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ディートハルト
16、内乱
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ディートハルトとマルガレーテが結婚した後、王太子であるヴィルヘルムが即位した。彼は大変な美男子で、即位当初は国民からも良き王となってくれるのではないかと期待されていた。諸侯たちも、しばらくは様子を見守るつもりだったのだろう。
だがヴィルヘルムは国のために使う金を自分が毎日を楽しく過ごすためのものだと思っており、それはもう贅沢な日々を送っていた。国王となってからはさらに度を越すようになった。
毎日のように舞踏会を開き、美女や若者を自分のそばにはべらせ、王妃も王妃で、自分好みの騎士たちを護衛につけて背徳の関係に酔いしれている始末だ。
それでまだ諸侯たちの意見に耳を傾けようという態度があれば見逃されたかもしれないが、彼らを招いて話し合う議会すら、ヴィルヘルムは小言を言われるのを避けて開くのを拒むようになっていった。そして彼らの同意も得ずに課税することを王妃とお気に入りの側近たちに促されるかたちで決めてしまった。
この国王のやり方に諸侯たちは当然反感を抱いていくようになる。
さらにヴィルヘルムは外国の聖職者を自国の教会でも重要な役職につけようとしたため、教会の人間も敵に回してしまった。同じ宗教を信仰しているとはいえ、国によって微妙な違いがあり、余所者をいきなり重役に据えるというのは受け入れ難いものであった。
とにかくやる事なす事反感を募らせた結果、ヴィルヘルムは国王に相応しくないという意見が貴族や聖職者たちの間でまとまった。そしてそんな彼らの不満を誰よりも早くに見抜き、兄に代わって自分こそが王になろう、と立ち上がる者がいた。
それが、グリゼルダだ。
彼女は前王が起こした聖戦による多大なる犠牲に心痛め、未だ遠い異国の地に残っている白の騎士団を気にかけ、兄の堕落した執政にこのままではいけないと強く思い、彼や周りの側近たちを戒め、また諸侯や聖職者たちの立場になって辛抱強く王を説得しようした。
しかし兄である国王はそんな妹を疎ましく思い、いつまでも国内に居座る彼女を早く追い出そうと画策し始め、兄妹間の確執を深めるだけとなってしまった。
「ごめんなさい、みなさん。今の私の力では、兄を説得できませんでした」
心底申し訳なさそうに謝る美しい王女に、諸侯たちは心打たれ、いっそこの方こそが女王になればいいと彼女を支持し始めた。
不穏な危機を察したヴィルヘルムは、グリゼルダを幽閉しようとして――これが、諸侯たちのこれまでの不平不満を一気に爆発させる引き金となった。特に白の騎士団は前王すら忘れてしまった自分たちの存在をグリゼルダだけが忘れず気にかけ続けてくれたので、彼女を処刑しようとしているヴィルヘルムが許せず、急遽王都へ帰還するのだった。
ヴィルヘルムは捕えられ、グリゼルダは無事に解放された。しかし彼女たちの父親である前王が黒の騎士団に命じさせてヴィルヘルムをすぐに釈放させてしまう。だが白の騎士団はグリゼルダこそが女王に相応しいとヴィルヘルムを城から追い出し、現在彼は王太子の時に与えられた領地で自身の王位の正統性を訴えている。彼を支持するのは前王と黒の騎士団だった。
そしてすでに何度か衝突を繰り返している。
いわば王国が真っ二つに割れた状況であり、ディートハルトも黒の騎士団員である以上、ヴィルヘルムに協力する必要があった。前王――舅からも白の騎士団を鎮圧するよう頼まれていた。
しかしディートハルトは正直グリゼルダが女王になった方がいいだろうと思っていた。
ヴィルヘルムの今のやり方では諸侯たちがついてこないのは目に見えており、ただの外国人に過ぎない人間が宮廷をのさばるのも、何よりそれを良しとしているヴィルヘルムの態度に内心見限りたい気持ちが渦巻いていた。
だから彼はあまり積極的に事をどうにかしようとは思っていなかった。黒の騎士団内にも、グリゼルダの即位を望む者が大半であった。またかつては聖戦で共に戦った仲間に剣を向けることも、同じ国の者として気が進まないのが本音で、戦いを放棄する者もいた。
遅かれ早かれ、ヴィルヘルムは降伏して、グリゼルダが女王となるだろう。
そもそも今黒の騎士団を率いる総長が、戦をするのに向いていなかった。当初ディートハルトが総長になることを任じられたが、彼は一番上だと何かと面倒事を負わされ、また責任を取る羽目にもなるので、表向きはまだ若輩者であるからと別の者を推薦した。
その者はどちらかというと事務処理に向いている人間であり、とても総長の器ではなかったが、しばらくは戦いもなかったので、かえって向いていたのだ。
だがそれも急に内乱となり、作戦の指揮を執ることとなった。当然、上手くいくはずがない。ディートハルトは彼を支える振りをして、のらりくらりと、わざと黒の騎士団側が追い込まれるかたちで兵を後退させていた。なるべく犠牲を出さないように、早く、終結するように。
――しかしふと、これを使おうと思った。
グリゼルダを逆に追いつめ、イレーネの居場所を聞き出すのだ。
そう思った彼は半ばうんざりしていた兵たちを鼓舞して、またヴィルヘルムにも自分こそが正統な王であることを彼らの前ではっきりと宣言させ、戦いに勝利した暁には褒美に土地や財産を分け与えることを約束させた。
これで兵たちはやる気を取り戻し、無能な総長に代わってディートハルトが作戦の指揮を執り、白の騎士団も油断が生じていたのだろう。形勢を徐々に逆転させていった。
そしてこのままでは王女側が敗けるであろうというところで、ディートハルトはグリゼルダに密使を送り、交渉を持ちかけた。
もしイレーネの居場所を教えてくれるならば、敗けてやると。
しかしグリゼルダは断った。
ディートハルトは自身の命運や国の将来がかかっているというのにイレーネを守ろうとする姿勢に――彼女を決してディートハルトに渡そうとしない王女の態度に、ならば見限るまでだとさらに猛攻を仕掛けた。
王城まで彼らを追いつめ、もはやグリゼルダたちは降伏するしかない、あと一歩、というところで、グリゼルダからの密使が送られてきた。交渉に応じる。ただし一人で自分のもとへ来るようにというものだった。
だがヴィルヘルムは国のために使う金を自分が毎日を楽しく過ごすためのものだと思っており、それはもう贅沢な日々を送っていた。国王となってからはさらに度を越すようになった。
毎日のように舞踏会を開き、美女や若者を自分のそばにはべらせ、王妃も王妃で、自分好みの騎士たちを護衛につけて背徳の関係に酔いしれている始末だ。
それでまだ諸侯たちの意見に耳を傾けようという態度があれば見逃されたかもしれないが、彼らを招いて話し合う議会すら、ヴィルヘルムは小言を言われるのを避けて開くのを拒むようになっていった。そして彼らの同意も得ずに課税することを王妃とお気に入りの側近たちに促されるかたちで決めてしまった。
この国王のやり方に諸侯たちは当然反感を抱いていくようになる。
さらにヴィルヘルムは外国の聖職者を自国の教会でも重要な役職につけようとしたため、教会の人間も敵に回してしまった。同じ宗教を信仰しているとはいえ、国によって微妙な違いがあり、余所者をいきなり重役に据えるというのは受け入れ難いものであった。
とにかくやる事なす事反感を募らせた結果、ヴィルヘルムは国王に相応しくないという意見が貴族や聖職者たちの間でまとまった。そしてそんな彼らの不満を誰よりも早くに見抜き、兄に代わって自分こそが王になろう、と立ち上がる者がいた。
それが、グリゼルダだ。
彼女は前王が起こした聖戦による多大なる犠牲に心痛め、未だ遠い異国の地に残っている白の騎士団を気にかけ、兄の堕落した執政にこのままではいけないと強く思い、彼や周りの側近たちを戒め、また諸侯や聖職者たちの立場になって辛抱強く王を説得しようした。
しかし兄である国王はそんな妹を疎ましく思い、いつまでも国内に居座る彼女を早く追い出そうと画策し始め、兄妹間の確執を深めるだけとなってしまった。
「ごめんなさい、みなさん。今の私の力では、兄を説得できませんでした」
心底申し訳なさそうに謝る美しい王女に、諸侯たちは心打たれ、いっそこの方こそが女王になればいいと彼女を支持し始めた。
不穏な危機を察したヴィルヘルムは、グリゼルダを幽閉しようとして――これが、諸侯たちのこれまでの不平不満を一気に爆発させる引き金となった。特に白の騎士団は前王すら忘れてしまった自分たちの存在をグリゼルダだけが忘れず気にかけ続けてくれたので、彼女を処刑しようとしているヴィルヘルムが許せず、急遽王都へ帰還するのだった。
ヴィルヘルムは捕えられ、グリゼルダは無事に解放された。しかし彼女たちの父親である前王が黒の騎士団に命じさせてヴィルヘルムをすぐに釈放させてしまう。だが白の騎士団はグリゼルダこそが女王に相応しいとヴィルヘルムを城から追い出し、現在彼は王太子の時に与えられた領地で自身の王位の正統性を訴えている。彼を支持するのは前王と黒の騎士団だった。
そしてすでに何度か衝突を繰り返している。
いわば王国が真っ二つに割れた状況であり、ディートハルトも黒の騎士団員である以上、ヴィルヘルムに協力する必要があった。前王――舅からも白の騎士団を鎮圧するよう頼まれていた。
しかしディートハルトは正直グリゼルダが女王になった方がいいだろうと思っていた。
ヴィルヘルムの今のやり方では諸侯たちがついてこないのは目に見えており、ただの外国人に過ぎない人間が宮廷をのさばるのも、何よりそれを良しとしているヴィルヘルムの態度に内心見限りたい気持ちが渦巻いていた。
だから彼はあまり積極的に事をどうにかしようとは思っていなかった。黒の騎士団内にも、グリゼルダの即位を望む者が大半であった。またかつては聖戦で共に戦った仲間に剣を向けることも、同じ国の者として気が進まないのが本音で、戦いを放棄する者もいた。
遅かれ早かれ、ヴィルヘルムは降伏して、グリゼルダが女王となるだろう。
そもそも今黒の騎士団を率いる総長が、戦をするのに向いていなかった。当初ディートハルトが総長になることを任じられたが、彼は一番上だと何かと面倒事を負わされ、また責任を取る羽目にもなるので、表向きはまだ若輩者であるからと別の者を推薦した。
その者はどちらかというと事務処理に向いている人間であり、とても総長の器ではなかったが、しばらくは戦いもなかったので、かえって向いていたのだ。
だがそれも急に内乱となり、作戦の指揮を執ることとなった。当然、上手くいくはずがない。ディートハルトは彼を支える振りをして、のらりくらりと、わざと黒の騎士団側が追い込まれるかたちで兵を後退させていた。なるべく犠牲を出さないように、早く、終結するように。
――しかしふと、これを使おうと思った。
グリゼルダを逆に追いつめ、イレーネの居場所を聞き出すのだ。
そう思った彼は半ばうんざりしていた兵たちを鼓舞して、またヴィルヘルムにも自分こそが正統な王であることを彼らの前ではっきりと宣言させ、戦いに勝利した暁には褒美に土地や財産を分け与えることを約束させた。
これで兵たちはやる気を取り戻し、無能な総長に代わってディートハルトが作戦の指揮を執り、白の騎士団も油断が生じていたのだろう。形勢を徐々に逆転させていった。
そしてこのままでは王女側が敗けるであろうというところで、ディートハルトはグリゼルダに密使を送り、交渉を持ちかけた。
もしイレーネの居場所を教えてくれるならば、敗けてやると。
しかしグリゼルダは断った。
ディートハルトは自身の命運や国の将来がかかっているというのにイレーネを守ろうとする姿勢に――彼女を決してディートハルトに渡そうとしない王女の態度に、ならば見限るまでだとさらに猛攻を仕掛けた。
王城まで彼らを追いつめ、もはやグリゼルダたちは降伏するしかない、あと一歩、というところで、グリゼルダからの密使が送られてきた。交渉に応じる。ただし一人で自分のもとへ来るようにというものだった。
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