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リリ◯ルマジ◯ル全力全開なの

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「ナイト様調整終わりました。マックスの威力は変わりませんが三段階の威力調整が出来るようにしたです。」段階式になっただけマシになったなと考えた方がいいんだろうな。

「ありがとうな。後は、使って慣れていくようにするよ。それにしても、この武器やばいな。双剣なのに遠、中、接近戦なんでもありだもんな」

「はい、色々な状況に対応できるようにしたくて頑張りました。気になることがあればいつでも言ってください。すぐ対応するので」ディスの言葉は頼もしいな。体は、小さいのにその背中は誰よりも広くたよりになるように見える。

「マリア様も、なにかあったら教えてくださいね。初めての杖でしたので、改良するとこあれば、次にも活かせますので」

「はい、私もこのこを使いこなせるように頑張ります。」

それにしても、あのダンジョンに出てくるゾンビの数はとんでもないな、一体どこから湧いてくるんだ?

「ナイト様そのことなんですが、私の方で調べたところ2つほど怪しい可能性があります。まだ確定では無いのですが」シルキーがなんか情報手に入れてくれたみたいだな。いくら、倒せると言ってもあの数は脅威だ。物量で来られたらいつかは、押し負けてしまうからな。

「2つほどその大量にモンスターを繰り出すんではないかというスキルがあります。一つは眷属召喚。契約を結んだモンスターを魔力を使い別の空間から召喚します。ゾンビなどは下位のモンスターなので大量にいるかと次に軍勢です。こちらは自分の魔力を糧に自分のスターテスの3/1の分身を作ったり下位の存在を大量に作ったりですね、この場合ゾンビキングの存在が危惧されます」なるほど、可能性としてあるなら、考えないとな。でもそのスキルが、あるなら欲しいな。どちらを手に入れても確実に強くなれる。スキルを狙うならそいつだな。予想が当たることを願うばかりだ



新たなスキルの可能性を聞いてダンジョンの奥に進もうと考え、皆で2日かけて装備を整えてダンジョンの入口にきた。

「さて、またここにきたけど今回の目的は新たなスキルの確保だ。入ったらすぐゾンビの群れが来るはずだ。なので、俺と、マリアがでかいのを一発撃って進路を確保する。そしたら、一気に進んで目的のスキルを持つモンスターを探ししだいスキルを狙いにいく」今回の目的を話して安全第一で進むことを念頭に入れておく。

「もちろんです、皆さんと安全に怪我なく今日も頑張ります」

「久しぶりの出番ね、私も魔道具師として色々作ってきたからサポートは任せて」

リザも久しぶりに戦闘に出てきて、オリジナルの魔道具を、試すいい機会だろ。ディスのお陰で色々魔道具の幅が広がっただろうしな。
 ディスのお陰で色々進展したが、同時に進展したが威力などのコントロールまでが追いついていないのが気にかかる。ここで無茶して怪我しては元も子もないからな。こればかりは、俺がしっかり見ておくことにしよう。

「よし、行こう」俺の合図とともにダンジョンに足を踏み入れる。すると、侵入に気づいたのかゾンビが奥からぞろぞろとこちらにむかってくる?

「マリア、方向だけは意識して威力は遠慮なし、全力全開でぶっ放せ」俺はマリアに伝える。最低限の威力で試す必要はあるが、最大の威力もやはり知っておく必要はあるからな。周りを気にしないで撃てるならチャンスだ。

「わっ分かりました。ではいきます」マリアは魔力を込める。すると杖の先が目を開けられぬ程の光を放ちはじめる。さすがにこれだけの光を放つほどの威力はやばい気がする。俺は、ためらわずマリアに撃たせた。 

ズドーンそれは、やはり試して正解の威力だった。マリアは腰が抜けて座り込んでしまった。撃った先には、先程まで群れていたゾンビは見事に消え去り見事なまでにクレーターが、出来上がっていた。

「ふー威力については後で考えるとしてまずは先に進もう」俺達は前進し、前回来たときより先に進むことに成功した。

先に進むとゾンビではなく、ゴブリンシャーマンがおり、その周りをゾンビが囲むように構えていた。あのゴブリンシャーマンがこのゾンビたちを従えているみたいだな。

「マリアすまないがあそこのゴブリンシャーマンの気を引くためにさっきより威力を下げて反対側に魔力砲をお願い出来ないかな、奴らの気がそれたタイミングを狙って一気に近寄り俺がゴブリンシャーマンを片付けてくるから。」マリアは頷き呼吸を整えタイミングを伺う。

シャーマン達の気が散ったタイミングを狙い魔力砲を放った。その衝撃に驚き混乱してるとこを狙い一気に駆け寄り前方2匹のゾンビの頭を切り飛ばし、シャーマンが杖を持っている右腕を肩から一気に切り飛ばしたと同時にスキルイーターを発動させる。
ビンゴついニヤけてしまう。狙っていたスキルを確認出来たので俺は奪い自分のものとする。

ゴブリンシャーマンから奪ったのは眷属召喚のスキルだった。これで俺も、モンスターの召喚が出来るようになる。これも試しながらになるが、以前考えていたモフモフなモンスターを眷属にして召喚してモフモフ王国を、ティナに見せてあげることができる。そんな考えをしているとダンジョンの更に奥の方からとんでもない怒りが籠った怒声が響き渡った



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