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第3章:水の心臓編
048 恋のライバル
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「よっと」
軽い口調で言いながら、フレアはヌンチャクで近くに倒れていた枯木を砕いた。
たったの一振りで枯木は粉砕し、バラバラといくつもの木片となって崩れ落ちる。
それを見たフレアはヌンチャクを肩に掛け、落ちた木片を拾い集める。
「……それで? 薪割りも薪拾いも結局俺に任せてるくせに、わざわざ一緒に来た理由くらいは、そろそろ教えてくれても良いんじゃねぇの?」
フレアはそう言いながら振り返り、近くの切り株の上に腰かけてこちらを見ているリートに視線を向けた。
その言葉に、リートは肘の上で頬杖をつきながら、無言で目を逸らす。
あくまで答える気は無さそうなその反応に、フレアはヒクッと頬を引きつらせた。
「お前なぁ……まぁ、大体想像は出来るけどよ」
「……? 何を……」
「俺をイノセと二人きりにしたくなかったんだろ?」
サラッと言うフレアに、リートはその言葉を理解するまで、しばらく時間を要した。
数秒程して彼女の言葉を理解した瞬間、リートは頬を紅潮させ、ギョッとしたような表情を浮かべる。
しかし、すぐにその表情を引き締め、目を逸らした。
「何を戯けたことを……お主とイノセが二人きりになろうが、妾にとっては些細なことじゃ。たかがそのような理由で、わざわざ大嫌いなお主と行動を共にするはずがなかろう? やれやれ全く、突然何を言い出すかと思えば、酔狂なことを……」
「……耳真っ赤だぞ」
呆れた様子で言うフレアに、リートはバッと耳を手で隠した。
それに、フレアは呆れた様子で大きく溜息をつき、続けた。
「俺はこう見えても、お前の分身みたいなモンだぜ? それくらいは分かるさ」
フレアはそう言うと、少し大きな木片を足で蹴り上げ、片手でキャッチする。
彼女の言葉に、リートは両手で耳を覆ったまま、フイッと視線を背けた。
それにフレアは溜息をつき、足元に落ちている木片を拾いながら続けた。
「……お前、イノセのこと好きだろ」
「……はっ?」
突然の言葉に、リートは間抜けな声で聞き返した。
すると、フレアは木片を拾いながら続けた。
「ダンジョンにいた頃から知ってたよ。っつか、お前、好きじゃない奴にキスするような奴じゃないだろ」
「……昔は、な」
「今でも、だろ」
言いながら、フレアは抱えていた木片を、リートの道具袋の中にしまった。
それからリートと向き直り、続ける。
「お前は、魔女になる前から……いや、ダンジョンに封印される前から大きく変わったつもりなのかもしんねぇけど、実際そうでもねぇだろ。……心の根っこの部分は、昔のまんまだ」
「……実際に見たわけではないお主に言われとうないわ」
「記憶を共有してんだ。実際に見るよりも信憑性はあるだろ」
そう言ってどこか悪戯っぽく笑うフレアに、リートは口を噤む。
彼女の反応にフレアは肩を竦め、ドカッと地面に腰かけた。
リートはそれを見て眉を潜めつつ、小さく口を開いた。
「……そういうお主はどうなのじゃ? イノセのこと……好きなのか?」
「あぁ。好きだぜ」
リートの質問に対して、フレアは何でもないことのように答えた。
それに、リートはムッとした表情を浮かべた。
「妾が聞いているのは、そういう好きでは無くってだな……!」
「あぁ知ってるよ。お前と同じ意味での好き、だろ?」
フレアの言葉に、リートはハッとした表情で彼女の顔を見た。
それに、フレアはゆっくりとリートの顔を見上げ、犬歯を見せて不敵に笑んだ。
「もちろん、好きだぜ? お前と一緒でな」
「……なぜ……」
「さぁな。まっ、分身ってことで好みも似るんじゃね?」
知らねぇけどよ、と笑いながらフレアは言う。
それに、リートは目を丸くしたまま、その様子を見つめた。
しばらくケラケラと笑っていたフレアは、やがてスッと表情を引き締め、目を伏せながら続ける。
「お前がイノセへの気持ちを認めないなら、俺はそれでも良いんだぜ。お前がグズグズしてる間に奪ってやる」
「……何を……」
「だが、それじゃあつまんねぇ。……敵は、強ければ強い程、おもしれぇからな」
言いながら、フレアは近くに落ちていた小さな木片を摘まんで持ち上げ、火魔法で火を点ける。
小さな木片はそれだけでボッと燃え上がり、すぐに炭となって粉砕し地面に落ちる。
フレアはリートの顔を見上げ、続けた。
「お前は普通に戦ったらクソ弱いけどよ。恋のライバルとしてなら、この上ない最強のライバルだ」
「……イノセを先に好きになったのは妾じゃ。貴様には譲らん」
「くはッ……やっと認めたなァ」
目に闘争心をギラギラと燃やしながらも、どこか喜々とした口調でフレアは言う。
その言葉に、リートはハッとした表情を浮かべ、すぐに目を逸らそうとする。
しかし、すんでのところで踏みとどまり、すぐに視線を戻した。
フレアはそれにニヤリと笑い、続けた。
「時間なんて関係ねぇよ。そんなもん全部ひっくり返して、振り向かせてやる」
「フンッ……妾のアプローチにすら靡かないあのイノセが、今更お主如きの好意に気付くものか」
互いに、あくまでも隙を見せない余裕の笑みを浮かべながら、見つめ合う。
その間にはバチバチと見えない火花が立ち、ピリピリした一触即発の空気感をつくり出す。
今にでも戦いが起こるのかと思われたその時、どこからか、ガサガサと草むらの中を歩いて来るような音が聴こえた。
「……イノセっ!」
先に音の主に気付いたのは、リートだった。
それに、フレアもバッと顔を上げ、こちらに歩いて来るこころに視線を向ける。
二人の反応に、こころは顔を上げて「おっ」と言った感じの表情を浮かべながら、草むらを掻き分けて近付いて来る。
やがて二人の目の前までやって来ると、疲れたように息をついて、口を開いた。
「二人共、こんな所にいたんだ……さっきの場所に誰も戻って来ないから、心配したんだよ」
「ふふ、すまんのぅ。少し長話をしてしまったわ」
こころの言葉に、リートはそう言いながら立ち上がる。
それに、こころは「長話って……いつの間にそんなに仲良くなったの?」と言いながら、リートとフレアを交互に見た。
リートはそれにクスッと小さく笑い、こころに近付いた。
「ま、それは別に良いではないか。それより、もうすぐ暗くなるし、早くノジュクを始めよう」
言いながら、リートはこころの腕に、ソッと自分の腕を絡めた。
それに、こころは「う、うん」と小さく頷きながら、促されるままに歩き出す。
「あ、おい……」
フレアが咄嗟に呼び止めようとした時、こちらに振り向くリートが、どこか不敵な笑みを浮かべていることに気付いた。
それを見た瞬間、フレアは呼び止めるのを止めて、ヒクヒクと頬を引きつらせた。
「……あんにゃろう……」
小さく呟くが、フレアはすぐに息をつき、表情を緩めた。
それから気を取り直し、離れていくこころの元に駆け寄って空いている方の腕に自分の腕を絡めた。
「ホラ、早く行こうぜ! イノセ!」
「えぇっ?」
両腕が塞がったことで、こころは困惑したような声を上げた。
しかし、なぜか二人共譲る気の無い様子だったので、すぐに諦めたように溜息をついて苦笑した。
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「よっと」
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数秒程して彼女の言葉を理解した瞬間、リートは頬を紅潮させ、ギョッとしたような表情を浮かべる。
しかし、すぐにその表情を引き締め、目を逸らした。
「何を戯けたことを……お主とイノセが二人きりになろうが、妾にとっては些細なことじゃ。たかがそのような理由で、わざわざ大嫌いなお主と行動を共にするはずがなかろう? やれやれ全く、突然何を言い出すかと思えば、酔狂なことを……」
「……耳真っ赤だぞ」
呆れた様子で言うフレアに、リートはバッと耳を手で隠した。
それに、フレアは呆れた様子で大きく溜息をつき、続けた。
「俺はこう見えても、お前の分身みたいなモンだぜ? それくらいは分かるさ」
フレアはそう言うと、少し大きな木片を足で蹴り上げ、片手でキャッチする。
彼女の言葉に、リートは両手で耳を覆ったまま、フイッと視線を背けた。
それにフレアは溜息をつき、足元に落ちている木片を拾いながら続けた。
「……お前、イノセのこと好きだろ」
「……はっ?」
突然の言葉に、リートは間抜けな声で聞き返した。
すると、フレアは木片を拾いながら続けた。
「ダンジョンにいた頃から知ってたよ。っつか、お前、好きじゃない奴にキスするような奴じゃないだろ」
「……昔は、な」
「今でも、だろ」
言いながら、フレアは抱えていた木片を、リートの道具袋の中にしまった。
それからリートと向き直り、続ける。
「お前は、魔女になる前から……いや、ダンジョンに封印される前から大きく変わったつもりなのかもしんねぇけど、実際そうでもねぇだろ。……心の根っこの部分は、昔のまんまだ」
「……実際に見たわけではないお主に言われとうないわ」
「記憶を共有してんだ。実際に見るよりも信憑性はあるだろ」
そう言ってどこか悪戯っぽく笑うフレアに、リートは口を噤む。
彼女の反応にフレアは肩を竦め、ドカッと地面に腰かけた。
リートはそれを見て眉を潜めつつ、小さく口を開いた。
「……そういうお主はどうなのじゃ? イノセのこと……好きなのか?」
「あぁ。好きだぜ」
リートの質問に対して、フレアは何でもないことのように答えた。
それに、リートはムッとした表情を浮かべた。
「妾が聞いているのは、そういう好きでは無くってだな……!」
「あぁ知ってるよ。お前と同じ意味での好き、だろ?」
フレアの言葉に、リートはハッとした表情で彼女の顔を見た。
それに、フレアはゆっくりとリートの顔を見上げ、犬歯を見せて不敵に笑んだ。
「もちろん、好きだぜ? お前と一緒でな」
「……なぜ……」
「さぁな。まっ、分身ってことで好みも似るんじゃね?」
知らねぇけどよ、と笑いながらフレアは言う。
それに、リートは目を丸くしたまま、その様子を見つめた。
しばらくケラケラと笑っていたフレアは、やがてスッと表情を引き締め、目を伏せながら続ける。
「お前がイノセへの気持ちを認めないなら、俺はそれでも良いんだぜ。お前がグズグズしてる間に奪ってやる」
「……何を……」
「だが、それじゃあつまんねぇ。……敵は、強ければ強い程、おもしれぇからな」
言いながら、フレアは近くに落ちていた小さな木片を摘まんで持ち上げ、火魔法で火を点ける。
小さな木片はそれだけでボッと燃え上がり、すぐに炭となって粉砕し地面に落ちる。
フレアはリートの顔を見上げ、続けた。
「お前は普通に戦ったらクソ弱いけどよ。恋のライバルとしてなら、この上ない最強のライバルだ」
「……イノセを先に好きになったのは妾じゃ。貴様には譲らん」
「くはッ……やっと認めたなァ」
目に闘争心をギラギラと燃やしながらも、どこか喜々とした口調でフレアは言う。
その言葉に、リートはハッとした表情を浮かべ、すぐに目を逸らそうとする。
しかし、すんでのところで踏みとどまり、すぐに視線を戻した。
フレアはそれにニヤリと笑い、続けた。
「時間なんて関係ねぇよ。そんなもん全部ひっくり返して、振り向かせてやる」
「フンッ……妾のアプローチにすら靡かないあのイノセが、今更お主如きの好意に気付くものか」
互いに、あくまでも隙を見せない余裕の笑みを浮かべながら、見つめ合う。
その間にはバチバチと見えない火花が立ち、ピリピリした一触即発の空気感をつくり出す。
今にでも戦いが起こるのかと思われたその時、どこからか、ガサガサと草むらの中を歩いて来るような音が聴こえた。
「……イノセっ!」
先に音の主に気付いたのは、リートだった。
それに、フレアもバッと顔を上げ、こちらに歩いて来るこころに視線を向ける。
二人の反応に、こころは顔を上げて「おっ」と言った感じの表情を浮かべながら、草むらを掻き分けて近付いて来る。
やがて二人の目の前までやって来ると、疲れたように息をついて、口を開いた。
「二人共、こんな所にいたんだ……さっきの場所に誰も戻って来ないから、心配したんだよ」
「ふふ、すまんのぅ。少し長話をしてしまったわ」
こころの言葉に、リートはそう言いながら立ち上がる。
それに、こころは「長話って……いつの間にそんなに仲良くなったの?」と言いながら、リートとフレアを交互に見た。
リートはそれにクスッと小さく笑い、こころに近付いた。
「ま、それは別に良いではないか。それより、もうすぐ暗くなるし、早くノジュクを始めよう」
言いながら、リートはこころの腕に、ソッと自分の腕を絡めた。
それに、こころは「う、うん」と小さく頷きながら、促されるままに歩き出す。
「あ、おい……」
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それを見た瞬間、フレアは呼び止めるのを止めて、ヒクヒクと頬を引きつらせた。
「……あんにゃろう……」
小さく呟くが、フレアはすぐに息をつき、表情を緩めた。
それから気を取り直し、離れていくこころの元に駆け寄って空いている方の腕に自分の腕を絡めた。
「ホラ、早く行こうぜ! イノセ!」
「えぇっ?」
両腕が塞がったことで、こころは困惑したような声を上げた。
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