34 / 58
第三部
3
しおりを挟む
腰を直角に折り曲げ、廊下の床を見つめた状態でいたら、頭上からカタンと音がした。
「なんだか、ずいぶんと仰々しいね」
「親父」
「あら、あなた。雅之と、お肉買いに出掛けたんじゃなかったの」
そろそろと顔を上げると、初老の男性が階段の手すりから身を乗り出して、こちらを見下ろしてる。恐らく外国の血を引いてるであろう事は、淡い髪の色と青味がかった瞳の色から容易に推測できた。
(津和さんの、お父さんだ)
俺は大きく深呼吸すると、今度は階段に向かって深々とお辞儀した。
「はじめまして、千野と申します。本日はお邪魔させていただいてますっ……」
「こちらこそ、はじめまして。うちのせがれ、梓とは、付き合ってどのくらいなんだい?」
何のてらいも無く確信を突いた質問に、俺はかえって冷静になった。
「ああ、ええと……そろそろ一年になります」
津和と出会ったのは、去年の夏の終わり頃だ。あれからもう一年近く経っているとは、にわかに信じ難い。
まさかこんなに長く関係が続くとは、付き合い始めた頃には想像つかなかった。別に津和を信じてないわけじゃない。ただ、自分に自信が無いだけだ。
「一年も、付き合っているのかね」
「すいません、ご挨拶が遅くなって……」
「いや、そう言う意味ではなくて、よく梓と付き合えるなあと思……」
「親父、そろそろバーベキューの準備始めようか」
父親の言葉を遮るように津和が口を挟んだところで、タイミングよく玄関の扉が開いた。
「みんな、こんなところで何やってんだ」
背の高い男性が、両手に買い物袋を下げて登場した。顔立ちから、間違いなく津和の兄弟だと見て取れた。
「おかえり、雅之。ちょうど今、梓の恋人に挨拶してたところだよ」
「ああ。そうか……梓の、ね」
向けられる視線がやけに鋭いのは、恐らく母親似なのだろう。一方、津和は完全に父親似だ。少し甘めの顔立ちである津和と違い、雅之さんの精悍で端正な顔立ちは、時代劇に登場する武士をほうふつとさせた。
「どうも、梓の兄の雅之です」
「はじめまして、千野と申します」
大きく頭を下げたら、なぜかフッと笑われてしまった。堅苦しいのは嫌いだから楽にしろと言われ、中身も母親似なのだなあと少し安心する。
こうして家族が揃ったところで、バーベキューが始まった。肉は和牛サーロイン、豚肉、鳥のもも肉等が豪勢に網の上に乗せられ、油を滴らせて香ばしい香りを立てている。野菜は先刻サービスエリアで、津和と一緒に購入したナスやタマネギ、ピーマンにトマトが並んだ。
「猫舌なんだから、火傷するなよ」
そう津和に注意されたにもかかわらず、俺はちょっぴり舌を火傷してしまった。焼きトマトは熱々で中がトロトロで、爽やかな酸味が口に広がりとても美味しかった。
「ケイ君、お酒は? ビールもワインも冷えてるよ」
「あー……いえ、水で結構です。お気遣いありがとうございます」
雅之さんに勧められた酒は、丁重にお断りした。酒を飲まないのは、なにも遠慮しているわけじゃない。先ほどから頭の調子が不穏なのだ……まだ痛みまで感じてないけど、明らかに偏頭痛の兆候である。
偏頭痛の薬は、痛み出した頃に飲むと効果がある。しかし痛む前や、痛くなり過ぎた後だと、俺の経験上あまり効かなくなるケースが多い。
(ヤバイなあ……薬、車のダッシュボードの中に置いてきちゃったんだよな)
車を走行中に痛くなった場合を想定して、医者から処方された偏頭痛の薬をわざわざ手荷物から取り出して、なるべく側に置いたのが仇となった。
それでも昔からの習慣で、普通の市販薬はズボンのポケットに忍ばせてある。いざとなったら、これに頼るしかない。
(津和は勘が鋭いから、バレないよう気をつけないと……)
普段ならこんな風に隠したりせず、体調が悪ければすぐに津和に知らせる。会社の同僚の前ではいざ知らず、津和の前でこっそり薬を飲むことはない。
でも津和の家族を前にして、しかもせっかくバーベキューをしてるのに水を差したくなかった。
(いや、そうじゃない)
単に皆に知られたくないだけだ……津和の家族の前で、具合が悪いとか言いたくない。情けない姿を見せたくない。頼りない奴だと思われたくない。
「俺に遠慮してないで、飲みたいなら飲んでいいよ?」
津和がそう声を掛けてきたのは、運転する自分の手前、俺が気を使っていると勘違いしたのだろう。いや、それも多少はあるが、こんな時にアルコールを摂取するなんて、とても恐ろしくて出来ないだけだ。津和だって、俺の今の体調を知っていたら、全力で止めるだろうことは想像できる。
(大丈夫、たしか津和は二時には引き上げるって言ってた……もう一時過ぎだから、あと小一時間我慢すればいいだけだ)
だんだんと目眩がしてきた……俺にとってこの感覚は、十中八九偏頭痛の予兆だ。あと五分もしないうちに痛みだすだろう。
(今、市販薬を飲むか?)
まだ完全に痛み出してない……頭がしめつけられる感覚はするが、もう少し待った方がいい。いや、市販薬は偏頭痛の薬とは全く異質だから、すぐ飲んでも構わない? でも本当に偏頭痛なら、市販薬は効かないだろう。
(どうしよう……本当に酷くなる前に、津和にだけでも正直に言った方がいいのか……?)
悩みながらも、串に差した焼きたての牛肉を齧りつき、素早く咀嚼する。愛想笑いが難しくなる前に、とにかく食べ物をたくさん皿にもらって、後はひたすら口に運んだ。血が胃に集まれば、頭の膨らんだ血管が少しマシになって、多少は痛みが引くかもしれない。
「ケイ……眠いんじゃないの?」
先ほどまで肉や野菜を焼いてた津和は、いつの間にか隣にいて、俺の顔を覗きこんでいた。
「いや、別に眠くは……コレ焼きたてで、うまいよな。つい夢中で食べてた」
「ふうん……母さん、二階の客室のベッド使える?」
「ええ、一応ベッドメイクはしてあるわよ」
津和は俺の言葉を軽く受け流すと、ビールを手にくつろぐ母親と話し出した。そんなに俺、眠そうに見えたのだろうか?
(いや、コレはきっとバレてるな……)
俺は居たたまれないあまり、口に野菜や肉をめちゃくちゃに頬張ったままうつむく。すると向かいの椅子でビールを飲んでいた津和父が、俺と津和に向かって心配そうに身を乗り出してきた。
「何、ケイ君具合が悪いの?」
「いや、昨日まで仕事詰めてて、寝不足なんだよ。今朝も早かったのに、ずっと助手席でナビしてくれてて、な?」
「……うん」
かばわれてる。俺が、具合が悪いことを悟られたくない事まで察してフォローしてくれる。
「ほらケイ、二階で少し休もう。ん、どうした? けーい、眠いならおんぶしようか?」
「……っ、一人で歩ける」
涙をこらえていたら、津和に腕を取られ、椅子から引っ張り上げられた。そのまま支えられた状態で、庭から玄関に回って屋内に入ると、今度こそ抱き上げられてしまう。
「いいってば……重いだろ」
「まあ軽くはないけど。そう思うなら、俺の首に腕を回して協力して。少しはマシになる」
横向きに抱かれるのは嫌いじゃないが、大抵の場合は『そう言う意味で』ベッドへ連れていかれる時なので、自然と顔が赤らんでしまう。そんな俺の様子に、目ざとく気づいた津和が口角を上げると、鼻先がぶつかりそうなくらい顔を近づけてきた。
「何、期待してる?」
「馬鹿、こんなところでよせ」
「冗談だよ」
小さく笑った津和の瞳から、俺の体を気づかってることが分かる。俺のネガティブ思考を払拭するかのように、こうやって冗談言ったりふざけたりする。
二階の客室に着くと、ベッドの上にゆっくりと降ろされた。洗いたてのシーツの感触が、頬をサリっと撫でていく。ようやく気が張ってたのが解きほぐれて、体から力を抜くことができた。
「薬はたしかダッシュボードに置いてたよな、今取りに行ってくるから、少し待ってろよ」
「……悪い」
「何が?」
素っ気ない言葉とは裏腹に、津和の口調はとてもやさしかった。しばらく部屋に一人残されたが、あまり待つ事もなく津和は水のボトルを手に戻ってきてくれた。
「ほら、ゆっくり飲んで」
わざわざ錠剤を口まで運んでくれる。素直に開くと、津和は開封したてのペットボトルを『このままじゃ零すから』と、自ら半分ほど飲み干してから、飲み口を俺の唇に押し当てた。たしかにこの量ならば、横向きになったまま飲んでもこぼれにくい。
「飲んだな……後は眠ってるといい。一時間もすれば薬も効いてくるだろうから、そうしたらここを出よう」
「……悪い」
「だから何が」
津和は小さく笑うと、俺の頭をそっとひと撫でして部屋を出ていった。
「なんだか、ずいぶんと仰々しいね」
「親父」
「あら、あなた。雅之と、お肉買いに出掛けたんじゃなかったの」
そろそろと顔を上げると、初老の男性が階段の手すりから身を乗り出して、こちらを見下ろしてる。恐らく外国の血を引いてるであろう事は、淡い髪の色と青味がかった瞳の色から容易に推測できた。
(津和さんの、お父さんだ)
俺は大きく深呼吸すると、今度は階段に向かって深々とお辞儀した。
「はじめまして、千野と申します。本日はお邪魔させていただいてますっ……」
「こちらこそ、はじめまして。うちのせがれ、梓とは、付き合ってどのくらいなんだい?」
何のてらいも無く確信を突いた質問に、俺はかえって冷静になった。
「ああ、ええと……そろそろ一年になります」
津和と出会ったのは、去年の夏の終わり頃だ。あれからもう一年近く経っているとは、にわかに信じ難い。
まさかこんなに長く関係が続くとは、付き合い始めた頃には想像つかなかった。別に津和を信じてないわけじゃない。ただ、自分に自信が無いだけだ。
「一年も、付き合っているのかね」
「すいません、ご挨拶が遅くなって……」
「いや、そう言う意味ではなくて、よく梓と付き合えるなあと思……」
「親父、そろそろバーベキューの準備始めようか」
父親の言葉を遮るように津和が口を挟んだところで、タイミングよく玄関の扉が開いた。
「みんな、こんなところで何やってんだ」
背の高い男性が、両手に買い物袋を下げて登場した。顔立ちから、間違いなく津和の兄弟だと見て取れた。
「おかえり、雅之。ちょうど今、梓の恋人に挨拶してたところだよ」
「ああ。そうか……梓の、ね」
向けられる視線がやけに鋭いのは、恐らく母親似なのだろう。一方、津和は完全に父親似だ。少し甘めの顔立ちである津和と違い、雅之さんの精悍で端正な顔立ちは、時代劇に登場する武士をほうふつとさせた。
「どうも、梓の兄の雅之です」
「はじめまして、千野と申します」
大きく頭を下げたら、なぜかフッと笑われてしまった。堅苦しいのは嫌いだから楽にしろと言われ、中身も母親似なのだなあと少し安心する。
こうして家族が揃ったところで、バーベキューが始まった。肉は和牛サーロイン、豚肉、鳥のもも肉等が豪勢に網の上に乗せられ、油を滴らせて香ばしい香りを立てている。野菜は先刻サービスエリアで、津和と一緒に購入したナスやタマネギ、ピーマンにトマトが並んだ。
「猫舌なんだから、火傷するなよ」
そう津和に注意されたにもかかわらず、俺はちょっぴり舌を火傷してしまった。焼きトマトは熱々で中がトロトロで、爽やかな酸味が口に広がりとても美味しかった。
「ケイ君、お酒は? ビールもワインも冷えてるよ」
「あー……いえ、水で結構です。お気遣いありがとうございます」
雅之さんに勧められた酒は、丁重にお断りした。酒を飲まないのは、なにも遠慮しているわけじゃない。先ほどから頭の調子が不穏なのだ……まだ痛みまで感じてないけど、明らかに偏頭痛の兆候である。
偏頭痛の薬は、痛み出した頃に飲むと効果がある。しかし痛む前や、痛くなり過ぎた後だと、俺の経験上あまり効かなくなるケースが多い。
(ヤバイなあ……薬、車のダッシュボードの中に置いてきちゃったんだよな)
車を走行中に痛くなった場合を想定して、医者から処方された偏頭痛の薬をわざわざ手荷物から取り出して、なるべく側に置いたのが仇となった。
それでも昔からの習慣で、普通の市販薬はズボンのポケットに忍ばせてある。いざとなったら、これに頼るしかない。
(津和は勘が鋭いから、バレないよう気をつけないと……)
普段ならこんな風に隠したりせず、体調が悪ければすぐに津和に知らせる。会社の同僚の前ではいざ知らず、津和の前でこっそり薬を飲むことはない。
でも津和の家族を前にして、しかもせっかくバーベキューをしてるのに水を差したくなかった。
(いや、そうじゃない)
単に皆に知られたくないだけだ……津和の家族の前で、具合が悪いとか言いたくない。情けない姿を見せたくない。頼りない奴だと思われたくない。
「俺に遠慮してないで、飲みたいなら飲んでいいよ?」
津和がそう声を掛けてきたのは、運転する自分の手前、俺が気を使っていると勘違いしたのだろう。いや、それも多少はあるが、こんな時にアルコールを摂取するなんて、とても恐ろしくて出来ないだけだ。津和だって、俺の今の体調を知っていたら、全力で止めるだろうことは想像できる。
(大丈夫、たしか津和は二時には引き上げるって言ってた……もう一時過ぎだから、あと小一時間我慢すればいいだけだ)
だんだんと目眩がしてきた……俺にとってこの感覚は、十中八九偏頭痛の予兆だ。あと五分もしないうちに痛みだすだろう。
(今、市販薬を飲むか?)
まだ完全に痛み出してない……頭がしめつけられる感覚はするが、もう少し待った方がいい。いや、市販薬は偏頭痛の薬とは全く異質だから、すぐ飲んでも構わない? でも本当に偏頭痛なら、市販薬は効かないだろう。
(どうしよう……本当に酷くなる前に、津和にだけでも正直に言った方がいいのか……?)
悩みながらも、串に差した焼きたての牛肉を齧りつき、素早く咀嚼する。愛想笑いが難しくなる前に、とにかく食べ物をたくさん皿にもらって、後はひたすら口に運んだ。血が胃に集まれば、頭の膨らんだ血管が少しマシになって、多少は痛みが引くかもしれない。
「ケイ……眠いんじゃないの?」
先ほどまで肉や野菜を焼いてた津和は、いつの間にか隣にいて、俺の顔を覗きこんでいた。
「いや、別に眠くは……コレ焼きたてで、うまいよな。つい夢中で食べてた」
「ふうん……母さん、二階の客室のベッド使える?」
「ええ、一応ベッドメイクはしてあるわよ」
津和は俺の言葉を軽く受け流すと、ビールを手にくつろぐ母親と話し出した。そんなに俺、眠そうに見えたのだろうか?
(いや、コレはきっとバレてるな……)
俺は居たたまれないあまり、口に野菜や肉をめちゃくちゃに頬張ったままうつむく。すると向かいの椅子でビールを飲んでいた津和父が、俺と津和に向かって心配そうに身を乗り出してきた。
「何、ケイ君具合が悪いの?」
「いや、昨日まで仕事詰めてて、寝不足なんだよ。今朝も早かったのに、ずっと助手席でナビしてくれてて、な?」
「……うん」
かばわれてる。俺が、具合が悪いことを悟られたくない事まで察してフォローしてくれる。
「ほらケイ、二階で少し休もう。ん、どうした? けーい、眠いならおんぶしようか?」
「……っ、一人で歩ける」
涙をこらえていたら、津和に腕を取られ、椅子から引っ張り上げられた。そのまま支えられた状態で、庭から玄関に回って屋内に入ると、今度こそ抱き上げられてしまう。
「いいってば……重いだろ」
「まあ軽くはないけど。そう思うなら、俺の首に腕を回して協力して。少しはマシになる」
横向きに抱かれるのは嫌いじゃないが、大抵の場合は『そう言う意味で』ベッドへ連れていかれる時なので、自然と顔が赤らんでしまう。そんな俺の様子に、目ざとく気づいた津和が口角を上げると、鼻先がぶつかりそうなくらい顔を近づけてきた。
「何、期待してる?」
「馬鹿、こんなところでよせ」
「冗談だよ」
小さく笑った津和の瞳から、俺の体を気づかってることが分かる。俺のネガティブ思考を払拭するかのように、こうやって冗談言ったりふざけたりする。
二階の客室に着くと、ベッドの上にゆっくりと降ろされた。洗いたてのシーツの感触が、頬をサリっと撫でていく。ようやく気が張ってたのが解きほぐれて、体から力を抜くことができた。
「薬はたしかダッシュボードに置いてたよな、今取りに行ってくるから、少し待ってろよ」
「……悪い」
「何が?」
素っ気ない言葉とは裏腹に、津和の口調はとてもやさしかった。しばらく部屋に一人残されたが、あまり待つ事もなく津和は水のボトルを手に戻ってきてくれた。
「ほら、ゆっくり飲んで」
わざわざ錠剤を口まで運んでくれる。素直に開くと、津和は開封したてのペットボトルを『このままじゃ零すから』と、自ら半分ほど飲み干してから、飲み口を俺の唇に押し当てた。たしかにこの量ならば、横向きになったまま飲んでもこぼれにくい。
「飲んだな……後は眠ってるといい。一時間もすれば薬も効いてくるだろうから、そうしたらここを出よう」
「……悪い」
「だから何が」
津和は小さく笑うと、俺の頭をそっとひと撫でして部屋を出ていった。
23
お気に入りに追加
1,525
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…
ぽぽ
BL
"気持ち悪いから近づかないでください"
好きな相手からそんなことを言われた
あんなに嫌われていたはずなのに…
平凡大学生の千秋先輩が非凡なイケメン大学生臣と恋する話
美形×平凡の2人の日常です。
※R18場面がある場合は※つけます
親友だと思ってた完璧幼馴染に執着されて監禁される平凡男子俺
toki
BL
エリート執着美形×平凡リーマン(幼馴染)
※監禁、無理矢理の要素があります。また、軽度ですが性的描写があります。
pixivでも同タイトルで投稿しています。
https://www.pixiv.net/users/3179376
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/98346398
運命の番と別れる方法
ivy
BL
運命の番と一緒に暮らす大学生の三葉。
けれどその相手はだらしなくどうしょうもないクズ男。
浮気され、開き直る相手に三葉は別れを決意するが番ってしまった相手とどうすれば別れられるのか悩む。
そんな時にとんでもない事件が起こり・・。
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、
振られた腹いせに別の男と付き合ったらそいつに本気になってしまった話
雨宮里玖
BL
「好きな人が出来たから別れたい」と恋人の翔に突然言われてしまった諒平。
諒平は別れたくないと引き止めようとするが翔は諒平に最初で最後のキスをした後、去ってしまった。
実は翔には諒平に隠している事実があり——。
諒平(20)攻め。大学生。
翔(20) 受け。大学生。
慶介(21)翔と同じサークルの友人。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる