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現状確認
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突然だが皆さんデッキブラシとはご存じだろうか?
もしも知らない人がいたら申し訳ないので一応説明しておこうと思う。
デッキブラシとは学校などのプールなどによくある緑色のツンツンとした短い毛が生えた長い柄の箒である。因みに広辞苑では船の甲板や床を洗うのに用いる長い柄のブラシと出てくる。(ここまで読んでもわからない人はあなたが今使っている機械で調べてみてくれ)
まぁ、とりあえずは普通の掃除道具だ。
では質問しよう
デッキブラシと一緒にいきなり変な森につれていかれた場合はどうすればいいのだろうか?
すまない。変な質問をしたと自分でも思う。
とりあえず、現状確認だ
私は先ほどまで中学校にいた。その時は丁度掃除の時間でいつも通りに学校の中庭にでてデッキブラシでタイルを磨く。いつもは3人の掃除場所なのだがちょうど今日は、一人がインフルエンザにかかりお休み。もう一人はいつものことながらクラスメイトとおしゃべりをしていて掃除の時間に遅れている。
そして一人で掃除している時に「それ」は起こった。「それ」は上の階からの落下物だった。
ここまで考えていて思い出せないことがあった。
知り合いの名前と顔だ。
一番仲のいい友達の名前もわからない。家族の顔すらわからない。まるでぼんやりと霧がかかっているかのようだ。
しかし、私はひとつ頭を振ると再び現状確認に戻った。
いま、私が持っている物それは常に持ち歩いているお弁当を入れる用のバックだけだ。
ごはんの後に掃除なのでもうお弁当は食べてしまっている。だが、そのバックのなかには色々なものが入っていたはずだ。
先週辺りにテレビでもしも地震が起きたらというテレビ番組をやっていたためそれを参考に色々なものを入れたからである。その他にもこの後移動教室なのでその授業に使う細々としたものがバックの中には入っている。
具体的に言うと、カロリーメイト(メープルシロップ味)、ペットボトルの水、筆箱に、電子辞書である。
筆箱の中には新しいシャーペンの2Bから4Bの芯と、シャーペンが3本とボールペン各色1本ずつ、カッター3本に替えの刃10本、ペンライトが1本に予備の電池が5本、それに鉛のメタルペン...そんなものだ。
あ、大切なもの忘れていた。後、消しゴムが1つ。
「持ち物検査もしたことだし、冒険に行くとするか」
そして、ちょっとだけデッキブラシを持っていくかどうか悩んでからデッキブラシを持って歩き始めるといっても道があるわけではない。暗い森のなかを歩いて行く。
...正直に言おう。デッキブラシを持ったのはもしもこの森に熊やイノシンがいたら嫌だからである。そう私はびびりなのだ。友人からはあり得ないといわれるが...
ひたすら太陽に向かって歩いていると洞窟があった。
しばらくの拠点をここにすることにする。洞窟は雨もしのげるし、風も入ってこない。深いところまで入らなければ迷子になることもない。
森の中にしては完璧な寝床だと思う。
今日のところはここで体力を養っておく。もちろん夕飯はカロリーメイトだ水は近くに小川が流れていたのでそこの水を飲むことにする。
そう決めた時にはまだ明るく、夜寝るまでの時間が余ってしまう。そこで文明の利器、電子辞書で遊ぶことにする。
もしも知らない人がいたら申し訳ないので一応説明しておこうと思う。
デッキブラシとは学校などのプールなどによくある緑色のツンツンとした短い毛が生えた長い柄の箒である。因みに広辞苑では船の甲板や床を洗うのに用いる長い柄のブラシと出てくる。(ここまで読んでもわからない人はあなたが今使っている機械で調べてみてくれ)
まぁ、とりあえずは普通の掃除道具だ。
では質問しよう
デッキブラシと一緒にいきなり変な森につれていかれた場合はどうすればいいのだろうか?
すまない。変な質問をしたと自分でも思う。
とりあえず、現状確認だ
私は先ほどまで中学校にいた。その時は丁度掃除の時間でいつも通りに学校の中庭にでてデッキブラシでタイルを磨く。いつもは3人の掃除場所なのだがちょうど今日は、一人がインフルエンザにかかりお休み。もう一人はいつものことながらクラスメイトとおしゃべりをしていて掃除の時間に遅れている。
そして一人で掃除している時に「それ」は起こった。「それ」は上の階からの落下物だった。
ここまで考えていて思い出せないことがあった。
知り合いの名前と顔だ。
一番仲のいい友達の名前もわからない。家族の顔すらわからない。まるでぼんやりと霧がかかっているかのようだ。
しかし、私はひとつ頭を振ると再び現状確認に戻った。
いま、私が持っている物それは常に持ち歩いているお弁当を入れる用のバックだけだ。
ごはんの後に掃除なのでもうお弁当は食べてしまっている。だが、そのバックのなかには色々なものが入っていたはずだ。
先週辺りにテレビでもしも地震が起きたらというテレビ番組をやっていたためそれを参考に色々なものを入れたからである。その他にもこの後移動教室なのでその授業に使う細々としたものがバックの中には入っている。
具体的に言うと、カロリーメイト(メープルシロップ味)、ペットボトルの水、筆箱に、電子辞書である。
筆箱の中には新しいシャーペンの2Bから4Bの芯と、シャーペンが3本とボールペン各色1本ずつ、カッター3本に替えの刃10本、ペンライトが1本に予備の電池が5本、それに鉛のメタルペン...そんなものだ。
あ、大切なもの忘れていた。後、消しゴムが1つ。
「持ち物検査もしたことだし、冒険に行くとするか」
そして、ちょっとだけデッキブラシを持っていくかどうか悩んでからデッキブラシを持って歩き始めるといっても道があるわけではない。暗い森のなかを歩いて行く。
...正直に言おう。デッキブラシを持ったのはもしもこの森に熊やイノシンがいたら嫌だからである。そう私はびびりなのだ。友人からはあり得ないといわれるが...
ひたすら太陽に向かって歩いていると洞窟があった。
しばらくの拠点をここにすることにする。洞窟は雨もしのげるし、風も入ってこない。深いところまで入らなければ迷子になることもない。
森の中にしては完璧な寝床だと思う。
今日のところはここで体力を養っておく。もちろん夕飯はカロリーメイトだ水は近くに小川が流れていたのでそこの水を飲むことにする。
そう決めた時にはまだ明るく、夜寝るまでの時間が余ってしまう。そこで文明の利器、電子辞書で遊ぶことにする。
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