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父様が初恋の人!? 

うわぁ、そうなんだ
けれどお姉さんに聞いたら知らない一面を知ることができそう

「前代のマイアーゼ様は以前までは大変遊び人だったのですが、伴侶となる人物を見つけたときからぱったり遊びをお止めになったのです」

え、お父様遊び人だったの?

話を変えるために
「話が変わるけど、お姉さんのお名前は?」

「あぁ、申し訳ございません
申し遅れました。イリーナ・ガナタと申します 
私はガナタ男爵家の長女でございます
マイアーゼ様以後よろしくお願いいたします」

名乗られたら名乗り返さなくては

「アリーナ・クリティリア・ヘルスだよ
マイアーゼのギルド長を昨日から始めたんだ。というわけで補佐お願いね、後砕けた話し方でいいよ」

「あら、お名前が被ってしまっていますわね。ガナタとお呼びください 
もちろん補佐をするつもりですわ私の家はマイアーゼギルドに大きな借りがありますもの」

てってって~アリーナは補佐を手に入れた

前世の私うるさい

「マイアーゼ様、わたくしメイドとしてもはたらけますの 
もちろん、護衛としても働けますわ
私を雇ってくださいませ」

「ギルドランクは?」

「A+ですわ」 

「家族の許可は?」

「マイアーゼ様の為ならなんでもしろと、メイドの修行もしましたし、武術もできるようにしつけられました

わたくしどもの家は元はと言えばクリティリア家の草が商人として発展した家です
なのでクリティリア家とマイアーゼの為なら100人の老人を殺しましょう、1000人の女を殺しましょう、10000人の幼児を殺して見せましょう
それくらいの忠誠心です」

「その心意気受け取った 
僕も、僕に付いてくる人の為なら神にでも抗おう、魔王とも呼ばれよう、世界だって滅ぼそうそんな僕に付いてきてくれるかい?」

「ありがたきお言葉 
拝命致しました」

この時の僕はまだこの言葉が僕の誓いの言葉となり、何度も使うことになるとはまだ知らない



ガナタが侍女になった。
それをギルドの幹部会で報告すると驚きとともに褒められた

どうやらイリーナ・ガナタは頭もよく、魔術、武術もうまいがマイアーゼギルドの為以外には働かなかったらしい。
それが大人しく定職につくというのだから、めでたいよなというかんじだと

あぁ、ガナタは戦うメイドさんになった

私にも稽古をつけてもらっているがとても強い。これでもA+ランクというのだから驚きだ。しかし、マイアーゼギルドの長はSSランクにならなくてはならないという 
初めてそのことを知った時は驚いてしまった。

ガナタは基本薙刀を使う。
ギルドの膿は他にもたくさんあったからどれも取り除いておかなくてはならない。
幹部の人達は私が働きにくる前に全部膿を追い出そうという計画だったらしい

ありがたいね

そう、ギルドランクは1個上がってた
これで、誰かとグループを組み後、2つ上の依頼までとることができるってガナタが言っていた

というわけで今日はクエストにいってきたと言いたいところなのだが残念ながら今日は王宮でフィンと勉強だ 

今日は戦術を学ぶらしい。
ちなみに僕は結構戦術の授業が好きだ。称号のお蔭もあるのかも知れないが...

戦術の授業では、もとの世界でいうチェスをすることもある。

これがなかなか楽しい。
ラリーギャというのだが一回も誰にも勝てたことがない
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