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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-21 救出大作戦?
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そんな事は今のところどうでもいいのだが、明後日といえば冒険者がこの鬼人の街にやってくるぐらいだ。それにその時地上に出ると・・・討伐される事になってしまう。
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しかもここに捕らわれてる鬼人とエルフ達は、殆どの人達が無害というかごく一般の人達のようだし、しかも小さい子供達が多い感じである。後は老人と女性の数が多い、比較的に若い男性はこの場にはいない。
「おいおい!あんな小さな子達も強制的に働かせてるのか?こりゃいよいよもって許すまじ!・・・でもしかし、あいつ等どうやってこの地下に降りてきてるんだ?」
子供達にも強制労働をさせている事に対しては非常に頭にきたが、それはおいおい如何にかするとして、今はどうやって奴等がこの場に降りて来れたのかを、天井部付近より静かに見下ろし不思議に思い周囲と邪気を放つ鬼人(邪鬼人)達を見渡していた。
「しっかし、ホント悪そうな面構えと図体だな?悪い奴ってなんとなくみんな同じに見えてくる。おっ、あれってもしかして・・・」
悪意のある邪鬼人はビア樽タイプとヒョロ長いタイプがいるが、なんとなく悪人面をしてるのでこちら側としては処分するのも気を使わなくて済む。
それとは別に地下施設の上部、まあ殆ど天井部なのだが、そこより地下の地上部分周辺を確認していると、一つ解った事がある・・・それは悪意に満ちた5人の邪鬼人がいる足元の床部分だけが、他とは違う感じのする台座みたいな物だという事に気付いた。それは明らかに材質もであるが、そこから放たれる魔力が通常と違うというより普通に考えたら地べたから魔力が放出していること事態おかしい。
それにもう一つ気付いた事がある・・・それはシャナ姫達から聞いていた情報では、地下施設は牢屋が建ち並び殆どが牢屋で隙間が無い敷き詰めたような施設だった筈だが、今現在、目に見える範囲で確認出来るのは、プレハブっぽい建物が数個あるだけだ。後はただ広いだけの空間であり仕切りなど何もない。
それにこの地下空間の広さとしては、地上にある宮殿の広さより若干少し大きめである事だ。情報よりかなり広範囲で天井までもかなり高い、まあビル三階分ぐらいの高さだ。
実際聞いていたのは、地下二階分ぐらいまである牢屋だったはずだが、三階分と言う事も若干不思議なくらいだ。
「しかし、この地下施設の牢屋だったところは・・・何の為に広げてるんだ?わざわざ二階層あった部分をぶち抜き高さと広さを確保して、もしかしてシャナ姫達が逃げ出したからそうしたのかな?それでもそんなに日にちは経ってないはずだし・・・突貫作業でしたのか?まあ、入口を塞いでる時点でこの地下は1つの檻になってるけど、これは・・・」
シャナ姫達から聞いていた話とそれまでの日程を考えても、どうにも5日以内でこの地下施設と地上の宮殿を改装したような感じである。そのうえこの地下施設では何かをとんでもない事を行なうようだ。
何故その様に思ったかと言うと、この広げられた地下施設の空間には、四隅の方に何かをする為であろう石碑が建てられていたからだ。
「まあ石碑については、大体予想は付くけどシルク様達は、この事に関して何も言ってなかったはずだけど?あっ、てっ事はあの石碑に関する事は元から成功する事がない。というより失敗する事が確定してるんだなきっと、そうしないと大事になってる筈だからな・・・」
その考えに至ったのは、以前攻略したダンジョンでゴブリンが大量発生させていた石碑と似たような感じであったからだ。まあ、あの時はこちらの能力は相手よりかなり上だったので、問題なく討伐できたが場合によっては数に押しつぶされる可能性がある。
これに関しては何が出るかは解らないが、恐らく魔獣を召喚する為の石碑の類である事は間違いないと思う。
そんな事を考えながらいつの間にか下で、ワーギャ一言っていた話は終了したようで、悪意に満ちた邪鬼人達が立っている足元の台座みたいな場所が光だし、なにやら魔法陣が現われた。その台座は魔法陣が現われたと同時に5人を乗せた状態で上空へと浮かび上がりそのまま地上の方へと消えて行った。
どうやら邪鬼人達が乗っていた台座は、早い話しエレベータみたいな昇降する魔法の装置があったる事が解った。
「なっ!あんな仕掛けがあったのか、それでか、それであんなに魔力を放っていたのか・・・ん?でも、魔力を放出する意味ってあるのか?・・・まあ、それはどうでもいいか!」
地上と地下を繋げる階段や通路をわざわざ潰して、どうやって地下の様子を見るのかが不思議だったが、今目の前で起こった事で納得した。まさか魔法による昇降装置があるとは考えなかった。
確かに、それなら間違いなく全ての通路を塞げば、どこにも逃げられる事は無いし、誰かが進入して助け出す事が出来ない。
「・・・まあ、普通ならここまで用心されては、捕らえられた鬼人やエルフ達は逃げ出すどころか助け出す事は出来ないだろう。だが、まさか穴を掘ってくるとは思わなかっただろうな。何せ既に俺はこの場所まで来ている」
それに、ここに捕らえている人達は殆どが子供や女性達、それに老人達なので逃げ出すにしても、どの道穴を掘るしかないし、その作業に専念しているのも、全て無害な大人の男性が数人だ。
まあ、このまま易々と見捨てる事は俺には出来ないので、このまま助け出す事に決めている。
幸いこの場所を見張っているのも、擬態したオーガやデミゴッドゴブリン等のゴブリンばかりなので、恐らく地上との連絡要員はいないだろうし、丁寧に監視などもしてないだろうから助け出すのは簡単である。
実際普通なら無理だろうが、俺にはそれが可能だ。後は見張りの奴等を倒せば脱出は転移用のアイテムを使用すれば、ここの地上に上がる事無く脱出できるからだ。
そこからは、簡単であった。まずは気配と【認識阻害・隠密】のスキルを使用したまま静に地下施設の地上に降り立った。・・・この時点でも誰も気付いてない、どうなってんだ俺のスキルは、今迄もそうだが万能すぎる。
まあ、それは言いとしてそのまま気付かれないまま、擬態した魔獣を次々と倒していった。もちろん声をあげられたら元も子もないので、一旦眠らさせて次々と目立つ奴をメインに葬って行った。
「・・・ビックリだ!ここまで見張りがやられてるのに、周囲にいるどの擬態したモンスター達も気付いてない。俺って暗殺者にもなれるんじゃ・・・まあ、そんな物騒な事しないけど、これも一応はこれも暗殺になるのかな?」
そう思いながら次々と魔獣に関しては葬っていった。
とりあえず地下にいた、見張りである擬態した魔獣は全て葬る事に成功した。その際数人の鬼人とエルフ達は異変に気付いたようだが、実際何が起きているかは解っていないようであった。
まあ見張りである奴等にさえ気付かなければ殆ど問題はない。そう地上との連絡さえ、されなければ万事OKなのである。
最初は色々あって俺が見張りである擬態した魔獣達を全て倒して姿を現した時は、流石に周囲にいた鬼人の子供達にすごく驚かれたが、敵意がないと解り近付いてきた。
しかし、流石に子供達以外は警戒が強い・・・まあそれは当たり前だと思うが、何でその警戒心を閉じ込めた奴等や魔人族に対して向けなかったのか不思議である。実際そう言う事があったからシャナ姫の父親であるエンキ王が特に警戒しているのがよく解る。
ただここでは時間の無駄になるので、シャナ姫とエリーゼ姫達にこちらに来てもらい説得して貰う事にした。
それで、一旦連絡を付け転移用のアイテムでこちらの場所まで来て貰った。
「お父様!ご無事で」
「おお、シャナよ!無事であったか、しかし何故ここに?」
確かにお互い無事に再会できたのは、喜ばしいが・・・早く説得してくれ。
シャナ姫が再会を喜んでいるその間にもエリーゼ姫は、他の人達、特にエルフ達の説得をしてくれていた。流石に子供達は素直なのか、それとも直感的に感じているのかは解らないが、すぐに転移して脱出してくれた。
シャナ姫とエンキ王が、その場を動かないから他の鬼人で特に中高年層の人達が動こうとしない。それに一部のエルフ達もである。
流石に時間がかかるのは、この場では思わしくないのでそろそろ声をかける事にした。
「まあ、今はゆっくり親子の再会を喜び語らい・・・いやいや、それは後にしろ!転移した後に落ち着いてからやってくれ。今はとりあえず脱出する事を優先してくれ・・・」
親子の無事再会で何よりだが、今はそれどころではない。さっさと安全な場所に移動して貰いたい。最終的にシャナ姫とエリーゼ姫の説得により、この地下施設から次々と順番に脱出していった。
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まあ、とりあえず・・・昼頃には捕らわれた鬼人とエルフ達の全員を助け出す事に成功した。
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しかもここに捕らわれてる鬼人とエルフ達は、殆どの人達が無害というかごく一般の人達のようだし、しかも小さい子供達が多い感じである。後は老人と女性の数が多い、比較的に若い男性はこの場にはいない。
「おいおい!あんな小さな子達も強制的に働かせてるのか?こりゃいよいよもって許すまじ!・・・でもしかし、あいつ等どうやってこの地下に降りてきてるんだ?」
子供達にも強制労働をさせている事に対しては非常に頭にきたが、それはおいおい如何にかするとして、今はどうやって奴等がこの場に降りて来れたのかを、天井部付近より静かに見下ろし不思議に思い周囲と邪気を放つ鬼人(邪鬼人)達を見渡していた。
「しっかし、ホント悪そうな面構えと図体だな?悪い奴ってなんとなくみんな同じに見えてくる。おっ、あれってもしかして・・・」
悪意のある邪鬼人はビア樽タイプとヒョロ長いタイプがいるが、なんとなく悪人面をしてるのでこちら側としては処分するのも気を使わなくて済む。
それとは別に地下施設の上部、まあ殆ど天井部なのだが、そこより地下の地上部分周辺を確認していると、一つ解った事がある・・・それは悪意に満ちた5人の邪鬼人がいる足元の床部分だけが、他とは違う感じのする台座みたいな物だという事に気付いた。それは明らかに材質もであるが、そこから放たれる魔力が通常と違うというより普通に考えたら地べたから魔力が放出していること事態おかしい。
それにもう一つ気付いた事がある・・・それはシャナ姫達から聞いていた情報では、地下施設は牢屋が建ち並び殆どが牢屋で隙間が無い敷き詰めたような施設だった筈だが、今現在、目に見える範囲で確認出来るのは、プレハブっぽい建物が数個あるだけだ。後はただ広いだけの空間であり仕切りなど何もない。
それにこの地下空間の広さとしては、地上にある宮殿の広さより若干少し大きめである事だ。情報よりかなり広範囲で天井までもかなり高い、まあビル三階分ぐらいの高さだ。
実際聞いていたのは、地下二階分ぐらいまである牢屋だったはずだが、三階分と言う事も若干不思議なくらいだ。
「しかし、この地下施設の牢屋だったところは・・・何の為に広げてるんだ?わざわざ二階層あった部分をぶち抜き高さと広さを確保して、もしかしてシャナ姫達が逃げ出したからそうしたのかな?それでもそんなに日にちは経ってないはずだし・・・突貫作業でしたのか?まあ、入口を塞いでる時点でこの地下は1つの檻になってるけど、これは・・・」
シャナ姫達から聞いていた話とそれまでの日程を考えても、どうにも5日以内でこの地下施設と地上の宮殿を改装したような感じである。そのうえこの地下施設では何かをとんでもない事を行なうようだ。
何故その様に思ったかと言うと、この広げられた地下施設の空間には、四隅の方に何かをする為であろう石碑が建てられていたからだ。
「まあ石碑については、大体予想は付くけどシルク様達は、この事に関して何も言ってなかったはずだけど?あっ、てっ事はあの石碑に関する事は元から成功する事がない。というより失敗する事が確定してるんだなきっと、そうしないと大事になってる筈だからな・・・」
その考えに至ったのは、以前攻略したダンジョンでゴブリンが大量発生させていた石碑と似たような感じであったからだ。まあ、あの時はこちらの能力は相手よりかなり上だったので、問題なく討伐できたが場合によっては数に押しつぶされる可能性がある。
これに関しては何が出るかは解らないが、恐らく魔獣を召喚する為の石碑の類である事は間違いないと思う。
そんな事を考えながらいつの間にか下で、ワーギャ一言っていた話は終了したようで、悪意に満ちた邪鬼人達が立っている足元の台座みたいな場所が光だし、なにやら魔法陣が現われた。その台座は魔法陣が現われたと同時に5人を乗せた状態で上空へと浮かび上がりそのまま地上の方へと消えて行った。
どうやら邪鬼人達が乗っていた台座は、早い話しエレベータみたいな昇降する魔法の装置があったる事が解った。
「なっ!あんな仕掛けがあったのか、それでか、それであんなに魔力を放っていたのか・・・ん?でも、魔力を放出する意味ってあるのか?・・・まあ、それはどうでもいいか!」
地上と地下を繋げる階段や通路をわざわざ潰して、どうやって地下の様子を見るのかが不思議だったが、今目の前で起こった事で納得した。まさか魔法による昇降装置があるとは考えなかった。
確かに、それなら間違いなく全ての通路を塞げば、どこにも逃げられる事は無いし、誰かが進入して助け出す事が出来ない。
「・・・まあ、普通ならここまで用心されては、捕らえられた鬼人やエルフ達は逃げ出すどころか助け出す事は出来ないだろう。だが、まさか穴を掘ってくるとは思わなかっただろうな。何せ既に俺はこの場所まで来ている」
それに、ここに捕らえている人達は殆どが子供や女性達、それに老人達なので逃げ出すにしても、どの道穴を掘るしかないし、その作業に専念しているのも、全て無害な大人の男性が数人だ。
まあ、このまま易々と見捨てる事は俺には出来ないので、このまま助け出す事に決めている。
幸いこの場所を見張っているのも、擬態したオーガやデミゴッドゴブリン等のゴブリンばかりなので、恐らく地上との連絡要員はいないだろうし、丁寧に監視などもしてないだろうから助け出すのは簡単である。
実際普通なら無理だろうが、俺にはそれが可能だ。後は見張りの奴等を倒せば脱出は転移用のアイテムを使用すれば、ここの地上に上がる事無く脱出できるからだ。
そこからは、簡単であった。まずは気配と【認識阻害・隠密】のスキルを使用したまま静に地下施設の地上に降り立った。・・・この時点でも誰も気付いてない、どうなってんだ俺のスキルは、今迄もそうだが万能すぎる。
まあ、それは言いとしてそのまま気付かれないまま、擬態した魔獣を次々と倒していった。もちろん声をあげられたら元も子もないので、一旦眠らさせて次々と目立つ奴をメインに葬って行った。
「・・・ビックリだ!ここまで見張りがやられてるのに、周囲にいるどの擬態したモンスター達も気付いてない。俺って暗殺者にもなれるんじゃ・・・まあ、そんな物騒な事しないけど、これも一応はこれも暗殺になるのかな?」
そう思いながら次々と魔獣に関しては葬っていった。
とりあえず地下にいた、見張りである擬態した魔獣は全て葬る事に成功した。その際数人の鬼人とエルフ達は異変に気付いたようだが、実際何が起きているかは解っていないようであった。
まあ見張りである奴等にさえ気付かなければ殆ど問題はない。そう地上との連絡さえ、されなければ万事OKなのである。
最初は色々あって俺が見張りである擬態した魔獣達を全て倒して姿を現した時は、流石に周囲にいた鬼人の子供達にすごく驚かれたが、敵意がないと解り近付いてきた。
しかし、流石に子供達以外は警戒が強い・・・まあそれは当たり前だと思うが、何でその警戒心を閉じ込めた奴等や魔人族に対して向けなかったのか不思議である。実際そう言う事があったからシャナ姫の父親であるエンキ王が特に警戒しているのがよく解る。
ただここでは時間の無駄になるので、シャナ姫とエリーゼ姫達にこちらに来てもらい説得して貰う事にした。
それで、一旦連絡を付け転移用のアイテムでこちらの場所まで来て貰った。
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確かにお互い無事に再会できたのは、喜ばしいが・・・早く説得してくれ。
シャナ姫が再会を喜んでいるその間にもエリーゼ姫は、他の人達、特にエルフ達の説得をしてくれていた。流石に子供達は素直なのか、それとも直感的に感じているのかは解らないが、すぐに転移して脱出してくれた。
シャナ姫とエンキ王が、その場を動かないから他の鬼人で特に中高年層の人達が動こうとしない。それに一部のエルフ達もである。
流石に時間がかかるのは、この場では思わしくないのでそろそろ声をかける事にした。
「まあ、今はゆっくり親子の再会を喜び語らい・・・いやいや、それは後にしろ!転移した後に落ち着いてからやってくれ。今はとりあえず脱出する事を優先してくれ・・・」
親子の無事再会で何よりだが、今はそれどころではない。さっさと安全な場所に移動して貰いたい。最終的にシャナ姫とエリーゼ姫の説得により、この地下施設から次々と順番に脱出していった。
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