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~古代の島①~
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ーアマゾネスエリアー
声の聞こえた方向を見ると、ボディビルダーの様に筋肉質で日焼けした肌の女性がたっていた。
???「もう一度聞く!お前達は何者だ!」
ガブの手に噛み付いていた恐竜は声に驚き逃げていった。
ヤマト「オレ達は…こういう時なんて言ってたっけ…?」
コトミ「わたし達は怪しいモノではありません。」
???「ラチがあかない、質問を変えよう、この島に何をしに来た?」
ヤマト「オレはヤマト、ダークバロンを倒して、元の世界に帰る旅の途中だ!」
???「ヤマトか、ワタシはコルト、ワタシ達もダークバロンには恨みがあってな!」
コトミ「それじゃあわたし達の味方って事かしら?」
コルト「味方か...ヤツらの密偵スパイってこともある!一緒にワタシ達の部族の長の所まで来てもらおうか!」
ヤマト「オレたちそんなんじゃないって!」
レイナ「いいんじゃない?ここで言い争っても仕方ないし、それにこの人達どれくらい強いのかも気になるし!」
レイナは同じ人型女性モンスターとして、コルト達の部族の強さに興味があるようだ。
コトミ「まぁ仕方ない...着いて言ってみましょう。」
リュウグウ「みながそういうなら仕方ないな」
5人はコルトに着いて密林の奥へと入って行った。
コトミ「コルトさん、ダークバロンに恨みって一体...」
コルト「うーむ...密偵かも知れない奴らに言うべきか...」
ヤマト「だから!そんなんじゃないって...」
コルト「まぁいいか、この島にはワタシ達アマゾネスの他に獣人のアマゾネス達が住むエリアがあってな、普段はお互いのエリアには侵入不可条約があって滅多に顔も合わせない。だが最近獣人達がワタシ達のエリアを脅かすようになってきている。そこで獣人の1人を捕えてみるとなにやらダークバロンが関係している事までは分かったんだが...」
コトミ「それで?」
コルト「その捕虜は話を聞かせてくれる代わりに帰してやる契約をしていたのだが...話を聞いている途中何者かに消滅ころされたのだ...獣人達はワタシ達が消滅ころしたと思い、仇討ちの為、戦争状態にある。」
ヤマト「戦争だって!!!」
コルト「ワタシ達としても誤解を解きたいが何分腕っぷしは強いが口下手なヤツらが多くてな...上手く説得できないでいるんだ...。」
ヤマト「被害が大きくなる前に止めなきゃ!」
リュウグウ「ヤマト、モンスター同士、いや部族感の争いとなれば他よその者が何を言ったところで聞く耳を持たない、ましてやアマゾネス達にそう言わされてるとでも思われたら向こうは、オレ達まで標的にしてくる。悪い事は言わないから深く関わらない方がいいと思うぞ」
リュウグウはヤマトにだけ聞こえるように言った。
ヤマト「でもダークバロンのせいで目の前で起きてる事を見過ごせないよ!」
コルト「よく言ったヤマトよ!その根性気に入ったぞ!さぁここがワタシ達部族の村だ!」
ーアマゾネスエリア 集落ー
密林を抜けた先には小さな集落が広がっていた。
コルト「村長むらおさー!侵入者達を連れてきたぞー!」
村長むらおさと呼ばれるくらいだからある程度の年齢の、おばあさんが出てくると思っていた5人だったが呼ばれて出てきたのはヤマト達と変わらない位の年齢の少女が屈強な女戦士に囲まれながらヤマトたちの前に現れた。
村長むらおさ「アナタ達が侵入者なの?」
村長むらおさも自分と歳が変わらなそうな見た目のヤマトとコトミに対し侵入者とは信じられないというようなリアクションをする。
ヤマト「オレたち...侵入者というか...旅の途中でたまたま通りかかって...」
村長むらおさ「オレたち...この侵入者オトコなのね!たまたまだなんていやらしい...!」
アマゾネスはオンナだけの部族、オトコを見るのも初めてな村長むらおさはヤマトがオトコと言うだけで抵抗があるように見えた。
コルト「村長むらおさ落ち着いて、オトコには違いありませんがまだ子どもです!それにたまたまだって会話の流れで使う言葉ですから!」
コルトはヤマト達に対し、村長むらおさはまだ幼い為、他の種族といえどもオトコを見た事すら無いことを説明した。
コルトの説明でようやく話が進んでいく。
コルト「まぁそういう訳でして...この侵入者達をいかがなさいましょう?」
村長むらおさ「オトコというのはまだ引っかかるが...この戦争を終わらせてくれるのであればアマゾネスエリアへの侵入については許そう。」
コトミ「ありがとうございます村長むらおさ!」
村長むらおさ「村長むらおさはよせ、ゾネスでよいぞ!」
アマゾネスの部族を継いだ村長むらおさは代々ゾネスを名乗ることになると、コルトが補足で説明をした。
ヤマト「ありがとう、ゾネス!」
ゾネス「オマエには、許しとらん村長むらおさと呼べ!」
ヤマト「なんだよ...」
なかなか気を許して貰えないヤマト。
このままで獣人アマゾネスの誤解は解けるのか?
声の聞こえた方向を見ると、ボディビルダーの様に筋肉質で日焼けした肌の女性がたっていた。
???「もう一度聞く!お前達は何者だ!」
ガブの手に噛み付いていた恐竜は声に驚き逃げていった。
ヤマト「オレ達は…こういう時なんて言ってたっけ…?」
コトミ「わたし達は怪しいモノではありません。」
???「ラチがあかない、質問を変えよう、この島に何をしに来た?」
ヤマト「オレはヤマト、ダークバロンを倒して、元の世界に帰る旅の途中だ!」
???「ヤマトか、ワタシはコルト、ワタシ達もダークバロンには恨みがあってな!」
コトミ「それじゃあわたし達の味方って事かしら?」
コルト「味方か...ヤツらの密偵スパイってこともある!一緒にワタシ達の部族の長の所まで来てもらおうか!」
ヤマト「オレたちそんなんじゃないって!」
レイナ「いいんじゃない?ここで言い争っても仕方ないし、それにこの人達どれくらい強いのかも気になるし!」
レイナは同じ人型女性モンスターとして、コルト達の部族の強さに興味があるようだ。
コトミ「まぁ仕方ない...着いて言ってみましょう。」
リュウグウ「みながそういうなら仕方ないな」
5人はコルトに着いて密林の奥へと入って行った。
コトミ「コルトさん、ダークバロンに恨みって一体...」
コルト「うーむ...密偵かも知れない奴らに言うべきか...」
ヤマト「だから!そんなんじゃないって...」
コルト「まぁいいか、この島にはワタシ達アマゾネスの他に獣人のアマゾネス達が住むエリアがあってな、普段はお互いのエリアには侵入不可条約があって滅多に顔も合わせない。だが最近獣人達がワタシ達のエリアを脅かすようになってきている。そこで獣人の1人を捕えてみるとなにやらダークバロンが関係している事までは分かったんだが...」
コトミ「それで?」
コルト「その捕虜は話を聞かせてくれる代わりに帰してやる契約をしていたのだが...話を聞いている途中何者かに消滅ころされたのだ...獣人達はワタシ達が消滅ころしたと思い、仇討ちの為、戦争状態にある。」
ヤマト「戦争だって!!!」
コルト「ワタシ達としても誤解を解きたいが何分腕っぷしは強いが口下手なヤツらが多くてな...上手く説得できないでいるんだ...。」
ヤマト「被害が大きくなる前に止めなきゃ!」
リュウグウ「ヤマト、モンスター同士、いや部族感の争いとなれば他よその者が何を言ったところで聞く耳を持たない、ましてやアマゾネス達にそう言わされてるとでも思われたら向こうは、オレ達まで標的にしてくる。悪い事は言わないから深く関わらない方がいいと思うぞ」
リュウグウはヤマトにだけ聞こえるように言った。
ヤマト「でもダークバロンのせいで目の前で起きてる事を見過ごせないよ!」
コルト「よく言ったヤマトよ!その根性気に入ったぞ!さぁここがワタシ達部族の村だ!」
ーアマゾネスエリア 集落ー
密林を抜けた先には小さな集落が広がっていた。
コルト「村長むらおさー!侵入者達を連れてきたぞー!」
村長むらおさと呼ばれるくらいだからある程度の年齢の、おばあさんが出てくると思っていた5人だったが呼ばれて出てきたのはヤマト達と変わらない位の年齢の少女が屈強な女戦士に囲まれながらヤマトたちの前に現れた。
村長むらおさ「アナタ達が侵入者なの?」
村長むらおさも自分と歳が変わらなそうな見た目のヤマトとコトミに対し侵入者とは信じられないというようなリアクションをする。
ヤマト「オレたち...侵入者というか...旅の途中でたまたま通りかかって...」
村長むらおさ「オレたち...この侵入者オトコなのね!たまたまだなんていやらしい...!」
アマゾネスはオンナだけの部族、オトコを見るのも初めてな村長むらおさはヤマトがオトコと言うだけで抵抗があるように見えた。
コルト「村長むらおさ落ち着いて、オトコには違いありませんがまだ子どもです!それにたまたまだって会話の流れで使う言葉ですから!」
コルトはヤマト達に対し、村長むらおさはまだ幼い為、他の種族といえどもオトコを見た事すら無いことを説明した。
コルトの説明でようやく話が進んでいく。
コルト「まぁそういう訳でして...この侵入者達をいかがなさいましょう?」
村長むらおさ「オトコというのはまだ引っかかるが...この戦争を終わらせてくれるのであればアマゾネスエリアへの侵入については許そう。」
コトミ「ありがとうございます村長むらおさ!」
村長むらおさ「村長むらおさはよせ、ゾネスでよいぞ!」
アマゾネスの部族を継いだ村長むらおさは代々ゾネスを名乗ることになると、コルトが補足で説明をした。
ヤマト「ありがとう、ゾネス!」
ゾネス「オマエには、許しとらん村長むらおさと呼べ!」
ヤマト「なんだよ...」
なかなか気を許して貰えないヤマト。
このままで獣人アマゾネスの誤解は解けるのか?
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