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お約束
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とりあえずディスの方はしばらく大丈夫だろう。素材も置いてきたから勝手に鍛冶を続けてくれるはず。次はリザとヴィオラのとこに行ってみるか。
俺はセバスに二人の部屋を確認してさっそくむかったが二人のいるであろう部屋が閉まっていてなにやら嫌な感じがするがここでためらったらもっとやばくなりそうなので突入した。
部屋に入った瞬間見たのは家の中なのに山の中なのかと思うような緑とあられない姿で倒れている二人だった。
「おーい大丈夫か?なんなんだこの部屋は?まるで山の中で緑に囲まれているかのような状態になっているが」
「いやーまさかこんなことになるなんて思わなくてごめんなさい。それと出来れば早く助けて欲しいななんて」
「助ける前になんでこうなったか説明頼めるか?」
「いや、この土地の土壌調査をしながら色々試していたんだが組み合わせが予想外の効果を出してしまって最初は雑草だったのが緑になり小さな木になって根がどんどん部屋に広がり私達はそれに捕まってしまったのが現状かな」
まったくこの二人は目を離すと予想外過ぎて対策をたてるのが大変だ、しかしそこをちゃんと制御出来れば効果はデカいからハイリスクハイリターンになるのかな?今も雑草からだって言うしこれを狙った農作物で効果を出せれば収穫アップは間違いないはず。
俺は二人に絡まっている根を根本から切り落とし二人を開放してアイテムボックスから服を取り出して急いで着てもらった。
「この状態になった組み合わせはちゃんとわかるのかな?」原因がわからなければまた同じことになると予想出来たので確認する。
「大丈夫、薬品の組み合わせは覚えてるから後は分量の調整だね」
「わかってるならいいんだ、それじゃまずは部屋を片付けてからまた再開してね」
部屋全体を山の中のようにしてるから片付けは大変だろうが二人がやったことだから任せよう。それにあの二人なら除草剤なんかももう用意してそうだ。
そんな感じで動き始めて数日後三人とも満足したのかとてもいい顔で報告にきた。
「三人ともどうやらいい報告をしにきてくれたみたいだな、まずは誰から行こうか?」
「もちろんディスからいくです、ディスはしっかり農具を作ったですよ。領民がたくさん動けるようにスキルの付いた農具もたくさん用意したです」
スキル付きの農具をたくさんか一体どんなスキルをディスはつけたんだ?
「付いたスキルは軽量化 鋭利化 不壊の3つです。軽量化はそのままで農具を軽くして持ちやすくしてます、鋭利化は硬い場所でも貫けるようにツルハシなどを更に鋭くします。不壊によって壊れる心配もないですので安心です」
不壊のスキルで壊れる心配はかなり減るから買い替えとかもしないですむだろう。
「たくさんとは言ったがいったいどのくらい用意したんだ?」
「用意したのはクワにツルハシにスコップを各30ずつ作ったですので農家のみんなにはある程度いきたわるかと」
「ありがとうディスせっかくつくってもらったし早く農家のみんなにわたるようにセバスに頼んでおく」
「それじゃあ次はヴィオラにしようか、その持ってる薬品がこの間の失敗作を改良したやつだな」
「えーそうよ色々改良してようやく出来上がったのよ。雑草が増える点だけど少し工夫して範囲を指定して一定にしてそれを燃やすことで雑草の灰が栄養たっぷりの肥料になってそこで作る野菜が早く成長して味も栄養もバッチリになるはずよ」
確か焼き畑農業なんてあったな。色々仕組みは違うだろうが栄養たっぷりの土壌を作るにはあの雑草も役にたっていいことばかりだ。
「最後はリズだな、リズはそういえばまる二日姿見てなかったな。その間になにか作ったってことでいいのかな?」
「うん、私は魔道具を農具にできないか考えてみたの、考えてみたとは言ったけど元々は前に作ったやつの応用みたいなかんじだけでね。これは使う魔力の量によって回転を変える魔道具でこれをこんな風に地面に当たるようにやると土を巻き込んで回るので畑を耕してくれます。回転の力を調整することで耕す時の土の固さも自由に出来るわ」
リズはいわゆる耕運機を考えてくれたみたいだな。みんなが領民の為に考えてこんなにしてくれるなんて感謝しかない。
「よし、まずは農地の一部を借りて領民のみんなに見てもらおう。いきなりやれといったところで出来るとは思えないからデモンストレーションをやる必要がある。ここからがまず俺達の領地改革の第一歩だ、必ず成功させて次につなげてみせようじゃないか」俺はみんなの顔を見ながら意気込むと頷いてくれた
俺はセバスに二人の部屋を確認してさっそくむかったが二人のいるであろう部屋が閉まっていてなにやら嫌な感じがするがここでためらったらもっとやばくなりそうなので突入した。
部屋に入った瞬間見たのは家の中なのに山の中なのかと思うような緑とあられない姿で倒れている二人だった。
「おーい大丈夫か?なんなんだこの部屋は?まるで山の中で緑に囲まれているかのような状態になっているが」
「いやーまさかこんなことになるなんて思わなくてごめんなさい。それと出来れば早く助けて欲しいななんて」
「助ける前になんでこうなったか説明頼めるか?」
「いや、この土地の土壌調査をしながら色々試していたんだが組み合わせが予想外の効果を出してしまって最初は雑草だったのが緑になり小さな木になって根がどんどん部屋に広がり私達はそれに捕まってしまったのが現状かな」
まったくこの二人は目を離すと予想外過ぎて対策をたてるのが大変だ、しかしそこをちゃんと制御出来れば効果はデカいからハイリスクハイリターンになるのかな?今も雑草からだって言うしこれを狙った農作物で効果を出せれば収穫アップは間違いないはず。
俺は二人に絡まっている根を根本から切り落とし二人を開放してアイテムボックスから服を取り出して急いで着てもらった。
「この状態になった組み合わせはちゃんとわかるのかな?」原因がわからなければまた同じことになると予想出来たので確認する。
「大丈夫、薬品の組み合わせは覚えてるから後は分量の調整だね」
「わかってるならいいんだ、それじゃまずは部屋を片付けてからまた再開してね」
部屋全体を山の中のようにしてるから片付けは大変だろうが二人がやったことだから任せよう。それにあの二人なら除草剤なんかももう用意してそうだ。
そんな感じで動き始めて数日後三人とも満足したのかとてもいい顔で報告にきた。
「三人ともどうやらいい報告をしにきてくれたみたいだな、まずは誰から行こうか?」
「もちろんディスからいくです、ディスはしっかり農具を作ったですよ。領民がたくさん動けるようにスキルの付いた農具もたくさん用意したです」
スキル付きの農具をたくさんか一体どんなスキルをディスはつけたんだ?
「付いたスキルは軽量化 鋭利化 不壊の3つです。軽量化はそのままで農具を軽くして持ちやすくしてます、鋭利化は硬い場所でも貫けるようにツルハシなどを更に鋭くします。不壊によって壊れる心配もないですので安心です」
不壊のスキルで壊れる心配はかなり減るから買い替えとかもしないですむだろう。
「たくさんとは言ったがいったいどのくらい用意したんだ?」
「用意したのはクワにツルハシにスコップを各30ずつ作ったですので農家のみんなにはある程度いきたわるかと」
「ありがとうディスせっかくつくってもらったし早く農家のみんなにわたるようにセバスに頼んでおく」
「それじゃあ次はヴィオラにしようか、その持ってる薬品がこの間の失敗作を改良したやつだな」
「えーそうよ色々改良してようやく出来上がったのよ。雑草が増える点だけど少し工夫して範囲を指定して一定にしてそれを燃やすことで雑草の灰が栄養たっぷりの肥料になってそこで作る野菜が早く成長して味も栄養もバッチリになるはずよ」
確か焼き畑農業なんてあったな。色々仕組みは違うだろうが栄養たっぷりの土壌を作るにはあの雑草も役にたっていいことばかりだ。
「最後はリズだな、リズはそういえばまる二日姿見てなかったな。その間になにか作ったってことでいいのかな?」
「うん、私は魔道具を農具にできないか考えてみたの、考えてみたとは言ったけど元々は前に作ったやつの応用みたいなかんじだけでね。これは使う魔力の量によって回転を変える魔道具でこれをこんな風に地面に当たるようにやると土を巻き込んで回るので畑を耕してくれます。回転の力を調整することで耕す時の土の固さも自由に出来るわ」
リズはいわゆる耕運機を考えてくれたみたいだな。みんなが領民の為に考えてこんなにしてくれるなんて感謝しかない。
「よし、まずは農地の一部を借りて領民のみんなに見てもらおう。いきなりやれといったところで出来るとは思えないからデモンストレーションをやる必要がある。ここからがまず俺達の領地改革の第一歩だ、必ず成功させて次につなげてみせようじゃないか」俺はみんなの顔を見ながら意気込むと頷いてくれた
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