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ドゥーラ王国
競技会 ~ロボット戦②~
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ドゥーラ王国はトップクラスのルイスに憧れる者が特に多い。
ついこの前の暗黒世界のモンスターを倒したのもルイスが国を救ってくれたのでまたファンが増えてしまった。
「え? シルヴィーがルイス様だったの!!?」
愛刀が黒光するといつ動いたのかも分からない速さでロボットを投げ飛ばした。
ドゴーンと結界の壁にあたるとすかさず俺はロボットを拘束した。
「ガーコ ギー」
愛刀を下から上に振り上げるとロボットの口が開き光線を吐き出した。
「ぐっ」
予想だにしない攻撃に対応が遅れた。
まさかあの結界の拘束に打ち勝つなんてな。
「おい、血が出ていないか!!」
「父上もう辞めてください、このままじゃシルヴィーが死んでしまいます」
「アルゴあれはルイス様だ」
「でも」
「黒炎」というとロボットに黒い色の炎が広がった。
ロボットはなにもできず延焼していく。
「あれが噂の黒炎かなんと恐ろしい」
だがここで違和感を感じた。
ロボットが壊れていくさなか小さいなにかが動いている。
「まさか!?」
ロボットに駆け寄りそれを見た瞬間陛下を睨んだ。
「ふん、気づいたかさすがだ、近衛兵団反逆者のルイスを捕らえろ」
!?
「父上!!」
「シフォン早くしろ」
ぎらつく陛下の瞳がシフォンにささった。
「……御意」
「シフォン、ダメだよ、こんなの」
「そういうことか俺は罠にハメられたということだな」
捕らえろと言っているがこの赤い結界は出入りするものを受け付けなかった。
近衛兵団が動く前に俺は陛下に言葉を発した。
「陛下、これはどういうことですか?」
「君はこの国で罪を犯した、よって永久に地下牢に幽閉する」
!?
ざわざわと会場がどよめいた。
「私は魔法国にてドゥーラ王国アルゴ様暗殺事件に加担してる者がいると言われアルゴ様の護衛と強化訓練に協力した。これが礼の返しなのか?」
「アルゴ様の暗殺?」
「強化訓練してたの?」
「私は君が欲しい、喉から手が出るほどに」
「なら正式な場を持ってするべきではないのか?」
赤い結界の外に近衛兵団が並んだ。
「…大罪人……ルイス様…この結界を開けてください」
とシフォンが言った。
俺は結界を解いた。
安堵したかのようにシフォンがこちらにきた。
「大変申し訳ありません」
鎖を俺の腕にかけようとした途端、目の前に金色の瞳を持つヴァンパイアが降り立った。
!?
全員気絶かと思いきやヴァンパイアは口を開き
「ドゥーラ王国の国王、世のバランスを崩した罪により貴様を永遠に幽閉することが決まった」
!? ここにいる全員が驚いた。
俺も驚いてる。 俺を守った?
全員が息を飲んだ。
ついこの前の暗黒世界のモンスターを倒したのもルイスが国を救ってくれたのでまたファンが増えてしまった。
「え? シルヴィーがルイス様だったの!!?」
愛刀が黒光するといつ動いたのかも分からない速さでロボットを投げ飛ばした。
ドゴーンと結界の壁にあたるとすかさず俺はロボットを拘束した。
「ガーコ ギー」
愛刀を下から上に振り上げるとロボットの口が開き光線を吐き出した。
「ぐっ」
予想だにしない攻撃に対応が遅れた。
まさかあの結界の拘束に打ち勝つなんてな。
「おい、血が出ていないか!!」
「父上もう辞めてください、このままじゃシルヴィーが死んでしまいます」
「アルゴあれはルイス様だ」
「でも」
「黒炎」というとロボットに黒い色の炎が広がった。
ロボットはなにもできず延焼していく。
「あれが噂の黒炎かなんと恐ろしい」
だがここで違和感を感じた。
ロボットが壊れていくさなか小さいなにかが動いている。
「まさか!?」
ロボットに駆け寄りそれを見た瞬間陛下を睨んだ。
「ふん、気づいたかさすがだ、近衛兵団反逆者のルイスを捕らえろ」
!?
「父上!!」
「シフォン早くしろ」
ぎらつく陛下の瞳がシフォンにささった。
「……御意」
「シフォン、ダメだよ、こんなの」
「そういうことか俺は罠にハメられたということだな」
捕らえろと言っているがこの赤い結界は出入りするものを受け付けなかった。
近衛兵団が動く前に俺は陛下に言葉を発した。
「陛下、これはどういうことですか?」
「君はこの国で罪を犯した、よって永久に地下牢に幽閉する」
!?
ざわざわと会場がどよめいた。
「私は魔法国にてドゥーラ王国アルゴ様暗殺事件に加担してる者がいると言われアルゴ様の護衛と強化訓練に協力した。これが礼の返しなのか?」
「アルゴ様の暗殺?」
「強化訓練してたの?」
「私は君が欲しい、喉から手が出るほどに」
「なら正式な場を持ってするべきではないのか?」
赤い結界の外に近衛兵団が並んだ。
「…大罪人……ルイス様…この結界を開けてください」
とシフォンが言った。
俺は結界を解いた。
安堵したかのようにシフォンがこちらにきた。
「大変申し訳ありません」
鎖を俺の腕にかけようとした途端、目の前に金色の瞳を持つヴァンパイアが降り立った。
!?
全員気絶かと思いきやヴァンパイアは口を開き
「ドゥーラ王国の国王、世のバランスを崩した罪により貴様を永遠に幽閉することが決まった」
!? ここにいる全員が驚いた。
俺も驚いてる。 俺を守った?
全員が息を飲んだ。
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