114 / 181
最終戦2
しおりを挟む
「おいこら、お前やり過ぎなんだよ。これじゃこっちからも相手が見えねえじゃないか。たまたま近くに相手がいたから当てること出来たけど、あとはこっちからも下手な動きが出来なくなっちまって本当に脳筋だな。合わせる方のことも少しは考えて行動しろ」
「すっすまん、力を込めすぎてしまった。吹き飛ばしたやつも多分遠くに飛んだだけで無事だと思う。殴った時の感触がちょっと違う感じがしたから」
「そうか、それならそいつも必ずまた戻って来るな。戻って来る前にと言いたいがまだ砂ぼこりがきついから諦めて仕切り直しでやるつもりで考えないとな。次はやり過ぎんなよ」
「分かった。力は強くでも確実に当てるやり方で」
「そうだ、お前のは当たれば一撃必殺になる威力がある。それだけでも相手は警戒を強める理由になるんだ。期待しているからな」
「ふーどーにか合流出来たな。いきなり吹き飛ばされた時は焦ったぜ。しかし、あの威力はやばいな。魔力を、腕に集めて威力を徹底的に上げてやがる。あれは普段からやりなれてる証拠だ」
「よくあの攻撃を受けて吹き飛ばされただけですんだな。吹き飛ばされたと気づいた時は正直焦ったよ」
「たまたまだよ なんか砂ぼこりが舞った時にやばいと思ってたらいきなり攻撃を受けたから対処が遅れて」
「とっさの判断で生き残れたなら上々だろ?最後に立っていたやつが勝者なんだから。さてそろそろ砂ぼこりも晴れてきたし、気を取り直していこうか。あっちもやる気みたいだし」
あちらも既に戦闘態勢を、整えておりこちらを倒す気が見ただけで分かる視線がこちらに突き刺さるようだった。
砂ぼこりが完全に晴れて、お互い魔力を全身に纏い本格的に戦いがはじまる。
俺達3人は予定通り別々の魔力を纏って一気に距離を詰めた。
「なるほど、属性強化か、確かあのおっさんが工夫がどうのこうの言っていたな。さっきみたいに魔力を一箇所に集めての強化じゃなく属性強化も確かに工夫だな。だがいいのか?それは通常より魔力を消費するだろ?」
「そうだな、だがこちらとしても別に長時間戦うつもりはないからな。短期決戦でいかせてもらうよ」
「うが~ ちょこまかちょこまかうざったいやつだな、いくら素早くてもお前程度の攻撃痛くも痒くもねーんだよ」
「その割にはずいぶんとイライラしているな、戦いの最中イライラするのはミスを引き起こす原因になるってしらないのか?」
「ふん、一発まともに当たれば終わりなんだ、このイライラもすぐに解消してやる。」
「そうだな、一発当たればな。だけどいいのか?お前の攻撃に、巻き込まれないようもう一人がなかなか動けずにいるぞ。そして、こちら側にももう一人いるってことお忘れなくな。」
「そういうことだ。オラッテメエにさっきもらった一発変えさせてもらうぜ。」
「グハッテメエなにしやがった?テメエにそこまでの力はないはずだろ?」
「そうだな、普通ならそこまでの力はおれにないかもしれないが、今は状況が色々重なってるからな。まずはテメエが腕に魔力を一箇所に集める分全体的に纏っている魔力が薄くなった。2つ俺は今土属性の魔力で肉体強化して防御力を上げて肉体を固くしている。肉体が固くなることで攻撃面でも威力を上げているんだ。これがテメエが普段よりダメージ食らう理由だ。そしてもう一つ魔力を一箇所に集めるのは属性強化と同じで消費が早いんだ。戦闘が始まってからお前は、常に魔力消費を普段よりしていて疲労が既に見えてきているんだ。」
「は~は~なるほどな、確かに、言われると納得だな。だが言われてそうですかって引き下がったらそれこそ俺は、戦いが終わったあと後悔する。後悔するくらいなら、更に威力を上げて一発で終わらせてやる 覚悟しやがれ」
「すっすまん、力を込めすぎてしまった。吹き飛ばしたやつも多分遠くに飛んだだけで無事だと思う。殴った時の感触がちょっと違う感じがしたから」
「そうか、それならそいつも必ずまた戻って来るな。戻って来る前にと言いたいがまだ砂ぼこりがきついから諦めて仕切り直しでやるつもりで考えないとな。次はやり過ぎんなよ」
「分かった。力は強くでも確実に当てるやり方で」
「そうだ、お前のは当たれば一撃必殺になる威力がある。それだけでも相手は警戒を強める理由になるんだ。期待しているからな」
「ふーどーにか合流出来たな。いきなり吹き飛ばされた時は焦ったぜ。しかし、あの威力はやばいな。魔力を、腕に集めて威力を徹底的に上げてやがる。あれは普段からやりなれてる証拠だ」
「よくあの攻撃を受けて吹き飛ばされただけですんだな。吹き飛ばされたと気づいた時は正直焦ったよ」
「たまたまだよ なんか砂ぼこりが舞った時にやばいと思ってたらいきなり攻撃を受けたから対処が遅れて」
「とっさの判断で生き残れたなら上々だろ?最後に立っていたやつが勝者なんだから。さてそろそろ砂ぼこりも晴れてきたし、気を取り直していこうか。あっちもやる気みたいだし」
あちらも既に戦闘態勢を、整えておりこちらを倒す気が見ただけで分かる視線がこちらに突き刺さるようだった。
砂ぼこりが完全に晴れて、お互い魔力を全身に纏い本格的に戦いがはじまる。
俺達3人は予定通り別々の魔力を纏って一気に距離を詰めた。
「なるほど、属性強化か、確かあのおっさんが工夫がどうのこうの言っていたな。さっきみたいに魔力を一箇所に集めての強化じゃなく属性強化も確かに工夫だな。だがいいのか?それは通常より魔力を消費するだろ?」
「そうだな、だがこちらとしても別に長時間戦うつもりはないからな。短期決戦でいかせてもらうよ」
「うが~ ちょこまかちょこまかうざったいやつだな、いくら素早くてもお前程度の攻撃痛くも痒くもねーんだよ」
「その割にはずいぶんとイライラしているな、戦いの最中イライラするのはミスを引き起こす原因になるってしらないのか?」
「ふん、一発まともに当たれば終わりなんだ、このイライラもすぐに解消してやる。」
「そうだな、一発当たればな。だけどいいのか?お前の攻撃に、巻き込まれないようもう一人がなかなか動けずにいるぞ。そして、こちら側にももう一人いるってことお忘れなくな。」
「そういうことだ。オラッテメエにさっきもらった一発変えさせてもらうぜ。」
「グハッテメエなにしやがった?テメエにそこまでの力はないはずだろ?」
「そうだな、普通ならそこまでの力はおれにないかもしれないが、今は状況が色々重なってるからな。まずはテメエが腕に魔力を一箇所に集める分全体的に纏っている魔力が薄くなった。2つ俺は今土属性の魔力で肉体強化して防御力を上げて肉体を固くしている。肉体が固くなることで攻撃面でも威力を上げているんだ。これがテメエが普段よりダメージ食らう理由だ。そしてもう一つ魔力を一箇所に集めるのは属性強化と同じで消費が早いんだ。戦闘が始まってからお前は、常に魔力消費を普段よりしていて疲労が既に見えてきているんだ。」
「は~は~なるほどな、確かに、言われると納得だな。だが言われてそうですかって引き下がったらそれこそ俺は、戦いが終わったあと後悔する。後悔するくらいなら、更に威力を上げて一発で終わらせてやる 覚悟しやがれ」
74
お気に入りに追加
1,325
あなたにおすすめの小説
全スキル自動攻撃【オートスキル】で無双 ~自動狩りで楽々レベルアップ~
桜井正宗
ファンタジー
おっさんに唯一与えられたもの――それは【オートスキル】。
とある女神様がくれた素敵なプレゼントだった。
しかし、あまりの面倒臭がりのおっさん。なにもやる気も出なかった。長い事放置して、半年後にやっとやる気が出た。とりあえず【オートスキル】を極めることにした。とはいえ、極めるもなにも【オートスキル】は自動で様々なスキルが発動するので、24時間勝手にモンスターを狩ってくれる。起きていようが眠っていようが、バリバリモンスターを狩れてしまえた。そんなチートも同然なスキルでモンスターを根こそぎ狩りまくっていれば……最強のステータスを手に入れてしまっていた。これは、そんな爆笑してしまう程の最強能力を手に入れたおっさんの冒険譚である――。
異世界転生でチートを授かった俺、最弱劣等職なのに実は最強だけど目立ちたくないのでまったりスローライフをめざす ~奴隷を買って魔法学(以下略)
朝食ダンゴ
ファンタジー
不慮の事故(死神の手違い)で命を落としてしまった日本人・御厨 蓮(みくりや れん)は、間違えて死んでしまったお詫びにチートスキルを与えられ、ロートス・アルバレスとして異世界に転生する。
「目立つとろくなことがない。絶対に目立たず生きていくぞ」
生前、目立っていたことで死神に間違えられ死ぬことになってしまった経験から、異世界では決して目立たないことを決意するロートス。
十三歳の誕生日に行われた「鑑定の儀」で、クソスキルを与えられたロートスは、最弱劣等職「無職」となる。
そうなると、両親に将来を心配され、半ば強制的に魔法学園へ入学させられてしまう。
魔法学園のある王都ブランドンに向かう途中で、捨て売りされていた奴隷少女サラを購入したロートスは、とにかく目立たない平穏な学園生活を願うのだった……。
※『小説家になろう』でも掲載しています。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
転生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! 〜物作りチートで楽々異世界生活〜
かむら
ファンタジー
剣持匠真は生来の不幸体質により、地球で命を落としてしまった。
その後、その不幸体質が神様によるミスだったことを告げられ、それの詫びも含めて匠真は異世界へと転生することとなった。
思ったよりも有能な能力ももらい、様々な人と出会い、匠真は今度こそ幸せになるために異世界での暮らしを始めるのであった。
☆ゆるゆると話が進んでいきます。
主人公サイドの登場人物が死んだりなどの大きなシリアス展開はないのでご安心を。
※感想などの応援はいつでもウェルカムです!
いいねやエール機能での応援もめちゃくちゃ助かります!
逆に否定的な意見などはわざわざ送ったりするのは控えてください。
誤字報告もなるべくやさしーく教えてくださると助かります!
#80くらいまでは執筆済みなので、その辺りまでは毎日投稿。
クラス転移で裏切られた「無」職の俺は世界を変える
ジャック
ファンタジー
私立三界高校2年3組において司馬は孤立する。このクラスにおいて王角龍騎というリーダーシップのあるイケメンと学園2大美女と呼ばれる住野桜と清水桃花が居るクラスであった。司馬に唯一話しかけるのが桜であり、クラスはそれを疎ましく思っていた。そんなある日クラスが異世界のラクル帝国へ転生してしまう。勇者、賢者、聖女、剣聖、など強い職業がクラスで選ばれる中司馬は無であり、属性も無であった。1人弱い中帝国で過ごす。そんなある日、八大ダンジョンと呼ばれるラギルダンジョンに挑む。そこで、帝国となかまに裏切りを受け─
これは、全てに絶望したこの世界で唯一の「無」職の少年がどん底からはい上がり、世界を変えるまでの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カクヨム様、小説家になろう様にも連載させてもらっています。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜
猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。
ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。
そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。
それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。
ただし、スキルは選べず運のみが頼り。
しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。
それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・
そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる