冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰

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魔法国

キリウスの封印

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ルイスがそう思っていたなんて知らなかった・
それにゾクゾクした、久々にルイスに命令されて俺はMか! でもまぁ

いつも冷たい瞳で見下しているように見えるので悪い噂ばかりがたって

そんなルイスを俺は救いたかった。

でも蹴散らされての繰り返しでこんなに素直なルイス見たことがない


さぁ魔法騎士団に出陣をきってもらはないとな



マーベラス家

「啖呵を切ったのはいいが、実際私にできることは魔力の瓶を作成すること…おじいちゃん!! 手伝ってください」


「うむ」



少し前
中立都市よりも少し暗黒世界よりの森で


『さぁ目覚めなさい、あなたはここでゆったりと寝ているのではありませんよ?』

女神アメリアはキリウスを封印している魔法石を破壊した。


「ふぅーババアなにもんだ、俺様を目覚めさせるなんていい度胸だな」


『ババアなんて口が悪いわよ』

と圧をかけるがキリウスは「なんだこの光は」と断ち切った。


『あなた、本当にルイスに封印されたのかしら?』


「ババア、ルイスと知り合いか? ならあいつの差し金ということか」


『差し金ではないわ、少し知り合いというだけ、まぁ私の役目は終わったからあとは好きにしなさい』


「けっ人を勝手に目覚めさせて退散とはいい度胸だな、さーてルイスを封印しにいくか?」


森にはモンスターがあふれかえっていた。


「おい、てめら命令だ、ここにルイスを連れてこい」


「御意」

「御意」

とモンスターはワープで中立都市を襲い始めた。

「さーてと魔法国のどこにいるかな?」


キリウスは持っていた遠距離ライフルを覗く

「マーベラスの家にいるのは小さな女とありゃトップクラス5位のクラウスか…
外にはドラゴン…ルイスは? どこだ? いないな、まぁとりあえずおっぱじめてやるぜ、覚悟しとけルイス!!!」


中立都市の時計台を狙い

撃つ


ライフルから発射された弾は時計台にめり込む前に砕け散った。


「ほぉーこりゃたまげた、先代様のご登場ってとこか?」


キリウスの前に出てきたのは先代の騎士団長だった。


「通りすがりの老いぼれじゃよ」


「んじゃさっさと消えろ」


強い風と共に現れたのはクラウスだった。

「なんだてめ、トップクラス5位がきてもどうにもならないぞ」


「そんなことやってみないと分からないだろ」

「騎士団長様お下がりください、中立都市を護衛してください、あちらには多くのモンスターが街を攻撃しています」


「クラウス任せても大丈夫か?」

「はい、俺たちトップクラスの実力を見せてあげますよ」

「俺たち??」

クラウスを先頭にトップクラス、ルイス以外が揃った。

「ほほう、見もの、フランシスカ頼んだぞ」


「御意」

騎士団長は中立都市に向かった。

顎を触りながらトップクラスが揃っているのを見ていた。
「トップクラス全員じゃないが揃うのはなかなか見ものだな」


「貴様をここで封印する」


「はぁー自分の力も分かっていないとはこれが本当にトップクラスなのか驚きだな」
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