冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰

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ドゥーラ王国

クソガキ!!

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俺は誰も認めたことはないはずだ……………。

イズモが言っていることが謎だ


「そして君」
こちらを向き

「私が契約して従わせよう」

にやっと顎を持ち上げられ瞳を食べようとしたとき


さすがの俺もこの失態はと自分を責めイズモの右肩が落ちた。


「ぎゃあああああああああ」

右肩を抑え
悶える

四方結界が解かれ四人は悶えていた。
結界を内側から壊されたということは張っていた衝撃が自分たちに返ってきたのだ。


「うぎゃああああ」



「き……………………貴様何者だ」

「ふん、いいこと教えてやる、俺が選んだ魔法研究会のメンバーは誰一人もいない」


「ふ…………………ふざけるなお前みたいなクソガキが……ルイス様なわ………け」

瞳の色を変え少し魔力を開放するとイズモは汗だくになった。


「あ……あっル…………ルイス様」


「なんでここには受け付けない、教えてくれないか? キメラの実験のことを」


「ど……どうしてそのことを」


「場所はあっているようだな」
冷たい瞳になり

「イズモ殺されたくなければ素直に吐け」

魔力で相手を拘束する

「あっあっもっと奥の管理室に」


「管理している人の名は?」


「ギーク様です」


俺は立ち上がり奥の部屋に歩き始め
部屋に結界を張り、指を鳴らすと記憶を消した。

ドゥーラ王国にはルイスは存在しないと

管理室までたどり着くと
ドアを開ける

「すごい声がしたが大丈夫か?」
と男はドアのほうを見た


「だ…誰だ!!」
杖を取り出し、すぐに魔法で杖を取り上げられる



「キメラについてお伺いしたいのですが、『ドラゴンの卵』というのはあなたが実験をしているのですか?」
冷たい瞳で心臓が凍り付きそうな感覚に陥るギーク


「あっあっ、ちがっこれは命令で」


「誰の?」


「ル…ルイス様の」


「俺の命令?」

「へ?」

「よく本人目の前にしてそう易々と俺の名前を言えるな」


「な……本物??」

「これから俺の名前を軽々しく使うやつに雷でも落とす魔法を組み込もうかな」


「魔法研究会のトップがいまさら来たところでアルゴ様の命は我々の物だ」

「? どういうことだ説明しろ」


「ドラゴンを扱えば犯人はただ一人、ドラゴン使いのルイス様だろ、この国で暴れまわればなおさら」

「俺に憧れてるのか貶してるのかどっちかにしろ、サヴァン」


「はいはい」

ポンと現れた、ギークは気絶した。


「やっぱりあんたを呼んだら気絶した」


「そこは君ちゃんの魔法でどうにかしてよね」


「はいはい」

ギークを結界に閉じ込めサヴァンと話をさせる


「はーい、初めましてヴァンパイアのサヴァンでーす、正直に吐かないと君を神様の元に連行いたします」
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