会陰イキ調教

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「っ♡♡あ、あのっはやく、ぅっ…♡♡っ♡♡」

ベッドの上で四つん這いになり、一切服を着ていない状態で尻を上に持ち上げる。
じゅぷじゅぷと指にしゃぶりついているアナルをぐに、と広げられて「ああぁぁっ♡♡」と嬌声が溢れる。

「すっごいうねってる。突っ込んだら気持ちよさそー」
「あっ♡♡っ♡♡い、れてぇ……♡♡おく♡♡おねがっ♡♡」

昼下がりから疼きっぱなしのアナルを指で探られると甘い快感が走って脳までゾクゾクと痺れた。
登録制のバーで、客同士の合意があればプレイ部屋を使うこともできる。
嗜好の合った男に頼んで部屋になだれ込んだ。服を脱いでいるところから興奮しっぱなしで、中を虐められるだけで気を失いそうなほどに感じてしまう。

「お兄さんこんなにかっこいいのにお尻にちんぽ挿れてほしくてしょうがないんだ？」
「っ♡♡♡あっ♡♡ほしっ♡♡♡ぃっ♡♡♡もっ♡♡♡ずっと、ぉっ♡♡♡」

富豪の屋敷で調教されてからも会陰とアナルの奥を同時に焦らされるのは決まってお仕置きの時だった。前立腺と腹の奥、股の柔肌がずっとじんじん疼いて仕方ない。
男に浅いところまで指を抜いて肉穴の襞を撫ぜられると頭までビリビリ痺れて気を遣りそうになる。

「スーツ着てちゃんとした社会人の男みたいな顔してたのにすぐトロトロになって『奥まで突っ込んでほしいです』なんて言って。すごいえっちでビックリしたなぁ」
「はぁっ♡♡♡あぁっ♡♡♡あぁ、んっ♡♡♡」
「指気持ちいい？」
「あぁぁっ♡♡♡ゆび♡♡♡だめっ♡♡♡っ♡♡♡しょれっ♡♡♡たりなっ♡♡♡くぅぅっ♡♡♡ぅっ♡♡♡」
「あれ、また軽くイっちゃってる？」
「んっ♡♡♡いってぅ♡♡♡っ♡♡♡おしりっ♡♡♡だめっ♡♡♡もう♡♡♡おねがっ♡♡♡ちんぽ♡♡♡いれて♡♡♡」

精悍な男がぐずぐずに蕩けて強請る様に、興奮し滾った肉棒が押し当てられる。

「はぁぁっ♡♡♡ぁっ♡♡♡」
「はぁっ……エロすぎ」

中まで挿し入れられると、肉を広げられて擦られる悦びにボロボロと涙が溢れた。声にならない声で啼きながらズリズリと動かされる度にぎゅぅ♡ぎゅぅ♡と肉棒を締めて快がる。

「～～～っ♡♡♡♡んぐぅ♡♡♡♡くぅ、ん♡♡♡♡」
「やばいっ、この穴……はぁっ、出そう」
「ふっ♡♡♡♡ぅ♡♡♡♡」

中で肉棒を擦られて奥まで突かれる度、絶頂しそうな快感と共に触れられていない会陰が疼いた。
調教されている時、会陰だけを擦られ揉まれてイくことはあっても後孔だけでイかされることは無かった。
戸渡に指を当てたくて仕方がないが、ご主人様の許し無しで触れることに抵抗がある。と、自然に考えてしまった事に気づき、体がこれまでとは違った情欲に震える。

(おれっ♡♡♡♡全然忘れられてないっ♡♡♡♡)

ズン、と強く奥まで挿入されて、肉穴の奥が快楽でキュンキュンと痺れる。中でイかされながら会陰がじんじんと疼いて堪らない。

「あぁぁっ♡♡♡♡♡っ♡♡♡♡ん、ぎゅ♡♡♡♡♡」
「っはぁーー、すご。ずっと中がぶるぶる震えててやべぇ……」
「んっ♡♡♡♡……くぅ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡」
「ねぇお兄さん、良かったらまたーー」

相手してよ、という男の言葉も火照った熱の中で上の空に流れていく。
自分が本当に求めているものが嫌というほどに分かってしまった。その先が抜け出せない沼だったとしても、もうそれ無しではいられないと自覚してしまった。

屈服して拓かされた悦びを強請って、彼の掌の上で躾けられたい。

明らかに住む世界の違う屋敷の主に「またいつでも戻っておいで」としたり顔で甘く囁かれた記憶が蘇る。生涯そんな事はないと思っていたのに、自分はまんまとその網にかかろうとしている。
一度抜け出した城に戻ることへの抵抗は驚くほど無く、ご主人様がその道を残してくれて良かったとすら思う。

法悦に浸る体でつく息にはただ情欲の熱が篭っていた。