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06:初めてのクリスマス
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クリスマスパーティーの翌日。
コタくんはお昼過ぎに私の家にまた来てくれた。
私は起きたときからずっとドキドキが止まらなかった。
だって今日はコタくんと初めて、その……、しちゃう日だったから。
私は朝からシャワーを浴びて念入りに体を洗ったり、お母さんが使ってる髪の毛がサラサラになる、高いトリートメントを髪の毛につけて準備を整えていた。
それでも、まだやっていなことがあるんではないか、もっとできることがあるのではないかとアワアワしているうちに、あっという間にコタくんが来る時間になってしまったという訳だ。
「はい。お土産だよ」
コタくんはそういうと、近所のスイーツ店で売っているプリンを手渡してくれた。
私はこのプリンがとても好きだというのは、昔コタくんに言ったことがあるんだけど、まさか覚えてくれているとは思ってもみなかったので、二重の意味で大喜びしてしまう。
やっぱりコタくんのこと大好き!
コタくんと付き合うことが出来た私は本当に幸せ者だよ!
ルンルン気分で私の部屋まで行くと、コタくんにちょっと待っててもらって紅茶を用意しにキッチンへ向かう。
その後は2人で美味しくプリンを食べた後、ゲームをしたりして遊んだ。
ゲームしながらも、いつコタくんとしちゃうのかとドキドキしていたのは内緒だ。
「ふぅ。ちょっと休憩しようか?」
ゲームをたくさんした後に、コタくんがそう言ってベッドに寄りかかった。
そして、「弥生もこっちにおいで」と手招きしてくれたので、スススッと隣に行ってちょこんと座った。
コタくんは私の肩に腕を回したと思ったら、顔をグイッと自分の方に向けさせられた。
(あっ、私これからキスされちゃう)
そう思ったら、先よりも心臓の音が激しくなって、顔が真っ赤になったのが自分でも分かった。
――ちゅっ
最初は触れるか触れないかくらいの優しいキス。
それが何回か続いたと思ったら、唇の柔らかさが分かるくらい長いキスに変わった。
そして、私の口の中にコタくんの柔らかい舌が侵入してきて、私の理性を粉々に破壊してしまう。
(好き。好き好き好き好き! コタくん大好き!!!)
私の頭の中はコタくんで全てが埋まってしまう。
もうコタくんのことしか考えられない。
コタくん、コタくんって思っていたら、胸が触られる感触がした。
あっ……。コタくんに私のおっぱいを触られてる。
人に胸を触られるなんてもちろん初めての経験だ。
だけどコタくんの手が触れてくれたって思ったら、途端に体が痺れるような快感が全身を襲ってきた。
何これ? 何これ?
知らない。
私こんなの知らないよ!
最初は洋服の上から触ってきたけど、気付いたらコタくんの手は洋服の中に入ってきた。
ダメ。
これ以上されたら私もうダメになっちゃう。
―
その後私とコタくんは無事に一つになることができた。
今は裸のままコタくんと一緒に私のベッドで横になっている。
私はコタくんと身も心も一つになれたことが嬉しくて、完全に舞い上がってたんだけど、一つの疑問が浮かんでくる。
(コタくんちょっと手慣れてない? ゴムもスムーズにつけてたし……)
そう思った私は途端に不安になってきてしまった。
ひょっとしたらコタくんの初めては私じゃないのかも。
そうさっきまで幸せに包まれていたけど、気付いたら悲しくなっちゃって涙が出てしまった。
「ど、どうしたの?」
コタくんは慌てながら私の涙の理由を聞いてきた。
「コ、コタくんが上手すぎて……。ひょっとしたら……初めてじゃなかったのかな、って思うと悲しくなっちゃって……」
私が涙の理由を口にすると、「バカだな……」と言いながら頭を撫でてくれた。
「俺も弥生とが初めてだったよ。だけど、男なんだから弥生のことをちゃんとリードしたいと思ったんだ。内心では失敗してないかヒヤヒヤしてたよ」
コタくんが照れながら言ってくれた言葉が嬉しくて、私は「コタくん大好き」と抱き締めてしまった。
ちょっと待って!
私の彼氏かっこ良すぎませんか??
こんなにかっこいいコタくんの彼女でいられる私は世界で一番の幸せ者なんじゃないですか?
その後よくよく聞いてみると、やり方を間違えないようにエッチな動画を色々と見たり、ネットで検索したり、脳内シミュレーションをたくさんしてたんだって。
あとゴムもスムーズにつけられるように何回か練習してたらしい。
その光景を想像したらちょっと笑えてきちゃったけど、私との初めてのエッチのために準備してくれてるって思ったら、またしても嬉しい気持ちになっちゃった。
だけど……。
「エッチな動画を見るのはちょっと嫌かも。もしコタくんがムラムラしたら、私が頑張るから。だから我慢しないでいつでも言ってね?」
「あ、あぁ。ありがとな、弥生。これからたくさんエッチするからな! 覚悟しておけよ!」
そう言うとコタくんは私に覆いかぶさってきたので、「きゃ~」って形だけの悲鳴をあげてまたイチャイチャしてると、気付いたらまたエッチなことしちゃってたよ。
最初はちょっと痛かったけど、 2回目はまだなんとか大丈夫だったかな?
これが本当の気持ちいいになったとき、私は一体どうなっちゃうんだろう?
ちょっと怖いなって思いながらも、その日が来るのが実は楽しみで仕方がなかった。
コタくんはお昼過ぎに私の家にまた来てくれた。
私は起きたときからずっとドキドキが止まらなかった。
だって今日はコタくんと初めて、その……、しちゃう日だったから。
私は朝からシャワーを浴びて念入りに体を洗ったり、お母さんが使ってる髪の毛がサラサラになる、高いトリートメントを髪の毛につけて準備を整えていた。
それでも、まだやっていなことがあるんではないか、もっとできることがあるのではないかとアワアワしているうちに、あっという間にコタくんが来る時間になってしまったという訳だ。
「はい。お土産だよ」
コタくんはそういうと、近所のスイーツ店で売っているプリンを手渡してくれた。
私はこのプリンがとても好きだというのは、昔コタくんに言ったことがあるんだけど、まさか覚えてくれているとは思ってもみなかったので、二重の意味で大喜びしてしまう。
やっぱりコタくんのこと大好き!
コタくんと付き合うことが出来た私は本当に幸せ者だよ!
ルンルン気分で私の部屋まで行くと、コタくんにちょっと待っててもらって紅茶を用意しにキッチンへ向かう。
その後は2人で美味しくプリンを食べた後、ゲームをしたりして遊んだ。
ゲームしながらも、いつコタくんとしちゃうのかとドキドキしていたのは内緒だ。
「ふぅ。ちょっと休憩しようか?」
ゲームをたくさんした後に、コタくんがそう言ってベッドに寄りかかった。
そして、「弥生もこっちにおいで」と手招きしてくれたので、スススッと隣に行ってちょこんと座った。
コタくんは私の肩に腕を回したと思ったら、顔をグイッと自分の方に向けさせられた。
(あっ、私これからキスされちゃう)
そう思ったら、先よりも心臓の音が激しくなって、顔が真っ赤になったのが自分でも分かった。
――ちゅっ
最初は触れるか触れないかくらいの優しいキス。
それが何回か続いたと思ったら、唇の柔らかさが分かるくらい長いキスに変わった。
そして、私の口の中にコタくんの柔らかい舌が侵入してきて、私の理性を粉々に破壊してしまう。
(好き。好き好き好き好き! コタくん大好き!!!)
私の頭の中はコタくんで全てが埋まってしまう。
もうコタくんのことしか考えられない。
コタくん、コタくんって思っていたら、胸が触られる感触がした。
あっ……。コタくんに私のおっぱいを触られてる。
人に胸を触られるなんてもちろん初めての経験だ。
だけどコタくんの手が触れてくれたって思ったら、途端に体が痺れるような快感が全身を襲ってきた。
何これ? 何これ?
知らない。
私こんなの知らないよ!
最初は洋服の上から触ってきたけど、気付いたらコタくんの手は洋服の中に入ってきた。
ダメ。
これ以上されたら私もうダメになっちゃう。
―
その後私とコタくんは無事に一つになることができた。
今は裸のままコタくんと一緒に私のベッドで横になっている。
私はコタくんと身も心も一つになれたことが嬉しくて、完全に舞い上がってたんだけど、一つの疑問が浮かんでくる。
(コタくんちょっと手慣れてない? ゴムもスムーズにつけてたし……)
そう思った私は途端に不安になってきてしまった。
ひょっとしたらコタくんの初めては私じゃないのかも。
そうさっきまで幸せに包まれていたけど、気付いたら悲しくなっちゃって涙が出てしまった。
「ど、どうしたの?」
コタくんは慌てながら私の涙の理由を聞いてきた。
「コ、コタくんが上手すぎて……。ひょっとしたら……初めてじゃなかったのかな、って思うと悲しくなっちゃって……」
私が涙の理由を口にすると、「バカだな……」と言いながら頭を撫でてくれた。
「俺も弥生とが初めてだったよ。だけど、男なんだから弥生のことをちゃんとリードしたいと思ったんだ。内心では失敗してないかヒヤヒヤしてたよ」
コタくんが照れながら言ってくれた言葉が嬉しくて、私は「コタくん大好き」と抱き締めてしまった。
ちょっと待って!
私の彼氏かっこ良すぎませんか??
こんなにかっこいいコタくんの彼女でいられる私は世界で一番の幸せ者なんじゃないですか?
その後よくよく聞いてみると、やり方を間違えないようにエッチな動画を色々と見たり、ネットで検索したり、脳内シミュレーションをたくさんしてたんだって。
あとゴムもスムーズにつけられるように何回か練習してたらしい。
その光景を想像したらちょっと笑えてきちゃったけど、私との初めてのエッチのために準備してくれてるって思ったら、またしても嬉しい気持ちになっちゃった。
だけど……。
「エッチな動画を見るのはちょっと嫌かも。もしコタくんがムラムラしたら、私が頑張るから。だから我慢しないでいつでも言ってね?」
「あ、あぁ。ありがとな、弥生。これからたくさんエッチするからな! 覚悟しておけよ!」
そう言うとコタくんは私に覆いかぶさってきたので、「きゃ~」って形だけの悲鳴をあげてまたイチャイチャしてると、気付いたらまたエッチなことしちゃってたよ。
最初はちょっと痛かったけど、 2回目はまだなんとか大丈夫だったかな?
これが本当の気持ちいいになったとき、私は一体どうなっちゃうんだろう?
ちょっと怖いなって思いながらも、その日が来るのが実は楽しみで仕方がなかった。
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