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第10章 女神の修行・・・。

10-9 体調不良?

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 それで結局100階層のボスに関しては、最終的に呆気なく倒してしまったのであった。



 しかし、今回の100階層のボスとしての敵は、余りにも弱すぎるような感じがするし、迫力も殆どというより・・・全くなかった。どちらかと言うと、91階層から99階層までの間に出てきた、雑魚魔獣モンスターの岩石ゴーレム達の方が強かったし、以前ここにいた恐らく90階層のボスであるゴーレムが進化した奴の方が、数段強かったし迫力もあり、ついでに厄介であった。

 それにあきらかではあるが、90階層のボスであるゴーレムと、100階層のボスである縄人間ロープマンに寄生された元鉄巨人?が、もし2体で共闘したとしても、以前ここ100階層を占領して引篭もっていた進化したゴーレムの4分の1どころか足元にも及ばないとユウマは思っていた。
 何せファルと雪姫の2人が共闘して戦い、かなり時間が掛かっていたし、多数の形態に変形して聖霊である2人でなかったら、結構ヤバイ状態だったと思う。

 しかし・・・今回の90階層のボスであるゴーレムは、リンカとシルフィーは相当手を抜きゴーレムの攻撃して良質な鉱石を多数手に入れていた。
 それに恐らく、いつでも倒そうと思えば、倒せたはずである。それをあえて行なっていなかったはずだ。

 ・・・と俺は思っていた。それ程、ここの敵も弱いし90階層のゴーレムも弱すぎるのであった。

「う~ん、もしかして90階層の出口の大扉って、わざとああいう使用にしてたのかな?・・・そうしないと、この部屋のボスって弱すぎるような気がするんだけどな。・・・まあ、今更なんだが・・・うん、これはこれでいいと言う事にしておこう・・・うん」

 まあ、これでとりあえずは、ティナが言っていた90階層と100階層である問題はなくなっており、正常に稼働していることも確認出来た。やはり前回俺が入った時は90階層から100階層の事だったという事も確認出来た。
 ただ、最初にいた筈の森に関しては、どう言う状態であの場所に行ったのかは不明のままであった。

 それ以外は今回の目的にしていた事である確認も終わった。その確認の間にフィーナ様の能力も、予想以上にパワーアップしている。
 それら全てをここ20日前後で、完了させてしまっている。

 これ以上は慌てて攻略する必要も無いので、今日の探索はここまでにして、ここ100階層のボス部屋の中で休憩と宿泊をしようと考えたのであった。

 とりあえず3人共呼ぶ前に宿泊の準備として、いつもの様にログハウスを出しこの場所で、長時間の休憩をする事にした。

 準備は簡単、広い場所は宿泊設備であるログハウスを出すだけでいいので簡単である。今迄も10階層から50階層のボス部屋ではこのログハウスを出していた。ついでに俺が倒れた時は、フィーナ様が俺の能力に干渉して取り出したそうだ。
 まあ、それに関しては女神であるフィーナ様だから出来た事であるそうだ。それに俺の能力の殆どは把握出来ているのもフィーナ様だけである。

 それで、このログハウスは以前アリア達とここに入った時のとは、また別モノであり新しく造ったものである。それに今のところ寝室は広い部屋の一つしかない、一応・・・寝室に出来る部屋は、15人分あるのだが今のところ必要ないと言う事で、まだその部屋に関しては手をつけていない。一応4部屋は準備いているが・・・今のところそれさえも使用していないのある。
 基本先程言った広い部屋にある大きなベッドで、4人一緒に寝起きしていたのであった。

 それにその他の場所では、簡易天幕をしようする予定ではいるが、基本その必要は無いようにしているのである。
 出来るだけ長期休憩では安心できるログハウスを使うようにしているのである。何故ならこのログハウスは魔獣モンスターを寄せ付けないからである。

 それでそのログハウスを設置を、全て終らせて3人を招きいれた。
「おおい、もうここのボスは、倒したから入って来ていいぞ。ログハウスも出したから休憩しよう・・・」

 まず、リンカが入口の大扉を少しだけ開け、こちらの様子を見てからシルフィーとフィーナ様の2人を呼び、3人一緒に中へ入って来た。

 実際この中にいたボスについて話すと・・・まあ、3人共納得してくれたのである。
「・・・大丈夫か、3人共?なんか顔色が優れないようだけど、それに大分疲れてる感じだな・・・」

 ログハウス内に入るまでは、そんなような事は無かったが、話している内に顔色が悪いように感じたし、ちょっと疲れがたまっているようにも思えたのであった。

「うん、ちょっと疲れちゃったのかな?今日は早めに休ませて貰うね。ユウ君」
「すみませんユウマ様。わたくしも、なんだかだるいので早めに休ませて貰いますね・・・」
 リンカとシルフィーは、自身の体調が悪いのに気付き素直に今日は早く休むと言って、今迄使ってなかった個室に向かって行った。

「それなら今日は私が、ユウマさんを独占し・・・えっ、なになに?ユウマさん!」
 一番心配なのが、この女神様だ!・・・どうやらフィーナ様は、今迄体調を崩した事が無いのか、2人より顔色が悪い事に気が付いて無いようである。なので、熱が無いかオデコに俺のオデコをくっ付けて確認してみた。
 何故その行為をしたかというと、彼女達3人共状態異常の欄は、問題なく正常であった。なのに3人共顔色が悪いうえにフィーナ様以外は体調不良である事を自覚しているのであった。

「フィーナ様・・・あなたも熱が有るじゃないですか?身体の不調とかないんですか?」
「へっ?う~ん、確かにだるくはあるけど・・・別に、あっ、あれ?クラクラする・・・?なんで」
 どうやら間違いなくフィーナ様も、体調が悪いようだが、フィーナ様自身もこの様な事は初めてであるようだ。しかもフィーナ様は、そのような体調不良は初めてのようで、実感が湧かないようであるが、今日は大人しくフィーナ様も個室で休む事にしてくれた。

 とりあえず後で、果実の盛り合わせと飲み物を持って行く事にした。

 どうやらやはり3人共体調がすぐれないようで、すでに3人共俺が部屋を訪れると、すでに寝息を立てて寝ていた。なので起さない様に様子を見て、飲み物の入った容器を置いて静にその部屋を出てきた。

「よかった!大事は無いようだな。しかし、う~ん、やっぱり3人共、結構無理をさせてたのかな。明日、様子を見てもう一度話し合ってみるかな・・・」
 まあ、3人共寝顔を見る限りでは心配ないと思うが、起きた時にでも今後についてもう1度話そうとかんがえたのであった。

 翌朝・・・と言っていいかどうか解らないが、リンカ、フィーナ様が最初に起きて来て、遅れてシルフィーが起きてきた。まあ、実際シルフィーはかなり前に起きてきたのだが、もう少し休む様に伝えて部屋に戻らせた。
 実際その3時間後ぐらいにリンカとフィーナ様が起きてきたのであった。

 3人が目を覚まして食事を取っている時には、体調も顔色も良く、昨日の状態が嘘のように治っていたので、今後どうするか話し合う事にした。

「それで、一応ティナから頼まれていた内容は解決して、フィーナ様の能力もレベルアップ出来たみたいだけど、今後どうする?」
「う~ん・・・あのねユウマさん、問題がないならこのまま階下まで行って見ない。もう少し私の能力をレベルアップしたいし、それに最近何故かすぐに疲れるみたいだから、もっと力も付けたいの・・・まあ、リンカちゃんとシルフィーちゃんが問題ないならだけどね。昨日の事もあるから・・・」
「えっ、私は別にいいよ。ただ、最近ちょっと疲れ易いというか、体調が時たま突然悪くなるんだよね。別段倒れこむとかじゃないけど、なんか、いつも以上に力が出せないと言うか・・・でも、行動には問題ないよ。どちらかと言うとフィーナちゃんの方がねぇ」
わたくしもリンカさんと同じですけど・・・フィーナ様ほんとに大丈夫ですか?」
「うん、私は大丈夫だとは思うけど・・・昨日のは初めてだったけど、たぶん大丈夫だと思うからねっ」

 ん?大丈夫なのかな・・・まあ、とりあえず、もう2、3日様子を見てもう1回確認とろうかな?
「えっと、すぐに行動しようかと思ったけど、もう何日かここに滞在しようかと思うよ。まあ、じっとしていてもあれなんで、ここを一時の間、拠点として階下を俺一人で調べてくるよ。もしかしたらだけど、ここの大気が3人に悪い影響を与えてるかもしれないからね」
 まあ、俺がこの話しを持ちかけたら、呆気なく3人は了承してくれた。どうやら3人共体調は良くなって入るが少し不安も有ったようだ。

 それで、とりあえずは100階層のボス部屋を、拠点として3人には今迄以上の休養を取って貰うことにした。なにせ今回3人が陥った体調不良は、回復魔法では治せないモノもあるので休養で回復してもらう事にした。

 この3日間の間に、3人には休養に専念してもらうのと俺の代わりに食事を作ってもらう事にした。何せリンカはここに来てある程度問題ないのだが、シルフィーは元々お姫様だった事もあり多少出来る程度であった。それにフィーナ様は女神という立場上、殆ど出来ないらしいのだが、今回一緒に料理の特訓をして、3人でふるまってくれるそうである。

 結果的に3人共料理の腕が、何故か格段と上達したので俺としてはすごく驚きで有ったし、その間に3人共の体調も完全に良くなり、この後の行動も問題ないと言う判断をしてたが、さらに3日間この場所に留まり色々と作業をした。

 それから約6日後に、この100階層のボス部屋を後にした。



 実際に100階層にいた最初の日以外は、別にたいした事は無かったようだ。それで今迄みたいなハイスピードの攻略はやめて、のんびり進み休める時に休む事にしたのであった。


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