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第279話 ロイド達の反応
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ロイドたちが元公爵家屋敷に集まった。皆はなぜ集まったのかよくわからない様子だった。一応、続報が入るかも知れないと思って詳細を伝えることを控えていたのだ。残念ながら続報は入らなかったけど。
「皆のもの。集まってくれて助かった。まずは、驚かないで僕の話を聞いてくれるとありがたい」
僕が口を開き、このようなことを言われて皆の顔に緊張が走った。もうちょっと言葉を考えるべきだった。これはゴードンも言っていた通り、朗報なのだ。緊張した顔で聞くものではなかったな。
「いや、緊張しなくても大丈夫だ。実は、君たちに関わることで報告が入ったのだ。まだ、確定した情報ではないから今後の詳細な報告を待たねばならないことだが……君たちの家族が生存しているらしい。しかも、公国の国境線にかなり近いところまで来ているというのだ」
僕の言葉に皆が息をつまらせた。それはそうだろう。王国の使者からは家族の処刑を告げられてたのだ。しかも、心の整理をついている者もいることだろう。そんな中で生存の報告を聞いたら何を思うだろうか。僕には想像もつかないことだ。呆然とするもの、喜びを噛み締めているもの、涙を我慢しているもの。様々な反応だ。僕は、皆の感情が落ち着くのを待った。すると、ロイドが僕に質問をしてきた。
「イルス公。それで、家族を公国は受け入れてくれるのでしょうか?」
ん? なぜ、そんなことを聞くんだ? 当り前ではないか……なるほど、王国から送り出されたと考えられるということか。
「確かに、情報が少なすぎてその疑いは捨てきれないだろう。しかし、君たちは家族に会いたいのだろう? 僕は君たちのその気持ちを尊重してやりたい。だから、受け入れは当然する。ライルにもそのように伝えてある」
皆はわざわざ立ち上がり、僕に礼を述べにやってくる。別にそんな必要はないんだけどな。
「君たちは公国の民なのだ。その家族もまた民となる。当然のことをしているだけだ。それで、僕は皆に家族への再会をしてもらうために南の砦に出向いてもらいたいと考えている」
僕がそう言うとロイドが難しそうな顔をした。
「イルス公。我々の代わりに仕事を引き継ぐものがいるのでしょうか?」
「それは考えていない。短い時間ならば、君たちが抜けても支障はないだろう。家族に会う方を優先したほうがいいのではないか?」
ロイドは皆の方に顔を向け、なにやら視線を送っていた。皆は分かったかのように首を縦に振った。
「イルス公。お言葉は嬉しいです。臣下に対し、このように気を回してくれる主君というのも珍しいでしょう。しかし、我らはこの場を離れれば、イルス公からお預かりしている公国民の移住が遅れてしまうでしょう。我らがイルス公から任せられた仕事を投げ出すことは一瞬たりともできません。それくらいしかイルス公の御恩に報いる方法がないのです。家族も理解してくれるでしょう」
そういうものだろうか。僕には南の砦を往復する程度だからさほどの時間は要しないと思っていますが。しかし、ロイドたちの表情は考えを変えそうもないものだったのに、これ以上は言うことはやめておこう。彼らの覚悟に泥を塗ってしまいかねない。
「君たちの決意はよく分かった。僕は君たちのような部下を持てたことは幸せなことだ。しかし、一人は出向いてもらわなければならない。南の砦には君ら家族の面識がある者がいないのだ。成り済ましている者がいないとも限らないからな」
ロイドは、頷き、一人の若者を指差した。
「彼はサザン。騎士爵だったものです。彼に行ってもらいましょう。彼の領土だった場所は人数も少なく、我らが引き継ぎを容易に出来るでしょう。それに彼は特技がありまして、人の顔を詳細に覚えているのです。きっと、最も適役でしょう」
ほお。面白い者がいるんだな。サザンか。覚えておこう。彼を国境に配備すれば、外から入ってくる者をしっかりと確認してくれそうだな。僕は、サザンに家族の確認を頼み、ゴードンの部下を付けて南の砦に向かってもらうことにした。ロイドたちに早く家族を会わせられるようにしてあげたいものだ。
それから僕達は夕飯を共にし、城郭都市建設の進捗状況や堤防や貯水池の設置について話をした。皆、驚いたような表情をして、食べる手を止めてしまった。ゴードンはそんな状況を笑っていた。
「やはり、そのような表情になりますな。私もロッシュ公の偉業は驚くばかりですからな。しかも、公自らが奢らないところが我々としてはやりづらいところですな」
ロイド達はゴードンのいいように激しく同意している。全く、ゴードンも言うようになったな。僕は久しぶりに軽口を言われたようでつい嬉しくなってしまった。その夜は、朝方まで交流という名の宴会が続けられた。ロイド達も家族が生存している可能性を聞いて、嬉しかったのだろう。
僕は、さらに元公爵屋敷で数泊し、ゴードンのまとめた資料に目を通していた。さすがに四十万人の資料を見ることは出来なかったが、特に職人として生業としていた者が取りまとめられた資料を目に通した。やはり、都と呼べるほどの規模の街だ。職人の数がかなり多い。主に建築関係が多いが装飾など公国にはいなかった職人が目立った。更に靴職人も見つけることが出来た。この資料によって、様々な発見をすることが出来た。
公国の人口が五倍に膨れ上がったことで、さまざな業種の職人を大量に確保することが出来たようだ。更にゴードンには資料を分析するように頼み、僕達はサノケッソの街に向け出発した。僕達もそろそろ村に戻らなければならない。道中で元北部諸侯の貴族の家族についての話が聞けることだろう。
城塞都市に立ち寄り、工事の進捗を確認していると、サノケッソの街に隣接する大森林に住んでいた三部落の長が出発のための挨拶にサリルを伴ってやっていた。城郭都市の様子をスータン達がじっと見つめて、興味深そうに工事している者に質問していた。僕も話を聞こうと近づいたら、話をやめて、頭を下げてしまったのだ。これでは話が聞けなさそうだな。
三部族は、公爵領を追放された者たちをまとめたスータン。ちなみに、北部諸侯の公爵とは違う公爵だ。男爵領すべてで放浪している者達をまとめているテカッド。元々大森林に住んでいた魔族の末裔ワーモス。彼らが出立の準備が揃ったとサリルは報告してきた。
「三人共、久しぶりだな。ついに出発するのか。公国では君たちの移住を準備をして待っているぞ。ただ、テカッドが移住する場所は一から開発になるだろうから苦労は多いことだろう。皆が一丸となって苦難を乗り切ってもらいたい。そのための協力は惜しまないつもりだ」
テカッドは深々を頭を下げて礼を言ってきた。そして、僕はサリルに顔を向けた。
「サリルもよくぞ、これだけ早く移住をまとめてくれたな。一日早ければ、春の作付けが捗るというものだ。お前の仕事は公国に大きな利益をもたらしてくれた。礼を言う。だが、引き続き、移住者の面倒を見てもらわねばならないのが心苦しいがよろしく頼むぞ」
僕がサリルに頼むと、サリルは目から涙が溢れ始めていた。
「そのようなお言葉をかけられるとは……これからも公国のため、ロッシュ公のために頑張らせてもらいます」
うん。熱意は買うが、無理はしないようにな。といっても、人手不足だから頑張ってもらわないといけないんだけどさ。
「サリル。元北部諸侯連合には仕事を任せられるものも多い。ゴードンと相談して、優先的に人材を融通してもらってくれ。サリルの体を壊すのが心配だからな」
サリルは膝を付けて、泣き出してしまった。うむ。相当疲れているんだな。僕は意味があるかわからないが、回復魔法を使った。すると、サリルが自分の手を眺めていた。
「おお、なにか力がみなぎるようです。体が軽くなったような」
どうやら効果があったようだ。まぁ、サリルの思い込みだろうが。僕の回復魔法に体力を回復する効果はないはずだ。サリルは軽くなった足取りで、三人の部落長を引き連れて、サノケッソの街に戻っていった。僕は水路が機能しているか確認してから、ガムドに別れを告げ、シェラを迎えてにサノケッソの街に向かった。
シェラは僕が使っている部屋のベッドで横たわっていた。部屋には酒樽が転がっており、僕達と別れてからずっと飲んでいたんだろう。僕は何度も起こしたが起きる気配がない。仕方がないな。僕はシェラを担ぎ上げ、借りた馬車に放り込み、サノケッソの街を出発した。
馬車はゆっくりとした乗り物だ。普通ならそうは思わないが、ファンリルのハヤブサを乗り慣れてしまうと、遅く感じてしまうのだ。まぁ、のんびりと帰るのもいいものだけど。今夜は温泉街で一泊していこう。
「皆のもの。集まってくれて助かった。まずは、驚かないで僕の話を聞いてくれるとありがたい」
僕が口を開き、このようなことを言われて皆の顔に緊張が走った。もうちょっと言葉を考えるべきだった。これはゴードンも言っていた通り、朗報なのだ。緊張した顔で聞くものではなかったな。
「いや、緊張しなくても大丈夫だ。実は、君たちに関わることで報告が入ったのだ。まだ、確定した情報ではないから今後の詳細な報告を待たねばならないことだが……君たちの家族が生存しているらしい。しかも、公国の国境線にかなり近いところまで来ているというのだ」
僕の言葉に皆が息をつまらせた。それはそうだろう。王国の使者からは家族の処刑を告げられてたのだ。しかも、心の整理をついている者もいることだろう。そんな中で生存の報告を聞いたら何を思うだろうか。僕には想像もつかないことだ。呆然とするもの、喜びを噛み締めているもの、涙を我慢しているもの。様々な反応だ。僕は、皆の感情が落ち着くのを待った。すると、ロイドが僕に質問をしてきた。
「イルス公。それで、家族を公国は受け入れてくれるのでしょうか?」
ん? なぜ、そんなことを聞くんだ? 当り前ではないか……なるほど、王国から送り出されたと考えられるということか。
「確かに、情報が少なすぎてその疑いは捨てきれないだろう。しかし、君たちは家族に会いたいのだろう? 僕は君たちのその気持ちを尊重してやりたい。だから、受け入れは当然する。ライルにもそのように伝えてある」
皆はわざわざ立ち上がり、僕に礼を述べにやってくる。別にそんな必要はないんだけどな。
「君たちは公国の民なのだ。その家族もまた民となる。当然のことをしているだけだ。それで、僕は皆に家族への再会をしてもらうために南の砦に出向いてもらいたいと考えている」
僕がそう言うとロイドが難しそうな顔をした。
「イルス公。我々の代わりに仕事を引き継ぐものがいるのでしょうか?」
「それは考えていない。短い時間ならば、君たちが抜けても支障はないだろう。家族に会う方を優先したほうがいいのではないか?」
ロイドは皆の方に顔を向け、なにやら視線を送っていた。皆は分かったかのように首を縦に振った。
「イルス公。お言葉は嬉しいです。臣下に対し、このように気を回してくれる主君というのも珍しいでしょう。しかし、我らはこの場を離れれば、イルス公からお預かりしている公国民の移住が遅れてしまうでしょう。我らがイルス公から任せられた仕事を投げ出すことは一瞬たりともできません。それくらいしかイルス公の御恩に報いる方法がないのです。家族も理解してくれるでしょう」
そういうものだろうか。僕には南の砦を往復する程度だからさほどの時間は要しないと思っていますが。しかし、ロイドたちの表情は考えを変えそうもないものだったのに、これ以上は言うことはやめておこう。彼らの覚悟に泥を塗ってしまいかねない。
「君たちの決意はよく分かった。僕は君たちのような部下を持てたことは幸せなことだ。しかし、一人は出向いてもらわなければならない。南の砦には君ら家族の面識がある者がいないのだ。成り済ましている者がいないとも限らないからな」
ロイドは、頷き、一人の若者を指差した。
「彼はサザン。騎士爵だったものです。彼に行ってもらいましょう。彼の領土だった場所は人数も少なく、我らが引き継ぎを容易に出来るでしょう。それに彼は特技がありまして、人の顔を詳細に覚えているのです。きっと、最も適役でしょう」
ほお。面白い者がいるんだな。サザンか。覚えておこう。彼を国境に配備すれば、外から入ってくる者をしっかりと確認してくれそうだな。僕は、サザンに家族の確認を頼み、ゴードンの部下を付けて南の砦に向かってもらうことにした。ロイドたちに早く家族を会わせられるようにしてあげたいものだ。
それから僕達は夕飯を共にし、城郭都市建設の進捗状況や堤防や貯水池の設置について話をした。皆、驚いたような表情をして、食べる手を止めてしまった。ゴードンはそんな状況を笑っていた。
「やはり、そのような表情になりますな。私もロッシュ公の偉業は驚くばかりですからな。しかも、公自らが奢らないところが我々としてはやりづらいところですな」
ロイド達はゴードンのいいように激しく同意している。全く、ゴードンも言うようになったな。僕は久しぶりに軽口を言われたようでつい嬉しくなってしまった。その夜は、朝方まで交流という名の宴会が続けられた。ロイド達も家族が生存している可能性を聞いて、嬉しかったのだろう。
僕は、さらに元公爵屋敷で数泊し、ゴードンのまとめた資料に目を通していた。さすがに四十万人の資料を見ることは出来なかったが、特に職人として生業としていた者が取りまとめられた資料を目に通した。やはり、都と呼べるほどの規模の街だ。職人の数がかなり多い。主に建築関係が多いが装飾など公国にはいなかった職人が目立った。更に靴職人も見つけることが出来た。この資料によって、様々な発見をすることが出来た。
公国の人口が五倍に膨れ上がったことで、さまざな業種の職人を大量に確保することが出来たようだ。更にゴードンには資料を分析するように頼み、僕達はサノケッソの街に向け出発した。僕達もそろそろ村に戻らなければならない。道中で元北部諸侯の貴族の家族についての話が聞けることだろう。
城塞都市に立ち寄り、工事の進捗を確認していると、サノケッソの街に隣接する大森林に住んでいた三部落の長が出発のための挨拶にサリルを伴ってやっていた。城郭都市の様子をスータン達がじっと見つめて、興味深そうに工事している者に質問していた。僕も話を聞こうと近づいたら、話をやめて、頭を下げてしまったのだ。これでは話が聞けなさそうだな。
三部族は、公爵領を追放された者たちをまとめたスータン。ちなみに、北部諸侯の公爵とは違う公爵だ。男爵領すべてで放浪している者達をまとめているテカッド。元々大森林に住んでいた魔族の末裔ワーモス。彼らが出立の準備が揃ったとサリルは報告してきた。
「三人共、久しぶりだな。ついに出発するのか。公国では君たちの移住を準備をして待っているぞ。ただ、テカッドが移住する場所は一から開発になるだろうから苦労は多いことだろう。皆が一丸となって苦難を乗り切ってもらいたい。そのための協力は惜しまないつもりだ」
テカッドは深々を頭を下げて礼を言ってきた。そして、僕はサリルに顔を向けた。
「サリルもよくぞ、これだけ早く移住をまとめてくれたな。一日早ければ、春の作付けが捗るというものだ。お前の仕事は公国に大きな利益をもたらしてくれた。礼を言う。だが、引き続き、移住者の面倒を見てもらわねばならないのが心苦しいがよろしく頼むぞ」
僕がサリルに頼むと、サリルは目から涙が溢れ始めていた。
「そのようなお言葉をかけられるとは……これからも公国のため、ロッシュ公のために頑張らせてもらいます」
うん。熱意は買うが、無理はしないようにな。といっても、人手不足だから頑張ってもらわないといけないんだけどさ。
「サリル。元北部諸侯連合には仕事を任せられるものも多い。ゴードンと相談して、優先的に人材を融通してもらってくれ。サリルの体を壊すのが心配だからな」
サリルは膝を付けて、泣き出してしまった。うむ。相当疲れているんだな。僕は意味があるかわからないが、回復魔法を使った。すると、サリルが自分の手を眺めていた。
「おお、なにか力がみなぎるようです。体が軽くなったような」
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シェラは僕が使っている部屋のベッドで横たわっていた。部屋には酒樽が転がっており、僕達と別れてからずっと飲んでいたんだろう。僕は何度も起こしたが起きる気配がない。仕方がないな。僕はシェラを担ぎ上げ、借りた馬車に放り込み、サノケッソの街を出発した。
馬車はゆっくりとした乗り物だ。普通ならそうは思わないが、ファンリルのハヤブサを乗り慣れてしまうと、遅く感じてしまうのだ。まぁ、のんびりと帰るのもいいものだけど。今夜は温泉街で一泊していこう。
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