小さな怪獸

新学期

転校生

2016/4/10　9：00
体育館


「イヤっホー！！俺たちも3年生になったな！な静香！！」


「あーもう佐原うるさい、少し口閉じてろ」


佐原は静香に怒られた

「2人共しー」


「俺は関係ないね」



壇上


「皆さんおはようございます、副会長の油目良です。桜が満開になり新しい学年も入ってきました、最高学年として1年生のことや自分のことしっかりと考えてくださいね」



はぁーねみぃー
昨日の夜も散々良に抱かれイカされた静香は次の日の今日がものすごく疲れていた。

で良の方はお肌ツルツルに…笑


「良のやつカッコイイな！生徒会長にならなかった時はびっくりしたけどあの須藤会長もなかなか口がうまいよなぁー」

「あれ俺のいとこ」


「え！？まじで？知り合いなの？」



「うん」


式が終わり各自クラスに戻ろうとしているが静香は列からはずれ階段を降りていく
「あれ？静香どこ行くの？」

追いかけてきた佐原が静香に質問をなげかける

「ちょっと具合悪ぃから保健室行くって言っといて」


「分かった」


保健室につき事情を話しベッドに入り込むそして寝る


生徒会が終わりクラスに戻ってきた良は佐原に


「静香はどうした？」


「なんか具合悪いから保健室に行ったよ」


「んじゃ俺も…」


ここに新担任の花村が入ってきた



「げ…！？」


「誰だー今げっとか言った奴今度のテストお前だけマイナスにしてやろうか？」

鬼畜理科の教師花村が入ってきた
グラサンが似合うような顔ヒゲがある

*元理科の教師小早川に変わって入ってきた教師


「しー」



「あ？大和静香は？てっきりあいつが俺のことをげっといったのかと思ったがいないなら佐原あたりか？」


うわぁー当たってるし、なんでこいつなんだよ

*クラスの人は2年からの持ち上がり、担任だけ変更
「まぁいいや出席取るぞ、油目！あっ副会長いるのかそりゃー嬉しいな」

満面の笑みを浮かべる花村

「あ…ははい」


出席確認が終わると花村は一度廊下に出た


「おいこっち入ってこい」


「何？」
「さぁー」


佐原と良の席は隣

「転校生を紹介する！！新川アギトだ」


「は…初めまして新川アギトです、宜しくお願いします」

声はかなり小さいそして名前に対して1人の生徒が大笑いしてしまった