冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰

文字の大きさ
上 下
45 / 90
ドゥーラ王国

イズモ

しおりを挟む
ばさっと小さな埃も蹴散らし
俺の前に降り立つ

「【あまいろ】戦闘中にすまない力を貸してくれないか?」

【もちろん】


【あまいろ】は顔を俺に近づけ額に手を乗せ
探知魔法を発動した。

「魔力がある子は魔法の使い方がうまいし、とてもきれいだ」


「見つけた」
この現在地は魔法学院?


「どこだい?」

「魔法学院の地下みたいだ、この件俺に任せてはくれないか?」


「いいよ、その代わり見つけたら僕の名前を呼んで」


「ヴァンパイアであるあなたの名前を俺が呼んでも魔力が異なりすぎてて呼べない気が」


ヴァンパイアが近くに来て拘束され耳元で
「君ほどの魔力の持ち主なら大丈夫だよ、見つけたらサヴァンと呼んでね」


ヴァンパイアは消え俺はガクリと膝を地面についた

これだから神レベルと会話を交わすのは疲れるんだ

【大丈夫? ルイス?】

【あまいろ】が優しく声をかけてくれた。


「ありがとう、大丈夫だ、まずはアルゴを部屋に連れて行こう、魔法国の戦闘は大丈夫か?」

【クラウスが来てるから大丈夫】

「わかった、そしたら【あまいろ】はアルゴを寮に連れていき見張っててくれないか?」

【わかった】

大きく羽を広げ飛んで行った。



俺は魔法学院の地下に続く階段を見つけたので降りて行った。

魔法学院の地下は学院とは思えないほどの牢屋がいくつもあり

いかにも人体実験していますという雰囲気を醸し出していた


杖ではなく愛刀を取り出しゆっくりと牢屋を抜けていくと明かりがついた研究室にたどり着いた。

だが誰もいない、気配がしなかった。

「ここじゃないのか??」

その時警報がなりすごい力で重力が発動し俺は跪いた。

「ぐっ、これは魔力低下魔法」


「正解、ん?」


「君はどこかで」


男に顎を持ち上げられ
「転校生のシルヴィー君か」
と俺の正体がバレてしまった。

「どうしてこんなところへ?」


ここは
「迷っちゃって……………」
というと

拘束された

ですよね……………。


「うーんおかしいな、ここに入れるのは上級魔法士しかいないいんだよね、迷う?
誤魔化しが下手なようだな」


数人の男が入ってきて
俺を囲むと一瞬拘束がとかれ再度拘束された

これは四方結界 人数が多くなるにつれて結界の効果も大きくなるがまさかここでされるとは


「シルヴィー君たしか、シフォン様が君のことを絶賛していたよ、ぜひとも私たち魔法研究会のメンバーになってほしいとね」


「……あなた方は魔法研究会の方ですか? お名前を伺っても?」


「私の名前かい?」

着ている白衣をビシッとし
「私はあのルイス様に選ばれた魔法研究会メンバーの一人イズモです」


俺が認めた?????
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

囚われの姫〜異世界でヴァンパイアたちに溺愛されて〜

月嶋ゆのん
恋愛
志木 茉莉愛(しき まりあ)は図書館で司書として働いている二十七歳。 ある日の帰り道、見慣れない建物を見かけた茉莉愛は導かれるように店内へ。 そこは雑貨屋のようで、様々な雑貨が所狭しと並んでいる中、見つけた小さいオルゴールが気になり、音色を聞こうとゼンマイを回し音を鳴らすと、突然強い揺れが起き、驚いた茉莉愛は手にしていたオルゴールを落としてしまう。 すると、辺り一面白い光に包まれ、眩しさで目を瞑った茉莉愛はそのまま意識を失った。 茉莉愛が目覚めると森の中で、酷く困惑する。 そこへ現れたのは三人の青年だった。 行くあてのない茉莉愛は彼らに促されるまま森を抜け彼らの住む屋敷へやって来て詳しい話を聞くと、ここは自分が住んでいた世界とは別世界だという事を知る事になる。 そして、暫く屋敷で世話になる事になった茉莉愛だが、そこでさらなる事実を知る事になる。 ――助けてくれた青年たちは皆、人間ではなくヴァンパイアだったのだ。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

処理中です...