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第十一章
第131話 うまなみかい
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「『乱世丸』はお兄様から頂いた形見、命の次に大事な品なのよ。それを壊した罪、万死に値するわ!」
大事な品の割には今まで随分と雑に扱っていたが、ともかくそういう事らしい。
睦美の目に浮かんだのは一筋の涙… そして狂気と殺気だった。
「刀折ったのはゴメンナサイ! でも話聞かない先輩も悪いんですよ?!」
完全に素に戻って弁解する蘭。目の前の睦美がマジギレしているため、最早繁蔵の盗聴がどうとか気にしていられる状態では無くなっていた。
「良いわ… アンタにはどっちが上だか分からせる必要があると思っていたからね… 観念しな!」
暴走状態の睦美だが、蘭の体の中には魔法を遮断する邪魔具が装備されており、睦美の魔法攻撃は効果が無い。
もちろん蘭もその事を認知しており、睦美と戦う事があっても、剣戟の様な魔法以外の攻撃に備えておけば良かったのだ。
睦美が態勢を低くして大振りのアッパーカットを打つ仕草をする。
アッパーならば射程は極めて短い。蘭はバックステップで距離を取り逃れる。
しかし睦美の攻撃はパンチでは無く、その手に握られた砂利と小石だった。睦美の手を離れた自然の散弾が蘭の顔目掛けて飛んでくる。
対して蘭は背中のマントの裾を持ち、前面を覆う様に展開する。砂利粒程度なら布製のマントでも簡単に防げる… 筈だった。
しかし睦美は砂利が蘭に届く前に、魔法で砂利周りの時間を『固定』し、攻撃を防いだつもりの蘭がマントを下ろしたタイミングで『固定』を解いた。
結果、油断した蘭の顔に砂利が直撃し、幾ばくかの砂がウマナミ改のマスクをすり抜け、蘭の目に入ったのだった……。
☆
久子とコブラ怪人との戦いも佳境に入っていた。足元に群がるコブラの群れを回避しながら、コブラ怪人より繰り出される両腕の牙を躱していた久子だったが、遂に勝機を掴む事になる。
なかなか当たらない攻撃に業を煮やしたコブラ怪人が、起死回生を狙って大技を仕掛けてきたのだ。
両腕を上方に振りかぶり、2本の腕を同時に伸ばしてくる。命中すれば牙+毒+衝撃で久子に大ダメージを与える事が可能だったろう。
しかし久子はその一瞬を見逃さなかった。伸ばされたコブラ怪人の両腕を体を捻って避け、更にその腕にしがみつく。そのまま全パワーを集中し、一本背負いの要領でコブラ怪人を投げたのである。
久子の動きに合わせて、更に余分に腕を伸ばしていればコブラ怪人はダメージを負う事なく背を向けて無防備な久子を攻撃出来ただろう。
しかし、久子に腕を掴まれた事で反射的に腕を縮める動作をしてしまったコブラ怪人は、久子に引っ張られる様に態勢を崩し、空中に弧を描いて頭から地面に激突した。
そのまま霞が消えていく様に、コブラ怪人の体は蒸気を発しながら徐々に消滅していった。久子の勝利である。
☆
「目だ! 耳だ! 鼻!」
砂利によって視界を奪われた蘭、咄嗟に目を庇おうとするが、そこに睦美の裏拳が隙だらけの蘭の耳を殴打する。更に追撃で蘭の鼻目掛けて放たれる掌底。
相手が女子であると十分に理解しつつ顔面への集中攻撃を続ける睦美。正に鬼畜の所業である。
それはともかく、今見せた流れる様な格闘術は、睦美の攻撃力が剣術だけでは無い事を物語っていた。
「ちょっ、マジでシャレになんないんだけど…?」
あまりにも容赦無い睦美の攻撃にたじろぐ蘭。背中の羽根を展開し、いったん上方に避難する。
「全く、頭を冷やしなさいよ、バカ先輩!」
蘭の腰に装着された装置から卵大の物体が数個投下される。それは地面に触れると直ぐに網膜を焼く程の強い光と、鼓膜を震わせる大きな音を発した。鎮圧並びに緊急回避用の新装備スタングレネードである。
睦美も物体であれば対応出来たかも知れないが、光と音が相手では手も足も出ない。意趣返しの如く目と耳を塞がれた睦美を尻目に、コブラ怪人の敗北を確認した蘭は無言で何処かへ飛び去って行った。
「睦美さま、大丈夫ですかぁ…?」
睦美の目と耳が回復し始めた頃、久子と綿子がやって来る。
「ゴリ子の奴、生意気な事してくれるじゃない… 次会ったら『死刑』よ『死刑』!」
「まぁまぁ、刀はまた私が通販で買って研いでおきますから、あんまり蘭ちゃんをイジメちゃ駄目ですよぉ?」
つまり睦美の愛刀「乱世丸」とは通販で買った模造刀を違法に研磨しただけの物であり、『兄の形見』と言うのは実はその場のノリでついた真っ赤なウソである。
破損した理由も蘭の攻撃だけでなく、経年劣化と長年の酷使の結果に間の悪いタイミングが重なっただけなのであるが、睦美にはその愛刀喪失の苛立ちをぶつける相手が必要であった。
目の前にいる、かつて睦美を『おばさん』呼ばわりした相手がやや苛烈な八つ当たりをされただけ、と言うのが事の真相である。
「だいたいゴリ子のくせに生意気なのよ。今回の戦いだって…」
「あの…?」
睦美の言葉の途中だが、綿子が挙手して会話に参加する。
綿子は口を開き、その素朴な疑問を言葉にする。
「ちょっと気になったんですけど、今のお二人の会話を聞くにさっきのビキニ仮面の女の子ってランランなんですか? 何であの子が敵やってるんです…?」
大事な品の割には今まで随分と雑に扱っていたが、ともかくそういう事らしい。
睦美の目に浮かんだのは一筋の涙… そして狂気と殺気だった。
「刀折ったのはゴメンナサイ! でも話聞かない先輩も悪いんですよ?!」
完全に素に戻って弁解する蘭。目の前の睦美がマジギレしているため、最早繁蔵の盗聴がどうとか気にしていられる状態では無くなっていた。
「良いわ… アンタにはどっちが上だか分からせる必要があると思っていたからね… 観念しな!」
暴走状態の睦美だが、蘭の体の中には魔法を遮断する邪魔具が装備されており、睦美の魔法攻撃は効果が無い。
もちろん蘭もその事を認知しており、睦美と戦う事があっても、剣戟の様な魔法以外の攻撃に備えておけば良かったのだ。
睦美が態勢を低くして大振りのアッパーカットを打つ仕草をする。
アッパーならば射程は極めて短い。蘭はバックステップで距離を取り逃れる。
しかし睦美の攻撃はパンチでは無く、その手に握られた砂利と小石だった。睦美の手を離れた自然の散弾が蘭の顔目掛けて飛んでくる。
対して蘭は背中のマントの裾を持ち、前面を覆う様に展開する。砂利粒程度なら布製のマントでも簡単に防げる… 筈だった。
しかし睦美は砂利が蘭に届く前に、魔法で砂利周りの時間を『固定』し、攻撃を防いだつもりの蘭がマントを下ろしたタイミングで『固定』を解いた。
結果、油断した蘭の顔に砂利が直撃し、幾ばくかの砂がウマナミ改のマスクをすり抜け、蘭の目に入ったのだった……。
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久子とコブラ怪人との戦いも佳境に入っていた。足元に群がるコブラの群れを回避しながら、コブラ怪人より繰り出される両腕の牙を躱していた久子だったが、遂に勝機を掴む事になる。
なかなか当たらない攻撃に業を煮やしたコブラ怪人が、起死回生を狙って大技を仕掛けてきたのだ。
両腕を上方に振りかぶり、2本の腕を同時に伸ばしてくる。命中すれば牙+毒+衝撃で久子に大ダメージを与える事が可能だったろう。
しかし久子はその一瞬を見逃さなかった。伸ばされたコブラ怪人の両腕を体を捻って避け、更にその腕にしがみつく。そのまま全パワーを集中し、一本背負いの要領でコブラ怪人を投げたのである。
久子の動きに合わせて、更に余分に腕を伸ばしていればコブラ怪人はダメージを負う事なく背を向けて無防備な久子を攻撃出来ただろう。
しかし、久子に腕を掴まれた事で反射的に腕を縮める動作をしてしまったコブラ怪人は、久子に引っ張られる様に態勢を崩し、空中に弧を描いて頭から地面に激突した。
そのまま霞が消えていく様に、コブラ怪人の体は蒸気を発しながら徐々に消滅していった。久子の勝利である。
☆
「目だ! 耳だ! 鼻!」
砂利によって視界を奪われた蘭、咄嗟に目を庇おうとするが、そこに睦美の裏拳が隙だらけの蘭の耳を殴打する。更に追撃で蘭の鼻目掛けて放たれる掌底。
相手が女子であると十分に理解しつつ顔面への集中攻撃を続ける睦美。正に鬼畜の所業である。
それはともかく、今見せた流れる様な格闘術は、睦美の攻撃力が剣術だけでは無い事を物語っていた。
「ちょっ、マジでシャレになんないんだけど…?」
あまりにも容赦無い睦美の攻撃にたじろぐ蘭。背中の羽根を展開し、いったん上方に避難する。
「全く、頭を冷やしなさいよ、バカ先輩!」
蘭の腰に装着された装置から卵大の物体が数個投下される。それは地面に触れると直ぐに網膜を焼く程の強い光と、鼓膜を震わせる大きな音を発した。鎮圧並びに緊急回避用の新装備スタングレネードである。
睦美も物体であれば対応出来たかも知れないが、光と音が相手では手も足も出ない。意趣返しの如く目と耳を塞がれた睦美を尻目に、コブラ怪人の敗北を確認した蘭は無言で何処かへ飛び去って行った。
「睦美さま、大丈夫ですかぁ…?」
睦美の目と耳が回復し始めた頃、久子と綿子がやって来る。
「ゴリ子の奴、生意気な事してくれるじゃない… 次会ったら『死刑』よ『死刑』!」
「まぁまぁ、刀はまた私が通販で買って研いでおきますから、あんまり蘭ちゃんをイジメちゃ駄目ですよぉ?」
つまり睦美の愛刀「乱世丸」とは通販で買った模造刀を違法に研磨しただけの物であり、『兄の形見』と言うのは実はその場のノリでついた真っ赤なウソである。
破損した理由も蘭の攻撃だけでなく、経年劣化と長年の酷使の結果に間の悪いタイミングが重なっただけなのであるが、睦美にはその愛刀喪失の苛立ちをぶつける相手が必要であった。
目の前にいる、かつて睦美を『おばさん』呼ばわりした相手がやや苛烈な八つ当たりをされただけ、と言うのが事の真相である。
「だいたいゴリ子のくせに生意気なのよ。今回の戦いだって…」
「あの…?」
睦美の言葉の途中だが、綿子が挙手して会話に参加する。
綿子は口を開き、その素朴な疑問を言葉にする。
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