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同棲編
記憶喪失なΩ
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まずはやることリストを確認した。
「琉架くん?」
「瑠那さん今日から僕がずっとお世話しますのでよろしくお願いします」
さっきの緊張はどこにいったのか僕はあの時璃亜武がしてくれたように瑠那さんにたくさんの思い出作りをしよう!
その記憶が一瞬で無くなってしまっても少しずつ覚えられるように。
まずはカーテンをあけて
「カーテン開けますね」
と窓を見ると電車が走っていた。
「瑠那さん! 立てますか?」
「うん」
ベッドに行き瑠那さんを起こした。
少し臭う1日ここでなにをしているのか気になる。
窓に近づき新鮮な空気を取り入れた。
僕よりも背が高い瑠那さんを見上げると目を輝かせていた。
「外だ」
「はい、高校までは通われてたんですか?」
「うん、あまり行く頻度はなかったんだけどね、通ってたよ」
喋り方もどこか幼く、逆に僕と近い年齢なんだと思えてしまった。
「ねぇ瑠那さんお風呂行きませんか?」
「お風呂?」
「はい!」
部屋付きの風呂場と最上階には大浴場がある、実をいうと僕もまだ言ったことがないので提案してみると
「行きたい」
と言ってきたのでいちを要さんに許可をとって大浴場に向かった。
「あれ? 琉架さん」
「あ、お疲れ様です」
目の前に来たのはお店スタッフのβこと大橋くん
「どうしたんですかって、その方もしかしてΩ?」
「そうです、瑠那さんです」
「今掃除終わってこれからβの人来ちゃうんですけど一緒に入っても大丈夫そうですか?」
「要さんからは許可貰ったので大丈夫かとそれに僕もβですし」
「うーんまぁそうだけど」
となんとも苦い返事が返ってきた。
とそこにバイブがなったので出た。
「あ、えっはいそうです、あっ優先、分かりました」
電話切ったのは大橋くんできっと要さんだろうと思ってしまった。
「Ω優先なので少し時間ずらしますね」
「せっかく掃除したのにすみません」
「謝らないでください、俺たちの給料はΩ様から頂いているので」
となんとも心優しい人だ。
たしかにサポートはしてるけど体張ってお金を稼いでいるのはりんちゃんやのんちゃん、未来ってことだもんね」
「終わったらこの番号まで連絡ください」
「分かりました」
ぺこっと挨拶して下の階に降りていった。
Ω専用の寮であってβも実はこの寮に住んでいたりする。
要さんがうまく分けてくれていたりドアを2重にして1週間続く発情期の匂いを外やβに届かないようにしたりとすごい工夫がされている。
「瑠那さん、服脱げますか?」
「うん」
どうにかお互い脱ぎ終わって温泉につかった。
「はぁー気持ちいいですね」
「うん」
なんとも反応が初初しく見えるのは僕だけだろうか。
瑠那さんの体には無数の火傷の痕があった。
それは僕にだってある。
まだ消えない1年前までの苦しくて痛い毎日。
「琉架くん?」
「はい?」
「琉架くんってなんだかエロいね」
「!?」
「可愛いし、本当にβ?」
「βだからといって可愛くない人もいないと思いますが」
「そうだね」
にこっと少し瑠衣にも似てる気がする。
そういえば璃亜武と瑠衣今頃何してるんだろう、、、。
僕がいなくなって探す……なんてことしないと思うし、あの男がそれを許可しない気がする。
2人共元気だといいんだけど。
「琉架くん?」
「瑠那さん今日から僕がずっとお世話しますのでよろしくお願いします」
さっきの緊張はどこにいったのか僕はあの時璃亜武がしてくれたように瑠那さんにたくさんの思い出作りをしよう!
その記憶が一瞬で無くなってしまっても少しずつ覚えられるように。
まずはカーテンをあけて
「カーテン開けますね」
と窓を見ると電車が走っていた。
「瑠那さん! 立てますか?」
「うん」
ベッドに行き瑠那さんを起こした。
少し臭う1日ここでなにをしているのか気になる。
窓に近づき新鮮な空気を取り入れた。
僕よりも背が高い瑠那さんを見上げると目を輝かせていた。
「外だ」
「はい、高校までは通われてたんですか?」
「うん、あまり行く頻度はなかったんだけどね、通ってたよ」
喋り方もどこか幼く、逆に僕と近い年齢なんだと思えてしまった。
「ねぇ瑠那さんお風呂行きませんか?」
「お風呂?」
「はい!」
部屋付きの風呂場と最上階には大浴場がある、実をいうと僕もまだ言ったことがないので提案してみると
「行きたい」
と言ってきたのでいちを要さんに許可をとって大浴場に向かった。
「あれ? 琉架さん」
「あ、お疲れ様です」
目の前に来たのはお店スタッフのβこと大橋くん
「どうしたんですかって、その方もしかしてΩ?」
「そうです、瑠那さんです」
「今掃除終わってこれからβの人来ちゃうんですけど一緒に入っても大丈夫そうですか?」
「要さんからは許可貰ったので大丈夫かとそれに僕もβですし」
「うーんまぁそうだけど」
となんとも苦い返事が返ってきた。
とそこにバイブがなったので出た。
「あ、えっはいそうです、あっ優先、分かりました」
電話切ったのは大橋くんできっと要さんだろうと思ってしまった。
「Ω優先なので少し時間ずらしますね」
「せっかく掃除したのにすみません」
「謝らないでください、俺たちの給料はΩ様から頂いているので」
となんとも心優しい人だ。
たしかにサポートはしてるけど体張ってお金を稼いでいるのはりんちゃんやのんちゃん、未来ってことだもんね」
「終わったらこの番号まで連絡ください」
「分かりました」
ぺこっと挨拶して下の階に降りていった。
Ω専用の寮であってβも実はこの寮に住んでいたりする。
要さんがうまく分けてくれていたりドアを2重にして1週間続く発情期の匂いを外やβに届かないようにしたりとすごい工夫がされている。
「瑠那さん、服脱げますか?」
「うん」
どうにかお互い脱ぎ終わって温泉につかった。
「はぁー気持ちいいですね」
「うん」
なんとも反応が初初しく見えるのは僕だけだろうか。
瑠那さんの体には無数の火傷の痕があった。
それは僕にだってある。
まだ消えない1年前までの苦しくて痛い毎日。
「琉架くん?」
「はい?」
「琉架くんってなんだかエロいね」
「!?」
「可愛いし、本当にβ?」
「βだからといって可愛くない人もいないと思いますが」
「そうだね」
にこっと少し瑠衣にも似てる気がする。
そういえば璃亜武と瑠衣今頃何してるんだろう、、、。
僕がいなくなって探す……なんてことしないと思うし、あの男がそれを許可しない気がする。
2人共元気だといいんだけど。
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