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甘えんぼさんその一♡ と~っても甘えんぼさんなスケベ王子様なのでしたっ♡♡♡

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――××県向井霞市霞前区(××けんむかいかすみしかすみまえく)にある県立向井霞高等学校(けんりつむかいがすみこうとうがっこう)の一年五組に通うちょっとばかし背が低いことが悩みなごく普通の高校生、オレ『道長すみや(みちながすみや)』の入学してからできたクラスメイトで親友的存在ないっくんこと『能登侑一(のとゆういち)』は、誰にでも分け隔てなく優しく親切で笑顔がとっても爽やかキラキラなイケメン紳士くんという、いわゆる世間様でいうところのパーフェクトモテ男というヤツであった。


けれども、


「――おっと、大丈夫? 突然よろけたみたいだけどどこか具合悪くなったのかな……俺でよければ一緒に保健室ついていこうか?」

「はは、ううん気にしないで。わからないところがあったらいつでもまた俺を頼ってくれてかまわないよ。うん、今週末のテストお互い頑張ろうね」

「わぁすごく美味しいねこの手作りクッキー。形もどれもとっても可愛いし、こんな美味しいお菓子作れちゃうなんてさすがだなぁ」

「何かあったら今日みたいにいつでも俺を呼んでくださいね。先生のお役に立てるのでしたら、生徒冥利に尽きるというものです。はは、なぁんて」


と、常日頃こんな台詞や行動をなんてことのないようにごく自然に行い。


「きゃあ~~~っ待って待って待ってぇ! 今アタシ能登王子くんと目ぇ合っちゃったんですけどぉ♡♡」

「アヤなんて朝廊下に落ちたハンカチ侑一くんにわざわざ拾ってもらっちゃったもんね~♡ あぁんっもう絶対このハンカチ洗わないっ♡」

「ほんっとあのプリンススマイル最高すぎるぅ♡♡」

「…い、陰キャのうちにまで優しく話しかけてくれるとかさぁ……っダメダメ! うちには心に決めた推しがっ、推し様が~~っ!!」

「……教師と生徒、年の差、世間の目………ふぅ。いいわっ、能登くんのためなら私はすべてを捨てられる…!!!!」


…etcetc、クラスメイトの女子から学年上の先輩、はたまた女性教師と思われる人物からさえも狙われ、『リアル王子様♡』だときゃあきゃあと所かまわず日々みんなに騒がれまくっている、オレにとっても自慢でしかないいっくんは――…





ぐぐぐっ、ぐいぐいぐりりぃっ♡♡♡

「んあぁんっ♡♡♡ …っ、もぉぉお部屋にお邪魔した途端にオレのズボン越しのお尻に固いモノぉ…んっ、しかも下着まで素早く脱いだ状態で当ててきたのはどこの誰ですかぁ…?♡」
「はっはっはぁ…♡♡ ふふ、みやのことを世界で一番大好きだって思ってる男、か~なっ♡♡♡」

ぐぐいっ♡♡ カクカクヘコヘコヘコぉ♡♡♡

「ひあぁぁっ♡♡♡ んんんっ、そ、そんなにいきなりヘコヘコ腰振りしちゃらめぇっ…♡♡ あっあぁん、いっくんっ♡♡ いっくんのおちんぽ固くてあちゅいのぉぉ♡♡♡」
「はぁぁみやぁ♡♡ みや可愛いっ♡ えっちに喘ぐ声も可愛くて、んっ、俺もますますみやのズボン越しでもわかる柔らかいお尻にもっともっとって勃起ちんぽぐりぐり擦りつけたくなっちゃうよっ…♡♡ はっ、はぁみやぁ♡ みやのえっちなお尻気持ちいぃよぉ腰ヘコカクカクとまんないぃぃんぐぅぅぅ♡♡♡」

ヘコヘコヘコヘコっ♡♡♡ ぐっぐっズリズリカクカクカクカクカクぅっ♡♡♡

「あっぁぁんっ♡♡ ぃあっ、らめぇぇ♡ いっくんすとっ、すとっぷしてぇんあぁぁっ♡♡」 
「みやっみやっみやぁぁぁっ♡♡ あぁぁもう無理っ、みやのズボン越しのえっちなお尻に射精するっ♡♡ ザーメンマーキングするうぅぅぅぅっ♡♡♡ う゛っ…♡♡♡♡」

ガクガクガクガクっ、びゅっ、びゅるるるるびゅびゅうぅっ♡♡♡♡

「ひぁっやぁぁぁ♡♡♡ ……っぁ、はひゅ…おしり、あちゅいのでいっぱい、なのぉ…♡♡」
「ふ、はぁ、はぁぁ…♡♡ ん、みやごめん。今うちに俺たち以外誰もいないんだって思って、それで俺の部屋に入ってきたみやの可愛いお尻が目の前で揺れてるの見ちゃったらなんか、我慢がきかなくなっちゃって……」
「っ、も…ほんといっくんは、学校ではあんなに爽やかイケメン紳士なのに……んぁ、オレにだけは甘えんぼさんなスケベ、なんだからぁ…♡♡」
「! ……みやにだけ甘えんぼスケベな俺は、ダメ?」
「っ!? ぅ、ぁ……~~~~っああもうわかってるくせにその顔ズルすぎっ!! ダメなわけないでしょっ、オレだっていっくんのこと世界で一番大好きなんだからねっ!!!」
「みっ、みやぁ~♡♡♡」
「…だ、だからほら……」
「へ…」

ぐぐっ、すりすりすりり♡♡♡

「っ、」
「ぁん、だからほらぁ…さっき射精したばっかだっていうのにもうこんなにビンビンに固くなってきちゃってるいっくんの元気な勃起おちんぽさんを、今度はオレの準備万端ぬるぬる生おまんこで甘えさせてあげてもイイ、けどもぉ……どうするいっくん?♡」
「っっっ♡♡ うっ、ぐぅ…はぁ、正直もうそのえっちなお尻ぐりぐり擦りつけ攻撃とえろえろすぎる誘い台詞と声だけで今すぐにでもイっちゃいそうで俺ヤバいんですけどぉ…♡♡♡」
「! あははっ、いっくんってば実はめちゃくちゃそーろーさんだもんね♡♡ …しかもそれでいて絶倫だし、ほぉんと手に負えない…♡」
「それもこれも、俺の恋人が世界一えっちで可愛すぎるのがいけないんですぅ♡ ――だからもちろん、」
「え、んむぅ、」

ぐいっ、ちゅっちゅぅ…♡♡

「……ん、もちろん今日もたっぷり甘えまくっちゃうからさ♡ 覚悟しててよね、みや♡♡♡」
「っ、ふふ、どーんとこいだよっいっくん♡ …って、んぁっ、あんっいっく――…♡♡♡♡」





ってな感じに、なんでもないとある日曜日の午後のいっくん宅の彼の部屋にて、おばさんとおじさんが用事で家にいないのをいいことにすぐさまえっちなコトを仕掛けてきちゃうような、


そぉんなっ親友兼恋人のオレにだけはと~っても甘えんぼさんなスケベ王子様なのでしたっ♡♡♡




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