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第4章 終わらない悪夢
人狼ゲーム 最終章 いよいよ完結!!応援ありがとうございました!!
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初めに
皆さんどうもαManaデス(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
今回からは新キャラクターが2名ほど登場します!!ここからはハイスピードで最終章まで進みます!!!楽しみに待っていてください!それではどうぞ!!
第4章 終わらない悪夢
「……あ...あのここは...?」1人の女性が話しかけてきた。するとウルが喜びながら声を上げた。「あー!やっと来れたんだね?新しい参加者の古田 華(フルタハナ)と宮脇晃(ミヤワキアキラ)だよ~ ちなみに2人は警官とプログラマーだ!!かっこいいよなぁ?それじゃあ今からルール話すからな?」ウルがそう言うと2人は少し身を震わせていた。俺は……いいや、俺達はきっと今同じことを思っている。ああ...新しい生贄ってなんだよ...また死ぬ犠牲者が増えるのか...俺たちの目の前にたった今新しいゲームの参加者が追加された。名前はハナさんとアキラさん。2人とも20歳で、職業はハナさんの方が警察官でアキラさんの方がプログラマーらしい。2人にはゲーム内容を説明するように言われたのだが、ウルがこう話て来た。「今からもう狼裁判なんて物はやらない。殺し合いをして貰う...!!!!そこの箱に拳銃が人数分入っている。選ぶのはカードを引いて数字が1番小さい奴から拳銃を選んで部屋を出ていけ。底からは隠れるのも有りだが……やっぱり撃ち殺す方がいいと私は思うぞ...?それじゃあカードを引け!!?」俺達は恐る恐るカードを引いた。順番は、最初が俺でそこから、ソラさん、リクさん、シンさん、カイさん、アキラさん、ハナさんの順番になった。「それじゃあユキトから出ていけ...」俺が扉を開けた時だった周りの風景が荒々しくなっていた。壁紙が剥がれていたり、周りに血のようなものがついていたり、不気味な人形や虫がいたり……みのりさんが処刑される前とは大違いだった。俺は真っ先に隠れることにした。あの時の家庭科室のあの戸棚は隠れていても見つからなかった。取り敢えず俺は家庭科室に向かった。直ぐに沢山の足音がしたがだんだん遠ざかって行った。少し経った頃だろうか?拳銃の音とソラさんとリクさんの声がした。「……ソラ...!?辞めろ!!打つなら俺も打ってや……ウグッ」「ごめんねリク君!私はユキちゃんの為に生き残るの!!だから私の為に死んでね!」どうやらリクさんはソラさんに撃ち抜かれたらしい。するとソラさんが居なくなったのを確認しようとしたら、扉が開くのと俺が出るタイミングが全く同じになってしまった。するとソラさんが「ユキちゃん!?隠れてたんだぁ!一緒に行こ?」俺はてっきり打たれるのかと思ったら逆に一緒に行動することになってしまった。「……ねぇユキちゃん?一緒に生き残ろうね?そしたら私は殺しても良いから!」俺はその言葉を聞いて驚いた。「ソラさんは死んでもいいの?」するとその言葉を聞いて笑いだした。「あはは!さっき隠れてたなら聞いたでしょ?ユキちゃんのためなら私は死んでもいいんだぁ!だからユキちゃんが願うならどんな事でもしちゃうよォ!!」それを聞いて俺は驚いた。どうやら俺の頼んだことはなんでもするようだ。俺は一緒に行動して、あった人たちには申し訳ないけど...倒そう。そう言ったら本当に引き受けてくれた。俺はちょっと悪い言い方だけどしつこい子だなと思ってた。裏でコソコソとあとをついてきたり、何回も告白(?)をしてきた。だけど今日になって意外といい子なのかなとも思った。するとハナさんとアキラさんの声が聞こえてきた。「ハナ、お前はなんにも悪くない。だから俺を殺して生き残るんだ。」「ごめんねアキラ...あなたの分まで生き残って見せる。」そう言うとハナさんは引き金を引いた。アキラさんは何も言わないままその場に倒れた。何故か血が出ていない。するとその瞬間ハナさんがこちらに気づいて引き金を引いた。「あなた達にも悪いけど、しんでもらわないとアキラの分も生きられなくなっちゃう...」そう言うとまた引き金を引いた。ソラさん達が打ち合いを始めた。俺はソラさんに隠れているように言われたが、影からこっそり覗きながら隠れていた。するとハナさんの方の玉が先に無くなってしまった。ソラさんが「バキューン♡」そう言いながら引き金を引いた。どうやらそれをわかった上で撃ったらしい。ハナさんも何も言わないままその場に倒れた。「……ソラさんって容赦なく撃ち抜くね...?」隠れていた俺がそう言うと「え?ユキちゃんの為だよ~!だってお願いしてきたでしょ?」前言撤回やっぱりこの人病んでると思う。すると放送がなった。「青葉深さんとその妹の海さんが自殺しました。」バァァァァンッ!!っと銃声が聞こえた。どうやら本当に自殺してしまったらしい。シンさんとカイさんはとても仲が良く、喧嘩をしたりしない、漫画で出てくるような兄弟だった。やっぱり死ぬ時も仲良く2人なんだなっと思う。俺はそんなことを考えていたがあることに気づいた。そうもう残るは俺たち2人だけだった。今更かよっと思ったが実感が湧かない。俺達は顔を見合わせた。俺は気まづくなり、ソラさんに向かって拳銃を向けた。それを見たソラさんは驚いた表情を1回見せたが、直ぐににっこり笑って俺には抱きついた。「あーあ...やっぱり君も死んで欲しいなぁ...?」俺は驚いてソラさんを引き離した。するとソラさんの水色の瞳は赤色に染っていて腕には沢山の傷の着いたような痣が浮かび上がっていた。すると俺の体を見て腕に指を向けて「バン♡」と言うと、腕に一瞬熱いものが走った。腕を見ると血が出ていた。俺は腕を抑えて座り込んだ。ソラさんがドンドン俺の体を撃っていくが、わざと外しているように見える。この人は本当にヤンデレだ。俺の頭を目がけて打とうとした時だった。ソラさんの体を何かが貫いた。俺に向かって倒れ込んできた。目の前にはネオンピンクカラーと黒色の上着を着ている人と、緑色のグラデーション系の上着を着ている人が立っていた。「……ユキちゃん……よかった……ね?」
そんな風に耳元で囁くと意識を失った。「……この子も...またダメだったねマナカ...やっぱり生き残ったのは...ユキト君だけだね」「何言ってるのヒー君?シンさんとカイちゃんが生きてるよ!?勝手に死んだことにしちゃだめだよ!?」一体何を言っているんだ……?この人達は...ううん...絶対違う...だってあの二人は過去にもう...「ユキト君?大丈夫?立てる?」俺は手を摂るか悩んだが手を摂った。その手は暖かかった。俺は思い切って聞いてみた。「……ねえ...ユウト君と...マナカなの...?」俺がそう聞くと驚いた顔を見せたがそれは一瞬で笑顔に変わった。口元しか見えなかったフードを取った顔はとても懐かしい感じがした。「……よく覚えてたね、ユキト君……!そうだよ!マナカとユウト君だよ!」俺はその言葉を理解するのに時間がかかった。だってマナカは病院で死んでるし、ユウト君も実の母親に殺されている。じゃあなんでこの2人が……「ユキト君、今は信用出来ないかもだけどね、あの時死んだんじゃ無くて、麻酔薬で眠らされてたの。君が今まで見ていたのは、全部嘘なの。だから僕らは生きているんだ。」……嘘ってどうゆう事だよ……じゃあ俺が今まで見ていたのは一体なんだ?なんかの映像なのか?そう思っているとユウト君がこう言ってきた。「今までの記憶は半分が本当で半分が幻覚なんだ...マナカが原因不明の高熱を出したのは本当だけど、ちゃんと退院出来たし、俺も親から暴力受けてきて、ユキト君の家に居たのは本当だけどあの時殺されたのは全部嘘なんだよ」一体何を言ってるのかがサッパリだった……嘘を言ってるようには聞こえないけど...「やっぱり……信じて貰えないよね...」「え...!?あ、ちが、いや、その……っ~!!!」俺が上手く説明出来ない姿を見てマナカは笑った。「ユー君本当に変わんないね...?小さい頃から強がりで、語彙力無くて、泣き虫で...」「じゃあ……!!」俺が思い切って声を上げた。「本当にユウト君とマナカなら目が紅くなって、ユウト君には右頬に目の形の痣。マナカには体中に縫い跡の痣が出来るはず...」それを聞いた2人は「じゃあ……」「やるしかないね?」そう言うと目が紅くなり、段々痣が浮かび上がって来た。その痣は紛れも無いユウト君とマナカのものだった。「これでどう?証明してみせたよ?」俺は息を飲んだ。本当に...本当にこの2人はユウト君とマナカなんだ...「……え!?ちょっとユキト君!?何泣いてるの!?」気づいた時には目から涙が滝のように出てきた。あの時死んでなかったんだ。本当に今生きてるんだ。そんなふうに思い嗚咽を上げながら泣いてるとユウト君が抱きしめてきた。「寂しい思いさせてごめんね...これからは一緒だよ...?」「実はねこれは訳があってこんな事やってたんだよ?ユー君みたいに能力を持った人たちを集めて、ウチの『αteam』の新しいチームメイトを探してたんだ。それでユー君は生き残ったんだよ」「でも……ウグ...撃たれたり、処刑されちゃったりした人……ヒグ...はどうなるの」するとマナカは優しく答えた。「誰も死んでないよ...?死んだんじゃなくて一時的に仮死(カリジニ)させてるの。流石に本当に死んでもらったら困っちゃうからね……?」マナカの言葉を聞いて良く分からなかったが死んでは居ないらしい。本当に安心した。するとユウト君達が入ってきた扉から人達の声がした。「ユウト君ー!マナカちゃーん!早く行こうよ!新しいチームメイト決まったんでしょ?」その声はカイさんの声だった。「OK!今行くね!ユー君……今から君はもうαteamの仲間だよ!!」マナカに差し伸べられた手を握って立ち上がりそのまま部屋の外に出た。
エピローグ また会える日まで
……俺は人狼ゲームが終わったあと、『αteam』と言う俺みたいな能力を持った人たちが集まって出来ている軍団。俺は今まさに『 αteam』アジトにいる。……て言うか俺がそこに居なきゃいけない使命なんだけどねw……じゃあ改めて、どうもαteamNO.1石井ユキト……αteamのリーダーです。良かったら俺達と一緒に来ませんか?
あとがき
皆さん(´TωT`)今までほんとーに、ありがとうございましたぁぁぁ(号泣)
ここまで頑張って来れたのも皆さんのおかげです!正直言って、あんまり面白くないものかと思っていましたが皆さんが読みつづてくれてランキング25位になれたり、楽しく小説を書く事が出来ました!ほんっっっとに有難うございます(´TωT`)これで人狼ゲームは最終回を迎えたので連載は一時終了させて貰います。また僕自身が気まぐれなので、番外編として物語を書くことは無いことも無い(?)かも知れないです...!!!それでは次回から新プロジェクト『αteam』がファンタジー小説シリーズとしてスタートです!!!ご期待ください(*' ')*, ,)✨ペコリ
byαMana
皆さんどうもαManaデス(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
今回からは新キャラクターが2名ほど登場します!!ここからはハイスピードで最終章まで進みます!!!楽しみに待っていてください!それではどうぞ!!
第4章 終わらない悪夢
「……あ...あのここは...?」1人の女性が話しかけてきた。するとウルが喜びながら声を上げた。「あー!やっと来れたんだね?新しい参加者の古田 華(フルタハナ)と宮脇晃(ミヤワキアキラ)だよ~ ちなみに2人は警官とプログラマーだ!!かっこいいよなぁ?それじゃあ今からルール話すからな?」ウルがそう言うと2人は少し身を震わせていた。俺は……いいや、俺達はきっと今同じことを思っている。ああ...新しい生贄ってなんだよ...また死ぬ犠牲者が増えるのか...俺たちの目の前にたった今新しいゲームの参加者が追加された。名前はハナさんとアキラさん。2人とも20歳で、職業はハナさんの方が警察官でアキラさんの方がプログラマーらしい。2人にはゲーム内容を説明するように言われたのだが、ウルがこう話て来た。「今からもう狼裁判なんて物はやらない。殺し合いをして貰う...!!!!そこの箱に拳銃が人数分入っている。選ぶのはカードを引いて数字が1番小さい奴から拳銃を選んで部屋を出ていけ。底からは隠れるのも有りだが……やっぱり撃ち殺す方がいいと私は思うぞ...?それじゃあカードを引け!!?」俺達は恐る恐るカードを引いた。順番は、最初が俺でそこから、ソラさん、リクさん、シンさん、カイさん、アキラさん、ハナさんの順番になった。「それじゃあユキトから出ていけ...」俺が扉を開けた時だった周りの風景が荒々しくなっていた。壁紙が剥がれていたり、周りに血のようなものがついていたり、不気味な人形や虫がいたり……みのりさんが処刑される前とは大違いだった。俺は真っ先に隠れることにした。あの時の家庭科室のあの戸棚は隠れていても見つからなかった。取り敢えず俺は家庭科室に向かった。直ぐに沢山の足音がしたがだんだん遠ざかって行った。少し経った頃だろうか?拳銃の音とソラさんとリクさんの声がした。「……ソラ...!?辞めろ!!打つなら俺も打ってや……ウグッ」「ごめんねリク君!私はユキちゃんの為に生き残るの!!だから私の為に死んでね!」どうやらリクさんはソラさんに撃ち抜かれたらしい。するとソラさんが居なくなったのを確認しようとしたら、扉が開くのと俺が出るタイミングが全く同じになってしまった。するとソラさんが「ユキちゃん!?隠れてたんだぁ!一緒に行こ?」俺はてっきり打たれるのかと思ったら逆に一緒に行動することになってしまった。「……ねぇユキちゃん?一緒に生き残ろうね?そしたら私は殺しても良いから!」俺はその言葉を聞いて驚いた。「ソラさんは死んでもいいの?」するとその言葉を聞いて笑いだした。「あはは!さっき隠れてたなら聞いたでしょ?ユキちゃんのためなら私は死んでもいいんだぁ!だからユキちゃんが願うならどんな事でもしちゃうよォ!!」それを聞いて俺は驚いた。どうやら俺の頼んだことはなんでもするようだ。俺は一緒に行動して、あった人たちには申し訳ないけど...倒そう。そう言ったら本当に引き受けてくれた。俺はちょっと悪い言い方だけどしつこい子だなと思ってた。裏でコソコソとあとをついてきたり、何回も告白(?)をしてきた。だけど今日になって意外といい子なのかなとも思った。するとハナさんとアキラさんの声が聞こえてきた。「ハナ、お前はなんにも悪くない。だから俺を殺して生き残るんだ。」「ごめんねアキラ...あなたの分まで生き残って見せる。」そう言うとハナさんは引き金を引いた。アキラさんは何も言わないままその場に倒れた。何故か血が出ていない。するとその瞬間ハナさんがこちらに気づいて引き金を引いた。「あなた達にも悪いけど、しんでもらわないとアキラの分も生きられなくなっちゃう...」そう言うとまた引き金を引いた。ソラさん達が打ち合いを始めた。俺はソラさんに隠れているように言われたが、影からこっそり覗きながら隠れていた。するとハナさんの方の玉が先に無くなってしまった。ソラさんが「バキューン♡」そう言いながら引き金を引いた。どうやらそれをわかった上で撃ったらしい。ハナさんも何も言わないままその場に倒れた。「……ソラさんって容赦なく撃ち抜くね...?」隠れていた俺がそう言うと「え?ユキちゃんの為だよ~!だってお願いしてきたでしょ?」前言撤回やっぱりこの人病んでると思う。すると放送がなった。「青葉深さんとその妹の海さんが自殺しました。」バァァァァンッ!!っと銃声が聞こえた。どうやら本当に自殺してしまったらしい。シンさんとカイさんはとても仲が良く、喧嘩をしたりしない、漫画で出てくるような兄弟だった。やっぱり死ぬ時も仲良く2人なんだなっと思う。俺はそんなことを考えていたがあることに気づいた。そうもう残るは俺たち2人だけだった。今更かよっと思ったが実感が湧かない。俺達は顔を見合わせた。俺は気まづくなり、ソラさんに向かって拳銃を向けた。それを見たソラさんは驚いた表情を1回見せたが、直ぐににっこり笑って俺には抱きついた。「あーあ...やっぱり君も死んで欲しいなぁ...?」俺は驚いてソラさんを引き離した。するとソラさんの水色の瞳は赤色に染っていて腕には沢山の傷の着いたような痣が浮かび上がっていた。すると俺の体を見て腕に指を向けて「バン♡」と言うと、腕に一瞬熱いものが走った。腕を見ると血が出ていた。俺は腕を抑えて座り込んだ。ソラさんがドンドン俺の体を撃っていくが、わざと外しているように見える。この人は本当にヤンデレだ。俺の頭を目がけて打とうとした時だった。ソラさんの体を何かが貫いた。俺に向かって倒れ込んできた。目の前にはネオンピンクカラーと黒色の上着を着ている人と、緑色のグラデーション系の上着を着ている人が立っていた。「……ユキちゃん……よかった……ね?」
そんな風に耳元で囁くと意識を失った。「……この子も...またダメだったねマナカ...やっぱり生き残ったのは...ユキト君だけだね」「何言ってるのヒー君?シンさんとカイちゃんが生きてるよ!?勝手に死んだことにしちゃだめだよ!?」一体何を言っているんだ……?この人達は...ううん...絶対違う...だってあの二人は過去にもう...「ユキト君?大丈夫?立てる?」俺は手を摂るか悩んだが手を摂った。その手は暖かかった。俺は思い切って聞いてみた。「……ねえ...ユウト君と...マナカなの...?」俺がそう聞くと驚いた顔を見せたがそれは一瞬で笑顔に変わった。口元しか見えなかったフードを取った顔はとても懐かしい感じがした。「……よく覚えてたね、ユキト君……!そうだよ!マナカとユウト君だよ!」俺はその言葉を理解するのに時間がかかった。だってマナカは病院で死んでるし、ユウト君も実の母親に殺されている。じゃあなんでこの2人が……「ユキト君、今は信用出来ないかもだけどね、あの時死んだんじゃ無くて、麻酔薬で眠らされてたの。君が今まで見ていたのは、全部嘘なの。だから僕らは生きているんだ。」……嘘ってどうゆう事だよ……じゃあ俺が今まで見ていたのは一体なんだ?なんかの映像なのか?そう思っているとユウト君がこう言ってきた。「今までの記憶は半分が本当で半分が幻覚なんだ...マナカが原因不明の高熱を出したのは本当だけど、ちゃんと退院出来たし、俺も親から暴力受けてきて、ユキト君の家に居たのは本当だけどあの時殺されたのは全部嘘なんだよ」一体何を言ってるのかがサッパリだった……嘘を言ってるようには聞こえないけど...「やっぱり……信じて貰えないよね...」「え...!?あ、ちが、いや、その……っ~!!!」俺が上手く説明出来ない姿を見てマナカは笑った。「ユー君本当に変わんないね...?小さい頃から強がりで、語彙力無くて、泣き虫で...」「じゃあ……!!」俺が思い切って声を上げた。「本当にユウト君とマナカなら目が紅くなって、ユウト君には右頬に目の形の痣。マナカには体中に縫い跡の痣が出来るはず...」それを聞いた2人は「じゃあ……」「やるしかないね?」そう言うと目が紅くなり、段々痣が浮かび上がって来た。その痣は紛れも無いユウト君とマナカのものだった。「これでどう?証明してみせたよ?」俺は息を飲んだ。本当に...本当にこの2人はユウト君とマナカなんだ...「……え!?ちょっとユキト君!?何泣いてるの!?」気づいた時には目から涙が滝のように出てきた。あの時死んでなかったんだ。本当に今生きてるんだ。そんなふうに思い嗚咽を上げながら泣いてるとユウト君が抱きしめてきた。「寂しい思いさせてごめんね...これからは一緒だよ...?」「実はねこれは訳があってこんな事やってたんだよ?ユー君みたいに能力を持った人たちを集めて、ウチの『αteam』の新しいチームメイトを探してたんだ。それでユー君は生き残ったんだよ」「でも……ウグ...撃たれたり、処刑されちゃったりした人……ヒグ...はどうなるの」するとマナカは優しく答えた。「誰も死んでないよ...?死んだんじゃなくて一時的に仮死(カリジニ)させてるの。流石に本当に死んでもらったら困っちゃうからね……?」マナカの言葉を聞いて良く分からなかったが死んでは居ないらしい。本当に安心した。するとユウト君達が入ってきた扉から人達の声がした。「ユウト君ー!マナカちゃーん!早く行こうよ!新しいチームメイト決まったんでしょ?」その声はカイさんの声だった。「OK!今行くね!ユー君……今から君はもうαteamの仲間だよ!!」マナカに差し伸べられた手を握って立ち上がりそのまま部屋の外に出た。
エピローグ また会える日まで
……俺は人狼ゲームが終わったあと、『αteam』と言う俺みたいな能力を持った人たちが集まって出来ている軍団。俺は今まさに『 αteam』アジトにいる。……て言うか俺がそこに居なきゃいけない使命なんだけどねw……じゃあ改めて、どうもαteamNO.1石井ユキト……αteamのリーダーです。良かったら俺達と一緒に来ませんか?
あとがき
皆さん(´TωT`)今までほんとーに、ありがとうございましたぁぁぁ(号泣)
ここまで頑張って来れたのも皆さんのおかげです!正直言って、あんまり面白くないものかと思っていましたが皆さんが読みつづてくれてランキング25位になれたり、楽しく小説を書く事が出来ました!ほんっっっとに有難うございます(´TωT`)これで人狼ゲームは最終回を迎えたので連載は一時終了させて貰います。また僕自身が気まぐれなので、番外編として物語を書くことは無いことも無い(?)かも知れないです...!!!それでは次回から新プロジェクト『αteam』がファンタジー小説シリーズとしてスタートです!!!ご期待ください(*' ')*, ,)✨ペコリ
byαMana
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