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№28:トラップ解除?
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まあ、今回はあそこへみんなで行くために、床下の蓋を誰かに閉められないようにその蓋の部分は見つけにくい場所に隠した。
それとただやはり床下に入る際、茉莉香ちゃんだけは相当苦労していたけど、まあそれでも一応その場所までいけた。そして、そこに落ちていたカバンを見つけ、その場をみんなで手分けし調査してきた。
その場所に行った時に、今回はもう一つのカバンの中にあったLED照明を利用して周囲もよく確認できたし、前回は気付かなかったが一枚、何かを示すような紙、いやメモ用紙がマット下に隠してあった。
それには、どうやらこの部屋を出るための方法とトラップの解除の仕方が詳細に書いてあったのだ。
それが先程拓が言っていた方法だった。これに関しては俺が前に解除した方法と若干違うのだが、どうやら後に役立つ事も書いてあった。
実際その方法はそのメモ用紙一枚では解らない様になっていたが、偶然かもう一つのカバンの中に入っていたメモ用紙に、それらしい答えになるような事を書いてあり、その内容と照らし合わせると理解ができた。
まあ、一部は途切れていたがだいたい想像は付く。
その内容はトラップと言うより仮設散水用装置の解除のしかたと、バルブの操作とその閉めかた、それと警報などの仕掛けを外す方法である。
それと散水配管を直す方法であった。しかも、おあつらいへ向きに床下で見つけたカバンの中には、それを直すのに必要な道具がちゃんと入っていた。
なので今からそのトラップの解除作業を、俺達は協力して行なう事にしている。
まずは、バルブを閉める作業をしよう。これは以前、いや桜花達が見つけた場所にあるので、その操作は桜花と茉莉香ちゃんに任せる事にする。
「あそこのバルブ操作は、2人にお願いしても良いかな。桜花、茉莉香ちゃん」
「うん、任せて私達で操作するよ」
「うんうん、任せてレン君。えっと青い配管のやつだよね。確か?」
配管の色を確認してきたので答えようとした。
「おう、そうだな。茉莉香ちゃん青いやつだ」
何故か俺が答えようとしたのを遮って拓が答え茉莉香ちゃんにアピールしていた。
「なんで、拓哉君が答えるの?私はレン君に聞いたんだよ。ねぇ、桜花ちゃん」
「えっ、なんでそこで私にふるの?茉莉香ちゃん。それに・・・まあ、いっか」
などと俺が見ている前で3人が漫才をやりだした。
とりあえず、そちらの方は2人に任せて俺達は中央の柱の裏にある扉を開ける作業をしようとしたが、何故かまだ3人でワンヤワンヤ言っている。早くバルブの操作をして欲しいのだが。
・
・
そして、まあなんやかんやでこの部屋のトラップは解除して、今はとりあえず最初に桜花がいた部屋に来ている。
どうやらこの部屋は一応俺達の安全エリアになっているようだ。まあ俺達はいま仲間の状態なので同じ場所が安全エリアになっている様だ。
「いやー、まいった、まいった。まさかあそこでトラップが、働くとは思わなかったわぁ」
「何を言ってんですか、拓哉君。あなたがレン君の手伝いをしないから、あんな事になったんじゃないですか」
「いやぁ、ごめんごめん。まさかあんなに早く連夜が扉を開放できてるとは、思わなかったから」
そうなのである、あの時3人が漫才をやっている間に扉を固定したボルトを外しいつでも作業を出来る状態にしていた。
しかし、拓が悪ふざけをして茉莉香ちゃんを、からかったものだから茉莉香ちゃん怒って拓を突き飛ばしてしまった。まあ、ここまではよかったのだが拓が突き飛ばされ先には中央の柱があり、そこに体を打ちつけた。
まさかその際に振動で扉が開き例の散水装置が働いてしまってしまい水が出てしまった。
まあ、すぐにバルブを閉めて問題なかったし、ワイヤーで繋がっていたトラップのスイッチも切ったので問題は無かった。
それにその時に色々と罠があったが、それも上手く解除できたので問題は無かった。しかし、おそらくあの床下は水浸しだと思う。
まあ俺もボルトを外すのが早かったのと、漫才を注意しなかったのが原因などで咎めたりはしないが、さすがに拓以外の2人はすごく落ち込んでいる。
「そのさ、2人とも別に問題無かったんだから、そんなに落ち込まなくても・・・」
「レン君は優しいね。そこのおバカとは違うよ」
「おい、それは無いだろ。あの時は俺のせいじゃ・・・」
「2人とも止めてください。みんなが平等に悪いんですし、それに喧嘩は良くないですよ」
まあ、桜花の言うとおりだと思う。あの時はあれで結果オーライだと俺は思う。
実際どの様な事が起きたかと言うと次のとおりである。
それとただやはり床下に入る際、茉莉香ちゃんだけは相当苦労していたけど、まあそれでも一応その場所までいけた。そして、そこに落ちていたカバンを見つけ、その場をみんなで手分けし調査してきた。
その場所に行った時に、今回はもう一つのカバンの中にあったLED照明を利用して周囲もよく確認できたし、前回は気付かなかったが一枚、何かを示すような紙、いやメモ用紙がマット下に隠してあった。
それには、どうやらこの部屋を出るための方法とトラップの解除の仕方が詳細に書いてあったのだ。
それが先程拓が言っていた方法だった。これに関しては俺が前に解除した方法と若干違うのだが、どうやら後に役立つ事も書いてあった。
実際その方法はそのメモ用紙一枚では解らない様になっていたが、偶然かもう一つのカバンの中に入っていたメモ用紙に、それらしい答えになるような事を書いてあり、その内容と照らし合わせると理解ができた。
まあ、一部は途切れていたがだいたい想像は付く。
その内容はトラップと言うより仮設散水用装置の解除のしかたと、バルブの操作とその閉めかた、それと警報などの仕掛けを外す方法である。
それと散水配管を直す方法であった。しかも、おあつらいへ向きに床下で見つけたカバンの中には、それを直すのに必要な道具がちゃんと入っていた。
なので今からそのトラップの解除作業を、俺達は協力して行なう事にしている。
まずは、バルブを閉める作業をしよう。これは以前、いや桜花達が見つけた場所にあるので、その操作は桜花と茉莉香ちゃんに任せる事にする。
「あそこのバルブ操作は、2人にお願いしても良いかな。桜花、茉莉香ちゃん」
「うん、任せて私達で操作するよ」
「うんうん、任せてレン君。えっと青い配管のやつだよね。確か?」
配管の色を確認してきたので答えようとした。
「おう、そうだな。茉莉香ちゃん青いやつだ」
何故か俺が答えようとしたのを遮って拓が答え茉莉香ちゃんにアピールしていた。
「なんで、拓哉君が答えるの?私はレン君に聞いたんだよ。ねぇ、桜花ちゃん」
「えっ、なんでそこで私にふるの?茉莉香ちゃん。それに・・・まあ、いっか」
などと俺が見ている前で3人が漫才をやりだした。
とりあえず、そちらの方は2人に任せて俺達は中央の柱の裏にある扉を開ける作業をしようとしたが、何故かまだ3人でワンヤワンヤ言っている。早くバルブの操作をして欲しいのだが。
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そして、まあなんやかんやでこの部屋のトラップは解除して、今はとりあえず最初に桜花がいた部屋に来ている。
どうやらこの部屋は一応俺達の安全エリアになっているようだ。まあ俺達はいま仲間の状態なので同じ場所が安全エリアになっている様だ。
「いやー、まいった、まいった。まさかあそこでトラップが、働くとは思わなかったわぁ」
「何を言ってんですか、拓哉君。あなたがレン君の手伝いをしないから、あんな事になったんじゃないですか」
「いやぁ、ごめんごめん。まさかあんなに早く連夜が扉を開放できてるとは、思わなかったから」
そうなのである、あの時3人が漫才をやっている間に扉を固定したボルトを外しいつでも作業を出来る状態にしていた。
しかし、拓が悪ふざけをして茉莉香ちゃんを、からかったものだから茉莉香ちゃん怒って拓を突き飛ばしてしまった。まあ、ここまではよかったのだが拓が突き飛ばされ先には中央の柱があり、そこに体を打ちつけた。
まさかその際に振動で扉が開き例の散水装置が働いてしまってしまい水が出てしまった。
まあ、すぐにバルブを閉めて問題なかったし、ワイヤーで繋がっていたトラップのスイッチも切ったので問題は無かった。
それにその時に色々と罠があったが、それも上手く解除できたので問題は無かった。しかし、おそらくあの床下は水浸しだと思う。
まあ俺もボルトを外すのが早かったのと、漫才を注意しなかったのが原因などで咎めたりはしないが、さすがに拓以外の2人はすごく落ち込んでいる。
「そのさ、2人とも別に問題無かったんだから、そんなに落ち込まなくても・・・」
「レン君は優しいね。そこのおバカとは違うよ」
「おい、それは無いだろ。あの時は俺のせいじゃ・・・」
「2人とも止めてください。みんなが平等に悪いんですし、それに喧嘩は良くないですよ」
まあ、桜花の言うとおりだと思う。あの時はあれで結果オーライだと俺は思う。
実際どの様な事が起きたかと言うと次のとおりである。
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