吉原に咲く冴えた華
面白い遊女がいると聞いて話の種にしようとやって来た作家の男と、千里眼を持つと噂される遊女のお話。
あなたにおすすめの小説
たなばたのいと
永瀬 史乃
歴史・時代
時は江戸時代前期、若き四代将軍・徳川家綱の御世。
柳生十兵衛の忘れ形見・松は、幼少期に父が定めた年上の許嫁・跡部良隆との祝言を心待ちにしていた。
十六歳になり祝言を目前に控えた松だったが、若く破天荒な叔父・義仙がいきなり江戸へ来て……
果たして松の祝言の行方は!?
表紙は「かんたん表紙メーカー」様HP上で作成しました。
朝顔連歌 吉乃井【サンプル】
月岡 朝海
歴史・時代
谷川に代わり筆頭となった吉乃井は、妹女郎・春糸との関係を考え倦ねていた。
それはその眸が、忘れえぬ絵師のものと似ているからかも知れなかった。
三部作の完結編です。
サンプルのため一部公開。
全編収録した本の通販受付中です。
https://orangeandpear.booth.pm/items/4335283
肩越の逢瀬 韋駄天お吟結髪手控
紅侘助(くれない わびすけ)
歴史・時代
江戸吉原は揚屋町の長屋に住む女髪結師のお吟。
日々の修練から神速の手業を身につけ韋駄天の異名を取るお吟は、ふとしたことから角町の妓楼・揚羽屋の花魁・露菊の髪を結うように頼まれる。
お吟は露菊に辛く悲しいを別れをせねばならなかった思い人の気配を感じ動揺する。
自ら望んで吉原の遊女となった露菊と辛い過去を持つお吟は次第に惹かれ合うようになる。
その二人の逢瀬の背後で、露菊の身請け話が進行していた――
イラストレーター猫月ユキ企画「花魁はなくらべ その弐」参加作。
半輪
月岡 朝海
歴史・時代
「もう半分の月は、どうしておるのでありんしょう?」
半月の晩、花魁の雛菊(ひなぎく)は他の見世の花魁・朝霧(あさぎり)に問い掛けられた。
そして二人だけの合言葉で、次第に秘密を深めていく。
ある事件をきっかけに、境目は徐々に溶け出して…。
花魁同士の密やかな百合とも、シスターフッドとも、幻想とも読める話です。
こちらで通販受付中です。
https://orangeandpear.booth.pm/items/5759285
女の首を所望いたす
陸 理明
歴史・時代
織田信長亡きあと、天下を狙う秀吉と家康の激突がついに始まろうとしていた。
その先兵となった鬼武蔵こと森長可は三河への中入りを目論み、大軍を率いて丹羽家の居城である岩崎城の傍を通り抜けようとしていた。
「敵の軍を素通りさせて武士といえるのか!」
若き城代・丹羽氏重は死を覚悟する!
短編歴史小説集
永瀬 史乃
歴史・時代
徒然なるままに日暮らしスマホに向かひて書いた歴史物をまとめました。
一作品2000〜4000字程度。日本史・東洋史混ざっています。
以前、投稿済みの作品もまとめて短編集とすることにしました。
準中華風、遊郭、大奥ものが多くなるかと思います。
表紙は「かんたん表紙メーカー」様HP
にて作成しました。
朝顔連歌 ときわ野
月岡 朝海
歴史・時代
座敷持のときわ野は、ただ勤めを淡々とこなす日々を送っていた。
少し引っ掛かるのは、とある客のこと。
彼とはこの半年、一度も床入りが無いのだった…。
三部作の第二話。