56 / 80
再会(大学生・社会人)
幸せの縁側
しおりを挟む
「離れて初めてわかること、か」
いっぱいあるよなぁ~なんて、縁側に座りながら思う。
久しぶりの実家。
なにも考えず、のんびり日向ぼっこができるって、至福の時間だ。
進学のために実家から離れて、他県の大学に進学したのは二年前。
長期休暇も資金不足でなかなか帰ってこられなかったので、こうやって羽を伸ばせる時間は久しぶりだ。
日光の暖かさと一緒に、田舎の穏やかで綺麗な空気が身体いっぱいに染み込んでくる気がする。
俺、田舎が性に合ってるのかもな。
確かに大学の勉強は楽しいし、都会は病院ひとつ・買い物ひとつとっても便利だ。
公共機関が発達しているから、車がなくても生活に困らない。
ただ。いつでもざわついて人の気配があるけど、なぜか無関心で寂しいから不思議だ。
外にでさえすれ違う人がいるのに、ひとりぼっちの気がしてしまう。
それに比べて田舎は、夜になったら街灯もなくて真っ暗だったり、ちょっとそこまで買い物に行こうにも車がないと移動できなかったり、一人でいると静かでカエルや虫の声ばかり聞こえてくるけど。
縁側に広がるひだまりの中で、だらーんと寝てしまっても許される気がするのだ。
このおおらかさは、ここにしかない。
都会の速度に少し疲れているのかもしれないなぁ~なんて思う。
あ、なんかブルーだ。
家族が出かけて留守番をしているだけなのに、ついつい一人暮らしの気分を思い出してしまった。
懐かしい我が家の縁側でくつろいでいるのに、なぜかホームシックに似た気分にひたっていたら、ガラリと開く音が玄関から聞こえてくる。
「こんにちは~おじゃまします」
耳になじまない声と慌ただしい足音に、俺はぎょっとして起き上がった。
誰だろう? 我が家の人間じゃないことだけは確かだ。
おいおい、母さん、鍵ぐらいかけて出かけろよ。
田舎だもの、なんて面倒くさがるけれど、油断しすぎというか不用心極まりない。
パタパタと忙しい足音が近づいてくると、ひょこりとボブカットの女性が顔を出す。
俺を見つけると彼女は、パッと花が咲くように笑った。
その動きで合わせて、サラサラした黒髪が肩先ではしゃぐみたいに揺れる。
「おかえり! 久しぶりだね」
元気よく挨拶され、何度も瞬いた。
淡く化粧をして綺麗なパステルグリーンのワンピースを着ているから、なんだか見知らぬ人のように見えるけれど、その顔立ちには見覚えがあった。
「……春奈?」
バカみたいに確認してみると、春奈は嬉しそうに笑う。
「うん、見違えた?」
バーカ、と反射的に応えたものの、こいつ誰だよ、と思うぐらい印象が代わっていてドキドキする。
なんだかまともに顔を見れなくて、空に目を向けた。
春奈は小学生を卒業するまでの六年間、学童終了時から両親の終業時間まで、ファミリーサポートをしていた我が家に通っていた子だ。
ファミリーサポートをやめてからも、昼間は一人で留守番していた祖母の体調を気遣ってか、お世話になったからと理由をつけてたまに遊びに来ていた。
俺は祖母が亡くなるとほぼ同時に県外に進学したから、春奈の顔を見るのは久しぶりだ。
一つ下ではあるけれど、あの頃の幼さはすっかり消えていて、どう反応すればいいか迷ってしまった。
記憶の中にいるTシャツとジーンズやジャージ姿と違って、美少女に見えて落ち着かない。
「はい、プレゼント」
突然目の前に包みを突きつけられ、思わずのけぞってしまう。
それなりに大きさがあるから、二段重ねの御重箱だろうか?
ありがとうと言いつつ受け取ると、ズシッときた。
なにが入っているんだろう? と思わず首を傾げてしまう。春奈はワクワクした調子で「開けてみて」って促してくるので、そのまま包みをほどいて俺は驚いた。
立派な御重弁当だ
なんだこれ?
ピクニックにでも行くつもりか?
無数の疑問符が脳内を飛び回ったけれど、蓋を開けて納得した。
海苔が巻かれた大きめのおにぎりと、卵焼き。
たったそれだけがぎっしりと詰められている懐かしさに、思わず泣きたくなるぐらい胸が詰まる。
これは祖母がよく作ってくれた昼ごはんと同じだ。
土曜日や祝日は学童がないのに俺の両親も春奈の両親も仕事だった。だから、よく晴れた日は縁側に三人並んで、おにぎりの具を当てながら色々な話をした。
今日みたいに晴れた日は、たったそれだけで特別な時間になる。
感傷に浸ってしばらく無言でいたら、スッとおしぼりを差し出された。
受け取って、思わず笑顔になる。
今は昼食も終わった午後の中途半端な時間だけれど、そんなことはどうでもよかった。
これは記憶の中でピカピカと光を放っている特別な食べ物だ。
すごいな、おまえって誉めると、春奈はプイと横を向いた。
耳まで真っ赤になって、手の中で忙しくおしぼりをもみくちゃにしている。
「別に、航ちゃんのために作った訳じゃないから。この前スーパーでおばさんに会って帰ってくるって聞いたし、ろくなもの食べてないだろうなぁって話したから」
なるほど、俺のためなのか。
こういうときの春奈は素直さ皆無のセリフばかりで、やっと俺の知っている春奈だと思えた。
もうとっくに祖母も亡くなっていて、ファミリーサポートなんて必要なくなっているのに、春奈はここにいる。
それが気恥ずかしくて、なんとなく嬉しくて、見えないなにかが俺の心をつかんだ。
かける言葉に悩んだからおにぎりをつかんでガブリとやったら、塩気の強い鮭だった。
思わず顔がゆるんでしまう。
懐かしいばあちゃんの味だ。
塩サケの切り身を買ってきて香ばしく焼き、丁寧にほぐして中に入れていた。
とりそぼろに軽く効かせたショウガ風味も、こんがりした焼きたらこも、記憶の味そのままだ。
この懐かしさを生みだしたのが俺の母さんではなくて、まったく我が家に関係のない春奈だという現実は衝撃だった。
「これ、全部食べていい?」
知らず優しい口調になっていたけれど、春奈はプンと唇を尖らせた。
「私も食べるから!」
航ちゃんには負けないって威勢よくつかみ、大きな口でガブリとやっているので、太るぞ、と忠告したらにらまれた。
せっかくの美少女が台無しだ。
アハハッと声をたてて思わず笑ってしまったら、どうして笑うの? って春奈がプンプン怒るので、それがおかしくてたまらない。
変かもしれないけれど、この瞬間。
永遠にただの知人で終わるはずの俺たちふたりの道が、交差して寄り添った気がした。
一本につながって、未来にスーッと伸びていくのが見える。
息をするほど簡単に、今この時の僕たちは、未来に続く道へと足を踏み出していた。
こういうのを運命って呼ぶのかな。
口にしたら、脳みそが沸騰しているよね、なんて言われそうだけど不思議な縁だと思う。
「春奈のおにぎりは幸せの味だな」
にっこり笑いかけると、春奈は軽く目を見開いて息をつめた。
なにか言いかけたけれど、フイッと視線を空に向ける。
「航ちゃんとこの縁側で食べると、なんでも幸せの味になるよ」
うん、と俺はうなずいた。
同じことを思っていたから、それが嬉しかった。
「ココで日向ぼっこする日は、いつだって作ってあげる」
「卒業したらちゃんとココに帰ってくるから、期待してる」
見つめあって、お互いに笑顔になった。
俺たちは肩を並べて、しばらく無言でおにぎりを味わう。
幸せも一緒に握りこんだおにぎり。
俺の帰る場所は、いつだって春奈のいる縁側なんだ。
【 おわり 】
いっぱいあるよなぁ~なんて、縁側に座りながら思う。
久しぶりの実家。
なにも考えず、のんびり日向ぼっこができるって、至福の時間だ。
進学のために実家から離れて、他県の大学に進学したのは二年前。
長期休暇も資金不足でなかなか帰ってこられなかったので、こうやって羽を伸ばせる時間は久しぶりだ。
日光の暖かさと一緒に、田舎の穏やかで綺麗な空気が身体いっぱいに染み込んでくる気がする。
俺、田舎が性に合ってるのかもな。
確かに大学の勉強は楽しいし、都会は病院ひとつ・買い物ひとつとっても便利だ。
公共機関が発達しているから、車がなくても生活に困らない。
ただ。いつでもざわついて人の気配があるけど、なぜか無関心で寂しいから不思議だ。
外にでさえすれ違う人がいるのに、ひとりぼっちの気がしてしまう。
それに比べて田舎は、夜になったら街灯もなくて真っ暗だったり、ちょっとそこまで買い物に行こうにも車がないと移動できなかったり、一人でいると静かでカエルや虫の声ばかり聞こえてくるけど。
縁側に広がるひだまりの中で、だらーんと寝てしまっても許される気がするのだ。
このおおらかさは、ここにしかない。
都会の速度に少し疲れているのかもしれないなぁ~なんて思う。
あ、なんかブルーだ。
家族が出かけて留守番をしているだけなのに、ついつい一人暮らしの気分を思い出してしまった。
懐かしい我が家の縁側でくつろいでいるのに、なぜかホームシックに似た気分にひたっていたら、ガラリと開く音が玄関から聞こえてくる。
「こんにちは~おじゃまします」
耳になじまない声と慌ただしい足音に、俺はぎょっとして起き上がった。
誰だろう? 我が家の人間じゃないことだけは確かだ。
おいおい、母さん、鍵ぐらいかけて出かけろよ。
田舎だもの、なんて面倒くさがるけれど、油断しすぎというか不用心極まりない。
パタパタと忙しい足音が近づいてくると、ひょこりとボブカットの女性が顔を出す。
俺を見つけると彼女は、パッと花が咲くように笑った。
その動きで合わせて、サラサラした黒髪が肩先ではしゃぐみたいに揺れる。
「おかえり! 久しぶりだね」
元気よく挨拶され、何度も瞬いた。
淡く化粧をして綺麗なパステルグリーンのワンピースを着ているから、なんだか見知らぬ人のように見えるけれど、その顔立ちには見覚えがあった。
「……春奈?」
バカみたいに確認してみると、春奈は嬉しそうに笑う。
「うん、見違えた?」
バーカ、と反射的に応えたものの、こいつ誰だよ、と思うぐらい印象が代わっていてドキドキする。
なんだかまともに顔を見れなくて、空に目を向けた。
春奈は小学生を卒業するまでの六年間、学童終了時から両親の終業時間まで、ファミリーサポートをしていた我が家に通っていた子だ。
ファミリーサポートをやめてからも、昼間は一人で留守番していた祖母の体調を気遣ってか、お世話になったからと理由をつけてたまに遊びに来ていた。
俺は祖母が亡くなるとほぼ同時に県外に進学したから、春奈の顔を見るのは久しぶりだ。
一つ下ではあるけれど、あの頃の幼さはすっかり消えていて、どう反応すればいいか迷ってしまった。
記憶の中にいるTシャツとジーンズやジャージ姿と違って、美少女に見えて落ち着かない。
「はい、プレゼント」
突然目の前に包みを突きつけられ、思わずのけぞってしまう。
それなりに大きさがあるから、二段重ねの御重箱だろうか?
ありがとうと言いつつ受け取ると、ズシッときた。
なにが入っているんだろう? と思わず首を傾げてしまう。春奈はワクワクした調子で「開けてみて」って促してくるので、そのまま包みをほどいて俺は驚いた。
立派な御重弁当だ
なんだこれ?
ピクニックにでも行くつもりか?
無数の疑問符が脳内を飛び回ったけれど、蓋を開けて納得した。
海苔が巻かれた大きめのおにぎりと、卵焼き。
たったそれだけがぎっしりと詰められている懐かしさに、思わず泣きたくなるぐらい胸が詰まる。
これは祖母がよく作ってくれた昼ごはんと同じだ。
土曜日や祝日は学童がないのに俺の両親も春奈の両親も仕事だった。だから、よく晴れた日は縁側に三人並んで、おにぎりの具を当てながら色々な話をした。
今日みたいに晴れた日は、たったそれだけで特別な時間になる。
感傷に浸ってしばらく無言でいたら、スッとおしぼりを差し出された。
受け取って、思わず笑顔になる。
今は昼食も終わった午後の中途半端な時間だけれど、そんなことはどうでもよかった。
これは記憶の中でピカピカと光を放っている特別な食べ物だ。
すごいな、おまえって誉めると、春奈はプイと横を向いた。
耳まで真っ赤になって、手の中で忙しくおしぼりをもみくちゃにしている。
「別に、航ちゃんのために作った訳じゃないから。この前スーパーでおばさんに会って帰ってくるって聞いたし、ろくなもの食べてないだろうなぁって話したから」
なるほど、俺のためなのか。
こういうときの春奈は素直さ皆無のセリフばかりで、やっと俺の知っている春奈だと思えた。
もうとっくに祖母も亡くなっていて、ファミリーサポートなんて必要なくなっているのに、春奈はここにいる。
それが気恥ずかしくて、なんとなく嬉しくて、見えないなにかが俺の心をつかんだ。
かける言葉に悩んだからおにぎりをつかんでガブリとやったら、塩気の強い鮭だった。
思わず顔がゆるんでしまう。
懐かしいばあちゃんの味だ。
塩サケの切り身を買ってきて香ばしく焼き、丁寧にほぐして中に入れていた。
とりそぼろに軽く効かせたショウガ風味も、こんがりした焼きたらこも、記憶の味そのままだ。
この懐かしさを生みだしたのが俺の母さんではなくて、まったく我が家に関係のない春奈だという現実は衝撃だった。
「これ、全部食べていい?」
知らず優しい口調になっていたけれど、春奈はプンと唇を尖らせた。
「私も食べるから!」
航ちゃんには負けないって威勢よくつかみ、大きな口でガブリとやっているので、太るぞ、と忠告したらにらまれた。
せっかくの美少女が台無しだ。
アハハッと声をたてて思わず笑ってしまったら、どうして笑うの? って春奈がプンプン怒るので、それがおかしくてたまらない。
変かもしれないけれど、この瞬間。
永遠にただの知人で終わるはずの俺たちふたりの道が、交差して寄り添った気がした。
一本につながって、未来にスーッと伸びていくのが見える。
息をするほど簡単に、今この時の僕たちは、未来に続く道へと足を踏み出していた。
こういうのを運命って呼ぶのかな。
口にしたら、脳みそが沸騰しているよね、なんて言われそうだけど不思議な縁だと思う。
「春奈のおにぎりは幸せの味だな」
にっこり笑いかけると、春奈は軽く目を見開いて息をつめた。
なにか言いかけたけれど、フイッと視線を空に向ける。
「航ちゃんとこの縁側で食べると、なんでも幸せの味になるよ」
うん、と俺はうなずいた。
同じことを思っていたから、それが嬉しかった。
「ココで日向ぼっこする日は、いつだって作ってあげる」
「卒業したらちゃんとココに帰ってくるから、期待してる」
見つめあって、お互いに笑顔になった。
俺たちは肩を並べて、しばらく無言でおにぎりを味わう。
幸せも一緒に握りこんだおにぎり。
俺の帰る場所は、いつだって春奈のいる縁側なんだ。
【 おわり 】
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
忙しい男
菅井群青
恋愛
付き合っていた彼氏に別れを告げた。忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。
「私のことなんてもうなんとも思ってないくせに」
「お前は一体俺の何を見て言ってる──お前は、俺を知らな過ぎる」
すれ違う想いはどうしてこうも上手くいかないのか。いつだって思うことはただ一つ、愛おしいという気持ちだ。
※ハッピーエンドです
かなりやきもきさせてしまうと思います。
どうか温かい目でみてやってくださいね。
※本編完結しました(2019/07/15)
スピンオフ &番外編
【泣く背中】 菊田夫妻のストーリーを追加しました(2019/08/19)
改稿 (2020/01/01)
本編のみカクヨムさんでも公開しました。
社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる