48 / 57
~夢の島④~
しおりを挟む
ー夢の中ー
巨大ロボに乗り込んでいるリープスは、ガブを執拗に狙い続ける。
ヤマト「ガブ、キリがないよ!」
ガブ「ノイズのチカラを解放する!ヤマト進化だ!」
ヤマトはポケレーターを操作し、ガブを進化させる。
ノイズが取り込まれ、黒い姿での進化となる。
ガブ「進化!黒い轟雷」(バチバチッ)
ガブのカラダは先程までより強いノイズを発している。
コトミ「痛っ!」
コトミは急に頭を抱える。
ヤマト「コトミどうした?」
コトミ「大…丈夫だからリープスを…倒して」
コトミは辛そうにしている。
ヤマト「ガブ、コトミの様子がおかしい!はやくカタをつけた方が良さそうだ!」
ガブ「言われなくても!」
リープスの攻撃を凌ぎながらガブは応えた。
リープス「なんだかよくわからないけど、カタをつけるのはコチラの方よ!」
リープスの攻撃が凄まじくなる。
ガブはリープスの攻撃を避け巨大ロボに攻撃を仕掛けるも、また躱されてしまう。
リープス「ムダよ。隙だらけよ!」
リープスがカウンターを仕掛けたその時、ガブの黒い雷が、時間差でリープスを襲った。
リープス「ぎゃああああ」
ガブ「よくわかんなねぇけど、自動で追撃する黒い雷は避けられないようだな!」
コトミが倒れ込む。
ヤマト「ガブ、はやくしてくれ!」
ガブ「あいよ!」
ガブは拳で連打する。
その一撃一撃に黒い雷の追撃がある為リープスは避けても避けても追撃は避けられない。
リュウグウ「わかったぞ!リープスのワザの正体が!」
レイナ「ホントなの?」
リュウグウ「最初からなんか引っかかってたんだ、だけど自動追尾の黒い雷が教えてくれた!」
ヤマト「で?なんなんだワザの正体って?」
リュウグウ「リープスのワザは夢の中だけならなんでも想像した通りの事ができる、自分より上位のモノを召喚したり、今まで俺たちが受けたキズを復元したり、受けたハズの攻撃を避けたことにしたり、想像したものを具現化することもできる!」
ヤマト「それと黒い雷とどんな関係が?」
リュウグウ「リープスはガブの攻撃を対象に避けている、だから遅れて追撃してくる雷には対抗ができなかったんだ!」
リープス「ネタがバレたら仕方ないわね!このまま全員始末したいとこだけど仕方ない…」
リープスは夢の中からトレントと共に出ていった。
ヤマトは安全を確認してからガブの進化、ノイズ化を解き、コトミの元へ向かった。
コトミは意識が戻らないまま倒れている。
ヤマト「コトミ!コトミ!」
ーコトミの意識の中ー
コトミ(コトミって誰…?…わたしそんな名前じゃないわ…わたしの名前は███…わたしを呼ぶアナタは誰…?タケル…違う…アレはヤマト…ヤマトは確か█████…わたしここでなにしているの…はやく戻らなきゃ…でもどこへ…?…タケルの待つ場所へ…)
コトミの意識は混乱している。
失った記憶と今の記憶が混在し訳が分からなくなっている。
ー夢の中ー
ヤマト「コトミ!目を覚ませ!コトミ!」
コトミ「ヤ…マト」
コトミは静かに目を開ける。
コトミ「わたし…どうして…」
ヤマト「理由は分からないけど急に倒れて…」
コトミ「リープスは…?」
ヤマト「とりあえず退いたみたい。」
コトミ「そっか…よかった…」
コトミは意識の中での自問自答の記憶がなくなっていた。
ヤマト「急に頭が痛くなったみたいだけど…今までこんな事あったの?」
コトミ「覚えてない…」
ヤマト「今は落ち着いた?」
コトミ「えぇ…なんともないみたい。」
ヤマト「よかった、みんな心配したんだ、このままベアードみたいになっちゃうんじゃないかって…」
ベアードみたいというのは死を意味していることがわかる。
レイナ「なんともないならよかったじゃない。」
レイナの目には涙が見えた。
リュウグウ「でもなんだったんだろう?」
ガブ「コトミが無事ならいいじゃないか!」
コトミ「みんな心配してくれてありがとう。」
ーダークバロンの居城ー
リープス「お許しください、ダークバロン様、次こそは必ずや…」
ダークバロン「次があると思っている時点でアナタは3流なんですよ。」
リープスは既にダークバロンの闇の結晶に貫かれ絶命している。
ダークバロン「ヒトを具現化して尚敗北するとは…」
Dr.エイプ「次は誰を差し向けましょうかねぇ?」
ダークバロン「夢の島…アソコから近いのは確か…コレは面白いことになりそうですね。またしばらく傍観しましょう。」
ダークバロンとDr.エイプは不敵に笑う。
ー夢の島 草原ー
目を覚ましたヤマト。
ヤマト「アレ?オレ寝てたのか?」
コトミ「どうやら、わたし達全員同じ夢を見ていたみたい。」
リュウグウ「アレを夢と言うかなんというか…」
巨大ロボに乗り込んでいるリープスは、ガブを執拗に狙い続ける。
ヤマト「ガブ、キリがないよ!」
ガブ「ノイズのチカラを解放する!ヤマト進化だ!」
ヤマトはポケレーターを操作し、ガブを進化させる。
ノイズが取り込まれ、黒い姿での進化となる。
ガブ「進化!黒い轟雷」(バチバチッ)
ガブのカラダは先程までより強いノイズを発している。
コトミ「痛っ!」
コトミは急に頭を抱える。
ヤマト「コトミどうした?」
コトミ「大…丈夫だからリープスを…倒して」
コトミは辛そうにしている。
ヤマト「ガブ、コトミの様子がおかしい!はやくカタをつけた方が良さそうだ!」
ガブ「言われなくても!」
リープスの攻撃を凌ぎながらガブは応えた。
リープス「なんだかよくわからないけど、カタをつけるのはコチラの方よ!」
リープスの攻撃が凄まじくなる。
ガブはリープスの攻撃を避け巨大ロボに攻撃を仕掛けるも、また躱されてしまう。
リープス「ムダよ。隙だらけよ!」
リープスがカウンターを仕掛けたその時、ガブの黒い雷が、時間差でリープスを襲った。
リープス「ぎゃああああ」
ガブ「よくわかんなねぇけど、自動で追撃する黒い雷は避けられないようだな!」
コトミが倒れ込む。
ヤマト「ガブ、はやくしてくれ!」
ガブ「あいよ!」
ガブは拳で連打する。
その一撃一撃に黒い雷の追撃がある為リープスは避けても避けても追撃は避けられない。
リュウグウ「わかったぞ!リープスのワザの正体が!」
レイナ「ホントなの?」
リュウグウ「最初からなんか引っかかってたんだ、だけど自動追尾の黒い雷が教えてくれた!」
ヤマト「で?なんなんだワザの正体って?」
リュウグウ「リープスのワザは夢の中だけならなんでも想像した通りの事ができる、自分より上位のモノを召喚したり、今まで俺たちが受けたキズを復元したり、受けたハズの攻撃を避けたことにしたり、想像したものを具現化することもできる!」
ヤマト「それと黒い雷とどんな関係が?」
リュウグウ「リープスはガブの攻撃を対象に避けている、だから遅れて追撃してくる雷には対抗ができなかったんだ!」
リープス「ネタがバレたら仕方ないわね!このまま全員始末したいとこだけど仕方ない…」
リープスは夢の中からトレントと共に出ていった。
ヤマトは安全を確認してからガブの進化、ノイズ化を解き、コトミの元へ向かった。
コトミは意識が戻らないまま倒れている。
ヤマト「コトミ!コトミ!」
ーコトミの意識の中ー
コトミ(コトミって誰…?…わたしそんな名前じゃないわ…わたしの名前は███…わたしを呼ぶアナタは誰…?タケル…違う…アレはヤマト…ヤマトは確か█████…わたしここでなにしているの…はやく戻らなきゃ…でもどこへ…?…タケルの待つ場所へ…)
コトミの意識は混乱している。
失った記憶と今の記憶が混在し訳が分からなくなっている。
ー夢の中ー
ヤマト「コトミ!目を覚ませ!コトミ!」
コトミ「ヤ…マト」
コトミは静かに目を開ける。
コトミ「わたし…どうして…」
ヤマト「理由は分からないけど急に倒れて…」
コトミ「リープスは…?」
ヤマト「とりあえず退いたみたい。」
コトミ「そっか…よかった…」
コトミは意識の中での自問自答の記憶がなくなっていた。
ヤマト「急に頭が痛くなったみたいだけど…今までこんな事あったの?」
コトミ「覚えてない…」
ヤマト「今は落ち着いた?」
コトミ「えぇ…なんともないみたい。」
ヤマト「よかった、みんな心配したんだ、このままベアードみたいになっちゃうんじゃないかって…」
ベアードみたいというのは死を意味していることがわかる。
レイナ「なんともないならよかったじゃない。」
レイナの目には涙が見えた。
リュウグウ「でもなんだったんだろう?」
ガブ「コトミが無事ならいいじゃないか!」
コトミ「みんな心配してくれてありがとう。」
ーダークバロンの居城ー
リープス「お許しください、ダークバロン様、次こそは必ずや…」
ダークバロン「次があると思っている時点でアナタは3流なんですよ。」
リープスは既にダークバロンの闇の結晶に貫かれ絶命している。
ダークバロン「ヒトを具現化して尚敗北するとは…」
Dr.エイプ「次は誰を差し向けましょうかねぇ?」
ダークバロン「夢の島…アソコから近いのは確か…コレは面白いことになりそうですね。またしばらく傍観しましょう。」
ダークバロンとDr.エイプは不敵に笑う。
ー夢の島 草原ー
目を覚ましたヤマト。
ヤマト「アレ?オレ寝てたのか?」
コトミ「どうやら、わたし達全員同じ夢を見ていたみたい。」
リュウグウ「アレを夢と言うかなんというか…」
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる