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学生編
意識朦朧
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「わざわざお前にこれを知られないようにブロックしたのにな、誰が教えたのかな?」
清志のほうを見た、脅威のαに睨まれ縮こまっていた。
まるで蛇と蛙だ。
「あれはもう使い物にはならないからな、日暮お前が買うか?」
売るってことか、、、。
「買います」
「なら500円で売ってやる」
「え?」
「気が変わらないうちがいいぞ」
「買います」
「犯罪に手を染めたな」
しまった。
「まぁ怯えるな琉架はお前のものだ、でも生きてるかは保証しないがな」
といいどっか行った。
「お前、琥珀さんとそんな約束しちまって大丈夫か??」
「分かんない、でも琉架くん……」
琥珀が手を叩き男たちは散った。
倉庫に残ったのは俺とボロボロになった琉架くんと清志だった。
清志は逃げないように掴んでいた。
傍まで行くと全身に精液がかけられていて、さらに穴からは血が流れていた。
体には無数の痣とキスマがついていた。
口に手をあてがくりと膝をつく
「おいおい、ひでぇーなこりゃどこまで回復するか分からないぞ」
「うん」
引き寄せ抱いた。
----
熱い、苦しい……。
痛い……力が入らない、あたまがくらくらしてぼーっとする。
誰かが傍で泣いている、誰のために?
まさか僕のためにじゃないよね。
寂しそうな泣き声だ。
でもなんか安心するような。
……。
ダメ、もう考えられない。
----
清志の車
倉庫を出て高速に乗っている。
「おい、病院向かうか?」
「いや、ゴンに頼ってみる」
「ゴンって闇医者だろ? ちゃんと精密検査とか受けた方がいいんじゃないか?」
「ダメ、もう絶対に琉架くんを離さない」
それにゴンは闇医者家業をやめて今はちゃんとした医者だ。
「そうかっかするなよ、お前も琥珀さんほどじゃないけどαの威嚇でてるんだから、んじゃぁお前の店向かうぞ」
「うん、ありがとう、この礼はいつかする」
「おう」
琉架くんにタオルで巻いて専用カードを照らして中に入った。
ゴンっていう医者にはすでに連絡してある、チャイムがなれば比嘉さんが出てくれるようにしてある。
事務所を通らずに3階のドアから家に入った。
ちなみにゴンはあだ名で後藤田研って名前が子供に泣かれるって理由で初めの【ご】と最後の【ん】をとって名乗っているみたい、可愛いとこあるよな。
「琉架くん大丈夫?」
時折目を開けたりするが苦しいようですぐに意識を飛ばしてしまっていた。
それよりもこの媚薬みたいなやつどうにかしないと
体についていた精液とかを拭いた。
チャイムがなりゴンを中にいれた。
「お前、俺を頼るなよ」
「ごめん、でも……」
ポンと頭に手が置かれ
「分かってるよ」
道具を広げていた。
「こいつΩじゃないよな?」
「うん、βだよ、媚薬盛られてるみたい」
「んじゃお前はその発散させて、できるだけ口移しで水飲ませて」
「分かった」
ゴンと一緒に琉架くんの治療をした。
時折意識戻って射精して発散させたけどまだまだ辛そうだ。
「よし、なんとかこっちはOKだ、もう挿入していいぞ」
「は!? そ、そんなこんなことになってる子に挿入なんてするかバカ!!」
「へぇーそのテント張ってるのはどう説明するんだ?」
「ばっ……」
「そうかそうか、お前がやらないなら俺がしちゃっても良いんだけどな、なお2人のほうが発散には手っ取り早いしな」
「……誰が」
「なら、後は任せた俺は夜勤明けでねむてぇーんだよ、お前がしたいようにするのが一番良いと思うよ」
と名言を残しゴンは帰った。
清志のほうを見た、脅威のαに睨まれ縮こまっていた。
まるで蛇と蛙だ。
「あれはもう使い物にはならないからな、日暮お前が買うか?」
売るってことか、、、。
「買います」
「なら500円で売ってやる」
「え?」
「気が変わらないうちがいいぞ」
「買います」
「犯罪に手を染めたな」
しまった。
「まぁ怯えるな琉架はお前のものだ、でも生きてるかは保証しないがな」
といいどっか行った。
「お前、琥珀さんとそんな約束しちまって大丈夫か??」
「分かんない、でも琉架くん……」
琥珀が手を叩き男たちは散った。
倉庫に残ったのは俺とボロボロになった琉架くんと清志だった。
清志は逃げないように掴んでいた。
傍まで行くと全身に精液がかけられていて、さらに穴からは血が流れていた。
体には無数の痣とキスマがついていた。
口に手をあてがくりと膝をつく
「おいおい、ひでぇーなこりゃどこまで回復するか分からないぞ」
「うん」
引き寄せ抱いた。
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熱い、苦しい……。
痛い……力が入らない、あたまがくらくらしてぼーっとする。
誰かが傍で泣いている、誰のために?
まさか僕のためにじゃないよね。
寂しそうな泣き声だ。
でもなんか安心するような。
……。
ダメ、もう考えられない。
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清志の車
倉庫を出て高速に乗っている。
「おい、病院向かうか?」
「いや、ゴンに頼ってみる」
「ゴンって闇医者だろ? ちゃんと精密検査とか受けた方がいいんじゃないか?」
「ダメ、もう絶対に琉架くんを離さない」
それにゴンは闇医者家業をやめて今はちゃんとした医者だ。
「そうかっかするなよ、お前も琥珀さんほどじゃないけどαの威嚇でてるんだから、んじゃぁお前の店向かうぞ」
「うん、ありがとう、この礼はいつかする」
「おう」
琉架くんにタオルで巻いて専用カードを照らして中に入った。
ゴンっていう医者にはすでに連絡してある、チャイムがなれば比嘉さんが出てくれるようにしてある。
事務所を通らずに3階のドアから家に入った。
ちなみにゴンはあだ名で後藤田研って名前が子供に泣かれるって理由で初めの【ご】と最後の【ん】をとって名乗っているみたい、可愛いとこあるよな。
「琉架くん大丈夫?」
時折目を開けたりするが苦しいようですぐに意識を飛ばしてしまっていた。
それよりもこの媚薬みたいなやつどうにかしないと
体についていた精液とかを拭いた。
チャイムがなりゴンを中にいれた。
「お前、俺を頼るなよ」
「ごめん、でも……」
ポンと頭に手が置かれ
「分かってるよ」
道具を広げていた。
「こいつΩじゃないよな?」
「うん、βだよ、媚薬盛られてるみたい」
「んじゃお前はその発散させて、できるだけ口移しで水飲ませて」
「分かった」
ゴンと一緒に琉架くんの治療をした。
時折意識戻って射精して発散させたけどまだまだ辛そうだ。
「よし、なんとかこっちはOKだ、もう挿入していいぞ」
「は!? そ、そんなこんなことになってる子に挿入なんてするかバカ!!」
「へぇーそのテント張ってるのはどう説明するんだ?」
「ばっ……」
「そうかそうか、お前がやらないなら俺がしちゃっても良いんだけどな、なお2人のほうが発散には手っ取り早いしな」
「……誰が」
「なら、後は任せた俺は夜勤明けでねむてぇーんだよ、お前がしたいようにするのが一番良いと思うよ」
と名言を残しゴンは帰った。
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