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【余談・by the way】
二巻発売延期について。【画像&小話つき】
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本日予定されていた、【専属料理人なのに、料理しかしないと追い出されました②】が、世情のため発売延期となりました。発売日は現在未定となっております。
以下ブログに先行公開したものですが、さらに手直ししてこちらにアップ致します。
*****
http://fanblogs.jp/sakurauguisu/
ブログ、お引っ越ししました。
*****
また夜九時頃に、以前一巻の際に書いた人物紹介の二巻バージョンもアップする予定です。
ちょっとした繋ぎですが……見ていただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。
*****
二巻発売予定が延期になりまして……書影解禁と共にお知らせに載せる予定だった、二人の街デートのイメージアバターです。発売予定だった日が近づくにつれ、これいつ貼れるかな?と思い、ブログに先行公開してしまいました。オマケの小話つき。番外編を一緒に掲載する予定だったのに、発売延期でガックリ。まだ半分しか書いてない……更新もしてないし、今月は最低のインセンティブになりそうです。カツ入れなくちゃ!
*****
然り気無くお互いの瞳の色を取り入れている洋服。森への採取の帰りですが、街でのデートの際には着替えをしています。(ライラとミリィちゃんに、そのままではダメと言われています。)着替えはアリーのスキルのインベントリに入っていますし、森での着替えは木々が隠してくれます。
しかし実はスキルの結界がお役立ち。もちろん結界にはしっかりと色をつけ、外から中は見えません。突然結界をはり始めたアリーにルイスは……
*****
【小話。街へ行こうよ。デートにね。只今お着替え中。ルイス視点】
アリーが着替えるために、色付き結界を二つはってくれています。いつもは兄弟子たちやザックが居ても、結界などはらず……特に気にもせず着替えをしているのに、急にどうしたのでしょう。
「アリー。わざわざ別々に結界をはるのは面倒では有りませんか? 私は無くても一緒でも構いませんよ? 」
「……はい? ルイスはなに言ってるの? 私が構います! 」
……それは……ようやく私を恥ずかしがる対象として、認識してくれるようになったのでしょうか?しかしそれも嬉しいような悲しいような……不思議な気持ちです
「別にルイスと一緒の結界でも構わないんだけど……私はバスタオル巻いてるし、全部脱がなくても着替えられるし……。でもルイスは全部脱ぐじゃない。綺麗だから見られても恥ずかしくないんだろうけど! 美人さんの肌が見えちゃう私としては、女性としていたたまれないんです! 私より綺麗なルイスが悪いの! あっち行け! 」
……男に美人というのは誉め言葉ではないと何度も……しかも私に見られて恥ずかしいのではなく……そちらでしたか……ならば!
「こらー! なんで私の結界を破るの! もう着替えたなら向こうに行けー! 」
「私はもう着替えましたから、もう結界をはる必要はありませんよ。アリーはしっかりと私が守ります。魔物も人も誰も寄せ付けません。周囲を気にせずに着替えてください」
「…………」
「さあどうぞ」
「だから! 美人さんに見られるのも恥ずかしいの! ルイスだから恥ずかしいのか、美人さんだから恥ずかしいのかわかりません! 待ってくれると言ったじゃない。意地悪するなー!」
「では私でなくザックなら? 」
「ザックはスッポンポンにはなりません! 上半身位じゃない。それ位はギルドの人たちで見慣れてるし……」
私も流石にスッポンポンには…… まあ仕方ないです。アリーですから……
「さあさあそれより早く着替えてください。時間がもったいないですよ」
なだめる振りをし、然り気無く背後から抱き締めます。ジタバタ暴れ驚き振り向くアリーの額に、軽く唇を落とします。真っ赤に染まる頬にも口づけ、軽く唇にも……
「確かに待つと言いました。しかしアリーも気持ちを育ててくれると言ってくれました。ですから少し進んでも良いですよね? お嫌でしたか? 」
背中から抱きしめたまま肩口から顔をだし、悲しげな声色でアリーの耳もとで囁きます。
「い……嫌じゃない……かも……でも恥ずかしいから! お願い! くすぐったいから耳もとから離れて! 息がかかるの! ドキドキするからくっつくな! 早く着替えてくる! だからこっちに来ないで! 絶対に覗かないで! 」
私を振り切り慌てふためきながら、下に散らばった着替えを拾い集めます。私を上目使いで見ながらジリジリと後退してゆくアリー。
私に覗かれたくないんですね。ドキドキするんですね?これは少しは前進したのでしょうか?しかしきっと本人に聞いても、また美人さんだからで誤魔化されそうです。まだ先は長そうですね。私の理性が持ちますでしょうか?
ここで可愛らしいからと、意地悪をしたらまた元の木阿弥です。アリーに恋の駆け引きはダメなんですよね?なら直球勝負で行かねばなりません。
「グレイ? 心配はいりません。駆け引きは卒業しました。貴方が以前仰った通りに、直球で愛で可愛がります。ならば文句はありませんよね? 」
「…………」
「気づいてたの? でもやりすぎは邪魔するからね! 」
「まさかグレイご本人がいるとは思いませんでしたが……最近必ず白いモコモコが……そんなに私が信用なりませんか? 」
「ならないよ! 己の胸に手をあててよく思い出しなよ! この間の採取の時だって、湖畔のランチ後に居眠りしたアリーに! いったい何してたのさ! 」
…………バレてましたか……
「あ! グレイ? 来てたの? なら一緒に街へ行こうよ。美味しいスイーツ食べよう! 」
「僕は気の利く鳥さんだからね。馬には蹴られたくないし、ルイスのジト目も嫌だから、今日は二人で楽しんできて。僕はアリーのスイーツが一番だからね。じゃあまたねー」
「三人の方が楽しいのに……」
「またつれないことを……ならば二人の方が楽しいと言わせましょうか? 」
「またなにか恥ずかしくなるようなことを考えてるんでしょ! 私はもうその手には乗りません。からかわないで下さい! 」
「からかってはいませんよ。本気で愛でているのです。私はアリーを愛していますからね。なんども伝えているのですが……やはり態度で示すべき……」
「ルイス! 運動がてら先に行くから! じゃあねー!」
逃げましたね。最近そちらの察知力は向上しましたが……恋愛面はなぜ中々向上しないのでしょうか……
やはりまだ先は長そうです。意識して貰える様になっただけでも……大進展ですよね……しかし辛いです……
*****
まだまだ厳しい世情ですが、早い回復をお祈り致します。皆さまも、お気をつけてお過ごしくださいませ。 桜 鴬。
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本日予定されていた、【専属料理人なのに、料理しかしないと追い出されました②】が、世情のため発売延期となりました。発売日は現在未定となっております。
以下ブログに先行公開したものですが、さらに手直ししてこちらにアップ致します。
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http://fanblogs.jp/sakurauguisu/
ブログ、お引っ越ししました。
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また夜九時頃に、以前一巻の際に書いた人物紹介の二巻バージョンもアップする予定です。
ちょっとした繋ぎですが……見ていただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。
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二巻発売予定が延期になりまして……書影解禁と共にお知らせに載せる予定だった、二人の街デートのイメージアバターです。発売予定だった日が近づくにつれ、これいつ貼れるかな?と思い、ブログに先行公開してしまいました。オマケの小話つき。番外編を一緒に掲載する予定だったのに、発売延期でガックリ。まだ半分しか書いてない……更新もしてないし、今月は最低のインセンティブになりそうです。カツ入れなくちゃ!
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然り気無くお互いの瞳の色を取り入れている洋服。森への採取の帰りですが、街でのデートの際には着替えをしています。(ライラとミリィちゃんに、そのままではダメと言われています。)着替えはアリーのスキルのインベントリに入っていますし、森での着替えは木々が隠してくれます。
しかし実はスキルの結界がお役立ち。もちろん結界にはしっかりと色をつけ、外から中は見えません。突然結界をはり始めたアリーにルイスは……
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【小話。街へ行こうよ。デートにね。只今お着替え中。ルイス視点】
アリーが着替えるために、色付き結界を二つはってくれています。いつもは兄弟子たちやザックが居ても、結界などはらず……特に気にもせず着替えをしているのに、急にどうしたのでしょう。
「アリー。わざわざ別々に結界をはるのは面倒では有りませんか? 私は無くても一緒でも構いませんよ? 」
「……はい? ルイスはなに言ってるの? 私が構います! 」
……それは……ようやく私を恥ずかしがる対象として、認識してくれるようになったのでしょうか?しかしそれも嬉しいような悲しいような……不思議な気持ちです
「別にルイスと一緒の結界でも構わないんだけど……私はバスタオル巻いてるし、全部脱がなくても着替えられるし……。でもルイスは全部脱ぐじゃない。綺麗だから見られても恥ずかしくないんだろうけど! 美人さんの肌が見えちゃう私としては、女性としていたたまれないんです! 私より綺麗なルイスが悪いの! あっち行け! 」
……男に美人というのは誉め言葉ではないと何度も……しかも私に見られて恥ずかしいのではなく……そちらでしたか……ならば!
「こらー! なんで私の結界を破るの! もう着替えたなら向こうに行けー! 」
「私はもう着替えましたから、もう結界をはる必要はありませんよ。アリーはしっかりと私が守ります。魔物も人も誰も寄せ付けません。周囲を気にせずに着替えてください」
「…………」
「さあどうぞ」
「だから! 美人さんに見られるのも恥ずかしいの! ルイスだから恥ずかしいのか、美人さんだから恥ずかしいのかわかりません! 待ってくれると言ったじゃない。意地悪するなー!」
「では私でなくザックなら? 」
「ザックはスッポンポンにはなりません! 上半身位じゃない。それ位はギルドの人たちで見慣れてるし……」
私も流石にスッポンポンには…… まあ仕方ないです。アリーですから……
「さあさあそれより早く着替えてください。時間がもったいないですよ」
なだめる振りをし、然り気無く背後から抱き締めます。ジタバタ暴れ驚き振り向くアリーの額に、軽く唇を落とします。真っ赤に染まる頬にも口づけ、軽く唇にも……
「確かに待つと言いました。しかしアリーも気持ちを育ててくれると言ってくれました。ですから少し進んでも良いですよね? お嫌でしたか? 」
背中から抱きしめたまま肩口から顔をだし、悲しげな声色でアリーの耳もとで囁きます。
「い……嫌じゃない……かも……でも恥ずかしいから! お願い! くすぐったいから耳もとから離れて! 息がかかるの! ドキドキするからくっつくな! 早く着替えてくる! だからこっちに来ないで! 絶対に覗かないで! 」
私を振り切り慌てふためきながら、下に散らばった着替えを拾い集めます。私を上目使いで見ながらジリジリと後退してゆくアリー。
私に覗かれたくないんですね。ドキドキするんですね?これは少しは前進したのでしょうか?しかしきっと本人に聞いても、また美人さんだからで誤魔化されそうです。まだ先は長そうですね。私の理性が持ちますでしょうか?
ここで可愛らしいからと、意地悪をしたらまた元の木阿弥です。アリーに恋の駆け引きはダメなんですよね?なら直球勝負で行かねばなりません。
「グレイ? 心配はいりません。駆け引きは卒業しました。貴方が以前仰った通りに、直球で愛で可愛がります。ならば文句はありませんよね? 」
「…………」
「気づいてたの? でもやりすぎは邪魔するからね! 」
「まさかグレイご本人がいるとは思いませんでしたが……最近必ず白いモコモコが……そんなに私が信用なりませんか? 」
「ならないよ! 己の胸に手をあててよく思い出しなよ! この間の採取の時だって、湖畔のランチ後に居眠りしたアリーに! いったい何してたのさ! 」
…………バレてましたか……
「あ! グレイ? 来てたの? なら一緒に街へ行こうよ。美味しいスイーツ食べよう! 」
「僕は気の利く鳥さんだからね。馬には蹴られたくないし、ルイスのジト目も嫌だから、今日は二人で楽しんできて。僕はアリーのスイーツが一番だからね。じゃあまたねー」
「三人の方が楽しいのに……」
「またつれないことを……ならば二人の方が楽しいと言わせましょうか? 」
「またなにか恥ずかしくなるようなことを考えてるんでしょ! 私はもうその手には乗りません。からかわないで下さい! 」
「からかってはいませんよ。本気で愛でているのです。私はアリーを愛していますからね。なんども伝えているのですが……やはり態度で示すべき……」
「ルイス! 運動がてら先に行くから! じゃあねー!」
逃げましたね。最近そちらの察知力は向上しましたが……恋愛面はなぜ中々向上しないのでしょうか……
やはりまだ先は長そうです。意識して貰える様になっただけでも……大進展ですよね……しかし辛いです……
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まだまだ厳しい世情ですが、早い回復をお祈り致します。皆さまも、お気をつけてお過ごしくださいませ。 桜 鴬。
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