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佐渡島の風景

あやかしスポット

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春日崎の夕暮れ
新潟県佐渡市相川鹿伏

●佐渡では、6月頃になると外海府海岸や小木半島を中心とした海岸線でイワユリの花を見かけるようになります。
 ごつごつとした岩肌にしっかりと根を張り、オレンジ色の花をりんと咲かせている様子は、たくましい生命力を感じさせます。
 相川北片辺の藻浦崎公園では、今まさにイワユリが初夏の訪れを告げるように咲いています。いくつかの株がまとまって咲き、花束のようです。


両津七夕川開き大花火大会
越後三大花火の一つ、ぎおん柏崎まつりの「海の大花火大会」が3年ぶりに開催されました。​

●海の中で開く海中空スターマインや尺玉100発一斉打上の2回連続打上、尺玉300連発など、3年分の思いが込められた1万5千発の花火が次々に上がり、柏崎の海と空を色鮮やかに飾りました。​



●佐渡市には、野生トキ観察・展望施設「トキのテラス」があります。トキの野生復帰の意義・目的・成果等を広く普及するため、野生下に再導入したトキを適切に観察できるとともに、トキが生息する佐渡島の自然豊かな里地里山等を展望できる施設となっています。

 2階の屋内観察室では、トキやトキの野生復帰の取組について学べる他、見て楽しめる展示も用意してあります。屋上テラスでは、トキの生息地となっている里地里山の景色の他、両津湾から真野湾まで眺める事が出来ます。


 青の洞窟
●琴浦の海蝕洞窟がいつの間にか青の洞窟と称されるようになりました。洞窟の外側の海が青く見えるのは日中がおすすめ。太陽光が強いと、岩肌が白飛びするほどですので、PLフィルター等が無いとキレイに撮影するのは難しいかもしれません。力屋観光汽船のモーターボートか、シーカヤックで海からのアクセスがおすすめです。


矢島経島
●おとぎ話の世界観のような風景がある矢島経島。赤い太鼓橋にたらい舟が揺蕩う様子は、佐渡ならではの情景です。また、太鼓橋側から見ると、舟小屋や透明度の高い海が美しく、どちらからも素敵な風景が撮影出来るスポットです。また、こちらのたらい舟は、中心に窓があり、海中を覗けるので楽しいです。


●18代目に至る佐渡宝生流家元の本間家は、能の普及と庶民化に多大な影響を与えてきました。1885年に再建された瓦葺き寄棟造りの能舞台(県の有形民俗文化財)には床下に音響効果用の甕が埋設されているなど、佐渡に現存する能舞台では最も本格的な造りで唯一の個人所有。毎年7月最終日曜日には定例能を開催しています。
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