生徒と先生の恋愛って法律違反じゃ…??

7話

今日の授業は5教科＋技術。

4時間目英語
僕は昨日先生の家で英語の点数を事前に聞いていた。

76点と書いてある答案を見て、どこをそんなに間違えたのだろう。と✕と記されているところをよく見た。

すると、10点分はかなりやらかしていた。記号で選ぶところをそのまま単語を書いていたのだ。まあ当然答えは全部あっているけど記号で書いてあるから－10点
他に見ていると、並び替えで文字が抜けていたり、なんで?と思うかなりのミスり方をしていた。

僕は、英語で90点以上をとらないと正直定期テストは目標点を超えない。
今の76点のまんまじゃ次の中間テストやばいなぁ。
このテストは平均56点と先生のはいってたから、ギリギリA評価だった。僕は先生のおかげでこれまでの英語の成績はいつも5なのだ。だからこの点数をとったときは焦っていたけれど、75点以上の子はA。そう先生が言っていたのを聞いて安心した。
今回の範囲は、関係代名詞と前置修飾、後置修飾だ。英語の山場と言われるこの単元を逆によくこんなミスり方をしてここまでとれたな。と自分を褒めたのだ(言い訳)

決して、ノー勉で挑んでとれるテストじゃない。だからいつも以上にいろんな問題集をやったりした対策しなければな。

テスト返しはおわり、お昼休憩の時間になった

僕は待ちに待ったお昼タイムがきたことにテンションが上がった。

4時間目先生の授業だったから、このままついてくと怪しまれるな。そう思い先にトイレに行き、弁当もって空き教室に向かった。

ドアを開けようとした瞬間

女性「先生のことが好き。私と付き合って。」

そんな声が中からして、僕はまだ先生は何も応えていないのにも関わらずその場から立ち去った。

え、なんで。あの人はなんで先生が空き教室で休憩してること知ってるの?

そう、考えれば考えれるほどどんどん不安になってしまう。今日は月曜日だ。

次に会うのは6日後。ああ、つらいな

僕はそう思いながら、1人で泣きながら屋上で弁当を食べた。

この人が告ったあと先生はどう返事をしたんだろう。

そんな大きな不安を抱え込んだまま１日は終わりを告げた。