4 / 53
オークに拾われた少年
メス堕ち完了
しおりを挟む
「わあっ!」
そして抵抗する間もなく、ボクの身体はベッドに投げられた。気がつけば見知らぬ寝室で、ボクは王様と二人きりになってしまい。じわじわと近づいてくる王様に対して、ボクは後退りをすることで必死の拒否の位を示す。
「恐れるか、それほどまでに」
「う……。あ、当たり前だろ! こんな急にっ、怖くないほうが変だ!」
しかし通用していないようで。王様はあっという間にボクの前に直立する。まるで壁のような腹筋が、ボクの目の前でそびえていて。たまらず生唾を飲み込んでしまうけど。それでもボクの生意気な口は、まだ留まることを知らない。
「そもそもっ、か、勝手すぎるだろっ! 勝手に人を襲っておいて、勝手に子供産ませるとか……! 乱暴過ぎるっての!」
「……? ……そうか、我が息子か。相変わらず手先が不器用なのだな」
「は、はあ……!?」
「許せ。あいつはメスの扱いを知らん。あいつはまだ十五歳、まだ我儘な時期なのだ」
「じゅうご……十五ォ!? 絶対嘘だそれ!! 十五ってそれ高校生じゃん!! 子供じゃん!」
「……」
「だいたい父親ならさっ、ちゃんと躾けなよ! きょ、教育悪いんじゃないの! 勝手に人をさらったりとかさ……! もっとこう、その! ……そ、その……!」
と、ボクが言い放とうとも。王様は顔色一つ変えることはない。いやむしろ、ボクが叫べば叫ぶほどに、この人の放つ……フェロモン……(?)が、濃厚になっていく。匂いとか見た目とか、そういうのじゃなくて。あえて言えばその、オーラ……というか。そして王様は、ふと口元を緩めたかと思うと。こう呟いた。
「……騒がしいメスを躾けるのが、私の趣味だ」
「ッ……!」
次の瞬間、王様はボクの両腕をベッドに押さえつけた。当然、全身余すところなく鍛え上げられた肉体が、ボクに覆いかぶさってくるわけで。たまらずボクは悲鳴をあげそうになったけど、それをするまもなく……ボクは唇を塞がれた。
「っ……! っ、っ~~っ……!!」
初めてのキスだった。それは見た目とは裏腹に、とても優しくて。緊張しきったボクの体を、柔らかくほぐすような……。でも違った。キスで僅かに油断した一瞬を、王様は見逃してくれなくて。王様は口に舌を入れながら、ボクの舌を弄ぶ。
なんなんだ、これ。舌を舐められて……ぐちゃぐちゃになっていく。唾液が絡み合えば絡み合うほど、それは媚薬のように甘くなっていって。さらにそれを舌で喉の奥に押し込まれる。……こんなの、知らない。や、やめ……。
「ぷあっ! ……な、なんれっ……! はっ……!」
呂律が回らない。頭も混乱している。しかし王様はそれを気にせずに、ボクの服をめくって……今度は胸に舌を添えた。
「ひっ! ……ひ…あっ……、やっ……! ゃぁ……!」
乳首の周りを、丁寧に舐められてる。まるで飴を味わうかのように、ねっとり……と。暖かくて、柔らかい舌が、ボクの体の奥から何かを引き出してくる。れろ……、ぺろ……って。だ、だめだ。こんなのされたら……。お、おっぱいが……変になる。
『カリッ……』
「ぁっっっ――ぁぁぁああっっっ♡♡♡♡♡」
そして乳首を甘噛みされた瞬間、ボクの体に甘い電流が駆け抜けた。全身がビクッて跳ねて、力が一気に抜け落ちちゃって。残ったのは痺れるような快感と、確かに疼きだしてしまった……お腹の奥の何か。
気持ちいい。まるで全力でオナニーをした後の、心地よい脱力感のような。あの時のふわふわとした心地よさが、ボクを襲っている。……でもまだ終わりじゃない。こいつにとったら、これは全部……前戯なんだ。
「……開くぞ」
「っ……! ま、まって……!」
王様はボクの両足を開いて、腰を近づけた。当然ボクは顔を真っ赤にしながら止めようとするけど、手が上手く動かせなくて。それをいいことに王様は指を舌で濡らして、ボクのお尻に……指を添える。
「ふぁっ……!! ……あっ……ぁぁっ……♡♡♡」
入口の所で出し入れされる、王様の指先。それは見た目とは裏腹に、とても繊細な指使いで。ボクのお尻に広がる快感を、奥へ、奥へと……少しずつ押し込んでいくかのような手付き。……だからこれも、気持ちよかった。指が抜かれて……、また入ってくる……そのストロークが。
「や……ぁっ……♡ ゃめろっ、……ばかぁっ……♡」
――くちゅ……ぴちゃ……ぬちゅ……くち……♡ ……そんな水音が、ボクの耳元まで響いてくる。ほら、ボクはこんなに感じてるんですよ……って、わざわざ教えるみたいに。もっとして欲しいって懇願するみたいに。気がつけばボクの体は、王様の意のままで。ボクは体をベッドに擦り付けながら、必死に得体の知れない快感に耐えていた。
……でもいつからだろう。ふとボクは、自分がもっと奥に来てほしいって思ってることに気が付いた。一人でするディルドとかを……、ゆっくりと、奥の方へ挿入する時みたいに……。もどかしくお尻を動かしながら、王様の指先を……奥へと挿れようとしている自分が居た。……あ、あああ。そう……。そ、そこ……。
「そこっ……♡ そ、その、……おきゅっ……♡♡♡ ……、え、…?」
そしてもう少しで、一番気持ちよくなれる……。そんな部分に辿り着こうとした時。なぜか王様は、ボクの中から指を引き抜いた。……瞬間、限界まで達しようとしていたボクの絶頂は、すぅ……と波のように引いて。ボクの中には拭いきれないほどのモヤモヤと、失望感で包まれる。
「……なん……で……?」
と、ボクは聞いた。王様はボクの愛液を舐めながら、まだボクのことを見てたから。興味が無くなったわけじゃないと思う。……でもその目は、さっきまでのものとは違った。なんていうか、こう。まるで別の生き物を見るかのような。そしてボクが言葉を失っていると、王様は突然ズボンを脱いで……"それ"をボクに見せつけた。
「ッッッ……――――♡」
……刹那。ボクは確信した。いや、確信させられた。ボクが求めていたのは……コレなんだって。……男根……? 巨根……? そのどちらの言葉も相応しくない、圧倒的な大きさの……男の象徴。そのオスの証の先から漏れる……射精のような愛液。それが、とろぉ……とボクの鼻に垂れてきた瞬間。ボクは理解した。……ああ、ボクは……メスになるんだ……って。ボクのオスなんて……ちっぽけなものだったんだ。
オスのことなんて忘れてしまった。自分におちんちんがついてることすら忘れてしまった。あるのはただ、この大きなそれで、ボクを貫いて欲しいっていう欲求だけ。ぐちゃぐちゃにして……犯して……気絶するくらい……気持ちよく、なりたい。……その証として、ボクは気がつけば、自分のお尻にそれをあてがいながら。必死に懇願していた。
「……いっ……。いれさせてっ……くださいっ……♡♡ ……ぼっ、ボクの…、なかにっ……♡♡♡ ……種付けしてっ……くだひゃいっ……♡♡♡」
もう我慢出来ない。昔から抑えていたメスへの衝動が、爆発している。本当なら今すぐにでも、これをお尻に入れたい。お尻に入れて、好きなだけ気持ちよくなりたい。……でもそうじゃない。今のボクは、ただのメスだから。
泣きそうなほどの顔をしながら、ボクは王様に懇願する。期待と少しの怖さを孕んだ顔で、必死におねだりをした。……すると王様は、ふとボクの頭を撫でて。何かを言おうとした。ボクがそれを聞き取ろうとして、また僅かに気を緩めた次の瞬間。――ボクの体を、王様が貫いた。
「おごっ……――――んぎぃっ……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
刹那。ボクのおちんちんから溢れ出る、湯水のような精液。貫かれたことによる強制的な絶頂と……押し出されるように飛び出す精液の波が、ボクに耐えれないほどの快楽を与えた。それはもう、期待してたものが馬鹿らしくなるくらいの……。
頭がばちばちする。全身が痙攣する。前立腺から伝わってくる、圧倒的な刺激が。指の先まで……足の先まで……頭の先まで染み渡る。ボクの身体が、メスに塗り替えていく。
逃がそうにも逃げてくれない。逃げ場がない。だってボクは、王様に抱きしめられているから。柔らかくて……力強い筋肉に抑えられながら、身体に快楽を刻み込まれるから。しいていえば足をピン……とさせてるくらいだけど、意味はない。むしろ気持ちよくなってるだけだから。
……気持ちいい。こんなの、気絶しちゃう。さっきのオークとは比べ物にならないほどの……オスらしいセックス。……いや、種付け。前立腺なんか話にならない。それよりももっと奥の……、あえて言えば、ボクの心の奥まで……貫かれているんだから。
「んぎっ……♡♡♡♡ あがっ……♡♡♡♡♡ ぁ……はっ……♡♡♡♡」
信じられるだろうか。しかもこれは、ただ挿入しただけの話なんだ。この時点でボクは、今までのオナニーが遊びだったことを分からせられてるのに。これで動かれたら……、犯されたら。
本当に戻れなくなる。怖い。恐ろしい。身を委ねたい。メスにしてほしい。やだ。犯して。……色々な想いが、一瞬のうちに駆け巡って。たまらずボクは涙を流す。……気持ちいい。孕みたい。思い切り犯して……種付けしてほしい。……そんな気持ちのほうが、今は勝ってるけど。色々考えているうちに、ボクの頭はオーバーヒートして。……なんだかうっすらと、意識が遠のいてきた。
「……どんな気分だ? お前のこの小さな体を……、この私に支配されている気分は」
「はっ……♡♡♡♡♡ かっ……♡♡♡♡♡」
「私がこのまま動けば、お前はどうなると思う……? お前のオスを押しつぶし……、お前の子宮を私の子種で満たしてやれば……、……お前は確実に妊む」
「あえっ……♡♡♡ ひゃえっ……♡♡♡」
「……、言葉も出ないか。まあ当然だろう。オークの生殖能力は、どんな生物よりも頂点に立つ……。……意識を保っているだけ、お前も相当だがな」
……動けない。何も出来ない。これじゃあメスどころか……ただのオナホじゃないか。……い、いやだ。オナホなんて嫌だ。ぼ、ボクは……。ボクは……。……あ……。
「…………♡♡♡♡」
「……。気絶したか。仕方ない。今日はここまでにしておこう。これほどまでの名器をここで使い捨てるのは、勿体無さすぎる」
「……♡♡♡♡ ……♡♡♡♡♡」
「出直してくるがいい。さらなる経験を積み、私とまぐわえるほどのメスになれば。その時は私の嫁として……好きなだけ子を産ませてやろう」
「……――――……♡♡♡」
「だから今は眠れ……。お前はそうして……――――」
……と、最後に聞こえたのはそこまでだった。快感に耐えきれなくなったボクは、また完全に気絶しちゃって。王様のソレに貫かれまま、ボクは眠りに墜ちた。
ああ。ボクは本当は、メスだったんだ。そんなことを実感しながら、もう戻れない快楽の海に沈んでいく……。……でもそれでいいのかもしれない。どうせ目的もない人生だ。下手に生きるより、ここで子供を産んだほうが……。幸せ……なのかも……。
そして抵抗する間もなく、ボクの身体はベッドに投げられた。気がつけば見知らぬ寝室で、ボクは王様と二人きりになってしまい。じわじわと近づいてくる王様に対して、ボクは後退りをすることで必死の拒否の位を示す。
「恐れるか、それほどまでに」
「う……。あ、当たり前だろ! こんな急にっ、怖くないほうが変だ!」
しかし通用していないようで。王様はあっという間にボクの前に直立する。まるで壁のような腹筋が、ボクの目の前でそびえていて。たまらず生唾を飲み込んでしまうけど。それでもボクの生意気な口は、まだ留まることを知らない。
「そもそもっ、か、勝手すぎるだろっ! 勝手に人を襲っておいて、勝手に子供産ませるとか……! 乱暴過ぎるっての!」
「……? ……そうか、我が息子か。相変わらず手先が不器用なのだな」
「は、はあ……!?」
「許せ。あいつはメスの扱いを知らん。あいつはまだ十五歳、まだ我儘な時期なのだ」
「じゅうご……十五ォ!? 絶対嘘だそれ!! 十五ってそれ高校生じゃん!! 子供じゃん!」
「……」
「だいたい父親ならさっ、ちゃんと躾けなよ! きょ、教育悪いんじゃないの! 勝手に人をさらったりとかさ……! もっとこう、その! ……そ、その……!」
と、ボクが言い放とうとも。王様は顔色一つ変えることはない。いやむしろ、ボクが叫べば叫ぶほどに、この人の放つ……フェロモン……(?)が、濃厚になっていく。匂いとか見た目とか、そういうのじゃなくて。あえて言えばその、オーラ……というか。そして王様は、ふと口元を緩めたかと思うと。こう呟いた。
「……騒がしいメスを躾けるのが、私の趣味だ」
「ッ……!」
次の瞬間、王様はボクの両腕をベッドに押さえつけた。当然、全身余すところなく鍛え上げられた肉体が、ボクに覆いかぶさってくるわけで。たまらずボクは悲鳴をあげそうになったけど、それをするまもなく……ボクは唇を塞がれた。
「っ……! っ、っ~~っ……!!」
初めてのキスだった。それは見た目とは裏腹に、とても優しくて。緊張しきったボクの体を、柔らかくほぐすような……。でも違った。キスで僅かに油断した一瞬を、王様は見逃してくれなくて。王様は口に舌を入れながら、ボクの舌を弄ぶ。
なんなんだ、これ。舌を舐められて……ぐちゃぐちゃになっていく。唾液が絡み合えば絡み合うほど、それは媚薬のように甘くなっていって。さらにそれを舌で喉の奥に押し込まれる。……こんなの、知らない。や、やめ……。
「ぷあっ! ……な、なんれっ……! はっ……!」
呂律が回らない。頭も混乱している。しかし王様はそれを気にせずに、ボクの服をめくって……今度は胸に舌を添えた。
「ひっ! ……ひ…あっ……、やっ……! ゃぁ……!」
乳首の周りを、丁寧に舐められてる。まるで飴を味わうかのように、ねっとり……と。暖かくて、柔らかい舌が、ボクの体の奥から何かを引き出してくる。れろ……、ぺろ……って。だ、だめだ。こんなのされたら……。お、おっぱいが……変になる。
『カリッ……』
「ぁっっっ――ぁぁぁああっっっ♡♡♡♡♡」
そして乳首を甘噛みされた瞬間、ボクの体に甘い電流が駆け抜けた。全身がビクッて跳ねて、力が一気に抜け落ちちゃって。残ったのは痺れるような快感と、確かに疼きだしてしまった……お腹の奥の何か。
気持ちいい。まるで全力でオナニーをした後の、心地よい脱力感のような。あの時のふわふわとした心地よさが、ボクを襲っている。……でもまだ終わりじゃない。こいつにとったら、これは全部……前戯なんだ。
「……開くぞ」
「っ……! ま、まって……!」
王様はボクの両足を開いて、腰を近づけた。当然ボクは顔を真っ赤にしながら止めようとするけど、手が上手く動かせなくて。それをいいことに王様は指を舌で濡らして、ボクのお尻に……指を添える。
「ふぁっ……!! ……あっ……ぁぁっ……♡♡♡」
入口の所で出し入れされる、王様の指先。それは見た目とは裏腹に、とても繊細な指使いで。ボクのお尻に広がる快感を、奥へ、奥へと……少しずつ押し込んでいくかのような手付き。……だからこれも、気持ちよかった。指が抜かれて……、また入ってくる……そのストロークが。
「や……ぁっ……♡ ゃめろっ、……ばかぁっ……♡」
――くちゅ……ぴちゃ……ぬちゅ……くち……♡ ……そんな水音が、ボクの耳元まで響いてくる。ほら、ボクはこんなに感じてるんですよ……って、わざわざ教えるみたいに。もっとして欲しいって懇願するみたいに。気がつけばボクの体は、王様の意のままで。ボクは体をベッドに擦り付けながら、必死に得体の知れない快感に耐えていた。
……でもいつからだろう。ふとボクは、自分がもっと奥に来てほしいって思ってることに気が付いた。一人でするディルドとかを……、ゆっくりと、奥の方へ挿入する時みたいに……。もどかしくお尻を動かしながら、王様の指先を……奥へと挿れようとしている自分が居た。……あ、あああ。そう……。そ、そこ……。
「そこっ……♡ そ、その、……おきゅっ……♡♡♡ ……、え、…?」
そしてもう少しで、一番気持ちよくなれる……。そんな部分に辿り着こうとした時。なぜか王様は、ボクの中から指を引き抜いた。……瞬間、限界まで達しようとしていたボクの絶頂は、すぅ……と波のように引いて。ボクの中には拭いきれないほどのモヤモヤと、失望感で包まれる。
「……なん……で……?」
と、ボクは聞いた。王様はボクの愛液を舐めながら、まだボクのことを見てたから。興味が無くなったわけじゃないと思う。……でもその目は、さっきまでのものとは違った。なんていうか、こう。まるで別の生き物を見るかのような。そしてボクが言葉を失っていると、王様は突然ズボンを脱いで……"それ"をボクに見せつけた。
「ッッッ……――――♡」
……刹那。ボクは確信した。いや、確信させられた。ボクが求めていたのは……コレなんだって。……男根……? 巨根……? そのどちらの言葉も相応しくない、圧倒的な大きさの……男の象徴。そのオスの証の先から漏れる……射精のような愛液。それが、とろぉ……とボクの鼻に垂れてきた瞬間。ボクは理解した。……ああ、ボクは……メスになるんだ……って。ボクのオスなんて……ちっぽけなものだったんだ。
オスのことなんて忘れてしまった。自分におちんちんがついてることすら忘れてしまった。あるのはただ、この大きなそれで、ボクを貫いて欲しいっていう欲求だけ。ぐちゃぐちゃにして……犯して……気絶するくらい……気持ちよく、なりたい。……その証として、ボクは気がつけば、自分のお尻にそれをあてがいながら。必死に懇願していた。
「……いっ……。いれさせてっ……くださいっ……♡♡ ……ぼっ、ボクの…、なかにっ……♡♡♡ ……種付けしてっ……くだひゃいっ……♡♡♡」
もう我慢出来ない。昔から抑えていたメスへの衝動が、爆発している。本当なら今すぐにでも、これをお尻に入れたい。お尻に入れて、好きなだけ気持ちよくなりたい。……でもそうじゃない。今のボクは、ただのメスだから。
泣きそうなほどの顔をしながら、ボクは王様に懇願する。期待と少しの怖さを孕んだ顔で、必死におねだりをした。……すると王様は、ふとボクの頭を撫でて。何かを言おうとした。ボクがそれを聞き取ろうとして、また僅かに気を緩めた次の瞬間。――ボクの体を、王様が貫いた。
「おごっ……――――んぎぃっ……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
刹那。ボクのおちんちんから溢れ出る、湯水のような精液。貫かれたことによる強制的な絶頂と……押し出されるように飛び出す精液の波が、ボクに耐えれないほどの快楽を与えた。それはもう、期待してたものが馬鹿らしくなるくらいの……。
頭がばちばちする。全身が痙攣する。前立腺から伝わってくる、圧倒的な刺激が。指の先まで……足の先まで……頭の先まで染み渡る。ボクの身体が、メスに塗り替えていく。
逃がそうにも逃げてくれない。逃げ場がない。だってボクは、王様に抱きしめられているから。柔らかくて……力強い筋肉に抑えられながら、身体に快楽を刻み込まれるから。しいていえば足をピン……とさせてるくらいだけど、意味はない。むしろ気持ちよくなってるだけだから。
……気持ちいい。こんなの、気絶しちゃう。さっきのオークとは比べ物にならないほどの……オスらしいセックス。……いや、種付け。前立腺なんか話にならない。それよりももっと奥の……、あえて言えば、ボクの心の奥まで……貫かれているんだから。
「んぎっ……♡♡♡♡ あがっ……♡♡♡♡♡ ぁ……はっ……♡♡♡♡」
信じられるだろうか。しかもこれは、ただ挿入しただけの話なんだ。この時点でボクは、今までのオナニーが遊びだったことを分からせられてるのに。これで動かれたら……、犯されたら。
本当に戻れなくなる。怖い。恐ろしい。身を委ねたい。メスにしてほしい。やだ。犯して。……色々な想いが、一瞬のうちに駆け巡って。たまらずボクは涙を流す。……気持ちいい。孕みたい。思い切り犯して……種付けしてほしい。……そんな気持ちのほうが、今は勝ってるけど。色々考えているうちに、ボクの頭はオーバーヒートして。……なんだかうっすらと、意識が遠のいてきた。
「……どんな気分だ? お前のこの小さな体を……、この私に支配されている気分は」
「はっ……♡♡♡♡♡ かっ……♡♡♡♡♡」
「私がこのまま動けば、お前はどうなると思う……? お前のオスを押しつぶし……、お前の子宮を私の子種で満たしてやれば……、……お前は確実に妊む」
「あえっ……♡♡♡ ひゃえっ……♡♡♡」
「……、言葉も出ないか。まあ当然だろう。オークの生殖能力は、どんな生物よりも頂点に立つ……。……意識を保っているだけ、お前も相当だがな」
……動けない。何も出来ない。これじゃあメスどころか……ただのオナホじゃないか。……い、いやだ。オナホなんて嫌だ。ぼ、ボクは……。ボクは……。……あ……。
「…………♡♡♡♡」
「……。気絶したか。仕方ない。今日はここまでにしておこう。これほどまでの名器をここで使い捨てるのは、勿体無さすぎる」
「……♡♡♡♡ ……♡♡♡♡♡」
「出直してくるがいい。さらなる経験を積み、私とまぐわえるほどのメスになれば。その時は私の嫁として……好きなだけ子を産ませてやろう」
「……――――……♡♡♡」
「だから今は眠れ……。お前はそうして……――――」
……と、最後に聞こえたのはそこまでだった。快感に耐えきれなくなったボクは、また完全に気絶しちゃって。王様のソレに貫かれまま、ボクは眠りに墜ちた。
ああ。ボクは本当は、メスだったんだ。そんなことを実感しながら、もう戻れない快楽の海に沈んでいく……。……でもそれでいいのかもしれない。どうせ目的もない人生だ。下手に生きるより、ここで子供を産んだほうが……。幸せ……なのかも……。
8
お気に入りに追加
154
あなたにおすすめの小説
【BL:R18】旦那さまに愛育調教されるオトコ妻
時枝蓮夜
BL
この世界には完全な男性1:完全な女性0.4:不完全男性0.5の割合で生まれてくる。
ぼくは不完全な男、12歳から15歳で肉体的な成長が止まり、生殖能力もない不完全男性として生まれた。
不完全男性は数の足りない女性の代用として、完全な男性の内縁のオトコ妻になる事ができる。
○
ぼくは14歳になる直前に旦那さまに見初められた。
そして15歳の春、スクールの卒業と同時に旦那さまに娶られ、オトコ妻となりました。
○
旦那さまに娶られ、オトコ妻となりましたので旦那さま好みのオトコ妻となるべく愛育調教が始まりました。
○
旦那さまのお気に召すまま、ぼくを旦那さま好みに調教して下さいませ。
正体不明のお兄さんに気に入られて淫紋まで付けられて所有物にされる話
辻河
BL
・ひょんなことから出会った謎のお兄さんに突然襲われて、触手を使って開発され、挙句の果てに淫紋を付けられて快楽堕ちする大学生の話
・たぶん人ではない執着攻め×攻めに気に入られて捕まえられた可哀想な受け
※♡喘ぎ、濁点喘ぎ、触手責め、尿道責め、淫紋などの表現が含まれています。
ショタ18禁読み切り詰め合わせ
ichiko
BL
今まで書きためたショタ物の小説です。フェチ全開で欲望のままに書いているので閲覧注意です。スポーツユニフォーム姿の少年にあんな事やこんな事をみたいな内容が多いです。
オトナの玩具
希京
BL
12歳のカオルは塾に行く途中、自転車がパンクしてしまい、立ち往生しているとき車から女に声をかけられる。
塾まで送ると言ってカオルを車に乗せた女は人身売買組織の人間だった。
売られてしまったカオルは薬漬けにされて快楽を与えられているうちに親や教師に怒られるという強迫観念がだんだん消えて自我が無くなっていく。
何にも知らない魔法少女(男の娘)が滅茶苦茶濃いえっちを教えられてしまう回
朝井染両
BL
投稿三作目、題名の通りです。
魔法少女のふわふわしたスカートの下がドロドロで、きらきらお目々にハートが浮いてたらえっちじゃん。
そんな気持ちを詰め込みました。
当方スター制度を使用しております。
今回はかわいい系ショタ男子としゅっとしたきれい系男子ですが内容はぐっちゃぐちゃのどろどろです。
よろしくどうぞ!
感想など頂けると嬉しいです。
2023年1月6日
表紙絵を変えました。
顔出しナシのヤリ部屋待機してたらお父さんとマッチングされちゃったDCの話
ルシーアンナ
BL
01.
セフレや彼氏のいるビッチ受けショタがうっかり実の父親とセックスしてしまう話。
パパ×和樹(12)
02.
パパの単身赴任先で愛人していたDCが冬休みに会いに来たので3Pセックスする話。
和樹とリバショタとの挿入もあり。(和樹は受けのみ)
パパ×和樹(12)、パパ×龍之介(12)、龍之介×和樹
擬似父子セックスしてくれるパパが大好きな頭ゆるゆるDCの話
ルシーアンナ
BL
頭緩めのDCが、同級生の父親に洗脳されるまま始めた不特定多数の中年男性との擬似父子セックスを嬉しがる話。
パパたち×桃馬
DC,父子相姦,未成年淫行,パパ活,洗脳,メス堕ち,肉便器,おねだり,雄膣姦,結腸姦,中出し,白痴受け,薬物表現, 全編通して倫理観なし
♡喘ぎ濁音喘ぎ淫語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる