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ロックスネーク討伐 終わったあとは
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ふー なんとか首にはたどり着いたが、こちらを振り落とそうと激しく動く。短剣が突き刺さってなきゃとっくに振り落とされているな。肉体強化を使ってやっとなんだから。
一歩ずつ顔に近づく。ついにやつの顔が見えるとこまできた。その瞬間、やつと目が合う。体の奥からビクンと震える、やばい、これが蛇眼か。体の動きが止まってしまう、俺はすぐ目を反らしなんとか落ちないことを祈りながら体に動け、動けと願う。
体が宙に浮き、本気でやばいと思った瞬間ようやく体に力が戻る。まだ、片足がなんとか体についていたので、俺は突進を使って無理やりロックスネークの体に突撃しながら落ちないようにしがみつく。
危なかった。あれが蛇眼、体の動きが止まってしまうなんて本当にやばい、助かったのはただの偶然だ。次は無い、やつと目線だけは合わないように気をつけよう。やつはまだ巻き付きを解いていない。チャンスは一回だ。
俺は、ナイフをしっかり奥まで突き刺す。ロックスネークも痛みに暴れるがおれは、体を低くし突進の用意をする。ロックスネークの体が一瞬真っ直ぐになる瞬間を待つ、そしてその時はきた。
俺は、体が真っ直ぐになるのに合わせて突進を使いロックスネークの体を切り裂きながら一気に駆け抜けやつの右目も同時に切り裂き、その勢いのまま落ちて地面を転がる。
ロックスネークも体が切り裂かれ片目を失った痛みに耐えきれず巻き付きを解き暴れまわる。なんとか巻き付かれた人も無事みたいだ。
ロックスネークがシャ~と威嚇音をあげこちらを見る。完全に俺だけをロックオンしている。
いいぞ、俺はお前の敵だ、かかってこいよと睨みつける。やつは口を大きく開きこちらを噛みつこうと迫ってくる。
残念だが、それは悪手だ。俺はアイテムボックスからデカめのブロックを取り出しロックスネークに噛みつかせる。コーティングで固めてあるので簡単には噛み砕けない。
噛み砕こうとしている間に、俺はブロックに触れイメージする。ブロックの上下に刺があるイメージをしっかりして変形させる。
ブロックは口にしっかり固定されて口を閉じることは出来なくなった。
ロックスネークお前の体は今の俺には、まだ簡単に切ることが出来ないがもっと強くなって切り裂いてみせる。『スキルイーター』俺は、狙い通り蛇眼を奪い、ロックスネークの開かれた口に高熱の炎を一気に噴射する。ロックスネークも、体の中から焼かれる痛みに抵抗するが、しばらくするとようやく息絶えた。勝てた、苦戦はしたが誰も死なないで勝つことができた。
さて、無事倒せたし体の一部はもらって、他はみんなで解体して素材と食材に分けて、唐揚げを作ってあげないとな。唐揚げで実際目の色変わっていたし。これからの、補給部隊には、モンスター=食材として、見るやつが増えるに違いない。国としては、倒してくれるなら問題ないだろう。
ロックスネークの岩みたいな皮を少しずつ剥がし肉の固まりにしていく。肉の塊が出来たら調理とそのまま解体をする班に分けて作業を進めていく。
解体班は作業に慣れてきてどんどんスピードが上がる。これは、負けてられない。調理班は大まかな骨を取れば後は揚げるだけだがそれでは、物足りないと感じ俺は、唐揚げとは別に醤油があれば蒲焼とかもありだがないので白焼きも作ってみた。塩のシンプルな味付けだがプリッとした歯ごたえにじわっと出てくる旨味の油と合わさり、手が止まらない旨さになった。
これならみんな満足できるだろう。自慢の一品だな、倒すに苦労した分食べるのが楽しみだ。
料理もほぼ終わり、周りをみると補給部隊のメンバーが自主的にお風呂の用意もしてくれている。多分これからは、風呂の無い生活は無理になっていくだろうな。1日の回復度合いがまったく違うし。
それにこの遠征ももう終わりだ。今回の遠征では、補給部隊と和解でき組織としても繋がりが出来たから良しとしよう。
さて、無事料理も、完成して解体も終ったみたいだからご飯にしよ。
その夜の晩ごはんは、ロックスネークは好評だった。いや好評過ぎてロックスネーク専門の隊を作るべきかを、検討するグループが、いたくらいだ。確かに美味かったがまた、命がけにならないか心配に
なった。
そんな話で盛り上がっている中、ボーナスさんに呼ばれ俺は、そちらに向かった。
「ナイト君、今回の遠征では大変世話になった。君のお陰で誰も死なずにすんで、しかも士気も上がり今後は今以上の成果を出すことが出来そうだ。戦えないから補給部隊にと言われたものも確かにいるが、これからはそんなことを言わせないと君に誓おう。その若さでその強さ、秘密も色々ありそうだが、同じく国に、忠誠を誓う仲間として何も言うまい」
どうやら、ボーナスさんは、風魔法のことや突進について何かしら勘づいたみたいだが、何も言わないでくれるみたいだ。助かるな、バレて厄介なことに巻き込まれるのはゴメンだからな。
「君とはぜひこれからも友好関係を築いていきたいものだ」
「こちらこそ、補給部隊の、みなさんが友好でいてくれたら心強い。よろしくお願いします」
話も無事終わり二人でみんなが賑わう食事に戻った
一歩ずつ顔に近づく。ついにやつの顔が見えるとこまできた。その瞬間、やつと目が合う。体の奥からビクンと震える、やばい、これが蛇眼か。体の動きが止まってしまう、俺はすぐ目を反らしなんとか落ちないことを祈りながら体に動け、動けと願う。
体が宙に浮き、本気でやばいと思った瞬間ようやく体に力が戻る。まだ、片足がなんとか体についていたので、俺は突進を使って無理やりロックスネークの体に突撃しながら落ちないようにしがみつく。
危なかった。あれが蛇眼、体の動きが止まってしまうなんて本当にやばい、助かったのはただの偶然だ。次は無い、やつと目線だけは合わないように気をつけよう。やつはまだ巻き付きを解いていない。チャンスは一回だ。
俺は、ナイフをしっかり奥まで突き刺す。ロックスネークも痛みに暴れるがおれは、体を低くし突進の用意をする。ロックスネークの体が一瞬真っ直ぐになる瞬間を待つ、そしてその時はきた。
俺は、体が真っ直ぐになるのに合わせて突進を使いロックスネークの体を切り裂きながら一気に駆け抜けやつの右目も同時に切り裂き、その勢いのまま落ちて地面を転がる。
ロックスネークも体が切り裂かれ片目を失った痛みに耐えきれず巻き付きを解き暴れまわる。なんとか巻き付かれた人も無事みたいだ。
ロックスネークがシャ~と威嚇音をあげこちらを見る。完全に俺だけをロックオンしている。
いいぞ、俺はお前の敵だ、かかってこいよと睨みつける。やつは口を大きく開きこちらを噛みつこうと迫ってくる。
残念だが、それは悪手だ。俺はアイテムボックスからデカめのブロックを取り出しロックスネークに噛みつかせる。コーティングで固めてあるので簡単には噛み砕けない。
噛み砕こうとしている間に、俺はブロックに触れイメージする。ブロックの上下に刺があるイメージをしっかりして変形させる。
ブロックは口にしっかり固定されて口を閉じることは出来なくなった。
ロックスネークお前の体は今の俺には、まだ簡単に切ることが出来ないがもっと強くなって切り裂いてみせる。『スキルイーター』俺は、狙い通り蛇眼を奪い、ロックスネークの開かれた口に高熱の炎を一気に噴射する。ロックスネークも、体の中から焼かれる痛みに抵抗するが、しばらくするとようやく息絶えた。勝てた、苦戦はしたが誰も死なないで勝つことができた。
さて、無事倒せたし体の一部はもらって、他はみんなで解体して素材と食材に分けて、唐揚げを作ってあげないとな。唐揚げで実際目の色変わっていたし。これからの、補給部隊には、モンスター=食材として、見るやつが増えるに違いない。国としては、倒してくれるなら問題ないだろう。
ロックスネークの岩みたいな皮を少しずつ剥がし肉の固まりにしていく。肉の塊が出来たら調理とそのまま解体をする班に分けて作業を進めていく。
解体班は作業に慣れてきてどんどんスピードが上がる。これは、負けてられない。調理班は大まかな骨を取れば後は揚げるだけだがそれでは、物足りないと感じ俺は、唐揚げとは別に醤油があれば蒲焼とかもありだがないので白焼きも作ってみた。塩のシンプルな味付けだがプリッとした歯ごたえにじわっと出てくる旨味の油と合わさり、手が止まらない旨さになった。
これならみんな満足できるだろう。自慢の一品だな、倒すに苦労した分食べるのが楽しみだ。
料理もほぼ終わり、周りをみると補給部隊のメンバーが自主的にお風呂の用意もしてくれている。多分これからは、風呂の無い生活は無理になっていくだろうな。1日の回復度合いがまったく違うし。
それにこの遠征ももう終わりだ。今回の遠征では、補給部隊と和解でき組織としても繋がりが出来たから良しとしよう。
さて、無事料理も、完成して解体も終ったみたいだからご飯にしよ。
その夜の晩ごはんは、ロックスネークは好評だった。いや好評過ぎてロックスネーク専門の隊を作るべきかを、検討するグループが、いたくらいだ。確かに美味かったがまた、命がけにならないか心配に
なった。
そんな話で盛り上がっている中、ボーナスさんに呼ばれ俺は、そちらに向かった。
「ナイト君、今回の遠征では大変世話になった。君のお陰で誰も死なずにすんで、しかも士気も上がり今後は今以上の成果を出すことが出来そうだ。戦えないから補給部隊にと言われたものも確かにいるが、これからはそんなことを言わせないと君に誓おう。その若さでその強さ、秘密も色々ありそうだが、同じく国に、忠誠を誓う仲間として何も言うまい」
どうやら、ボーナスさんは、風魔法のことや突進について何かしら勘づいたみたいだが、何も言わないでくれるみたいだ。助かるな、バレて厄介なことに巻き込まれるのはゴメンだからな。
「君とはぜひこれからも友好関係を築いていきたいものだ」
「こちらこそ、補給部隊の、みなさんが友好でいてくれたら心強い。よろしくお願いします」
話も無事終わり二人でみんなが賑わう食事に戻った
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