巻き込まれて異世界へ ～なぜだか関わった人の運命変えてます～

第5章 王都シルフォードに向けて出発かもしれない。

5-8 妖精ファルとユウマの魔法

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　そして、ユウマが【聖光気】を開放したと同時に目が覚めて現在に至るそうだ。
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　ファルからその様な話を聞いてから、何気に考え事をしていると。

『ねぇ、マスターこの子達どうするの？それに周りに散らばっている魔石も？』
「あっ!ああ、そうだそうだ！この子達を回復させないと、ゾンビになってしまうかも知れない」

　ファルの言葉に先程の少女と子供の狼の事を思い出し、そちらの方をみて見た。

　すると先程と変わらず気絶はしているが、何故か顔色は良くなっている様だ。

　とりあえず【超級解析】のスキルを使用して、ゾンビになってしまう呪詛を解析をしてみることにした。するとゾンビになる呪いはどうやら聖なる力で消えているらしく解析出来なかった。その為もう一度この子達の情報を確認してみたら、確かにゾンビになる呪詛の効果は無くなっていた。ただし腐食毒の方は、まだ健在の様だ。

　それで今度は、腐食毒の方を【超級解析】で解析してみると、塗り薬である防腐薬を傷口に塗り使用するか、初期状態なら生活魔法の範囲消毒エリアクリーンで一定時間すれば解毒できます。
　また、ある程度進行している場合は、聖属性の解毒治療デトックスキュアが有効、又は上位回復魔法の聖回復治療メディカルキュアによる回復でも可能と表記されていた。

　しかし、ユウマはこれらの魔法とアイテムを持ってないと考えていたら、ファルが突然。
『何だ！そんなので治るのなら、マスターでもできるよ』
　自信満々で語りかけてきた。

「いやいや、俺！このタイプの魔法もってないから」
　ユウマとしては以前魔法を閲覧した時は、こんな魔法は取得していた覚えがないのでそう答えると。

『えっ？でも私も使えるからマスターも使えるはずだよ？』
「はっ？今なんとおっしゃいましたか、ファルさん？」
『えっ！私も使えるからマスターも使えるよ。だって私たち契約でお互いが魔力と精神でつながってるから』
　ユウマが、ファルの言葉に「なんですと」と、声を出し魔法を閲覧してみたら、とんでもない事になっていた。

～◎～◎～◎～◎～
～魔法～
無属性：
・【能力向上ブースト】・【範囲消毒エリアクリーン】・【加速アクセル】・【過重力グラヴィティ】・【反重力アンチグラヴィティ】・【減速スローダウン】・【清浄化クリーンアップ】・【防御向上プロテクト】・【魔力分別マジネティックセパレート】・？？？？

聖属性：
・【軽度治療ヒール】・【魔法遮断聖盾マジックカットシェル】・【解毒治療デトックスキュア】・【聖回復治療メディカルキュア】・【全状態異常回復サクリファイス】・【蘇生治療メディカルリバイブ】・【魂蘇生ソウルリバイブ】・【肉体蘇生】・【聖光槍雨ホーリーランスレイン】・【聖光の咆哮ホーリーブレス】・【聖光の矢ホーリーアロー】・【聖光の十字架ホーリークロス】・【中級治療ヒーリング】・【死者蘇生リザレクション】・【浄化プリフィケーション】・？？？？

風魔法：
・【風斬りエアカッター】・【風盾エアシールド】【真空斬カマイタチ】・【空中浮遊レヴィテーション】・【空気遮断エアカット】・【空気圧縮エアコンプレーション】・【清風ウインド】・【範囲空気エリアエアウォール】・【竜巻ウインドハリケーン】・【清風回復ウインドリーフ】・【風の槍ウインドランス】・【温度調整エアコン】・？？？？

火属性：
・【火炎ファイヤー】・【火炎弾フレイムブレッド】・【空間暖房エリアヒーター】・【火炎矢弾幕フルファイヤーアロー】・【火炎爆破ボムズフレイム】・【火炎矢ファイヤーアロー】・【火炎壁ファイヤーウォール】・【火炎爆破エクスプロージョン】・【火炎旋風ファイヤストーム】・？？？？

紅炎属性：
・【紅炎フレア】・【紅炎弾フレアブレット】・【紅炎爆破フレアボムズ】・【紅炎の咆哮フレアブレス】・【超級紅炎波メガフレア】・？？？？

蒼炎属性
・【蒼炎光弾ブルーフレイルブレッド】・【蒼炎爆ブルーフレア】・【蒼炎光の咆哮ブルーエクスト・レイ】・？？？？

雷属性：
・【電撃ショックボルト】・【雷撃サンダーボルト】・【超電撃メガボルト】・？？？？

水属性：
・【水流弾ウォーターブレット】・【氷の矢アイスアロー】・？？？？

土属性：
・【土盾クレイシールド】・【破砕爆裂バーストインパクト】・【隕石雨メテオレイン】・【流星落下メテオ】・？？？？

光属性：
・【光照ライト】・？？？？

闇属性：
・【影移動シャドウウォーク】・？？？？

？？？？属性
・？？？？？

創生魔法：創生できる回数（１／１から変更→新：5／5回）一週間で回復
・【低速搾り撹拌ジューサー】

MPマジックポット（7／７）

※MP回復は魔素の濃い場所で通常1ヒュリテ（1時間）から変更→新：10メリテ（10分）に1ポイント、ただしスキル経験倍増、時空操作、超加速持ちなので通常の１０分の１の時間で1ポイント回復。

MPSマジックポットスフィア（1日10回使用可能から変更→新：1日20回使用可能）

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　この魔法の種類と数を見て、えらい事になっているのに気が付き、これ以上あまり考えない様にした。
　何せ魔法が異様に増えている上、色々使える様になっている。
　恐らくファルが先程言っていた、自分が使える魔法は、マスターであるユウマにも使えるはずだからと、言っていたからだ。

　それにMPマジックポットの回復速度が異常なほどに速くなっている。このままではいずれ殆ど待ち時間が必要無く、永遠に魔法が使えてしまうかも知れない。

　さらに、創生魔法に関しては作り出せる回数が増えている。これはもう、今後魔法の閲覧をしていたら頭が痛くなりそうだ。今後必要が無い限り閲覧しない方が良い様な感じがしてきた。

　ステータスも恐らくすごい事になっているだろうから、そちらも見ない様にしようと考えた。

　そして、ファルにも、この事を黙っている様にお願いした。

　その後少女と子供の狼に、MPマジックポットを惜しむこともなく盛大に、聖属性の上位回復魔法【聖回復治療メディカルキュア】唱えて治療した。
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　すると少女と子供の狼から腐食毒が消え去り、正常な状態になった。そして、そのまま安らかな寝息を立てて寝てしまった。
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