはずいぶん久しぶりだ。
特にここ最近はいろんなことがありすぎて、この穏やかな雰囲気が、ひどく懐かしいものに感じられる。
「おや、掃除をしてくれていたのかな。熱心だね。ありがとう」
「いえ、ついでみたいなものですから。それより、ガラさん。もしかして今日から復帰ですか?」
それとも普段着姿だから、今日は挨拶だけなのだろうか。なんにせよ、またガラと働けるなら、こんなに嬉しいことはない。そう喜んだのも、つかの間のことだった。
「そのことなんだけどね、サクちゃん。ペルさんには、もう伝えたんだけど、私は今日限りで、ここを辞めさせてもらおうと思っているんだ」
「えっ」
思ってもいなかった言葉に思考が止まる。そんなサクを見て、ガラはいつもと同じように優しく微笑んだ。
「ごめんね。大事な時にずっと休みを貰ってしまったのに、最後も突然で」
「え、あ。いえ、それは全然いいんですけど、でもなんで……」
「実は、辞めること自体は少し前から考えていたんだけれど、今回でようやくその決心がついた、というところかな。いつもルタにばかり力仕事を押し付けるのが忍びなくてね……そのくせ少し無理をしたらこれだろう?いい加減、ここが引き際かもしれないと思ったんだ」
そういうガラの笑顔は、なんだか寂しそうで。見ているサクも、どんどん悲しくなってくる。
「そんな顔をしないで、サクちゃん。なにも二度と会えないわけじゃないんだから。実はね、ここを辞めたら知り合いの伝手で、夢だった喫茶店を開こうと思って」
「喫茶店?」
「そう。小さい店なんだけど、幸い一人で暮らしていくのに困らないくらいの蓄えはあるし、細々とやっていくつもりだよ」
街角の小さな喫茶店。品の良い装飾が施されたドアを開けると、ほろ苦い珈琲の香りと、ガラの優しい笑顔が出迎えてくれる……なんて、素敵な光景なんだろう!
勝手な想像を膨らませながら、サクはさっきまでの悲しさや寂しさが、一瞬にして吹き飛んでいくのを感じていた。
「開店したら、絶対行きます!毎日だって通いたいです」
「はは、それは嬉しいね。なら、お客さん第一号は、サクちゃんに決まりかな」
ガラも楽しそうに声をあげて笑う。
そうだ、どんな時でも容赦なく日々は過ぎていく。だから、いつまでも同じ場所にはいられないけれど。それでも、お互いが望むのなら、違う場所でも繋がっていられるから。
だから、寂しくないよ。
作業着の下に提げたペンダントを、重ねた手のひらでそっと押さえる。もうすっかり癖のようになってしまったそれは、サクの日常の一部になっていた。
「ああ、そうそう。それでね、サクちゃん。私が抜けた後の仕事のことなんだけれど……」
「お前、これから正式に俺の相方だから」
唐突に割り込んできた声に、ぎょっとして振り向く。
いつの間にそこにいたのか、事務所の扉に凭れて立つルタがいた。
「ああ、おはようルタ。ちょうどいいところに来たね」
「うっす、オハヨーゴザイマス」
「……おはようございます」
反射で挨拶を返しつつ、思わずまじまじとルタの顔を見てしまう。なんだか、ものすごく聞き捨てならない単語が聞こえた気がするのだが。
「すみませんルタさん。聞き間違いだと思うんですけど、私のこと相方って言いました?」
「あ?聞き間違いじゃねえよ。俺と組んでたガラさんが抜けるんだから、必然的にそうなるだろうが」
いや、そう言われればそうなのだが。
「理屈はわかりますが、納得がいきません……!」
「なんでだよ納得しろよ。よろしくお願いします先輩って言えコラ」
その台詞と同時に、サクの額に容赦のないデコピンが炸裂した。
「痛っ?!ちょ、最悪……こんな乱暴者の先輩とかいらないんですけど」
「うるせえ、まいどまいど生意気ばっか言いやがって。ちょっとは先輩を敬え」
そのまま言い合いを始めた二人を、ガラは少し意外そうに見比べた。そして、しみじみとした口調で言う。
「しばらく見ない間に、ずいぶん仲良くなったんだねえ」
「なってねえ」
「なってません」
ほぼ同時に言い返して、お互いを睨む。そんな二人の様子に、ガラが目を細めた直後。
「おはようございます!あ、良かったみんないた!ねえ、なんか知らないけど、セイがご飯奢ってくれるんだって。仕事が終わったらみんなで行こうよ」
事務所の扉が開いて、アギが勢いよく部屋に飛び込んできた。その後ろから、早くもくたびれた様子のセイも入ってくる。
「ちょ、ちょっとアギくん……?ボクはみんなに奢るなんてことは、一言も……」
「おーそりゃいいな。肉食おうぜ肉」
戸惑い気味のセイの言葉を遮って、ルタがわざとらしい声をあげる。それを聞いたセイは少しの間固まって……それから、ふっと表情を和らげた。
「仕方ないなあ。いいよ、みんなで行こう。食事は大勢の方が楽しいからね。もちろん、サクちゃんとガラさんと、それからペルさんも一緒に」
最後は、事務所奥の階段に目を向けながら言った。そんなセイの目線を追っていくと、階段の途中に立って苦笑しているペルと目が合う。どうやら口を挟むタイミングを窺っていたようだ。
「あら、私も行っていいのかしら。気を遣わせてしまったわね」
「とんでもない。言ったでしょう、大勢の方が楽しいって」
セイがにこりと微笑む。ペルもそれに微笑み返して、皆と同じ場所に降りてきた。
「それじゃ、食事はありがたくご馳走になるとして。まずは今日の仕事を終わらせないとね。ガラさんも、あとで最後の引き継ぎをお願いするわ」
そういってペルが書類を掲げてみせた。サク達も、ひとつ頷いて、それぞれの定位置につく。その直前でルタに呼び止められた。
「おい、サク。次から俺らの勤務時間、ある程度合わせねえとだから。あとで大体の予定出しとけよ」
あまりにも、ルタの態度が自然だったので、「わかりました」と普通に答えようとして……"それ"に気がついた瞬間、なぜか頬がじわじわと熱くなっていくのを自覚した。
「え、ちょ。なんで、急に名前……」
突然ぎこちない態度になったサクに、ルタが訝しげな表情を向ける。
「あ?だってお前、もう新入りじゃないだろ。他になんて呼ぶんだよ……おい、なんで顔赤いんだ。風邪か?腹出して寝てたのか」
「そ、んなことしてませんし!……別に風邪とかでもないので、あの……あんまり近づかないでもらえますか」
「はあ?!お前、人が心配してやってんのになんだその態度!」
憤慨して、ますます近づいてこようとするルタと、さらに距離を取ろうとするサクの横で、アギが絶望的な表情を浮かべる。
「ちょっと、なにこの雰囲気……僕こういうの無理なんだけど。ていうか、この二人だけは、そういうの無いと思ってたのに……」
「ふふ。人生なにが起こるか、わからないものだよね」
「ふふ。じゃないし、そもそも僕が誰のせいで、こういうの無理になったと思ってるの?!」
それぞれに言い合いが始まり無法地帯になりかけたところで、全員まとめてペルに一喝され、ルタとサクは、ガラに襟首を掴まれて、無理矢理着席させられたのだった。
そんなふうに今日も、昨日と同じように過ぎていく。そんな日々の中にも確かにある、ほんのわずかな変化。
勇者でも、魔王でもない。だから、変わっていく世界に翻弄されるしかなくて。そんな自分は、きっとこの世界の脇役でしかないのだろう。そうだとしても。それでも。
なくした過去を惜しみながら、まだ見ぬ明日に期待しながら、今日も、この街で生きていく。
たとえ、明日世界が滅んだとしても。
そうだ。そろそろ故郷に手紙でも出してみようか。報告してくてはいけないことが、たくさんあるのだから。
今から一週間前。ゼスに事情を説明し終えて解放されたサクとルタを迎えてくれたのは、夜も明けきらない時間だというのに、事務所で待ち構えていたペルだった。
ペルは、返り血で真っ赤に染まった二人の服を見て悲鳴をあげ、怪我はないのかと何度も何度も確認して、勝手なことをするなと散々叱ったあとで、二人一緒に強く強く、抱き締めてくれた。
その後、朝になって出勤してきたセイとアギや、話を聞いて駆けつけてくれたガラにも、それぞれ心配されたり呆れられたり、怒られたり。
夜の間に何があったのか、詳しい事情も当然聞かれたけれど、サクもルタも、魔王の復活に関わる話だけはしなかった。というより、できなかった。セイだけは何か察している様子だったが、それでも何も聞かずにいてくれたことに、今も甘える形になっている。
そして、今日。あんなことがあった後でも時間は止まってはくれないし、日々はひたすらに流れていく。サクもルタも、何も無かったかのように、いつもの仕事に戻っていた。少なくとも表向きは。
「ふう……」
事務所の片付けを終えて、小さく息をついたところで、タイミングよく扉をノックする音が響いた。
「おはようございます」
「あ、ガラさん!おはようございます」
扉から入ってきたのはガラだった。何度かお見舞いに行って顔は見ていたものの、事務所で会うのはずいぶん久しぶりだ。
特にここ最近はいろんなことがありすぎて、この穏やかな雰囲気が、ひどく懐かしいものに感じられる。
「おや、掃除をしてくれていたのかな。熱心だね。ありがとう」
「いえ、ついでみたいなものですから。それより、ガラさん。もしかして今日から復帰ですか?」
それとも普段着姿だから、今日は挨拶だけなのだろうか。なんにせよ、またガラと働けるなら、こんなに嬉しいことはない。そう喜んだのも、つかの間のことだった。
「そのことなんだけどね、サクちゃん。ペルさんには、もう伝えたんだけど、私は今日限りで、ここを辞めさせてもらおうと思っているんだ」
「えっ」
思ってもいなかった言葉に思考が止まる。そんなサクを見て、ガラはいつもと同じように優しく微笑んだ。
「ごめんね。大事な時にずっと休みを貰ってしまったのに、最後も突然で」
「え、あ。いえ、それは全然いいんですけど、でもなんで……」
「実は、辞めること自体は少し前から考えていたんだけれど、今回でようやくその決心がついた、というところかな。いつもルタにばかり力仕事を押し付けるのが忍びなくてね……そのくせ少し無理をしたらこれだろう?いい加減、ここが引き際かもしれないと思ったんだ」
そういうガラの笑顔は、なんだか寂しそうで。見ているサクも、どんどん悲しくなってくる。
「そんな顔をしないで、サクちゃん。なにも二度と会えないわけじゃないんだから。実はね、ここを辞めたら知り合いの伝手で、夢だった喫茶店を開こうと思って」
「喫茶店?」
「そう。小さい店なんだけど、幸い一人で暮らしていくのに困らないくらいの蓄えはあるし、細々とやっていくつもりだよ」
街角の小さな喫茶店。品の良い装飾が施されたドアを開けると、ほろ苦い珈琲の香りと、ガラの優しい笑顔が出迎えてくれる……なんて、素敵な光景なんだろう!
勝手な想像を膨らませながら、サクはさっきまでの悲しさや寂しさが、一瞬にして吹き飛んでいくのを感じていた。
「開店したら、絶対行きます!毎日だって通いたいです」
「はは、それは嬉しいね。なら、お客さん第一号は、サクちゃんに決まりかな」
ガラも楽しそうに声をあげて笑う。
そうだ、どんな時でも容赦なく日々は過ぎていく。だから、いつまでも同じ場所にはいられないけれど。それでも、お互いが望むのなら、違う場所でも繋がっていられるから。
だから、寂しくないよ。
作業着の下に提げたペンダントを、重ねた手のひらでそっと押さえる。もうすっかり癖のようになってしまったそれは、サクの日常の一部になっていた。
「ああ、そうそう。それでね、サクちゃん。私が抜けた後の仕事のことなんだけれど……」
「お前、これから正式に俺の相方だから」
唐突に割り込んできた声に、ぎょっとして振り向く。
いつの間にそこにいたのか、事務所の扉に凭れて立つルタがいた。
「ああ、おはようルタ。ちょうどいいところに来たね」
「うっす、オハヨーゴザイマス」
「……おはようございます」
反射で挨拶を返しつつ、思わずまじまじとルタの顔を見てしまう。なんだか、ものすごく聞き捨てならない単語が聞こえた気がするのだが。
「すみませんルタさん。聞き間違いだと思うんですけど、私のこと相方って言いました?」
「あ?聞き間違いじゃねえよ。俺と組んでたガラさんが抜けるんだから、必然的にそうなるだろうが」
いや、そう言われればそうなのだが。
「理屈はわかりますが、納得がいきません……!」
「なんでだよ納得しろよ。よろしくお願いします先輩って言えコラ」
その台詞と同時に、サクの額に容赦のないデコピンが炸裂した。
「痛っ?!ちょ、最悪……こんな乱暴者の先輩とかいらないんですけど」
「うるせえ、まいどまいど生意気ばっか言いやがって。ちょっとは先輩を敬え」
そのまま言い合いを始めた二人を、ガラは少し意外そうに見比べた。そして、しみじみとした口調で言う。
「しばらく見ない間に、ずいぶん仲良くなったんだねえ」
「なってねえ」
「なってません」
ほぼ同時に言い返して、お互いを睨む。そんな二人の様子に、ガラが目を細めた直後。
「おはようございます!あ、良かったみんないた!ねえ、なんか知らないけど、セイがご飯奢ってくれるんだって。仕事が終わったらみんなで行こうよ」
事務所の扉が開いて、アギが勢いよく部屋に飛び込んできた。その後ろから、早くもくたびれた様子のセイも入ってくる。
「ちょ、ちょっとアギくん……?ボクはみんなに奢るなんてことは、一言も……」
「おーそりゃいいな。肉食おうぜ肉」
戸惑い気味のセイの言葉を遮って、ルタがわざとらしい声をあげる。それを聞いたセイは少しの間固まって……それから、ふっと表情を和らげた。
「仕方ないなあ。いいよ、みんなで行こう。食事は大勢の方が楽しいからね。もちろん、サクちゃんとガラさんと、それからペルさんも一緒に」
最後は、事務所奥の階段に目を向けながら言った。そんなセイの目線を追っていくと、階段の途中に立って苦笑しているペルと目が合う。どうやら口を挟むタイミングを窺っていたようだ。
「あら、私も行っていいのかしら。気を遣わせてしまったわね」
「とんでもない。言ったでしょう、大勢の方が楽しいって」
セイがにこりと微笑む。ペルもそれに微笑み返して、皆と同じ場所に降りてきた。
「それじゃ、食事はありがたくご馳走になるとして。まずは今日の仕事を終わらせないとね。ガラさんも、あとで最後の引き継ぎをお願いするわ」
そういってペルが書類を掲げてみせた。サク達も、ひとつ頷いて、それぞれの定位置につく。その直前でルタに呼び止められた。
「おい、サク。次から俺らの勤務時間、ある程度合わせねえとだから。あとで大体の予定出しとけよ」
あまりにも、ルタの態度が自然だったので、「わかりました」と普通に答えようとして……"それ"に気がついた瞬間、なぜか頬がじわじわと熱くなっていくのを自覚した。
「え、ちょ。なんで、急に名前……」
突然ぎこちない態度になったサクに、ルタが訝しげな表情を向ける。
「あ?だってお前、もう新入りじゃないだろ。他になんて呼ぶんだよ……おい、なんで顔赤いんだ。風邪か?腹出して寝てたのか」
「そ、んなことしてませんし!……別に風邪とかでもないので、あの……あんまり近づかないでもらえますか」
「はあ?!お前、人が心配してやってんのになんだその態度!」
憤慨して、ますます近づいてこようとするルタと、さらに距離を取ろうとするサクの横で、アギが絶望的な表情を浮かべる。
「ちょっと、なにこの雰囲気……僕こういうの無理なんだけど。ていうか、この二人だけは、そういうの無いと思ってたのに……」
「ふふ。人生なにが起こるか、わからないものだよね」
「ふふ。じゃないし、そもそも僕が誰のせいで、こういうの無理になったと思ってるの?!」
それぞれに言い合いが始まり無法地帯になりかけたところで、全員まとめてペルに一喝され、ルタとサクは、ガラに襟首を掴まれて、無理矢理着席させられたのだった。
そんなふうに今日も、昨日と同じように過ぎていく。そんな日々の中にも確かにある、ほんのわずかな変化。
勇者でも、魔王でもない。だから、変わっていく世界に翻弄されるしかなくて。そんな自分は、きっとこの世界の脇役でしかないのだろう。そうだとしても。それでも。
なくした過去を惜しみながら、まだ見ぬ明日に期待しながら、今日も、この街で生きていく。
たとえ、明日世界が滅んだとしても。
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