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ティナはやっぱり

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「さて、それじゃどうやってあいつらに勝つかだな。次は攻める側だし、守りとはまた違う作戦が必要になるとおもう。あっち側は最後のギリギリを狙った長期戦できて、焦って最後の守りを薄くしたのが今回の一番の敗因だと思ってる。まっ細かいとこを探せば色々あるかもしれないが」

 みんななにか思い当たるとこがあるようで思い思いに考えていた。

「負けた原因を考えるのは全部終わってからにしよう。今は勝つ方法を考えないと、なんでもいいなにか考えがあるやつはいないか?」

「あっちが総攻撃で来たんだからこっちも総攻撃なんてどうだ?ただしこっちの総攻撃は・・・」

「そうだな、あっちは勝ったことで余裕ができた事で油断が少しはあるかもしれないから、賭けにはなるかもしれないがあちらもこっちの守りが薄くなるという賭けをして勝ったんだし、俺達も賭けに出るか。それに負けても罰ゲームになるだけだ」


「さて、初戦無事にみんなのお陰で勝つことができた。少なくても次の試合に対して気負わなくて良くなったのは精神的にも助かったが、出来ることならこのまま勝って三回戦なしでいきたい。どうやって守るかだな。みんなの意見はあるか?」

「そうだな、こちらの陣地は高台ではなく平野にするのはどうだろうか?高台より周りは見やすいから円を囲むように守りを配置したら見逃しはなくなるんじゃないか?」

「そうだな、あっちは負けられないから慎重に攻めてくると見ていいだろ。周りに配置して見逃しを無くすれば守り切ることも出来るだろう。これで問題がなければこの作戦でいくが他に意見のあるやつはいるか?」

「ないみたいだな。なら作戦は決まりだな、あとは各自時間までゆっくりしてくれ。次も勝って罰ゲームをやつらにプレゼントしようじゃないか」


「さて、間もなく時間になるがやつらはどんな動きをするかの~ ナイトも次は負けられないと必死に攻めてくると思うが。なにかやってくれると期待したいがな」

「レオナルド様、ナイト様ならきっとやりますよ。負けたまま終わるような人なら今ここにはいないでしょう。必ず勝ちに来るはずです」

「ほーそこまで信じているか、ならその言葉を信じてやつの動きを楽しませてもらおうではないか」

「はい。信じてもらって大丈夫です、私はナイト様を信じてますから。それにもし、負けることになんてなったら私が更に厳しい訓練をして差し上げますから。たとえ訓練でも二度と負けることがないように体力から精神までそれはガチガチに」

「なんぞ、信じているという割に恐ろしいことをいう娘じゃ。ナイトも、大変じゃの~」

「レオナルド様なんかいいましたか?」

「い、いやなにも言っとらんよ(ナイトよ、もし負ければ罰ゲームよりつらい目に合うかもしれんぞ 頑張れ)」
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