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パフェ①
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「お待たせいたしました、限定いちごパフェでございます、こちらのソースをかけてお召し上がりください」
目の前に出されたのは巨大ないちごパフェだった。
初めて見るそれに目を輝かせていたら向かいに座っている伊藤さんはカメラを構えていた。
そしてパシャリと俺の顔とパフェは撮られた。
「へ?」
「ごめんね、雛のキラキラした顔すっごく可愛いくて撮っちゃった、これデータ残らないから」といいつつその場で現像されるカメラのようで。
目の前には俺とパフェが写った写真があった。
「ちょっ……」
「今日はもう諦めてね♡」
……。なにがね♡だ、首傾げながらそんな可愛く言ってもダメなもんはダメなんだから!!
「はいあーん」
ビリっとなにか言葉に乗っかるものがあり俺は言うことを聞いてしまう。
口をあけ体勢が少し前のめりになりスプーンを口に入れる。
「んっ美味しい……」思わず口に手をあててしまった。
「でしょ、ここのパフェすごく美味しいんだよね、お口にあって良かった、はい次もあーん」
俺は言うことを聞いていると周りからは……。
「やばい、イケメン」「Ωの子すごい美人じゃない?」「あれで男だなんて本当になんか」
「お似合いすぎる……」
ぱくっと食べ俺は我に返る……。
ここど真ん中の席だった/////
目の前に出されたのは巨大ないちごパフェだった。
初めて見るそれに目を輝かせていたら向かいに座っている伊藤さんはカメラを構えていた。
そしてパシャリと俺の顔とパフェは撮られた。
「へ?」
「ごめんね、雛のキラキラした顔すっごく可愛いくて撮っちゃった、これデータ残らないから」といいつつその場で現像されるカメラのようで。
目の前には俺とパフェが写った写真があった。
「ちょっ……」
「今日はもう諦めてね♡」
……。なにがね♡だ、首傾げながらそんな可愛く言ってもダメなもんはダメなんだから!!
「はいあーん」
ビリっとなにか言葉に乗っかるものがあり俺は言うことを聞いてしまう。
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