ゆる⚪ャンごっこ

ちょこぼーらー

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ソロキャンデビュー!

終活って大事なんだね……

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 夜番は葬儀屋さんにお任せして、翌日朝。

 誰も来ないと思っていたから前日と同じく姉弟でまったりしていたら、母の姉弟が3人、姉2人弟1人で来てくれました。
 うちの姉弟はどうか知らないけど、私は祖母のお葬式以来だから7、8年振り?母の弟…叔父さんとは少し仕事したからそんなでもないけど、それでもやっぱり久しぶり!
 忙しい叔父さんは出棺までいられなかったけど、伯母さん二人のお陰で賑やかなお式になりました。

 火葬場は、急遽同行した伯母さん情報によると、出来て1年くらいのものっすごく綺麗な所で、たまたまなんだろうけどスタッフが全員若い女性。
 お棺をどうやって運ぶのかと思ったら、女性スタッフの操作する台車が、霊柩車から台車に乗せて炉に突っ込む所まで全部やってくれました。台車凄い!

 待合室も綺麗だし、そこから出られるようになっているお庭も素敵でした。
 そして待っている間に、伯母さん達の間で家に突撃するという話に。
 元々家の母に久しぶりに会えると思って葬儀に顔を出したのに、肝心の妹が家に引きこもってるんだもんね。旦那の葬儀なのに。そら、お姉ちゃんたちびっくりするわ。……いや、想定内かもだけど。

 どのみち伯母さんたちは弟が各々のご自宅まで送り届ける事にはなっていたんだし、弟、頑張って!

 私は姉と役場や郵便局、携帯ショップに手続き行脚予定。
 姉は喪服を着替えたがっていたけど、喪服のままで行けば説明や手続きがいろいろスムーズになって向こうも此方もきっと話が早く済むと思うよ。

 火葬場を出るときに、家を担当してくれた女性スタッフさんたちがハート❤の遺影をべた褒めしてくれたので、父はすごく喜んだんじゃないかな。

 私は翌日には東京に戻るので、各窓口が閉まるまで姉とふたりで必死こいて諸々手続きに奔走する。
 委任状や別途証明書が必要だったり、まだ今年の税額が出ていないから今は手続きできないものがあったり……。お姉ちゃん、これ私がいてよかったね……。一人でこの手続き行脚は心が折れそう……。

 まだそんな歳でもなかったから、終活とかも全然してなかったんだよね。遺体も見る限りすごいリハビリ頑張っていたことがわかる綺麗な姿だったし。ほんとに何で急死?

 ちなみに弟は伯母さん達を送り届けた後に、病院と警察の方を担当。

 手分けしてこれかー。大変だ。



 家に帰ったら伯母さんたちはさすがにもう帰った後だった。

 お姉ちゃんたちに叱られたかどうかはわからないけど、母の機嫌は良かったから、母も久しぶりにお姉ちゃんたちに会えて嬉しかったんじゃないかな。


 祭壇組み立てて、掃除好きな母が唯一ノータッチだった2階のトイレだけ掃除して私は東京に戻ります。
 結局持ってきた仕事が出来たのはお通夜までだった。バタバタしたし、疲れたよ……。
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