好きにすれば。

新巻

文字の大きさ
上 下
15 / 36
1章

初デート?⑥

しおりを挟む
ということで、お風呂から出て時刻は11時30。もう寝る時間だな。

「おーい、涼。寝るぞー」

涼「うん!今行く!」

先に布団に入った俺はデートという感覚ではないがとても楽しい一日になったなと思った。

気持ちもなんかちょっとおかしくなりそうだった時が大いにあったけど。

俺はそんなことを考えていたら涼が布団に入ってきて向かい合う体制でギュッと抱きついてくる。

「おいおい、涼?それじゃ俺寝れねぇよ。」

涼「やーだ。このままがいい。」

忘れてた。涼は一度言うと聞かないほどわがままだったのだ。

「うーん。なら、向かい合いはしないけど背中向けるからぴったりくっつけば?そしたら、密着感強いだろう?な?」

涼「うん・・・わかった。でも僕が起きるまで離さないからね」

「お、おう。」

地味に宣戦布告をしてきた涼はそのまま寝てしまったみたいだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

私の彼氏は義兄に犯され、奪われました。

天災
BL
 私の彼氏は、義兄に奪われました。いや、犯されもしました。

男色医師

虎 正規
BL
ゲイの医者、黒河の毒牙から逃れられるか?

泣くなといい聞かせて

mahiro
BL
付き合っている人と今日別れようと思っている。 それがきっとお前のためだと信じて。 ※完結いたしました。 閲覧、ブックマークを本当にありがとうございました。

見ぃつけた。

茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは… 他サイトにも公開しています

モブオメガはただの脇役でいたかった!

天災
BL
 モブオメガは脇役でいたかった!

この愛のすべて

高嗣水清太
BL
 「妊娠しています」  そう言われた瞬間、冗談だろう?と思った。  俺はどこからどう見ても男だ。そりゃ恋人も男で、俺が受け身で、ヤることやってたけど。いきなり両性具有でした、なんて言われても困る。どうすればいいんだ――。 ※この話は2014年にpixivで連載、2015年に再録発行した二次小説をオリジナルとして少し改稿してリメイクしたものになります。  両性具有や生理、妊娠、中絶等、描写はないもののそういった表現がある地雷が多い話になってます。少し生々しいと感じるかもしれません。加えて私は医学を学んだわけではありませんので、独学で調べはしましたが、両性具有者についての正しい知識は無いに等しいと思います。完全フィクションと捉えて下さいますよう、お願いします。

もう一度、貴方に出会えたなら。今度こそ、共に生きてもらえませんか。

天海みつき
BL
 何気なく母が買ってきた、安物のペットボトルの紅茶。何故か湧き上がる嫌悪感に疑問を持ちつつもグラスに注がれる琥珀色の液体を眺め、安っぽい香りに違和感を覚えて、それでも抑えきれない好奇心に負けて口に含んで人工的な甘みを感じた瞬間。大量に流れ込んできた、人ひとり分の短くも壮絶な人生の記憶に押しつぶされて意識を失うなんて、思いもしなかった――。  自作「貴方の事を心から愛していました。ありがとう。」のIFストーリー、もしも二人が生まれ変わったらという設定。平和になった世界で、戸惑う僕と、それでも僕を求める彼の出会いから手を取り合うまでの穏やかなお話。

運命の番はいないと診断されたのに、なんですかこの状況は!?

わさび
BL
運命の番はいないはずだった。 なのに、なんでこんなことに...!?

処理中です...