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地下牢編1

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組織の幹部の男は、手下を数名引き連れて螺旋階段を地下へ下っていた。
石壁に覆われたそこは厳重な牢獄の一角で、外からの侵入はまず不可能だ。

檻の中で半身を固定された青年は、怒りと羞恥から体を震わせていた。

檻のドアに設置された、腰の高さの穴から下半身だけを檻の外に突き出している。両足首は肩幅よりも開いた状態で床に鎖で繋がれており、身じろぎするくらいしかできない。
上半身は穴と同じ高さの台に突っ伏している。両腕が床から伸びる鎖に繋がれているため、起き上がることもできない。
舌を噛まないよう開口機を取り付けられ、垂れ出た涎が床に染みを作っていた。
抵抗もできない体勢で、敵の牢の中で尻を差し出した体勢を取らされ続けている。
かつて身につけていたヒーロースーツは剥がされ、陰茎からアナルまでを切り取られた極短いぴっちりとしたパンツを履かされていた。

「ヒーローくん、良い格好だなぁ」
「んっ……んぅぅっ……」

背後に回り露骨な視線を浴びせる敵幹部に唸り声をあげる。

「尻穴の方はきゅうきゅうと嬉しそうにしてるね。そんなに咥え込んだものが恋しかった?」
「んくぅぅっ……♡」

明け透けな物言いをされて、下半身が震えるのを抑えようと身悶えるが、その仕草も相手を喜ばせるだけだった。
ただ裸でいるより淫猥な格好に、屈辱と羞恥を煽られる。

「そろそろ欲しくなる頃だと思って来てあげたんだけど、おねだりする気になった?
最後にここに咥えてから1週間は何も挿れてもらってないもんね?」
「んんぅっ♡……ふぅぅっ…♡」

言葉で思い出させられて、きゅうきゅうと後孔が収縮し、意思に反して腰がかくかくと揺れてしまう。
敵組織に捕まってから、体を嬲られ、辱められて調教された。
アナルはいつでも男のものを埋められるように拡張され、中を締めるだけで快感を感じるようにされてしまった。
今では後孔の縁を撫でられるだけで前立腺がしこり始め、奥の方が熱いもので突いて欲しがってきゅんきゅんと震える。
後ろの男に肉棒で貫かれ、腹の奥で精液を繰り返し注がれたことを思い出し、快感に繋がれた足がピンと立った。

「こっちのお口と体はだいぶ素直になったのにね」

眼前で痴態を晒す青年にほくそ笑むと、連れてきた部下の1人に目配せする。
部下は青年が繋がれているのとは別の入り口から檻の中に入ると、青年の開口機に手をかけて外した。

「……んあぁっ♡………き、さま……ぁ…」
「おやおや。上のお口はまだ元気みたいだね」

がんばるねぇと揶揄しながら尻たぶのラインをつぅ、と革手袋を嵌めた指先でなぞる。

「ひぃっんっ…♡」
「こんなに切なそうに震えて、早く熱いものをぶち込んで奥まで突いてほしいのにねぇ」

かくかくと腰を震わせながら、後孔がはく、はく、と必死に痙攣する。

「だれっ…が……しょんなっ…♡」
「呂律が回んなくなっちゃって……1週間も放置されてたから早くいじめてほしくて期待してるんだろ」
「んぅぅっ…♡……ちぁっ…うぅ……♡」

上の口が吐く言葉を否定するように曝け出されたお尻はぴくんっぴくんっと震えていた。くぱ…と開いた孔からは媚肉が奥まできゅぅぅんと収縮しているのが見て取れた。

「約束したから、おねだりできるまでアナルはお預けだよ。その代わりと言っては何だけど、しっかりご奉仕してもらおうかな」

檻の中に入っていた部下に合図する。部下は無言でズボンを降ろすと、勃起した陰茎を青年の眼前に露出させた。
黒々としたそれは、硬さを持ってびきびきと筋張っていた。むわりと立ち込める雄の匂いに、意思に反して口から涎を溢れさせた。
はっ、はっ、と息が荒くなった口元に先端を押し当てられると、奥の方がきゅんきゅんと痺れる。

「ご奉仕したらご褒美のお尻って教え込んだの覚えてるのかな?孔がずっと欲しそうにぱくぱくしてるね。ちなみに噛んだらお仕置きだよ」

「お仕置き」という単語にびくり、と反応しながら口の中に押し込まれる肉棒を頬肉と舌で迎え入れる。1週間ぶりに挿入された雄にぶるぶると脳が歓喜で震えそうになる。
喉奥まで埋められ、口蓋を擦られてまた先端で奥を押される。

「んくっ…♡んぅぅっ…♡…ふぐ、…んくぅぅ…♡」
「すごいねぇ。お尻の孔がくぱぁ、て開いてるよ。咥えながらお尻開いちゃうんだね。奥の方のお肉もきゅんきゅん欲しそうに震えてる」
「んぅぅぅぅっ♡……ふぅぅっ、っん♡くぅぅぅっん♡」

肉棒を口腔で咥え込みながら、雄をねだる後孔をまじまじと観察されて言葉で責められる。羞恥で涙が溢れながらも、快楽を教え込まれた体がひくひくと震えてイキそうになる。
じゅぷっ♡じゅぷっ♡と淫猥な音を立てながら口内を擦られ、ぶるっと震えたかと思うと最奥まで押し込まれて精液を流し込まれた。

「んぎゅ……♡ん……♡んぐぅ………♡」

喉を鳴らしながら飲み下すと、スイッチが入ったかのように下半身に熱が溜まっていく。アナルでの性交と口淫を教え込まれてから、口に咥え込んでから後孔に挿入されることをセットのように調教されてきた。
1週間前も、口の中をじゅぷじゅぷと犯された後、反射のようにアナルを欲しがる体を視姦され、そのナカにご褒美と称して咥え込まされた。
当然挿入されるものとして、アナルが期待してしまっている。くぱ、くぱ、と孔が開いて、奥がきゅぅきゅぅと勝手に締まり、嬲られるのを待っている。

「ご奉仕できたね。偉い偉い」
「はっ…♡ふぁ………♡…ぁん……♡」

青年のお尻がひくひくと震えている様をにんまりと視姦しながら、幹部の男は部下にまた合図を送る。
部下は露出した性器をしまい身を整えると、また開口機を青年に取り付けて檻から外へ戻ってきた。

「じゃあ約束通り。お尻はいじめてあげられないから、また来た時に色よい返事が聞けると良いな」
「んぅっ!?……んぅぅぅっ♡ふぅぅっ、んぅっ♡」

高められて嬲られた体を放置され、動揺したように言葉にならない声を上げる青年に、ニッコリと微笑みかけて、幹部は部下を引き連れて元来た階段の方へ戻っていった。
後には体に籠もった熱をどうすることもできず身悶える青年が取り残されるだけだった。
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