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番解消編
私の許可なく?
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面会カードを首から提げたまま病室に向かった。
「ここね」
脇には警備の人が立っていた。
「こんにちはお兄さん」
「こ、こんにちは……」
「琉架の部屋ね」
「はい、身分証の提示と関係者である証明書と面会カードをお見せください」
「あら、ここも厳重な警備、あの子一体なにをしでかしたのでしょうか」
身分証の提示と面会カードの見せた
「関係者である証明を……」
「お兄さん、命令、私をこの部屋に入れてくださる?」
警備のお兄さんは一度目をつぶり
「いらっしゃると思っていましたよ、琥珀梨架さん」
「あら、私の命令が効かないなんてこの世界では二人だけなんだけど、もしかしなくてもあなたは日本支部特別警護隊長の花咲さんですか?」
「どうもお初にお目にかかります花咲です、フルネームで覚えられているのは特別な感じがしますね」
お互いにこっと笑った。
「あなた本当に美しいのね、そしてΩという謎の立ち位置、あなたみたいな人存在してずるいわ」
「それはあなたも同じでしょ?」
お互い譲らないでいると先に口を開いたのは花咲だった。
「琥珀元議員の命令でこちらに?」
「鳴琉? 鳴琉なんて関係ないわ、私は私の意思でここに来たの、むしろ鳴琉が琉架になにかしているのかしら?」
「命令は関係ないと、琥珀元議員は琉架くんに脅迫状を出しています」
「ふざけっあんのバカ男!!」
「その様子だと、違うようですね」
「当たり前じゃない、私が日本から離れている間になんて酷いことを!!!」
「あなたの脈拍、瞳孔から見て判断させて頂きました、お入りください」
「確認の仕方が専門的ね」
「専門なので」
花咲は梨架を中に通した。
ベッドには琉架がいた。
突然開いたから驚いていたのか目を見開いていた。
「おか……あさん?」
「琉架!!!!」ガバッと抱きついた。
「るーか、私の愛しの可愛い可愛い琉架」
髪は乱れ大きなお胸は琉架の顔にあてていた。
「お母さん……苦しい」
「あら、ごめんなさい」
「あなた少し痩せた?」
「……えっとどうしてここに?」
「そんなの決まってるじゃない、私の可愛い可愛い息子に会いに帰ってきたらまさか入院してるなんておもわ……」
目線が下を向き
「ばーぶっ」
琉架の腕の中には愛くるしいほどの
「は?????? んにゃん赤ちゃん!!??」
「あ、お母さん実はね……僕Ωになっちゃって……」
「へっ……Ωに?」
「うん、それで赤ちゃんが……」
「誰かに孕まされたの? 私の許可なく?」
「え、ちがっ……」
「番はちゃんといるの? 私の許可なく?」
「えっと……」
たじろいでいるとそこに慌てて2階に上がってきた要さんと後藤田さんがいた。
「ええ!! 旦那は二人いるの???」と盛大な勘違いをして……。
「ここね」
脇には警備の人が立っていた。
「こんにちはお兄さん」
「こ、こんにちは……」
「琉架の部屋ね」
「はい、身分証の提示と関係者である証明書と面会カードをお見せください」
「あら、ここも厳重な警備、あの子一体なにをしでかしたのでしょうか」
身分証の提示と面会カードの見せた
「関係者である証明を……」
「お兄さん、命令、私をこの部屋に入れてくださる?」
警備のお兄さんは一度目をつぶり
「いらっしゃると思っていましたよ、琥珀梨架さん」
「あら、私の命令が効かないなんてこの世界では二人だけなんだけど、もしかしなくてもあなたは日本支部特別警護隊長の花咲さんですか?」
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お互いにこっと笑った。
「あなた本当に美しいのね、そしてΩという謎の立ち位置、あなたみたいな人存在してずるいわ」
「それはあなたも同じでしょ?」
お互い譲らないでいると先に口を開いたのは花咲だった。
「琥珀元議員の命令でこちらに?」
「鳴琉? 鳴琉なんて関係ないわ、私は私の意思でここに来たの、むしろ鳴琉が琉架になにかしているのかしら?」
「命令は関係ないと、琥珀元議員は琉架くんに脅迫状を出しています」
「ふざけっあんのバカ男!!」
「その様子だと、違うようですね」
「当たり前じゃない、私が日本から離れている間になんて酷いことを!!!」
「あなたの脈拍、瞳孔から見て判断させて頂きました、お入りください」
「確認の仕方が専門的ね」
「専門なので」
花咲は梨架を中に通した。
ベッドには琉架がいた。
突然開いたから驚いていたのか目を見開いていた。
「おか……あさん?」
「琉架!!!!」ガバッと抱きついた。
「るーか、私の愛しの可愛い可愛い琉架」
髪は乱れ大きなお胸は琉架の顔にあてていた。
「お母さん……苦しい」
「あら、ごめんなさい」
「あなた少し痩せた?」
「……えっとどうしてここに?」
「そんなの決まってるじゃない、私の可愛い可愛い息子に会いに帰ってきたらまさか入院してるなんておもわ……」
目線が下を向き
「ばーぶっ」
琉架の腕の中には愛くるしいほどの
「は?????? んにゃん赤ちゃん!!??」
「あ、お母さん実はね……僕Ωになっちゃって……」
「へっ……Ωに?」
「うん、それで赤ちゃんが……」
「誰かに孕まされたの? 私の許可なく?」
「え、ちがっ……」
「番はちゃんといるの? 私の許可なく?」
「えっと……」
たじろいでいるとそこに慌てて2階に上がってきた要さんと後藤田さんがいた。
「ええ!! 旦那は二人いるの???」と盛大な勘違いをして……。
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