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~四季島③~
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ー四季島 桜エリア 桜の泉ー
4人が向かった先、桜の泉は、ヤマト達が桜を見ながらゴハンを食べた場所の更に奥にある。
ヤマト「観光名所で平和なとこじゃなかったの?」
ベアード「もしかするとコレもヤツらが絡んでるのかもしれんのぉ...」
ガブ「泉の近くで声が聞こえる…」
ガブの耳がピクピクと動く。
4人は近くの茂みに隠れて話を聞く。
鎧桜A「最近妙な事多くが起こるな?」
桜鎧B「【常夏エリア】【モミジエリア】の方でも不思議な事が起きてるとかいう話だぞ!」
鎧桜A「【雪山エリア】は何も聞かないな?」
鎧桜B「四季島として、4つのエリアが和解してからも【雪山エリア】だけは昔からの鎖国的な考えだからなぁ...」
鎧桜A「【桜エリア】の兵士と言っても我々2人だから他のエリアまで犯人探しにも行けないしな...」
ガブ「オイラ達が代わりに捜してきてやるよ!」
ガブは茂みを飛び出し会話に混ざる。
鎧桜B「ヒィィー!この島で1番堅牢な檻に入れたはずなのにー!」
鎧桜A「脱走だー!脱走だー!」
鎧桜B「んっ?確か代わりに捜してきてやるとか言ってなかったか?犯人はオマエ達では無いのか?」
ベアード「今まで捕まってたのなにがらできるってんだい?」
桜鎧B「それもそうか!」
レイナ「あったりまえじゃない!アタシ達はこの島にも来たばかりなのに、桜を枯らせたり、泉を汚すなんて出来るわけないでしょ!」
鎧桜A「我々はこのエリアを留守にする訳にはいかない、代わりに捜してきてくれ!」
レイナ「命令口調は気に入らないけど、アタシらの仇かもしれないし行ってきてあげるわよ!」
ヤマト「そうだな!ダークバロンの手掛かりがあるかも知れないし、行ってみよう!」
ベアード「【常夏エリア】【モミジエリア】【雪山エリア】だったか?どういったルートで行けばいい?」
鎧桜B「それなら地図がある!」
鎧の中から古い地図を取り出す。
地図を見ると【桜エリア】の左隣が【常夏エリア】右隣が【雪山エリア】になっており、島を1周するような配置になっている。
ベアード「確か【雪山エリア】が怪しいとか言ってたな?すぐ隣じゃないか?」
桜鎧A「確かに地図上ではすぐ隣なんだが...【桜エリア】から【雪山エリア】には直接行けないようになっているんだ。」
ベアード「というと?」
桜鎧B「鎖国時代からのおっきな門があって、許可が無い者が勝手に出入り出来ないようになってる。だから左回りに【常夏エリア】【モミジエリア】を抜けて行くのが正規のルートになっている、ただ...」
ヤマト「ただ?」
鎧桜B「そのルートで入る事は出来ても戻ってきたモノはいない...」
ヤマト「えっ!?」
鎧桜A「ただの言い伝えかも知れないけど、直接見た人はいないし、もしかしたら【雪山エリア】側の港から別の島に向けて出発しただけかも知れないし...」
ベアード「とにかく1番怪しいのは【雪山エリア】だが情報を集めながら回り道していこう。」
ヤマト「地図はベアードが持ってくれよ、オレ方向オンチで地図も読めないんだ。」
ベアード「そうか、まぁ任せておけ。」
レイナ「なんだか平和な島だと思ってたけど色々あるのねぇ...」
鎧桜A「オマエ達にコレを渡しとく!入島許可証だ!これを見せれば他のエリアで捕まることは無いからな!」
ヤマト「ありがとう。オレたちでなんとかしてくるから島を1周したらまた会おう!」
鎧桜B「ありがとう、少年たち!間違えて逮捕してすまなかった!」
ヤマト「もう過ぎたことだし、いいって!」
ヤマト達は【常夏エリア】へと向かって歩いていく。
4人が向かった先、桜の泉は、ヤマト達が桜を見ながらゴハンを食べた場所の更に奥にある。
ヤマト「観光名所で平和なとこじゃなかったの?」
ベアード「もしかするとコレもヤツらが絡んでるのかもしれんのぉ...」
ガブ「泉の近くで声が聞こえる…」
ガブの耳がピクピクと動く。
4人は近くの茂みに隠れて話を聞く。
鎧桜A「最近妙な事多くが起こるな?」
桜鎧B「【常夏エリア】【モミジエリア】の方でも不思議な事が起きてるとかいう話だぞ!」
鎧桜A「【雪山エリア】は何も聞かないな?」
鎧桜B「四季島として、4つのエリアが和解してからも【雪山エリア】だけは昔からの鎖国的な考えだからなぁ...」
鎧桜A「【桜エリア】の兵士と言っても我々2人だから他のエリアまで犯人探しにも行けないしな...」
ガブ「オイラ達が代わりに捜してきてやるよ!」
ガブは茂みを飛び出し会話に混ざる。
鎧桜B「ヒィィー!この島で1番堅牢な檻に入れたはずなのにー!」
鎧桜A「脱走だー!脱走だー!」
鎧桜B「んっ?確か代わりに捜してきてやるとか言ってなかったか?犯人はオマエ達では無いのか?」
ベアード「今まで捕まってたのなにがらできるってんだい?」
桜鎧B「それもそうか!」
レイナ「あったりまえじゃない!アタシ達はこの島にも来たばかりなのに、桜を枯らせたり、泉を汚すなんて出来るわけないでしょ!」
鎧桜A「我々はこのエリアを留守にする訳にはいかない、代わりに捜してきてくれ!」
レイナ「命令口調は気に入らないけど、アタシらの仇かもしれないし行ってきてあげるわよ!」
ヤマト「そうだな!ダークバロンの手掛かりがあるかも知れないし、行ってみよう!」
ベアード「【常夏エリア】【モミジエリア】【雪山エリア】だったか?どういったルートで行けばいい?」
鎧桜B「それなら地図がある!」
鎧の中から古い地図を取り出す。
地図を見ると【桜エリア】の左隣が【常夏エリア】右隣が【雪山エリア】になっており、島を1周するような配置になっている。
ベアード「確か【雪山エリア】が怪しいとか言ってたな?すぐ隣じゃないか?」
桜鎧A「確かに地図上ではすぐ隣なんだが...【桜エリア】から【雪山エリア】には直接行けないようになっているんだ。」
ベアード「というと?」
桜鎧B「鎖国時代からのおっきな門があって、許可が無い者が勝手に出入り出来ないようになってる。だから左回りに【常夏エリア】【モミジエリア】を抜けて行くのが正規のルートになっている、ただ...」
ヤマト「ただ?」
鎧桜B「そのルートで入る事は出来ても戻ってきたモノはいない...」
ヤマト「えっ!?」
鎧桜A「ただの言い伝えかも知れないけど、直接見た人はいないし、もしかしたら【雪山エリア】側の港から別の島に向けて出発しただけかも知れないし...」
ベアード「とにかく1番怪しいのは【雪山エリア】だが情報を集めながら回り道していこう。」
ヤマト「地図はベアードが持ってくれよ、オレ方向オンチで地図も読めないんだ。」
ベアード「そうか、まぁ任せておけ。」
レイナ「なんだか平和な島だと思ってたけど色々あるのねぇ...」
鎧桜A「オマエ達にコレを渡しとく!入島許可証だ!これを見せれば他のエリアで捕まることは無いからな!」
ヤマト「ありがとう。オレたちでなんとかしてくるから島を1周したらまた会おう!」
鎧桜B「ありがとう、少年たち!間違えて逮捕してすまなかった!」
ヤマト「もう過ぎたことだし、いいって!」
ヤマト達は【常夏エリア】へと向かって歩いていく。
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