小さな怪獸

枝浬菰

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生徒指導室でお昼ご飯

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静香は声の主に顔を向けるないや、ダッシュで逃げようとしたが既に腕を掴まれ、そのまま生徒指導室に連れて行かれた。そしてなぜか鍵を閉められた。

さすがに先生は殴れない…。

なぜ天敵だというと、静香は理科の成績が凄くヤバイからである。
見つかり次第説教される。

「まぁまずはほい、昼飯」
小早川先生は静香の目の前にサンドイッチと飲み物を出した。

「あっいえ…俺はお腹すいてないというか…? 先生に会いたくないというか…?」
「まぁ今日は説教しないからお昼食べなさい。テニス部は試合が近いからあるんだろ?」

「まぁ部活はありますけど…、やっぱり俺いいっす」

静香は立ち上がり教室を出ていこうとするが
ドアドンをさせられる。

生徒指導室は割と学校の隅にあるのでなかなか人が来ない。
大きな音がしても喘いでも平気というわけだ。


(ちっ早く食えよ)「先生の言うこと聞こうよ? 俺がこんなに優しい時はなかなか巡り会えないぞ?」

静香はビクッとなり先生の顔を見上げる。
だが静香は小さい体を活かしソファーの方に逃げる。

「ちょっ…先生何が目的?」
「?君にご飯を与えようと思っただけだけど? サンドイッチ食べてくれれば開放してあげるよ」

予鈴がなった
「これ…」

「これ…持っていっちゃだめ?」
「ダーメ1人で食べられないんなら俺が食べさせてあげようか?」
「!? はっ…や…」


先生は静香の腕を片手で押さえサンドイッチを食べさせようとしている。

「ん…あれ? 美味い…」
無理やり食べさせられたサンドイッチだが、かなり美味い。

「ちょっと貸して、これ美味いな」


先生の手からサンドイッチを取り上げむしゃくしゃと食べる。
先生はにやにや顔が止まらない。

食べていくうちに口の中でガリっとしたものを飲み込んでしまった。
「!? なに…? 今ガリって…く…」
静香はソファーに倒れた。
サンドイッチには媚薬が混入していた。
先生は初めからこれが狙いだった。

(なにこれ……体が熱い……)
「はぁはぁ、なんで?」


「そりゃ成績が良くならない大和静香をお仕置きしないといけないと思って!!」
「くっ…こんなことして許されるとでも?」

「ここの理事長は知ってるだろ??」

静香は理事長と言う言葉に反応してしまった。
「理事長様に許可を頂いたんだよ、大和静香を襲う許可をね!!」

「くっ」

小早川は静香の上に跨る。

静香は反射的に必殺技を出そうとするが
「いいのか? 留年させるぞ?」
「くっ、理事長に許可もらったって、他の先生や生徒は許さないよな?」

「ふん。小さな怪獸と言われただけ度胸があるな」
「!? なぜそのことを!?」


「これも理事長の情報だけどな、言っとくがお前が悪い成績を取った教科の先生は皆お前を襲うと思え」

「!? なぁ…て…や」



小早川は静香の両腕をネクタイで縛った後、ズボンを脱がして、さそっく蕾に性器を入れ込む。

「くっ…やっ入らないよ」
身をよぎるが体を固定されてしまった。

四つん這いの状況で小早川の大きなものが静香に挿入される。

「ならしてないからちとキツイな…でも、俺ので溶かしてやるよ」
ピストン運動が始まる。
「うん…く…」
されるがままに腰を打ち付けられる。
嫌なのに内壁が小早川の性器を包み、離さない。

小早川の速度は早くなり、2人の息が上がる。
「? へぇーわりと静かじゃん? それに中は嬉しがってるみたいだぞ」
「はぁはぁ…… んっ殺す」

小早川はすかさず静香の性器を扱う。
「イっちゃう?」
乱暴に性器を上下に扱われ体がビクビクと震える。
「く…んぁ」

静香に絶頂が来たとき深いキスをもらった。
「ふん…う…ん…ん」

ドックン!!
小早川と静香は同時にイってしまった。

「最高!!」
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