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~チュートリアル島⑧~
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ーチュートリアル島 マシンファクトリー内部ー
工場内には通路とベルトコンベアがあり、ヤマト達は通路を歩いて進んでいく。
通路と並ぶベルトコンベアではキカイが自動的にナニかを作っているのがわかる。
(ウィーン、ガシャ、ウィーン、ガシャ、ガシャコーン)
ナニかが運ばれ、ナニかが取り付けられ、次のレーンへと運ばれる。
一定のリズムでキカイが動く音が聞こえてくる。
カブ「耳が痛いよ」
ヤマト「ココで新たなキカイ族の仲間が作られているのか?」
ガブもヤマトも両手で耳を押さえながら歩いている。
ベアード「それにしてもワシらはこんなに堂々と入っていっていいのだろうか…」
レイナ「すぐにでもゴミの投棄をとめなきゃ…。」
工場内にはモンスターの影はなくキカイの音だけが響き渡る、それがより雰囲気を不気味にさせる。
不気味な雰囲気と騒音に悩まされるもヤマト達は通路を進んでいく。
工場長「キョウハ ナンノ ノウヒン デシタカナ ?」
奥から一体のモンスターが現れる。
レイナ「コイツが…」
ベアード「模様な様なものはどこにも無さそうだのぉ」
ベアードはダークバロンによって操られていないことを確認する。
工場長「モヨウ? ナンノコトデス?」
ガブ「どうやら話は通じるようだな」
ヤマト「どうして港町にゴミを投棄するんだっ!」
工場長「ドウシテ…? ワレワレハ プログラム ドオリニ サギョウヲ シテイル ダケダ…ドウシテ? ナド カンガエタコトモナイ…」
レイナ「まだシラを切る気かっ!」
武器を構えるレイナ。
ベアード「そうか、そうかお嬢さんよ、コイツをやっても無駄なようだのぉ、コイツにも命令している親玉がいそうじゃな。」
ヤマト「コイツじゃないのか…」
ガブ「オイッ オマエ! オマエに命令している奴はどこにいるんだ!」
工場長「…ブチョウ? ジョウム? センム? フクシャチョー?シャチョー?」
工場長の頭の部分からモクモクと煙があがる。
ヤマト「この場合はシャチョーかな?」
ガブ「そのシャチョーっていうのはどこにいる?」
工場長「シャチョーハ イマイナイ オウサマ二 アタラシイ ナカマヲ トドケニイッタ。」
ヤマト「王様だって???」
ベアード「オマエが知る限り、トップは王様なの
か?」
工場長「オウサマ イチバン エライヒト ワレワレハ オウサマノ メイレイドオリ ハタラク」
レイナ「その王様ってのに命令を辞めさせればいいんだな!」
ガブ「話は通じそうだしなんとかなるんじゃないか?」
ヤマト「その王様はどこにいるんだ?」
工場長「オウサマ コノコウジョウノ イチバンウエ二 イル」
ベアード「上か…さっき外から見る限りとんでもなく高いようだのぉ」
レイナ「どうやったら1番上までいける?」
工場長「オウサマ二 アイタイ? ソコノエレベーターヲ
ツカウト ハヤイ」
ヤマト「こいつ聞かれたことに対しては正直に応えるのか?」
ガブ「そうみたいだぞ?いつから王様の命令でゴミを港町に棄てる様になったんだ?」
工場長「ハントシマエ オウサマノ メイレイガ カワッタ」
ヤマト「半年前に何があったんだ?」
ガブ「直接王様に聞きに行こうぜ!」
ガブはエレベーターへと向かう。
レイナ「考えてたってしょうがない、王様ってのを問いただす!」
レイナもガブのあとに続く。
ベアード「本人に直接聞いてみればよかろう、ヤマト行くぞ」
ベアードのに促されヤマトもエレベーターへと向かう。
エレベーターに乗り込む4人。
ボタンはブチョウ・ジョウム・センム…と続き1番上にオウサマのボタンを見つける。
ヤマト「コレだな!」
ボタンを押すとエレベーターのトビラが締まり上昇を始めた。
工場内には通路とベルトコンベアがあり、ヤマト達は通路を歩いて進んでいく。
通路と並ぶベルトコンベアではキカイが自動的にナニかを作っているのがわかる。
(ウィーン、ガシャ、ウィーン、ガシャ、ガシャコーン)
ナニかが運ばれ、ナニかが取り付けられ、次のレーンへと運ばれる。
一定のリズムでキカイが動く音が聞こえてくる。
カブ「耳が痛いよ」
ヤマト「ココで新たなキカイ族の仲間が作られているのか?」
ガブもヤマトも両手で耳を押さえながら歩いている。
ベアード「それにしてもワシらはこんなに堂々と入っていっていいのだろうか…」
レイナ「すぐにでもゴミの投棄をとめなきゃ…。」
工場内にはモンスターの影はなくキカイの音だけが響き渡る、それがより雰囲気を不気味にさせる。
不気味な雰囲気と騒音に悩まされるもヤマト達は通路を進んでいく。
工場長「キョウハ ナンノ ノウヒン デシタカナ ?」
奥から一体のモンスターが現れる。
レイナ「コイツが…」
ベアード「模様な様なものはどこにも無さそうだのぉ」
ベアードはダークバロンによって操られていないことを確認する。
工場長「モヨウ? ナンノコトデス?」
ガブ「どうやら話は通じるようだな」
ヤマト「どうして港町にゴミを投棄するんだっ!」
工場長「ドウシテ…? ワレワレハ プログラム ドオリニ サギョウヲ シテイル ダケダ…ドウシテ? ナド カンガエタコトモナイ…」
レイナ「まだシラを切る気かっ!」
武器を構えるレイナ。
ベアード「そうか、そうかお嬢さんよ、コイツをやっても無駄なようだのぉ、コイツにも命令している親玉がいそうじゃな。」
ヤマト「コイツじゃないのか…」
ガブ「オイッ オマエ! オマエに命令している奴はどこにいるんだ!」
工場長「…ブチョウ? ジョウム? センム? フクシャチョー?シャチョー?」
工場長の頭の部分からモクモクと煙があがる。
ヤマト「この場合はシャチョーかな?」
ガブ「そのシャチョーっていうのはどこにいる?」
工場長「シャチョーハ イマイナイ オウサマ二 アタラシイ ナカマヲ トドケニイッタ。」
ヤマト「王様だって???」
ベアード「オマエが知る限り、トップは王様なの
か?」
工場長「オウサマ イチバン エライヒト ワレワレハ オウサマノ メイレイドオリ ハタラク」
レイナ「その王様ってのに命令を辞めさせればいいんだな!」
ガブ「話は通じそうだしなんとかなるんじゃないか?」
ヤマト「その王様はどこにいるんだ?」
工場長「オウサマ コノコウジョウノ イチバンウエ二 イル」
ベアード「上か…さっき外から見る限りとんでもなく高いようだのぉ」
レイナ「どうやったら1番上までいける?」
工場長「オウサマ二 アイタイ? ソコノエレベーターヲ
ツカウト ハヤイ」
ヤマト「こいつ聞かれたことに対しては正直に応えるのか?」
ガブ「そうみたいだぞ?いつから王様の命令でゴミを港町に棄てる様になったんだ?」
工場長「ハントシマエ オウサマノ メイレイガ カワッタ」
ヤマト「半年前に何があったんだ?」
ガブ「直接王様に聞きに行こうぜ!」
ガブはエレベーターへと向かう。
レイナ「考えてたってしょうがない、王様ってのを問いただす!」
レイナもガブのあとに続く。
ベアード「本人に直接聞いてみればよかろう、ヤマト行くぞ」
ベアードのに促されヤマトもエレベーターへと向かう。
エレベーターに乗り込む4人。
ボタンはブチョウ・ジョウム・センム…と続き1番上にオウサマのボタンを見つける。
ヤマト「コレだな!」
ボタンを押すとエレベーターのトビラが締まり上昇を始めた。
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