55 / 90
ドゥーラ王国
競技大会~剣術大会②~
しおりを挟む
寮に戻るとすでにアルゴがいて飛びついてきた。
「すごいよ!! シルヴィー!!」
「ありがと」
「だってシルヴィー魔法使ってないよね?」
「そうだな、明日も早いから今日はもう寝よう」
「うん」
2日目に2-3-4年生の代表が決まった。
3日目に代表者の剣術大会が始まる。
〈えーでは皆様ご注目ください!
1年生代表魔法国出身 シルヴィー
2年生代表貴族シャチマのご子息 シャチ
3年生代表貴族騎士 ナハレ
4年生代表貴族騎士 アオ
この4人が今回の剣術大会の代表メンバーになります!!!〉
わぁーと会場が盛り上がる。
観客席に限りがあるのでカメラ係の鳥が何羽か飛んでいた。
貴族騎士という括りがあるのか。
そういえばどこかでシャチマと聞いたことがあるな。
「シルヴィー、君と戦えること楽しみにしてるね」
横を通るときにアオに声をかけられた。
「お手柔らかに」といい控室に向かう。
控室にてあみだくじのようなものを引き対戦相手を決める。
「よっしゃ!! 1年生なんてちょー楽」
と言っているのは3年のナハレだった。
冷酷魔法騎士と戦えるなんて光栄に思ってほしいな。
と言いたいがやめた。
「ナハレ先輩お手柔らかにお願いします」
にこっと挨拶してその場を去る。
「恐れを抱いたか、ハハハっ」
「ナハレあの子には注意したほうがいいよ」
「アオ先輩なに言ってんすか、大丈夫ですよ、俺強いので」
「うん、じゃ頑張ってね」
「はい!!」
2年生VS4年生の試合が先に始まり、アオが勝った。
王様の椅子に座っているのはアオだ。
決勝戦にてどちらかが席に着くことになっている。
〈えーでは次は1年生VS3年生の試合を始めます、流血は無しとし相手を戦闘不能にするのはありです、殺してはダメですよ、それでは開始!!〉
「優等生かなんか知らねえが俺はあの魔法国トップクラスの一員になるんだ、こんなところで負けてられるか!!」
「それは大きな夢ですね」
さらっと毒舌なことをいう。
「シルヴィーよ夢じゃない、現実にするんだ」
「そうですか、頑張ってください、応援しています」
涼しい顔でいうと
急に肌で感じる暑さに限界がきた。
「今気づいても遅い」
そうすでにナハレは動いていた。
なるほど、魔法を使う技法は上手なようだ。
たかが試合に愛剣は持ってきていない。
「冷却魔法」
すっと熱がこもっていた地面が凍り付いた。
「は?? 引っかかったな」
!?
地面が崩れた、これは幻影魔法。
なかなかいい魔法を使うじゃないか。
なら熱気、冷気、そして幻影これを手っ取り早く打ち砕くには
「瞬機電流魔法だな」
「は? ま!?」
バチバチと音がなり空から雷が落ちてきた。
〈なんと!! 強力な魔法が空から放たれた!! ナハレの運命やいかに!!〉
まずい少し力を解放してしまった。
「すごいよ!! シルヴィー!!」
「ありがと」
「だってシルヴィー魔法使ってないよね?」
「そうだな、明日も早いから今日はもう寝よう」
「うん」
2日目に2-3-4年生の代表が決まった。
3日目に代表者の剣術大会が始まる。
〈えーでは皆様ご注目ください!
1年生代表魔法国出身 シルヴィー
2年生代表貴族シャチマのご子息 シャチ
3年生代表貴族騎士 ナハレ
4年生代表貴族騎士 アオ
この4人が今回の剣術大会の代表メンバーになります!!!〉
わぁーと会場が盛り上がる。
観客席に限りがあるのでカメラ係の鳥が何羽か飛んでいた。
貴族騎士という括りがあるのか。
そういえばどこかでシャチマと聞いたことがあるな。
「シルヴィー、君と戦えること楽しみにしてるね」
横を通るときにアオに声をかけられた。
「お手柔らかに」といい控室に向かう。
控室にてあみだくじのようなものを引き対戦相手を決める。
「よっしゃ!! 1年生なんてちょー楽」
と言っているのは3年のナハレだった。
冷酷魔法騎士と戦えるなんて光栄に思ってほしいな。
と言いたいがやめた。
「ナハレ先輩お手柔らかにお願いします」
にこっと挨拶してその場を去る。
「恐れを抱いたか、ハハハっ」
「ナハレあの子には注意したほうがいいよ」
「アオ先輩なに言ってんすか、大丈夫ですよ、俺強いので」
「うん、じゃ頑張ってね」
「はい!!」
2年生VS4年生の試合が先に始まり、アオが勝った。
王様の椅子に座っているのはアオだ。
決勝戦にてどちらかが席に着くことになっている。
〈えーでは次は1年生VS3年生の試合を始めます、流血は無しとし相手を戦闘不能にするのはありです、殺してはダメですよ、それでは開始!!〉
「優等生かなんか知らねえが俺はあの魔法国トップクラスの一員になるんだ、こんなところで負けてられるか!!」
「それは大きな夢ですね」
さらっと毒舌なことをいう。
「シルヴィーよ夢じゃない、現実にするんだ」
「そうですか、頑張ってください、応援しています」
涼しい顔でいうと
急に肌で感じる暑さに限界がきた。
「今気づいても遅い」
そうすでにナハレは動いていた。
なるほど、魔法を使う技法は上手なようだ。
たかが試合に愛剣は持ってきていない。
「冷却魔法」
すっと熱がこもっていた地面が凍り付いた。
「は?? 引っかかったな」
!?
地面が崩れた、これは幻影魔法。
なかなかいい魔法を使うじゃないか。
なら熱気、冷気、そして幻影これを手っ取り早く打ち砕くには
「瞬機電流魔法だな」
「は? ま!?」
バチバチと音がなり空から雷が落ちてきた。
〈なんと!! 強力な魔法が空から放たれた!! ナハレの運命やいかに!!〉
まずい少し力を解放してしまった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
【完結】暁の荒野
Lesewolf
ファンタジー
少女は、実姉のように慕うレイスに戦闘を習い、普通ではない集団で普通ではない生活を送っていた。
いつしか周囲は朱から白銀染まった。
西暦1950年、大戦後の混乱が続く世界。
スイスの旧都市シュタイン・アム・ラインで、フローリストの見習いとして忙しい日々を送っている赤毛の女性マリア。
謎が多くも頼りになる女性、ティニアに感謝しつつ、懸命に生きようとする人々と関わっていく。その様を穏やかだと感じれば感じるほど、かつての少女マリアは普通ではない自問自答を始めてしまうのだ。
Nolaノベル様、アルファポリス様にて投稿しております。執筆はNola(エディタツール)です。
Nolaノベル様、カクヨム様、アルファポリス様の順番で投稿しております。
キャラクターイラスト:はちれお様
=====
別で投稿している「暁の草原」と連動しています。
どちらから読んでいただいても、どちらかだけ読んでいただいても、問題ないように書く予定でおります。読むかどうかはお任せですので、おいて行かれているキャラクターの気持ちを知りたい方はどちらかだけ読んでもらえたらいいかなと思います。
面倒な方は「暁の荒野」からどうぞ!
※「暁の草原」、「暁の荒野」共に残酷描写がございます。ご注意ください。
=====
この物語はフィクションであり、実在の人物、国、団体等とは関係ありません。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
どこかで見たような異世界物語
PIAS
ファンタジー
現代日本で暮らす特に共通点を持たない者達が、突如として異世界「ティルリンティ」へと飛ばされてしまう。
飛ばされた先はダンジョン内と思しき部屋の一室。
互いの思惑も分からぬまま協力体制を取ることになった彼らは、一先ずダンジョンからの脱出を目指す。
これは、右も左も分からない異世界に飛ばされ「異邦人」となってしまった彼らの織り成す物語。
最強執事の恩返し~大魔王を倒して100年ぶりに戻ってきたら世話になっていた侯爵家が没落していました。恩返しのため復興させます~
榊与一
ファンタジー
異世界転生した日本人、大和猛(やまとたける)。
彼は異世界エデンで、コーガス侯爵家によって拾われタケル・コーガスとして育てられる。
それまでの孤独な人生で何も持つ事の出来なかった彼にとって、コーガス家は生まれて初めて手に入れた家であり家族だった。
その家を守るために転生時のチート能力で魔王を退け。
そしてその裏にいる大魔王を倒すため、タケルは魔界に乗り込んだ。
――それから100年。
遂にタケルは大魔王を討伐する事に成功する。
そして彼はエデンへと帰還した。
「さあ、帰ろう」
だが余りに時間が立ちすぎていた為に、タケルの事を覚えている者はいない。
それでも彼は満足していた。
何故なら、コーガス家を守れたからだ。
そう思っていたのだが……
「コーガス家が没落!?そんな馬鹿な!?」
これは世界を救った勇者が、かつて自分を拾い温かく育ててくれた没落した侯爵家をチートな能力で再興させる物語である。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる