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第10章 女神の修行・・・。
10-10 体調不良は内緒で?
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実際に100階層にいた最初の日以外は、別にたいした事は無かったようだ。それで今迄みたいなハイスピードの攻略はやめて、のんびり進み休める時に休む事にしたのであった。
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この迷宮を攻略するスピードは、59階層に行き着くまでは、約1日で10階層を攻略して行くスピードで、完全に異常な速さの攻略だった。ただ59階層の隠し部屋にある転移サークルをしようして90階層に来た後は、わりとのんびり移動した。
まあそれでも尋常ではない早さであった。事実100階層にたどり着き、そこを出るまで約1ヶ月なので普通はおかしい速度である。
それに休憩も8時間以内で、殆ど寝るだけでのんびりしていた訳ではなかったと思う。
だが、今度の移動は1日で精々2階層分ほど、進むペースで調べて行く予定だったのだが・・・結局は俺達が強いのと、調査するスピードの早さも異常であるのだろうし、特にフィーナ様の未来視が少し前から正確になり、ある程度予測できるので、結局は相当早いペースで進む事になってしまった。
それに何故かリンカ達3人は、簡易天幕で休憩を取るよりも、大きなログハウスの方で休息を取る方がいいようで、極力短時間でボス部屋に向かう様に頑張っている。
「ユウ君早く、次行こう、次!早くボス部屋まで行こうよ」
「そうですね。あと2つ降りればボス部屋ですし、そこでまたのんびりしましょ!」
「そうね。私も早くあの大きくてフカフカのベッドで寝たいよ」
いつも3人で仲良く、その先へと早く進むように急かすのである。結果以前と攻略スピードは変わらないようなのである。
まあ、今いるところは388階層まで下りて来ているのではある。
だが、先程みたいに時たま突然ではあるが、みんなして急かせる事がある。・・・よく解らないが、この時は何故かみんな結構ハッスル状態で、攻略スピードもこの時は以上に早いのである。そして、その状態で宿泊をする事になると、そのときは下手をすると俺が瀕死の状態になってしまう事がある。
まあ、俺に関しては2、3時間も休めば元どおりなのだが・・・この行為自体も異常ではあるが、その後は一時の間は大人しくなるので俺も我慢している。
それに3人と共に寝るのも今では慣れっこなのだが、これもホントに時たまではあるが、何故か一緒に寝ようとしない日もあるのが、少し不思議なのだが詮索は出来ないのだった。
これまた・・・まったく良く解らないが、常に3人一緒にその行動を行なう事もあるので、まあ、仲がいいのは問題ないのだが、ここに来て特に仲が良くなったようにも感じられたのであった。
それで結局この日もいっきに2階層を下りて行き、現在ボス部屋の大扉の前に4人で立っている。実はこの手前の389階層に、以前と同じような転移サークルのある隠し部屋があるのだがそれを無視して、さっさとここまで来てしまっていた。
「ねえ、フィーナ様。この前の階層に例の隠し部屋があったんだけど、無視してここまで来たけどいいの?」
「いいの、いいの、早くここのボス倒しちゃって、また、数日はここに滞在しましよう。それで明日にでも調査しに行きましょうよ。それより早く倒してきてユウマさん!」
えっ!今回も俺だけで?
確か以前までは3人だけで戦っていた・・・それで殆ど俺には手を出させてもらえず退屈していた。
それなのに200階層を超えたぐらいから、女性陣はあまり戦闘をしなくなった。まあ、110階層から240階層までのボスは、何故か海鮮系の魔獣あった。
だって、巨大なカ二や海老の大群、タコやイカ、それに宙を飛ぶマグロ?と鮭みたいなのがいた。他にも二枚貝や巻貝などがいたし、各階層にも水が無いのに魚類や甲殻類、貝類だったので、殆どが消滅しない食料魔獣であったので張り切って倒していた。
まあ、一番人気があったのは、シザークラブと言う名の甲殻魔獣だったが、さっさ倒してその夜に美味しく頂いた。
ただ、240階層からは食材にも何もならない敵だったのと、生理的に受け付けないのか・・・殆どのボスと雑魚敵を俺が退治してきた。
何せ殆どがアンデッド系で、リンカ達の攻撃も半減してしまい。それにフィーナ様の神の力でも何故かダメージが少ししかあたえられないので、時間が掛かってしまう相手だった。さらには何故か聖属性の耐性を持っている厄介な奴だった。
それで、そのアンデット系のほぼ無敵に近い魔獣を、どうやって倒したかと言うと・・・俺の魔眼の力を解放して、例の光の剣でサクサクと倒して行ったのであった。
しかも、このアンデッド系の魔獣の倒しても、小さい魔石と使えない素材を落すだけだった。
だから女性陣は、テンションがあがらずに、先を急ぐ感じにもなっていた。それで逆に言うとその280階層からの攻略スピードは特に早かったので、実際この390階層にたどり着いたのは280階層から考えたら5日ぐらいでたどり着いている。
まあ、殆ど調査もしていないのだけど、それでも重要なところはよってきたのであった。
ただ、時たまではあるが、ちょっとした休憩中に3人の内の1人が、気分が悪くなってるようではあるが、どうやらユウマには知られないように隠していたのであった。
それで今回も仕方なく、この390階層のボス部屋に俺一人が入って行って、中にいたこの部屋のボスであるアンデッドの骨の竜、ボーンドラゴンを呆気なく倒して、みんなの元に戻ってきた。
するとあからさまに、リンカとシルフィーの姿が見えず奥の方の少し開けた場所に天幕を広げていた。
「ん・・・どうかしたのか?リンカとシルフィーがいないようだけど・・・何してるのあれ?」
「えっ、うん、ちょっとね。それよりもユウマさん、ちょっと先に宿泊の準備とそのあと階下の様子を見てきてくれないかな?」
俺が不思議に思っていると、天幕からリンカが出てきて、俺とフィーナ様の声が聞えたのか、俺に続きを話し掛けてきた。
「そうそう、ユウ君お願いね。私達食事の準備をするからねっ、すぐに中でログハウス出して、階下の調査をお願い」
シルフィーが居ない事を気に掛けたのだけど、リンカとフィーナ様に一旦宿泊用のログハウスを出し、先の様子を見るようにお願いされたので、納得はしていないがここは仕方なく渋々行く事にした。
まあ、実際にその必要は無いのだが、何故かこの場から一旦消えてくれと言う。とんでもないオーラが2人から出ていたからであった。
「う~ん、この前もそうだけど、あの3人何か俺に隠し事してるような・・・まあ、多分料理の相談だろうと思うけど・・・なんかきになる。確かに最近料理の腕が上がってから・・・うん、多分そうだ。それを楽しみとっとと階下を調べてきますかね」
深く考えずユウマは、タブレット端末を操作してマップを確認して、今から調査する場所を確認した。
先程も言ったが実際は調査する必要も無いのであるが、まあ、時間をおいて戻らないと、後でなんて言われるか解らないので、散歩がてら階下を自身の目で調査する事にした。
それで少し広い部屋とか、罠なんかは早めに解除していた方が、後で楽に進めるのだが・・・実は順路とか罠の配置場所、はたまた隠し通路などは全てタブレット端末に表示されているので、殆ど行なう必要が無いのだ。
まあ実際に罠の解除も、端末で出来るようだが、その部分の操作がロックが掛かっているので操作出来ないのである。恐らく何かを解除しなくてはいけないのだろうが、その方法が解らないのであった。
まあ、以前59階層で手に入れた電子キーとメモリカードの中身に何かヒントがあるのだろうが、これをタブレット端末に装着できるモノでは無いようなのである。それに今のところメモリーカードの中を見れるような端末が無いし、電子キーを使うモノも今のところ存在していない。
フィーナ様曰くもしかしたら、データを飛ばす為の装置があるらしいのだが、今のとことそれらしい場所と設備、はたまた装置は見つけていない。以前と同じ様な転移サークルのある部屋の、隠し部屋は数箇所見つけたが、どうやらすべてが100階層から上には行く事が出来るが、階下へは装置がロックされていて、行く事は出来なかった。
それで先程見つけた389階層の隠し部屋には、まだ行ってないので1泊した後にでも確認に、言ってみようと思う。それである程度調査を終らせたので、3人の元に戻る事にしたのであった。
それでユウマがログハウスを、390階層のボス部屋に出して階下に下りて行った頃、その場に残っていた3人は少し困っていたのであった。
「ねえ、どうしよう最近頻繁に気分が悪くなるんだけど、なにか悪い病気なのかな?フィーナちゃん」
「う~ん、私もそうなんだよね。ユウマさんには平気って言っちゃたけど、たまにだけど気分が悪くなって吐き気がするの。でも、なんでだろう状態異常は何も表示されてないし、健康状態なんだけどなぁ?あっ、シルフィーちゃん!」
リンカとフィーナが自身の身体の不調を話していると、ちょうど天幕の中からシルフィーが出てきたところであった。
「すみませんお2人とも、少しの間横になったら、すごく気分がすっきりしましたわ。ところでユウマ様は、まだ戦闘中ですか?」
「あっ、シルフィーちゃん。ユウマさんはもう戦闘を終らせて階下の調査に言ってもらったわ。それよりホントに大丈夫!今回は酷かったみたいだね。でも、だんだん酷くなってるっぽいね。どうするユウマさんに、とりあえず相談する。私達もちょっと最近よくだるくなるのが、早いからさ」
「うん、私も最近シルフィーみたいに激しくないけど、時たま気分が優れない時はあるから無理しなくていいよ。なんなら今日の食事の時に話してみようか?」
この時点で3人共、今迄ユウマにだけは知られまいと、コソコソ3人で如何にか誤魔化しながら体調が悪い事を隠していたが、最近はその周期が早いので段々隠しきれない状態になってきたのである。
それでフィーナとリンカも気分が悪くなる日があるが、一番周期的にひどいシルフィーにどうするか確認したのであった。
「えっと、そうですね。確かに最近は特に激しく感じますが、もう少しすいませんが様子を見させてください。それえもし次に異変を感じたら私からユウマ様にお話しします」
シルフィーのこの言葉を聞き、とりあえずリンカとフィーナはこのまま様子を見る事にした。
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そして、そのまま3人は、ボス部屋の中にユウマの準備したログハウスの元に向かったのであった。
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実際に100階層にいた最初の日以外は、別にたいした事は無かったようだ。それで今迄みたいなハイスピードの攻略はやめて、のんびり進み休める時に休む事にしたのであった。
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この迷宮を攻略するスピードは、59階層に行き着くまでは、約1日で10階層を攻略して行くスピードで、完全に異常な速さの攻略だった。ただ59階層の隠し部屋にある転移サークルをしようして90階層に来た後は、わりとのんびり移動した。
まあそれでも尋常ではない早さであった。事実100階層にたどり着き、そこを出るまで約1ヶ月なので普通はおかしい速度である。
それに休憩も8時間以内で、殆ど寝るだけでのんびりしていた訳ではなかったと思う。
だが、今度の移動は1日で精々2階層分ほど、進むペースで調べて行く予定だったのだが・・・結局は俺達が強いのと、調査するスピードの早さも異常であるのだろうし、特にフィーナ様の未来視が少し前から正確になり、ある程度予測できるので、結局は相当早いペースで進む事になってしまった。
それに何故かリンカ達3人は、簡易天幕で休憩を取るよりも、大きなログハウスの方で休息を取る方がいいようで、極力短時間でボス部屋に向かう様に頑張っている。
「ユウ君早く、次行こう、次!早くボス部屋まで行こうよ」
「そうですね。あと2つ降りればボス部屋ですし、そこでまたのんびりしましょ!」
「そうね。私も早くあの大きくてフカフカのベッドで寝たいよ」
いつも3人で仲良く、その先へと早く進むように急かすのである。結果以前と攻略スピードは変わらないようなのである。
まあ、今いるところは388階層まで下りて来ているのではある。
だが、先程みたいに時たま突然ではあるが、みんなして急かせる事がある。・・・よく解らないが、この時は何故かみんな結構ハッスル状態で、攻略スピードもこの時は以上に早いのである。そして、その状態で宿泊をする事になると、そのときは下手をすると俺が瀕死の状態になってしまう事がある。
まあ、俺に関しては2、3時間も休めば元どおりなのだが・・・この行為自体も異常ではあるが、その後は一時の間は大人しくなるので俺も我慢している。
それに3人と共に寝るのも今では慣れっこなのだが、これもホントに時たまではあるが、何故か一緒に寝ようとしない日もあるのが、少し不思議なのだが詮索は出来ないのだった。
これまた・・・まったく良く解らないが、常に3人一緒にその行動を行なう事もあるので、まあ、仲がいいのは問題ないのだが、ここに来て特に仲が良くなったようにも感じられたのであった。
それで結局この日もいっきに2階層を下りて行き、現在ボス部屋の大扉の前に4人で立っている。実はこの手前の389階層に、以前と同じような転移サークルのある隠し部屋があるのだがそれを無視して、さっさとここまで来てしまっていた。
「ねえ、フィーナ様。この前の階層に例の隠し部屋があったんだけど、無視してここまで来たけどいいの?」
「いいの、いいの、早くここのボス倒しちゃって、また、数日はここに滞在しましよう。それで明日にでも調査しに行きましょうよ。それより早く倒してきてユウマさん!」
えっ!今回も俺だけで?
確か以前までは3人だけで戦っていた・・・それで殆ど俺には手を出させてもらえず退屈していた。
それなのに200階層を超えたぐらいから、女性陣はあまり戦闘をしなくなった。まあ、110階層から240階層までのボスは、何故か海鮮系の魔獣あった。
だって、巨大なカ二や海老の大群、タコやイカ、それに宙を飛ぶマグロ?と鮭みたいなのがいた。他にも二枚貝や巻貝などがいたし、各階層にも水が無いのに魚類や甲殻類、貝類だったので、殆どが消滅しない食料魔獣であったので張り切って倒していた。
まあ、一番人気があったのは、シザークラブと言う名の甲殻魔獣だったが、さっさ倒してその夜に美味しく頂いた。
ただ、240階層からは食材にも何もならない敵だったのと、生理的に受け付けないのか・・・殆どのボスと雑魚敵を俺が退治してきた。
何せ殆どがアンデッド系で、リンカ達の攻撃も半減してしまい。それにフィーナ様の神の力でも何故かダメージが少ししかあたえられないので、時間が掛かってしまう相手だった。さらには何故か聖属性の耐性を持っている厄介な奴だった。
それで、そのアンデット系のほぼ無敵に近い魔獣を、どうやって倒したかと言うと・・・俺の魔眼の力を解放して、例の光の剣でサクサクと倒して行ったのであった。
しかも、このアンデッド系の魔獣の倒しても、小さい魔石と使えない素材を落すだけだった。
だから女性陣は、テンションがあがらずに、先を急ぐ感じにもなっていた。それで逆に言うとその280階層からの攻略スピードは特に早かったので、実際この390階層にたどり着いたのは280階層から考えたら5日ぐらいでたどり着いている。
まあ、殆ど調査もしていないのだけど、それでも重要なところはよってきたのであった。
ただ、時たまではあるが、ちょっとした休憩中に3人の内の1人が、気分が悪くなってるようではあるが、どうやらユウマには知られないように隠していたのであった。
それで今回も仕方なく、この390階層のボス部屋に俺一人が入って行って、中にいたこの部屋のボスであるアンデッドの骨の竜、ボーンドラゴンを呆気なく倒して、みんなの元に戻ってきた。
するとあからさまに、リンカとシルフィーの姿が見えず奥の方の少し開けた場所に天幕を広げていた。
「ん・・・どうかしたのか?リンカとシルフィーがいないようだけど・・・何してるのあれ?」
「えっ、うん、ちょっとね。それよりもユウマさん、ちょっと先に宿泊の準備とそのあと階下の様子を見てきてくれないかな?」
俺が不思議に思っていると、天幕からリンカが出てきて、俺とフィーナ様の声が聞えたのか、俺に続きを話し掛けてきた。
「そうそう、ユウ君お願いね。私達食事の準備をするからねっ、すぐに中でログハウス出して、階下の調査をお願い」
シルフィーが居ない事を気に掛けたのだけど、リンカとフィーナ様に一旦宿泊用のログハウスを出し、先の様子を見るようにお願いされたので、納得はしていないがここは仕方なく渋々行く事にした。
まあ、実際にその必要は無いのだが、何故かこの場から一旦消えてくれと言う。とんでもないオーラが2人から出ていたからであった。
「う~ん、この前もそうだけど、あの3人何か俺に隠し事してるような・・・まあ、多分料理の相談だろうと思うけど・・・なんかきになる。確かに最近料理の腕が上がってから・・・うん、多分そうだ。それを楽しみとっとと階下を調べてきますかね」
深く考えずユウマは、タブレット端末を操作してマップを確認して、今から調査する場所を確認した。
先程も言ったが実際は調査する必要も無いのであるが、まあ、時間をおいて戻らないと、後でなんて言われるか解らないので、散歩がてら階下を自身の目で調査する事にした。
それで少し広い部屋とか、罠なんかは早めに解除していた方が、後で楽に進めるのだが・・・実は順路とか罠の配置場所、はたまた隠し通路などは全てタブレット端末に表示されているので、殆ど行なう必要が無いのだ。
まあ実際に罠の解除も、端末で出来るようだが、その部分の操作がロックが掛かっているので操作出来ないのである。恐らく何かを解除しなくてはいけないのだろうが、その方法が解らないのであった。
まあ、以前59階層で手に入れた電子キーとメモリカードの中身に何かヒントがあるのだろうが、これをタブレット端末に装着できるモノでは無いようなのである。それに今のところメモリーカードの中を見れるような端末が無いし、電子キーを使うモノも今のところ存在していない。
フィーナ様曰くもしかしたら、データを飛ばす為の装置があるらしいのだが、今のとことそれらしい場所と設備、はたまた装置は見つけていない。以前と同じ様な転移サークルのある部屋の、隠し部屋は数箇所見つけたが、どうやらすべてが100階層から上には行く事が出来るが、階下へは装置がロックされていて、行く事は出来なかった。
それで先程見つけた389階層の隠し部屋には、まだ行ってないので1泊した後にでも確認に、言ってみようと思う。それである程度調査を終らせたので、3人の元に戻る事にしたのであった。
それでユウマがログハウスを、390階層のボス部屋に出して階下に下りて行った頃、その場に残っていた3人は少し困っていたのであった。
「ねえ、どうしよう最近頻繁に気分が悪くなるんだけど、なにか悪い病気なのかな?フィーナちゃん」
「う~ん、私もそうなんだよね。ユウマさんには平気って言っちゃたけど、たまにだけど気分が悪くなって吐き気がするの。でも、なんでだろう状態異常は何も表示されてないし、健康状態なんだけどなぁ?あっ、シルフィーちゃん!」
リンカとフィーナが自身の身体の不調を話していると、ちょうど天幕の中からシルフィーが出てきたところであった。
「すみませんお2人とも、少しの間横になったら、すごく気分がすっきりしましたわ。ところでユウマ様は、まだ戦闘中ですか?」
「あっ、シルフィーちゃん。ユウマさんはもう戦闘を終らせて階下の調査に言ってもらったわ。それよりホントに大丈夫!今回は酷かったみたいだね。でも、だんだん酷くなってるっぽいね。どうするユウマさんに、とりあえず相談する。私達もちょっと最近よくだるくなるのが、早いからさ」
「うん、私も最近シルフィーみたいに激しくないけど、時たま気分が優れない時はあるから無理しなくていいよ。なんなら今日の食事の時に話してみようか?」
この時点で3人共、今迄ユウマにだけは知られまいと、コソコソ3人で如何にか誤魔化しながら体調が悪い事を隠していたが、最近はその周期が早いので段々隠しきれない状態になってきたのである。
それでフィーナとリンカも気分が悪くなる日があるが、一番周期的にひどいシルフィーにどうするか確認したのであった。
「えっと、そうですね。確かに最近は特に激しく感じますが、もう少しすいませんが様子を見させてください。それえもし次に異変を感じたら私からユウマ様にお話しします」
シルフィーのこの言葉を聞き、とりあえずリンカとフィーナはこのまま様子を見る事にした。
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