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終章・光なき玉座
夜行
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深夜。周囲に人影はなく、空には星明かりさえも見えない。肌にまとわりつくような暗闇の中、サクはルタと二人、眼前の建物を見上げていた。
「……本当に、ここで私達が想像している通りのことが起こると思いますか?」
「さあな。別になんもないなら、それでいい。俺らが教会のやつらとペルさんにドヤされて終わりだよ」
今日も、いつもと変わらない調子でルタが言う。思えば、この人が目に見えて取り乱した姿を見せたのなんて、後にも先にも"あの日"だけだった。その変わらなさに、ずいぶん救われてきたように思う。
昨日、セイが自分の部屋に帰ってから、改めてルタと話し合った。セイが教えてくれた、隠された勇者の伝承のこと、そこから新しく見えてきたこと。
犯人の本当の目的は、国王の暗殺などではなく、現代に魔王を目覚めさせることなのではないか。そう考えれば、いろいろなことに説明がつく。
騎士団に警戒される危険を冒してまで、伝承に見立てた連続殺人などという、異常な行動に出たのはなぜだったのか。ゼスが言っていたような、勇者を気取った狂人の仕業?いいや、犯人そうしなくてはならなかったのだ。かつて勇者に滅ぼされた魔物達に、血を捧げるために。
何百年も昔の、どこまでが真実かもわからないような伝承だ。その通りにしたからといって、本当に魔王復活なんて現実味のないことが起こるのかもわからない。だが重要なのは、それが事実であるかどうかじゃない。それを信じて、実行しようとしている人間がいるということだ。
そして、死を司る黒い竜が告げた"月の無い晩"は今夜。サク達は今、かつて魔王の玉座があったとされる場所、西地区の教会の前に立っている。
「ねえルタさん。魔王達を復活させる方法なんて、犯人はどうやって知ったんでしょう。セイさんみたいに、王族から密かに教えられたのか、それともまさか王家の人が……」
「……もしくは、魔物側の人間なのかもな」
今の空と同じ色をした髪を、くしゃりと撫でてルタが言った。
「それはどういう」
「魔王信仰」
ルタの落ち着いた声が、夜の中に溶けて消えていく。この街に来たばかりの頃、ルタに教わった。現在の王政に不満を持って、魔王が支配していた時代に戻そうとする派閥が存在すると。
「黒い竜とのやり取りが無かったことにされたのは、人間にとって都合が悪かったからだ。なら、むしろ魔物の側では、重要な内容として伝えられていったのかもしれないだろ」
「そして魔物を通じて、魔王を信仰している人間にも伝わっていった……?」
「高位の魔物は人の言葉を話すらしいからな。今も生き残ってるのかは知らねえけど」
サクが生まれるよりも前に、騎士団によって行われた大規模な魔物狩り。それによって、わずかに生き残っていた強力な魔物は、そのほとんどが全滅、あるいは王都の管理下に置かれるようになった。だが逆に言えば、それ以前には高位の魔物が人里近くに隠れ住んでいた、ということでもある。
「まあ、ここで考え込んでても仕方ねえ。その辺りも含めて、確かめるために俺らだけで来たんだろ」
そう、ルタの言う通りだ。一応、昨夜のうちに"ワルツ"に赴いて、「犯人は教会に向かうかもしれない」とだけゼスに言付けてきたが、どちらにせよ昨日の今日では、彼の助けは期待できない。
それに、できることなら最後まで、自分の目で向き合いたいという気持ちもあった。
もちろん、今さら何をしたって、ナナはもう帰ってはこない。だからきっと、ここで犯人を捕まえたところで、この胸の靄は晴れないことも、分かってはいるけれど。
「……行くか」
ルタが小さく呟いて、教会を囲う石壁の、ほんのわずかな突起に器用に手を掛け、瞬く間にそのうえまで上り詰めた。そして塀のうえに跨るような体勢で、サクに向かって手を伸ばす。
「ほら。お前鈍臭いんだから、つかまれよ」
「…………」
言い返そうとしたが、一人で上れそうもないのは事実なので、黙って差し出された手を掴む。
「よっ、と」
ルタは軽々とサクを引き上げると、一度塀のうえに座らせ、自分は先に向こう側に飛び降りた。サクも不格好な動きながら、今度は自力で塀の下に降りる。
壁の向こう側には、小さいながらも鬱蒼とした森が広がっており、さっきまでいた場所よりも、さらに闇が濃い。サクが提げている、小さな炎の石だけが唯一の光源だった。
「教会は……あっちだな」
そういってルタは、さっさと歩き出した。置いていかれないように、サクもその背中を追う。
建物までたいした距離はないはずだが、真っ暗闇の中では感覚が狂う。街中のはずなのに、まるで故郷の山に戻ってしまったかのようだ。
暗闇に足をとられないように、慎重に歩を進めていた、その時。
ガァァァァァ―
「きゃああっ?!」
突如響いた嗄れ声と、バサバサと木々が揺れる音に、サクは悲鳴をあげた。心臓が胸を突き破りそうな勢いで早鐘を打つ。今のは……カラスだろうか。こんな夜中に?
「なんだ女みてえな声出しやがって。つうか、バレたらややこしくなんだから、あんま騒ぐなよ」
微妙に失礼な台詞と共に、ルタが暗闇でもわかるほど冷ややかな視線を向けてくる。
「だ、だって、あんなの普通驚くでしょう?!ルタさんは何とも思わないんですか!」
売り言葉に買い言葉で、サクが小声で言い返すと、ルタはなぜか急に視線を逸らして背を向けた。
「俺は……なんかもう、そういうの忘れちまったわ」
その言葉に、ぐっと胸が詰まった。
この人の変わらなさが救いだと思った。だけどそれは……「変わらない」のではなく、「変われなく」なってしまっただけなのか。
ナナを喪ったあの日、ひどく曖昧になった時間の中で過ごした日々を思い出す。この人は、まだあの中にいるのかもしれない。
ほとんど無意識に、前を歩くルタの服の裾を掴んでいた。ルタがこちらに怪訝な表情を向ける。
「なんだよ」
「あ、えっ……と……そう、あの。足元が暗くて危ないなって」
しどろもどろの言い訳に、ルタがふっと口元を緩めたのがわかった。
「ガキかよ」
そういって、いつかのように笑うと、裾を握り締めたままのサクの手をとって、そのまま振り向かずに歩き出した。
「ルタさん」
呼びかけても返事はない。けれど、繋がった右手はやけに温かくて、その手の温度に、なぜだか泣きたくなった。
子供のように手を繋いで歩いて行く。そうしていると、教会まではすぐだった。
以前太陽の下で見た時は白く美しかったその建物は、闇の中ではひどくくすんで見えた。本当なら光を透かして七色に輝くはずのステンドグラスも、今はただの歪な窓ガラスに過ぎない。
「入るぞ」
扉に手をかけたルタに、頷いて答える。
ギギ……と軋んだ音をたてて、両開きの扉が開く。ひんやりとした空気が満ちるそこは、礼拝堂だった。
入り口から真っ直ぐに伸びる絨毯も、その先の祭壇の奥でこちらを見つめている精霊像も、その全てが、今は彩度を無くして灰色に沈んでいた。
今、この場所に感じる生き物の気配は、お互い以外にない。そして、何かが起きたような形跡もない。やはり、なにもかも考えすぎだったのだろうか。今夜この場所では何も起きないのかもしれない。
そう、安堵しかけたのも、つかの間。
「おや、こんな時間にどうなさったのでしょう。誰にも知られず捧げたい祈りがありますか。それとも、罪の告白ですか。どんな用件でも構いませんよ。いついかなる時でも、母なる精霊は貴方を受け入れ、導くでしょう」
硬い靴音とは対照的に、柔らかく穏やかな声が、静かな礼拝堂の中に響く。祭壇の左手にある扉から、半身を覗かせる影がひとつ。その人物が手にしているランタンの灯りが逆光になって、表情までは窺えない。
固唾を飲むサクから、そっと手を離すと、ルタは一歩前に出た。
「……精霊、ね。悪いが、人殺しにも見境なく加護を与えてやるようなクソビッチに捧げる祈りなんて、持ち合わせちゃいねえんだよ」
持ち主の困ったような笑い声に呼応して、ランタンの火がわずかに揺れる。
「精霊の御前で、なんとも不遜なことをおっしゃいますねえ」
「……不遜なのは、貴方もです。そんなに大きなナイフを持って、何をするつもりなんですか」
暗闇越しに目が合う。赤い髪と、赤い瞳。以前会った時となにも変わっていないはずなのに、不安定に形を変える炎に照らされているせいか、あの時とはまるで別人に見えた。
「答えては、くれないんですか……ユノさん」
ランタンの炎を反射するその瞳が、ほんの一瞬、妖しい光を纏って煌めいた。
「……本当に、ここで私達が想像している通りのことが起こると思いますか?」
「さあな。別になんもないなら、それでいい。俺らが教会のやつらとペルさんにドヤされて終わりだよ」
今日も、いつもと変わらない調子でルタが言う。思えば、この人が目に見えて取り乱した姿を見せたのなんて、後にも先にも"あの日"だけだった。その変わらなさに、ずいぶん救われてきたように思う。
昨日、セイが自分の部屋に帰ってから、改めてルタと話し合った。セイが教えてくれた、隠された勇者の伝承のこと、そこから新しく見えてきたこと。
犯人の本当の目的は、国王の暗殺などではなく、現代に魔王を目覚めさせることなのではないか。そう考えれば、いろいろなことに説明がつく。
騎士団に警戒される危険を冒してまで、伝承に見立てた連続殺人などという、異常な行動に出たのはなぜだったのか。ゼスが言っていたような、勇者を気取った狂人の仕業?いいや、犯人そうしなくてはならなかったのだ。かつて勇者に滅ぼされた魔物達に、血を捧げるために。
何百年も昔の、どこまでが真実かもわからないような伝承だ。その通りにしたからといって、本当に魔王復活なんて現実味のないことが起こるのかもわからない。だが重要なのは、それが事実であるかどうかじゃない。それを信じて、実行しようとしている人間がいるということだ。
そして、死を司る黒い竜が告げた"月の無い晩"は今夜。サク達は今、かつて魔王の玉座があったとされる場所、西地区の教会の前に立っている。
「ねえルタさん。魔王達を復活させる方法なんて、犯人はどうやって知ったんでしょう。セイさんみたいに、王族から密かに教えられたのか、それともまさか王家の人が……」
「……もしくは、魔物側の人間なのかもな」
今の空と同じ色をした髪を、くしゃりと撫でてルタが言った。
「それはどういう」
「魔王信仰」
ルタの落ち着いた声が、夜の中に溶けて消えていく。この街に来たばかりの頃、ルタに教わった。現在の王政に不満を持って、魔王が支配していた時代に戻そうとする派閥が存在すると。
「黒い竜とのやり取りが無かったことにされたのは、人間にとって都合が悪かったからだ。なら、むしろ魔物の側では、重要な内容として伝えられていったのかもしれないだろ」
「そして魔物を通じて、魔王を信仰している人間にも伝わっていった……?」
「高位の魔物は人の言葉を話すらしいからな。今も生き残ってるのかは知らねえけど」
サクが生まれるよりも前に、騎士団によって行われた大規模な魔物狩り。それによって、わずかに生き残っていた強力な魔物は、そのほとんどが全滅、あるいは王都の管理下に置かれるようになった。だが逆に言えば、それ以前には高位の魔物が人里近くに隠れ住んでいた、ということでもある。
「まあ、ここで考え込んでても仕方ねえ。その辺りも含めて、確かめるために俺らだけで来たんだろ」
そう、ルタの言う通りだ。一応、昨夜のうちに"ワルツ"に赴いて、「犯人は教会に向かうかもしれない」とだけゼスに言付けてきたが、どちらにせよ昨日の今日では、彼の助けは期待できない。
それに、できることなら最後まで、自分の目で向き合いたいという気持ちもあった。
もちろん、今さら何をしたって、ナナはもう帰ってはこない。だからきっと、ここで犯人を捕まえたところで、この胸の靄は晴れないことも、分かってはいるけれど。
「……行くか」
ルタが小さく呟いて、教会を囲う石壁の、ほんのわずかな突起に器用に手を掛け、瞬く間にそのうえまで上り詰めた。そして塀のうえに跨るような体勢で、サクに向かって手を伸ばす。
「ほら。お前鈍臭いんだから、つかまれよ」
「…………」
言い返そうとしたが、一人で上れそうもないのは事実なので、黙って差し出された手を掴む。
「よっ、と」
ルタは軽々とサクを引き上げると、一度塀のうえに座らせ、自分は先に向こう側に飛び降りた。サクも不格好な動きながら、今度は自力で塀の下に降りる。
壁の向こう側には、小さいながらも鬱蒼とした森が広がっており、さっきまでいた場所よりも、さらに闇が濃い。サクが提げている、小さな炎の石だけが唯一の光源だった。
「教会は……あっちだな」
そういってルタは、さっさと歩き出した。置いていかれないように、サクもその背中を追う。
建物までたいした距離はないはずだが、真っ暗闇の中では感覚が狂う。街中のはずなのに、まるで故郷の山に戻ってしまったかのようだ。
暗闇に足をとられないように、慎重に歩を進めていた、その時。
ガァァァァァ―
「きゃああっ?!」
突如響いた嗄れ声と、バサバサと木々が揺れる音に、サクは悲鳴をあげた。心臓が胸を突き破りそうな勢いで早鐘を打つ。今のは……カラスだろうか。こんな夜中に?
「なんだ女みてえな声出しやがって。つうか、バレたらややこしくなんだから、あんま騒ぐなよ」
微妙に失礼な台詞と共に、ルタが暗闇でもわかるほど冷ややかな視線を向けてくる。
「だ、だって、あんなの普通驚くでしょう?!ルタさんは何とも思わないんですか!」
売り言葉に買い言葉で、サクが小声で言い返すと、ルタはなぜか急に視線を逸らして背を向けた。
「俺は……なんかもう、そういうの忘れちまったわ」
その言葉に、ぐっと胸が詰まった。
この人の変わらなさが救いだと思った。だけどそれは……「変わらない」のではなく、「変われなく」なってしまっただけなのか。
ナナを喪ったあの日、ひどく曖昧になった時間の中で過ごした日々を思い出す。この人は、まだあの中にいるのかもしれない。
ほとんど無意識に、前を歩くルタの服の裾を掴んでいた。ルタがこちらに怪訝な表情を向ける。
「なんだよ」
「あ、えっ……と……そう、あの。足元が暗くて危ないなって」
しどろもどろの言い訳に、ルタがふっと口元を緩めたのがわかった。
「ガキかよ」
そういって、いつかのように笑うと、裾を握り締めたままのサクの手をとって、そのまま振り向かずに歩き出した。
「ルタさん」
呼びかけても返事はない。けれど、繋がった右手はやけに温かくて、その手の温度に、なぜだか泣きたくなった。
子供のように手を繋いで歩いて行く。そうしていると、教会まではすぐだった。
以前太陽の下で見た時は白く美しかったその建物は、闇の中ではひどくくすんで見えた。本当なら光を透かして七色に輝くはずのステンドグラスも、今はただの歪な窓ガラスに過ぎない。
「入るぞ」
扉に手をかけたルタに、頷いて答える。
ギギ……と軋んだ音をたてて、両開きの扉が開く。ひんやりとした空気が満ちるそこは、礼拝堂だった。
入り口から真っ直ぐに伸びる絨毯も、その先の祭壇の奥でこちらを見つめている精霊像も、その全てが、今は彩度を無くして灰色に沈んでいた。
今、この場所に感じる生き物の気配は、お互い以外にない。そして、何かが起きたような形跡もない。やはり、なにもかも考えすぎだったのだろうか。今夜この場所では何も起きないのかもしれない。
そう、安堵しかけたのも、つかの間。
「おや、こんな時間にどうなさったのでしょう。誰にも知られず捧げたい祈りがありますか。それとも、罪の告白ですか。どんな用件でも構いませんよ。いついかなる時でも、母なる精霊は貴方を受け入れ、導くでしょう」
硬い靴音とは対照的に、柔らかく穏やかな声が、静かな礼拝堂の中に響く。祭壇の左手にある扉から、半身を覗かせる影がひとつ。その人物が手にしているランタンの灯りが逆光になって、表情までは窺えない。
固唾を飲むサクから、そっと手を離すと、ルタは一歩前に出た。
「……精霊、ね。悪いが、人殺しにも見境なく加護を与えてやるようなクソビッチに捧げる祈りなんて、持ち合わせちゃいねえんだよ」
持ち主の困ったような笑い声に呼応して、ランタンの火がわずかに揺れる。
「精霊の御前で、なんとも不遜なことをおっしゃいますねえ」
「……不遜なのは、貴方もです。そんなに大きなナイフを持って、何をするつもりなんですか」
暗闇越しに目が合う。赤い髪と、赤い瞳。以前会った時となにも変わっていないはずなのに、不安定に形を変える炎に照らされているせいか、あの時とはまるで別人に見えた。
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