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18話:魔獣討伐と襲撃
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セーブルを連れて早速依頼を受けた。王女とはいえ一緒に旅をする仲間として冒険者ギルドへの登録を済ませた。今回倒すのは獰猛な魔獣であるメガザウラーだ。
「来たよ!二人ずつに分かれて!」
シーラとミーナ、リオとセーブルの二手に分かれる。俺はと言うと真ん中に立って、とりあえず囮だ。木々のない荒野での戦いだけに、短期決戦で終わらせたい所だ。
「魔法剣ソイル!」
シーラはすっかり魔法剣を武器に戦っている。初めて会った時に比べると水を得た魚のように違う。直接戦闘では戦いにくい敵もいたが、魔法剣によってそれを補う事が出来ているからだ。特にメガザウラーのような外面の鱗が堅い敵は魔法が有効な事も多い。
「シーラ、メガザウラーは攻撃こそ単調だけど、当たればそれなりに喰らうから、いいとこで撤退してね」
「了解!」
これは俺の指示の元、四人がメガザウラーを倒せるかどうかという一種の試験だ。セーブルを加えた四人で連携して戦えるかどうかの確認でもある。シーラは後退し後ろに下がると、メガザウラーはシーラに向かって突進をする。
「アクアランス!」
ミーナは俺の指導で良く使う攻撃魔法は無詠唱で使えるようになった。これは第四位階魔法だが、出会った当初は詠唱なしでは魔法を発動出来なかったので、これもまた凄い進歩だ。水の槍がメガザウラ-に当たり怯む。
「今だ!」
「大いなる風の精霊集え!エアロバースト!」
リオのこの魔法は第五位階魔法だ。どうも小さい頃魔法教育を施されているのか元々レベルが高い。クリスタルの欠片を持っているだけに、何かあるのだろう。今回は魔法のみだが、弓が得意らしいので今度はそれも見せて貰うつもりだ。
「止めよ!大いなる炎よ一つに、炎の精霊に誓い、放たれよ……エクスプロージョン!」
爆発を起こす第五位階魔法だ。セーブルは言うことなしだ。というか四人の勇者をも凌ぐだろう。炎の加護を持っていた桜と比較しても生まれ持った才能が違う。勇者パワーがあっても追いつけないぐらいに愛されているからな。
メガザウラーはその場で倒れる。
「やったかしら?」
俺が近づき倒れたメガザウラーを確認する。
「しっかり倒せてるよ!」
「やった!」
シーラが歓喜し、俺の元に来る。出会った時では倒せるレベルではなかっただろうからな。
「おめでとう」
「私の魔法剣どうだった?」
「うん!前よりも精度が上がってきてるよ」
最近のシーラは戦闘の度に自分の魔法剣がどうだったかをよく聞いてくるようになった。それだけ向上心が高い証なのだろう。
「なら良かった~もっともっと頑張るわ」
というのもシーラにはある程度向上したら魔剣を進呈する約束をしてしまった。それが彼女のモチベーションを上げているのも原因の一つだ。
「別に魔剣は逃げないから、焦らずだよ。無茶するとあげないからね」
一応釘はさしておかないとだな。それで無理をされて何かあっては本末転倒だからな。
「わかってるって~」
「気持ちばかり先行すると戦闘で足元巣くわれるから、気をつけてね」
「それは大丈夫よ。戦闘の時はしっかり集中してるから」
「ジンさん私の魔法はどうでした?」
話してる間にミーナが来る。
「ああ、無詠唱でのアクアランスはしっかり練習通りの成果が出ていたね」
「はい!私ももっと強い魔法を習得したいです」
この子もシーラに負けず劣らずの勉強家だからな。二人とも前に何かに見返したいなんて言っていたからそれがあるのかもしれないな。
「ハハッ、焦らずともそのうち第七位階までは習得できるさ」
ミーナの話では第七位階を自由に行使することが出来るのは数える程しかいないらしいな。
「はい!頑張ります!それと……」
ミーナが顔を赤くしてモジモジしている。
「どうしたの?」
「今日は是非私の頭を撫でてくれればなって……」
「ああ!」
ミーナの頭を撫でる。ミーナは最近気があるのかボディタッチも一番だ。まぁ歓迎だがね。
「ちょっとジン!ミーナばっかりずるいでしょ!ミーナにやるなら私にもやりなさいよ!」
ちょっとそこ張り合わんでも。まぁ片方だけという訳にもいかないか……
「ハハッ、わかったよ」
シーラの頭を撫でると今度は戻ってきた二人からジト目で見られる。
「ちょっとジン!私もそれやって!」
せがんできたのはセーブルだ。これ見られながらやるの恥ずかしいんですよ。そのうちハグとかどんどんエスカレートしていきそうで怖いな。
「もうセーブルまで~」
セーブルの頭を撫でると機嫌良さそうにニコニコする。
「リオはどうする?」
「何よそれ?三人だけやって私だけやらないつもり?」
この中で一番大人っぽいリオだけは、その流れを斬ってくれそうな感じがしたんだけど、違ったようだ。
「それじゃあリオも」
「フフッ、優しくね」
うわっ……そんな事言われたら俺でも緊張しちゃうな。
「こんなんでどう?」
「いいわ、ありがとう」
すると横でムスッとする三人。いや全員均等にやりましたよ?
「私の時より少し長いですよジンさん!」
「そうね!」
「不公平は良くないわ!」
三人して何を言ってるんや!
「いやそんな事ないよ。ねぇリオ?」
「少し長かったかもね~私としては満足よ~」
そこはフォローしてくれるのが普通じゃ……しかも顔ニヤついて楽しんでやがるな。
「リオまで何を言って……」
ムッ……何かが飛んでくるな。
「マスターシールド!」
俺達全員を包むようにバリアを貼る。すると矢がシールドに弾かれる。
「みんな俺の傍に!」
すると複数の矢が俺達に向かって飛んできたのだ。
「これは何?」
「わからない……」
盗賊かもしくは……仕掛けてきてくれたんなら丁度いいか……
「大丈夫なの?」
セーブルは心配そうな目で俺を見る。この程度で狼狽える俺ではないさ。
「問題ないよ。想定内だ」
さてこの矢の数と方向からして放っているのは十人。人の気配はその倍の二十人といったところか。
「大地の嘆き!」
第八位階魔法で周囲に地震を起こす魔法だ。
「何この揺れ……」
大きな地震を起こした事で高台の上にいる狙撃手達が動揺し、姿を見せる。
「ヴァイスシュヴァルツ!」
無数の白と黒の弾丸を放つ第八位階魔法だ。弾丸一つ一つに追尾機能を持つので、散っている狙撃手に向かって攻撃する。勿論集中砲火なんざしたら死んでしまうどころか体も残らないので、当てる弾丸はごく僅かで威力も下げる。
「狙撃手に向かって飛んでいく!」
どうやら全員にしっかりと当たってくれたようだな。
「凄い……」
「だから心配ご無用って言ったでしょ」
俺は常に強くこの子達の支えでなくてはならないからな。あらゆる場面において油断をしないつもりだ。
「ハハッ……ジンのとんでも魔法がまた炸裂したわね~」
「セーブルさんもこの先こういう事多々あるので慣れておいた方がいいですよ~」
「そうね。私も最初見た時はポカーンって感じだったわ~」
みんな呆れたような感じだ。最近は慣れてきてくれたようで何よりだ。
「来たよ!二人ずつに分かれて!」
シーラとミーナ、リオとセーブルの二手に分かれる。俺はと言うと真ん中に立って、とりあえず囮だ。木々のない荒野での戦いだけに、短期決戦で終わらせたい所だ。
「魔法剣ソイル!」
シーラはすっかり魔法剣を武器に戦っている。初めて会った時に比べると水を得た魚のように違う。直接戦闘では戦いにくい敵もいたが、魔法剣によってそれを補う事が出来ているからだ。特にメガザウラーのような外面の鱗が堅い敵は魔法が有効な事も多い。
「シーラ、メガザウラーは攻撃こそ単調だけど、当たればそれなりに喰らうから、いいとこで撤退してね」
「了解!」
これは俺の指示の元、四人がメガザウラーを倒せるかどうかという一種の試験だ。セーブルを加えた四人で連携して戦えるかどうかの確認でもある。シーラは後退し後ろに下がると、メガザウラーはシーラに向かって突進をする。
「アクアランス!」
ミーナは俺の指導で良く使う攻撃魔法は無詠唱で使えるようになった。これは第四位階魔法だが、出会った当初は詠唱なしでは魔法を発動出来なかったので、これもまた凄い進歩だ。水の槍がメガザウラ-に当たり怯む。
「今だ!」
「大いなる風の精霊集え!エアロバースト!」
リオのこの魔法は第五位階魔法だ。どうも小さい頃魔法教育を施されているのか元々レベルが高い。クリスタルの欠片を持っているだけに、何かあるのだろう。今回は魔法のみだが、弓が得意らしいので今度はそれも見せて貰うつもりだ。
「止めよ!大いなる炎よ一つに、炎の精霊に誓い、放たれよ……エクスプロージョン!」
爆発を起こす第五位階魔法だ。セーブルは言うことなしだ。というか四人の勇者をも凌ぐだろう。炎の加護を持っていた桜と比較しても生まれ持った才能が違う。勇者パワーがあっても追いつけないぐらいに愛されているからな。
メガザウラーはその場で倒れる。
「やったかしら?」
俺が近づき倒れたメガザウラーを確認する。
「しっかり倒せてるよ!」
「やった!」
シーラが歓喜し、俺の元に来る。出会った時では倒せるレベルではなかっただろうからな。
「おめでとう」
「私の魔法剣どうだった?」
「うん!前よりも精度が上がってきてるよ」
最近のシーラは戦闘の度に自分の魔法剣がどうだったかをよく聞いてくるようになった。それだけ向上心が高い証なのだろう。
「なら良かった~もっともっと頑張るわ」
というのもシーラにはある程度向上したら魔剣を進呈する約束をしてしまった。それが彼女のモチベーションを上げているのも原因の一つだ。
「別に魔剣は逃げないから、焦らずだよ。無茶するとあげないからね」
一応釘はさしておかないとだな。それで無理をされて何かあっては本末転倒だからな。
「わかってるって~」
「気持ちばかり先行すると戦闘で足元巣くわれるから、気をつけてね」
「それは大丈夫よ。戦闘の時はしっかり集中してるから」
「ジンさん私の魔法はどうでした?」
話してる間にミーナが来る。
「ああ、無詠唱でのアクアランスはしっかり練習通りの成果が出ていたね」
「はい!私ももっと強い魔法を習得したいです」
この子もシーラに負けず劣らずの勉強家だからな。二人とも前に何かに見返したいなんて言っていたからそれがあるのかもしれないな。
「ハハッ、焦らずともそのうち第七位階までは習得できるさ」
ミーナの話では第七位階を自由に行使することが出来るのは数える程しかいないらしいな。
「はい!頑張ります!それと……」
ミーナが顔を赤くしてモジモジしている。
「どうしたの?」
「今日は是非私の頭を撫でてくれればなって……」
「ああ!」
ミーナの頭を撫でる。ミーナは最近気があるのかボディタッチも一番だ。まぁ歓迎だがね。
「ちょっとジン!ミーナばっかりずるいでしょ!ミーナにやるなら私にもやりなさいよ!」
ちょっとそこ張り合わんでも。まぁ片方だけという訳にもいかないか……
「ハハッ、わかったよ」
シーラの頭を撫でると今度は戻ってきた二人からジト目で見られる。
「ちょっとジン!私もそれやって!」
せがんできたのはセーブルだ。これ見られながらやるの恥ずかしいんですよ。そのうちハグとかどんどんエスカレートしていきそうで怖いな。
「もうセーブルまで~」
セーブルの頭を撫でると機嫌良さそうにニコニコする。
「リオはどうする?」
「何よそれ?三人だけやって私だけやらないつもり?」
この中で一番大人っぽいリオだけは、その流れを斬ってくれそうな感じがしたんだけど、違ったようだ。
「それじゃあリオも」
「フフッ、優しくね」
うわっ……そんな事言われたら俺でも緊張しちゃうな。
「こんなんでどう?」
「いいわ、ありがとう」
すると横でムスッとする三人。いや全員均等にやりましたよ?
「私の時より少し長いですよジンさん!」
「そうね!」
「不公平は良くないわ!」
三人して何を言ってるんや!
「いやそんな事ないよ。ねぇリオ?」
「少し長かったかもね~私としては満足よ~」
そこはフォローしてくれるのが普通じゃ……しかも顔ニヤついて楽しんでやがるな。
「リオまで何を言って……」
ムッ……何かが飛んでくるな。
「マスターシールド!」
俺達全員を包むようにバリアを貼る。すると矢がシールドに弾かれる。
「みんな俺の傍に!」
すると複数の矢が俺達に向かって飛んできたのだ。
「これは何?」
「わからない……」
盗賊かもしくは……仕掛けてきてくれたんなら丁度いいか……
「大丈夫なの?」
セーブルは心配そうな目で俺を見る。この程度で狼狽える俺ではないさ。
「問題ないよ。想定内だ」
さてこの矢の数と方向からして放っているのは十人。人の気配はその倍の二十人といったところか。
「大地の嘆き!」
第八位階魔法で周囲に地震を起こす魔法だ。
「何この揺れ……」
大きな地震を起こした事で高台の上にいる狙撃手達が動揺し、姿を見せる。
「ヴァイスシュヴァルツ!」
無数の白と黒の弾丸を放つ第八位階魔法だ。弾丸一つ一つに追尾機能を持つので、散っている狙撃手に向かって攻撃する。勿論集中砲火なんざしたら死んでしまうどころか体も残らないので、当てる弾丸はごく僅かで威力も下げる。
「狙撃手に向かって飛んでいく!」
どうやら全員にしっかりと当たってくれたようだな。
「凄い……」
「だから心配ご無用って言ったでしょ」
俺は常に強くこの子達の支えでなくてはならないからな。あらゆる場面において油断をしないつもりだ。
「ハハッ……ジンのとんでも魔法がまた炸裂したわね~」
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